主役・脇役・司会の関係
私の司会者の立ち位置は「脇役」です。
新郎新婦や祝辞者等の主役を立てる役目の「脇役」です。
脇役ですので、声高に主張はいたしません。
どちらかというと控えめなアナウンスです。無駄な言葉はそぎ落とし、お客様の集中を邪魔しないようにと心がけています。
名脇役というと、私にはNHKの<葛西聖二アナウンサーと森田美由紀アナウンサー>が真っ先に思い浮かびます。
抑制された、洗練されたアナウンスメントが魅力です。
決して出すぎず主役を立てる・・。
主張はしないんだけど、なにか暖かみや優しさ、謙虚さが感じられ、その人の柔らかな人柄が伝わってくる・・そんなアナウンサーに思えます。
また井上陽水のバックバンドのメンバーも素晴らしい名脇役振りを発しています。
陽水の唄の世界を壊さないよう、陽水がくっきりと浮かび上がるよう、決して自らを主張せず抑制とバランスの取れた演奏で陽水の唄をサポートします。ぴったりと陽水の心情に寄り添って演奏しています。
司会もかくありたいと思います。
*新郎新婦を立てる司会。
*声高に主張しない司会。
*声は創らないで普通に話しかけるような司会。
*新郎新婦や列席者の心情に寄り添った司会。
*黒子に徹する司会。
「黒子」といえば以前<黒子に徹する気持ち>というタイトルで記事をアップしています。良かったら覗いてみて下さいませ。
ブログデビュー間もない頃の記事です。
自分で言うのもなんですが、なかなか新鮮で良い内容に思えます。あっ!さりげなく声高に主張してしまいましたね(笑い)
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photo by Tomo.Yun
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