司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

鯉の彫り物

d0054785_1694375.jpg江戸時代の伝説の彫刻家 「左甚五郎」 の物語を、私の記憶のままに要約してみます。

・・・「我こそは左甚五郎なり」と名乗る『偽者』が現れる。どちらが本物の「左甚五郎」かを決める為、殿様の命令で、『鯉の彫り物勝負』をすることになる。期限は1週間。

偽者「左甚五郎」は順調に鯉の彫り物を仕上げていく。
本物「左甚五郎」はというと、鯉を彫ろうともせず、朝から晩まで池のほとりで、鯉を観てばかりいた。

勝負の当日、偽の甚五郎は、「金ぴかに輝く鯉の彫り物」を提示する。本物の甚五郎は、「みすぼらしいすす色をした鯉の彫り物」を差し出した。
偽の甚五郎に軍配が上がろうとした時、本物の甚五郎いわく、『魚(うお)は水を得てこそ魚(うお)でござる。この彫り物を水槽の中に放ってほしい』と懇願する。水槽に放たれた鯉の彫り物は、水を得て生き生きと泳ぎだす・・・。
ついに本物の甚五郎に軍配が上がった。・・・・・・

本物の甚五郎は、1週間のうちのなんと6日間、池のほとりで、ただただ 『魚(うお)の本質』 をつかもうとしていたのです。この姿に、この心の在り方に、「一流中の一流」の原点を見ることができると思うのです。
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by qqbh8530 | 2005-06-19 17:41 | よりよい人生の為に

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