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司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

シミュレーションの大切さ

披露宴新人の司会者にお勧めのトレーニングをお伝えします。
司会センスのあふれる方は、当たり前のことのようにやっていることですが、慣れない場合や、司会センスをこれから身に付けようとする方には、とても大切なトレーニングです。

それは進行表に沿って、シミュレーションをし、MCを入れるタイミングやコメント内容を探り、また気が付かなかったことに気付くトレーニングです。

1例です。
自身の頭の中で、イメージしながら、自問自答します。
1.披露宴、列席者が全員着席終了。入場口から、キャプテンがQが来る。それを見て、『「お待たせ致しました。新郎新婦の入場です」とMCを入れよう。』

2.新郎新婦がゆっくりとメインテーブルに向かう。
『拍手があればそれでいい。もし、拍手があまり起こらず、なんとなく違和感があった時は何を言おう・・?そうだ、白無垢から色打掛にかけ替えての入場だ。では「新婦の色打掛の衣裳、髪飾り等にもご注目頂きながら、皆様のお近くを通ります際に、大きな拍手をお願い致します」と言ってみよう。』

3.新郎新婦メインテーブル到着。『間もなく新郎新婦そろって一礼のはず。でも、確か、色打掛の場合は、一礼前に、介添えさんが、新婦の衣裳を若干整える時間があったはず。それを確認したところでこう言ってみよう。「恐れ入ります、尚一層の祝福をお送り下さい」と言って拍手を先導してみよう。』


といった感じで、シミュレーションし、イメージを作って本番に臨みます。

本番に臨めば臨んだで、これまたイメージとは違ったシーンがまま展開されます。
それをまたよく覚えておき、それに合うコメントやコメントを入れるタイミングなどをしっかりインプットしておきます。

そして又、次の披露宴で、今までの経験を活かし、再びシュミレーションし、イメージを作って本番に臨みます。

この繰り返しの積み重ねで、ほとんどおおよその状況が<先読み>できるようになり、量質転化で、急にジャストタイミングで、良いコメントができるようになります。本当です。
by qqbh8530 | 2010-09-29 11:55 | 司会

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by こうちゃん