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司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

心を亡くして忘れる

3ヶ月ほど前こんな事がありました。

私は親戚の叔父さんとちょっとした約束をしました。
私はそれをすっかり忘れていました。
叔父さんは叔父さんで、私が約束を果たすのをじっと待って、私には何も言わず時は流れていきます。

私はその約束を忘れているのですから、いつになっても約束は果たされる事はありません。
結局時期が来て、叔父さんはあきらめます。
叔父さんにとっては、なにか私に裏切られた形となり、不快感を持ったようです。当然のことと思います。

幸いな事に、従兄弟を介して<叔父さんの不快感>を知る事ができ、私はその時初めて約束を思い出しました。

瞬間、私の中には、言ってくれればよかったのに・・という思いが出てきましたが、それを言ったところで、叔父さんの、約束を破られた不快感はそのまま残るわけですから、何の解決にもなりません。

素直に「ごめんなさい」と謝りました。




司会をしていても同じような失敗をしています。

披露宴当日、開宴前のあわただしい時、新郎母から「今日はうちのおじいちゃんおばあちゃんの結婚記念日ですの、後々で結構ですから、時間がありましたらお披露目して下さいね」と依頼がありました。

時間がありましたらお披露目下さいね・・は、時間を作ってぜひご披露して下さい、おじいちゃんおばあちゃんが喜びますから・・と真意を読み取らねばなりません。

にもかかわらず、私はすっかり忘れてしまいました。
披露宴が終わり、自宅に帰ってくつろいでいる時に初めて「はっ!」と思い出したのです。

すぐに、電話で丁重に謝罪しました。
案の定ご両親はご立腹でした。
さすがにこの時ばかりは、自分の中の「宴の終了前にでも一言言って下さればよかったのに・・」という思いは即座に打ち消しました。

忘れてしまった・・は言い訳にもなりません。
この2つの事例から学びはたくさんあります。

忘れるという字は、心を亡(な)くすと書きます。
 *約束は心してする。
 *心亡く、してしまう約束は、きっと忘れる。

忘れっぽい体質は致しかたありません。
忘れない工夫はできます。

できる限りその時その場で、その約束をメモする。
これをしっかり身に付けなければなりません。

そのメモがどこにあるのかわからないようになってしまったら、その時は私も引退を考えなければなりません!ハイ


photo by Tomo.Yun心を亡くして忘れる_d0054785_1363956.jpg
http://www.yunphoto.net
by qqbh8530 | 2007-04-18 13:06 | よりよい人生の為に

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by こうちゃん