司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

失敗に学ぶ~より良いコメントを目指して

披露宴の前半、ケーキ入刀があります。最近は生のケーキが多くなりました。
その影響からか、ケーキ入刀のあと、ファーストバイト(スプーンですくった生ケーキを、お互いに食べさせ合う儀式)をするカップルも大勢います。

新人の頃の思い出です。
ケーキ入刀のあと、いよいよファーストバイトのシーンという時、あんなにいたカメラマンが、ほとんど席に戻ってしまい、誰もいなくなってしまいました。
あわてて私は「カメラをお持ちの方、どうぞ前の方へ・・」と再び促しましたが、会場も広いせいもあって、ほとんど出てこず、なんとも間の抜けたファーストバイトになってしまいました。

この失敗を活かし、今度は、『ケーキ入刀に引き続き、ファーストバイトもございます・・』と、あらかじめきちんと伝えるようにしました。
うまくいった時もありましたが、それでもケーキ入刀のシーンを撮り終えると、さっさと席に戻ってしまうお客様も大勢いらっしゃいました。

そこで今度は、席に戻ろうとするカメラマンに「カメラをお持ちのお客様、どうぞ、今しばらくお付き合い下さい」とコメントしてみました。
するとキョトンとする方がいらっしゃったので、その方に向かって「いいお客様は、このあとのシーンもしっかりフィルムに納めて下さいます・・(小笑い)」などと言って、引き止めたこともがありました。

1、2度うまくいったので、調子に乗っていつものように言おうと思っていたら、新郎新婦のリクエスト曲が余りに大きくて司会の声とダブってしまい、ほとんど聞こえないなんていうこともありました。
それ以来、音響さんと各シーンのリクエスト曲の有無確認と、司会のコメントが入った時は若干BGMを下げることは可能かどうか?などの詳細確認をするようになりました。

また、中にはファーストバイトを、サプライズ的にやりたい・・という新郎新婦もいて、その時は、予想できる状況を説明し、お二人のより良い方向性を選択して頂いたこともありました。


そうやってたくさんの経験が積み上げられ、いつしかその場にジャストフィットのコメントがより多く生まれてくるようになるのではないでしょうか?

失敗は失敗として、その失敗(経験)に学ぶ。そして生かす。
その繰り返しが、やがて質の高い司会者へと導いてくれることでしょう。

ローマは1日にしてならず~司会の仕事もそうなんですね。
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by qqbh8530 | 2010-02-01 05:58 | 司会

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