手紙代読
披露宴の最終コーナー、新郎新婦からご両親へ<花束贈呈>があります。
その花束贈呈前に、新婦が自分の両親にあてた<手紙>を読むことがあります。ほとんど新婦本人が読みますが、時おり<代読>を頼まれることがあります。
男性司会者が、女性である新婦の気持ちを感じながら、新婦の書いた手紙を<朗読>するわけです。
新婦の気持ちを感じながら・・・ これが難しい。
ちょっと<ヒント>になりそうな新聞記事を見つけました。
2月9日朝日新聞朝刊29ページコラムニストの天野祐吉氏の<CM天気図>です。
仲澤の解釈で抜粋掲載させて頂きます。
『朗読はむずかしい。
棒読みでは、だめな放送記者のリポートみたいで情景がまるで見えてこないし、へんに感情を入れて読まれると、情緒を一方的におしつけられているようで、こっちはシラケてしまう。
僕達は朗読される作品を<耳で読みたい>のであって、朗読する人の<演技を聞きたい>わけではない。
まるで自分が読んでいるように思わせてくれるような、そんな透明人間であってほしいのだ』.
(太字カッコ類は仲澤の記入です。)
○ ○ ○ ○ ○
文の意味内容をしっかりつかんだ上で、さらりと自然体で代読する・・・
自分の代読する声を客観的に感じながら、代読する・・・
こんな心がけでトライして参りたいと思います。
とてもむずかしいけれど、やりがいがありそうです。
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