若者達のさわやかな披露宴
以前同じような若いカップルの披露宴司会で、ちょっぴり苦い思い出(新郎友人たちがあまりに大量にお酒を飲み、騒いで、会場全体の雰囲気がすっかり壊れてしまったこと)がありましたので、当然ちょっと気をつけながらの進行でした。
しかし心配はまったく無用でした。
新郎新婦友人代表のスピーチが続きます。どれも心のこもった、名スピーチです。
歌も数曲ありましたが、これまた、「情感あふれる唄いぶり」で、なかなか楽しめました。
ラストの余興は、新郎新婦の共通の友人10人が協力しあって製作した、オリジナルビデオの上映でした。上映中10人のうち何人かは席を立ち、見ている人の邪魔にならないよう留意をしながら、自分たちの作ったビデオを食い入るように見ていました。ビデオの内容は、結婚10年後のマンネリ夫婦・・・、ある時ちょっとしたきっかけで、出会った頃の親密な関係を思い出した新郎が、改めて夫婦間を修復していくといった内容でした。
結局、新郎新婦友人達は披露宴最後まで、ホスピタリティあふれる(他の列席者を思いやる心を持った)列席者でありました。
友人達約20数名は、受付を担当したり、スピーチをしたり、唄を歌ったり、ビデオの製作に何らかの形で参加したりと、それぞれ一人ひとりの役割分担が明確でした。誰もがもれなくこの披露宴に大いに貢献しているのです。
この貢献しているという自覚が、彼らに節度ある参加の仕方を生み出しているような気がするのです。
前出の騒いで手がつけられなかった友人達は、なんの役割も与えられていなかったように思います。つまらなくて手持ち無沙汰で、またこういう披露宴に慣れていなくて、どうしたらいいのか分からなかったのかもしれません。それで騒いだりしたのかもしれません。
いづれにしても今回は、若人若者達がリードしたさわやかな披露宴のお手伝いができました。私も少し若返ったような気が致します。
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