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司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

目指せ!自然体の司会

時折り、打ち合わせ時、それとなく、
「ここ山梨では、女性司会者がほとんどですが、良くぞ男性司会者を選んで下さいましたね・・」と笑顔でお伺いすることがあります。
おおむね共通して、「友人の披露宴で女性司会者が随分目立ちすぎていて・・。主役は新郎新婦なのに、司会者が主役みたい・・」

私はウェイターもやっていますので、いろんな司会者を見聞きできます。
山梨にも素晴らしい女性司会者がたくさんいることを知っています。
男性司会者だって少ないけど、いいなぁ・・と思う司会者もいれば、なんだか、なんだか・・と思うような司会者もいます。
ですから女性司会者は・・とか、男性司会者は・・とかで、一括りにはできない事を十分認識しているつもりです。

しかし私の担当するカップルの2組が連続して、女性司会が目立ちすぎて・・と言っていることと、私自身ウェイターをやりながら常々そう感じる事を合わせますと、傾向として、あくまで傾向として、目立ちすぎる女性司会者が多い・・と言わざるを得ません。

嫌われ者になるのは覚悟で、私は声を大にして、目立ちすぎる司会をやめよう!と言いたいのです。
決して女性司会者に限定して言うつもりはありません。
より良い司会者を目指している男女問わずの方々に、方向性の共通認識を持ちたい思いで言っているのです。

司会を演ずるのはやめましょう。
普通に話し、アナウンスしましょう。
自身の感情や思いの高ぶりに従って、声のトーンが上がっていくのなら、それは自然で素晴らしい演出で、司会を演ずる事とは一線を画します。


話はちょっとスキップして、時折り、新郎新婦入場、ケーキ入刀、乾杯、祝宴スタート・・あらゆる場面転換ごとに、さぁいよいよ入場です、さぁいよいよケーキ入刀です、さぁいよいよ乾杯です・・と、ことあるごとに『さぁ、いよいよ・・』を連発する司会者がいます。

『さぁ、いよいよ・・』は、待ちに待ったという実感があった時、あるいは新郎新婦が唯一力を入れているイベントなどに用いると、<さぁ、いよいよ・・>は生きてきます。
そうではない場合に連発すると、機械的なコメントとして受け取られてしまいます。
そのうえ実感が伴っていない為、声のトーンが不自然で、なんとなくわざとらしく聞こえてしまうのです。避けたい<演ずる司会>に、よくあるケースです。

やはりその場面場面に即したコメントを日々心がける事が、演ずる司会から脱却する唯一の近道だと思います。
<演ずる司会>に気付いた時、ちょっぴり<自然体の司会>に近づきます。

そういうお前は・・と問われると、
「自然体の司会が、できる時もあればできない時もあります。それでも、志(こころざし)だけは高く持ち、より良い司会を目指して一所懸命努力を続けます」と答えます。
by qqbh8530 | 2008-08-24 17:04

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by こうちゃん