司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

私のお正月

フリーの私にとっては、仕事があること自体が、ありがたいことです。
年末から年始にかけて、ずーと仕事でありました。司会ではなく、20数年続けているウェイターの仕事です。

今日8日、やっと一区切り。
私にとっては、今日がはじめての、正月らしい正月です!
ご褒美に、あえて何もせず、外出もせず、自由気ままにくつろいだ1日を過ごしました。

以前から、正月用に・・と用意しておいた、<遠藤酒造 渓流朝絞り>というお酒。
モンドセレクション金賞受賞のその酒を、ゆっくりのんびり味わいました。
「うまい・・。  うーん、いい・・。」

口に含んだっ瞬間、まろやかにして甘い感じがするのですが、ほんの少しするとすぐに、きゅっ!と辛口のお酒の味がするのです。
そこが又たまらず味わい深く、本当に久しぶりにお酒というお酒を、ゆっくり味わうことができました。

不思議なことが一つ。
正月用に用意しておいたお酒のつまみ、以前スーパーで買っておいた「手作り塩辛」です。
年末にちょっとだけ味見した時には、なんだかあっさりしすぎて物足りず、違うのを用意しておこう・・と思ったのですが、忙しさのなかに、すっかり忘れておりました。
あきらめて、その塩辛を食します。

と、と、ところが、その塩辛が、今日は実に・・うまいのです!
<渓流 朝絞り>に実にうまくマッチしているのです。

無添加の手作りの塩辛・・あっさりしすぎて物足りないと思いきや、用意したお酒と全く愛称がいいのです。こんなこともあるんだなぁと、ほろ酔いながらも感じ入った次第です。

塩辛の味がもう少し強かったらどうでしょう?せっかくのお酒の味が、塩辛に負けてしまいます。
お酒の味がしっかり感じられるように、控えめな味に仕立ててあったのです。

さて、前置きが長くなりました。
塩辛と司会とは、全く何のつながりもありませんが、控えめに、主役を立てることに命を懸ける・・そんなところはどこか、共通項として括れるのかもしれません。


相変わらず、思いついたことから書きはじめては、どうにかこうにか、司会に関係する<着地点>に、強引に持っていこうとするライターぶりは、どうやら今年も健在のようです。

そんな私ではありますが、改めまして、

あけまして、おめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
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# by qqbh8530 | 2010-01-08 23:10 | 司会
披露宴司会の新人の方々の為に書いています。良かったら参考になさって下さい。

披露宴やパーティーで、時折り司会者のインタビューなどを入れると、メリハリがついて宴全体に広がりが出てきます。

そうは言っても、新人の頃は、なかなか恐いものですね。
その恐さを乗り越えて、何回かトライし、まぁまぁの結果が得られると、プラスのイメージが蓄積されて、インタビューも段々楽しくなってきます。

私は、一時インタビューについて、一生懸命勉強しました。

アクターズスタジオ・インタビューをはじめ、NHK武内陶子さんのスタジオパーク、フジテレビタモリさんのテレフォンショッキング、小堺一機さんのライオンのごきげんよう、TV朝日の黒柳徹子さんの徹子の部屋等々をよく見たものです。

タモリさんや小堺さんは、あまりに自然すぎて、その技術をうっかり見逃してしまいますが、ビデオに録って、ゆっくり調べてみると、間(ま)の取り方や、相手の言いたいことや人柄の引き出し方、また相手との距離感などに関して、やはり卓越したインタビューの技術を持っていると思います。

TVという媒体、著名なインタビュアーであることが背景にあるおかげで、インタビューが始まるその時点ですでに両者(インタビューアーとゲスト)の良好な人間関係ができているように思えます。だからこそ見ていても十分楽しめます。

こと、披露宴のインタビューに関しては、インタビューする司会者とその相手との人間関係が、なかなか出来にくいので、効果的なインタビューは難しいものです。
そう考えますと、インタビューの技術以前に、司会者として取るべき行動は、相手との人間関係を創っておくことなのかもしれません。

例えば、
食事歓談の折に、レクチャーを離れ、スピーチや余興担当者のところへ行って、それとなく打ち合わせのツメや世間話などをしておきます。
即席ではありますが、程ほどの人間関係ができて、いざインタビューの段になると、とても自然な良い展開を期待できるのです。

インタビューされる側に自分が立ったときを想像してみればすぐ分ります。
一言でも交わした司会者の方が、断然気楽で親近感が持てるものです。

一度ぜひ試してみて下さい。
インタビューの技術は一朝一夕には身につきません。
新人の方々は、まずインタビューする可能性のある方とコミュニケーションを取って置くこと・・これが最初の1歩に思えるのです。如何でしょうか?
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# by qqbh8530 | 2009-12-25 18:20 | 司会

披露宴でのインタビュー

披露宴でのインタビューは、軽いタッチが好評です。あまり時間をかけないでさらりとやります。

例えば、新婦友人達の<ハッピーサマーウェディング>の歌と踊りが終わりました。
列席者からは拍手喝采、大いに盛り上がりました。このあとは食事歓談で、時間も十分あるようです。そこで司会の私は、どきどきしながらも、レクチャー台を離れ、友人達のところに向かいます。


ちょっと思いつくまま、イメージ遊びをしてみましょう・・・。

移動しながら、

司会「歌も振り付けも120点満点!イヤー、大いに盛り上げて頂きました。今一度大きな拍手を送りください」

彼女達の近くに来たところで、

司会「笑顔満開、歌姫の皆々様、お疲れ様でした!そして有り難うございました。司会の私も楽しませて頂きました。さて皆さん、ほんの少しだけインタビューさせて頂いてもいいですか?」

歌い手友人達『エー?!・・ハイ』

司会「選曲はどなたが?」

歌い手友人達『実はいつも仲間の結婚式には、必ず皆で歌っているんです。言ってみれば、私達の定番といったところです。』

司会「振り付けは?」

友人達『皆で考えました』

司会「リーダーシップを取ったのは?」

友人『はい、今までは、今日の新婦の〇〇ちゃんが取っていました。だから今回は、みんな今まで彼女に頼ってきたので、最初は結構大変でした。』

司会「皆さんがリーダー・・という風にも感じましたよ。歌い終わって如何ですか?」

友人『もう、めちゃ緊張しました、でもサイコーでした!』

司会「そうですね、おっしゃる通り、サイコー!でした。
最高の友人達から、最高の歌をプレゼントして頂いたようですね。ご友人の方々の温かいお気持ち、そしてティームワークの良さに、改めて拍手を送りたいと思います。どうも有り難うございました。」


賛否両論あることと思います。
私は、アクターズスタジオのインタビュアーに学び、司会者(インタビュアー)の質問は、ごくごく短めにシンプルにして分りやすいクエスチョンを心掛けています。
それによって、会話にリズムが生まれ、話しやすい環境が作りやすく、聞き手の集中力も得られると思います。

聞き手(列席者)の集中力が切れる前に、インタビューは終了です。引き際が肝心です。

一時が万事では有りませんが、そんなことも頭に入れて、自分なりのインタビューのスタイルをいくつか創っておかれることを希望致します。
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# by qqbh8530 | 2009-12-23 11:15 | 司会

インタビュー

インタビューは苦手です。とても恐いです。
それでも、最近やっと、それなりの年になってきたからでしょうか?どうにかこうにか、インタビューのシーンもこなせるようになってきました。

私はウェイターもやっている関係で、司会者のインタビューの失敗もたくさん見ています。
失敗の代表格は、インタビュアーの 自分次第のインタビュー です。
反対にいいインタビューは、相手次第で、インタビュアーがどんどん相手の話に追従し、相手が次第に心を許し高揚し、やがて本音が語られていく・・・といったところでしょうか?

インタビューの本質は、その人の人間性を浮き彫りにするところにあると思いますが、披露宴でのインタビュー等はもう少し軽いタッチでいいと思います。
でも、本当の司会のプロを目指す方は、よりすぐれたインタビュアーやインタビューの様子を見聞きし、一つの<モデル>として、学んでおく必要があると思います。

私は、この番組が大好きです。アクターズスタジオ インタビュー という番組です。
インタビュアーの真摯な姿勢、謙虚さ、本質に届こうとする姿勢に、大いに学びます。
肌にあうかどうかは、人によりますが、参考までにご紹介させて下さい。興味がある方はご覧になってみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=rPmvncVL7xQ

http://www.nhk.or.jp/bscinema/actors_studio/

東京の司会仲間の溝口さんに教えて頂きました。
彼は演劇をやっていた関係で、この番組をよく見ていたようです。
ある時「仲澤君、披露宴の中で、本当に困った時は、せりふが天からふってくる。ただし、雑念があると途中で消えてしまうよ」と教えてくれました。
その一言は、不安感に押しつぶされそうな時、大いに助けになりました。

話しは飛びましたが、いずれにしても、インタビューは、相手に気持ちよく話してもらう環境づくりが何よりも大切と考えます。
そして司会者(インタビュアー)は、努めて控えめでなければなりません。
また自分が期待している答えと違う場合も、笑顔で受け入れられる度量も必要なようです。インタビュアーの反応如何で、相手の本音が隠れてしまうこともあるからです。

そんなことも含めて、私はこの番組から多くのことを学んでいます。
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# by qqbh8530 | 2009-12-21 14:00 | 司会

雑事

披露宴司会者新人の方々の為に書いています。
決して偉そうに書いているのではありません。
私自身、何故この道を選んでしまったのか・・とたびたび思うほど、始めはかなり苦労しました。

ただ、その苦労の内容を、細かく分けてみたら、司会の技術とは別の、人間関係に多く苦労しているのが分りました。

そこで、人間関係に関するセミナーには、それこそ夢中で通い、一筋の光を追い求めますが、光は一向にみえず、心の宙ぶらりんは、長く長く続きました。

セミナーにたくさんのお金を使って分ったことは、結局、人間は本質的には変わらない!ということでした。

ただ、新しいコミュニケーションのやり方を身に付けることで、人間関係に大いに変化をもたらすことは可能である・・と、いう事だけは実感することができました。
そういう経験を通して書いています。

司会のウラワザというタイトルで書いているのなら、司会もさぞうまいでしょう・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全く違います。
自分で言うのもおこがましいのですが、それなりに苦労してきましたので、同じように苦労している新人の方々と、その苦労を分かち合い、曲がりなりにも少し経験を積ませて頂いた私から、実感したことを伝えているわけです。

司会やホテルマンという華やかな世界に憧れて・・
現実は、現場現場の人間関係に苦しみ、志(こころざし)半ばで、リタイヤする方が何と多いことか・・。

そんな方々の気持ちを思うと、いてもたってもいられず、ついついおせっかいついでに、せっせと書いています。

人にはそれぞれの役割があります。
TV・ラジオや、国際的なセレモニーの司会者育成は、他のベテランの方々にお任せ致します。

私は、プロへトライする素人の方、あるいはプロになったもののなかなか伸びずに苦しんでいる方々の為に、経験を通して学んだことを、このブログを通して伝えています。
これこそが私の役割だと思っています。

飽きっぽくて、何事につけてもすぐ気が変わってしまう私が、およそ5年間も、このブログだけは続けられています。
今後とも宜しくお願い致します。
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# by qqbh8530 | 2009-12-20 00:29 | 司会
私はウェイターもやっていますので、いろんな司会者の司会振りを客観的に見聞きすることができます。

プロ中のプロの司会者は、やはり事前準備(段取り)は、ほぼ完璧に思えるほど徹底してやってきます。
尚且つ、開演直前まで、宴のそれぞれのシーンに疑問点があれば、どんどん明確にクリアーにしていきます。
その姿勢に、そのスピードに「さすがだなぁ」と、きびきびしたプロフェッショナルのかっこ良さを感じます。
私もかくありたいと思っています。

プロは、何故、きびきびとスピードを持って動けるのか?
それは、何を明確にしておかなければならないか、明確になっているからです。また明確にすべき項目の優先順位も、一瞬にしてできるからであります。

そう考えると、新人の司会者に必要なセンスの一つは、明確にしておくべき項目が、明確になっていることだと思えるのです。
少し理屈っぽいですね。

1例を挙げてみます。良かったらヒントになさって下さい。

講演会や祝賀会の司会を任されたら、まずその「実施要項一覧表」を必ず作成しておきます。もっとも大切な段取りです。1度雛形を作っておけばあとが楽です。


*例Aを参考に、あなたの担当する<講演会 実施要項 一覧表 >を作ってみましょう

例A
1.開催日時~平成21年9月27日(日) 

2.会場~ホテルオークラ東京 平安の間

3.主催~文藝春秋社 

4.後援~ホテルオークラ東京

5.講演会タイトル~ホテルオークラ東京・文藝春秋 特別講演会

6.講演会テーマ~脳と人間

7.講師名~脳科学者 茂木健一郎氏

8.講師プロフィール~脳科学者。1962年10月20日東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒。理学博士。主な著書に『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『生きて死ぬ私』(徳間書店)『心を生みだす脳のシステム』(NHK出版)他多数

9.講演会の主旨(ねらい)~脳科学のパイオニア 茂木健一郎氏の講演を通じて、脳を鍛え、明日への飛躍を勝ち取ること

10.講演時間~約80分

11.質疑応答時間~約10分

*上記内容は、実際あった講演内容とは異なっています*


講演会 実施要項一覧表

*例Aを参考に、あなたの担当する<講演会 実施要項 一覧表>を作ってみましょう。

1.開催日時~   

2.会場~  

3.主催~

4.後援~

5.講演会タイトル~             

6.講演会テーマ~  

7.講師名~              

8.講師プロフィール~     

9.講演会の主旨(ねらい)~

10.講演時間~約  分

11.質疑応答時間~約  分

A4でできれば1枚に、まとめます。

上記のように、主催は誰か?講演会のタイトルは?講演会のテーマは?講師はどういう人か?時間配分は?等を、まずは明確にしておくことが、司会技術よりも優先です。
プロほどキッチリ明確に分りやすくしています。
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# by qqbh8530 | 2009-12-18 13:55 | 司会
人前式打ち合わせの時、時折りこんな<たとえ話>をします。

『司会の私も、ゆくゆく結婚50周年の金婚式を迎えたら、女房と2人だけで、ちょっとしゃれたレストランへ行ってお祝いしようと思っています。
私も妻もコーヒーが大好きなので、ブルーマウンテンのコーヒー豆でも、きっかり「50粒」用意し、半分ずつの25粒づつ麻の袋に入れ用意しておきます。
それを出かける時にでも、私は胸のポケットに、妻はハンドバックに忍ばせて、食事に出かけようと思います。
別段どうと言うことは有りませんが、キーワードは<ベターハーフ>です。
コーヒー豆を半分ずつ分かち合うことで、<より良い半分でいよう、これからも宜しく・・>そんなメッセージをお互いに共有したいと思うのです』

興味が有りそうであれば、さらに続けて、『お二人の人前式にも、なにかお二人らしいキーワードや仕掛けを用意し、世界で一つだけのあなた達だけの式を一緒に考えて行きませんか?』

留意点は3つだけ。
・キーワードや仕掛けは、シンプルで分りやすいこと
・厳粛さを損なわないものを考える
・普通がいい、オーソドックスがいい・・というカップルも多くいるので、その場合は無理強いしない

相手のイメージがなかなか湧きにくい時には、上記のような<たとえ話>が有効な時も有ります。
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# by qqbh8530 | 2009-12-17 10:10 | 司会

私の取り組み

3年前に東京から実家のある山梨へ帰ってきました。
その前後の3ヶ月間は、山梨県内の多くのホテルや式場に出向き、「司会をやりたい」と売り込みましたが、男性司会者は要らないと断られ続けました。
昭和町にあるティンカーベルのトップ、星社長だけが、人前司会者として、男性の私を拾って下さいました。

お陰様で、今では披露宴司会より、人前式の司会の件数の方が多くなっています。
3年間、たくさんの人前式の司会をやってきました。
振り返りますと、なにやら同じような人前式が多くなっていました。
人前式があれば、自動的に私に司会が回ってきます。競争のない環境に、あぐらをかき、私の司会はマンネリ化していました。

星社長はそんな私をみて、一言アドバイスして下さいました。
「仲澤さんの今の人前式は、仲澤さんでなくても、他の誰がやってもできるような式ね。仲澤さんでなくてはできないような、そんな仲澤さんらしい個性的な人前式もゆくゆく創っていけるといいわね・・!」


打ち合わせを以前にまして、尚一層丁寧にするようにしました。

また、二人の思いや人柄を象徴するような、二人ならではのキーワードを見つけようと努力しています。
そのキーワードは、例えば「絆」であったり、「思いやり」であったり、「愛」であったり、「感謝」であったり・・カップルそれぞれですが、そのキーワードを式の中にさりげなく組み入れています。

もちろん、絆も、思いやりも、愛も、感謝も、一般的な言葉ですが、お二人にとっては特別な思いや意味が含まれているのです。
それをしっかりと感じつつ、必要あれば提案もしています。

世界に一つだけの、お二人らしいオリジナル人前式を一緒に創りあげていく・・。

この積み重ねこそが「仲澤らしい個性的な人前式」と信じて、現在取り組んでいます。
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# by qqbh8530 | 2009-12-16 23:53 | 司会

ドキドキしたら

披露宴司会の新人の方々のために書いています。
おつむが動脈硬化にならないよう、自分のためにも書いています。

ドキドキなどの不安感に襲われたら、胸の辺りをやさしく何回もさすります。
(今私は、ドキドキしているんだなぁ・・)と、誉めるでもなし、責めるでもなし。
ただただ、ドキドキしている自分を受け入れます。

腹が立った時は、文字どおり腹が立っているので、まぁまぁそうむきになるなよ、一旦座って座って・・とおなかをやさしくさすります。

私は右手でさすります。
さする前に、両手をよくこすり合わせてからやると、尚一層効き目があるかもしれません。


ただ、ドキドキしたり、腹が立ったりしている、まさにその時には、上記のことは大抵忘れています。
せめて、時計を見て今の時刻を確認することだけでもよく覚えておくといいかもしれません。ほんの少しだけ我に戻れます。

なにか大きなミスをしてしまって、相手がカンカンに怒って、お説教が長引きそうな場合は、タイミングを見計らって、イチかバチか、「叱咤激励有り難うございます。こんな時に本当に申し訳ないです。今、何時か、教えて頂いてもいいですか?」と聞くのもいいそうです。

火に油を注いだように、尚一層怒りだすかもしれません。
ただ、まれに、「なんだよう・・。今は〇時〇分だ・・。まぁ俺もちょっとむきになってしまったようだが・・・」と、いくらか冷静になってくれることもあるようです。


ドキドキして辛い時は、胸をさする。
腹が立った時は腹をさする。
気が動転している時は、時計を見る。

本当はたいして効果もないんですが、自己暗示的にやっています。
いずれにしても、自分なりに対処法を考えておくことは、無防備で本番に臨むよりか、いくらか自分にやさしいと思うのです。
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# by qqbh8530 | 2009-12-09 22:17 | 司会

チェックの仕組み作り

披露宴司会新人の方々のために書いています。

先日ひやりとしました。
登場者と新郎新婦との間柄を、もう少しのところで間違うところでした。

新郎 お姉さま ご夫妻 春野 夏男様 秋子様とご紹介するところを、
私のノートには、新郎 妹さま ご夫妻・・と書いてあるのです。

人前式の立会人代表として登場して頂くことになっていますので、当事者は随分と迷うことでしょうし、披露宴後半の余興等の紹介よりは、ずっと目立ってしまいます。

本番前直前、進行表とは別の、大きな文字で書いたオリジナルの本番ノートをチェックした時に発見しました。
私の頭の中には、しっかりと 新郎のお姉さまご夫妻 とインプットされていますので、そう 分っていながら妹ご夫妻 とノートに転記してしまったわけです。

分っていながら、違うことを書いてしまう。
分っていながら、違うことを言ってしまう。


私は案外よくやってしまうタイプの司会者です。お仲間もいらっしゃるのではないでしょうか?
これはなかなか治りません。弱点です。
この弱点を困った、困ったと言っていても何の解決にもなりません。
弱点は弱点として認めた上で、ではどう対処するか?

当たり前のことながら、アナウンスの内容を、よく確認しチェックする習慣をつけるしかありません。
あるいは、チェック欄を作ってチェックせざるを得ないような仕組みを作るしかありません。

若い頃は、チェックもそんなに丁寧にやりませんでした。おかげで、勘違いを訂正できず、よく間違えたりしました。苦い思い出がたくさんあります。

最近では、時間があれば、何度でも何回でもチェックします。
もうそういった習慣が、身体にしみこんでいるからです。おかげで、ミスを発見できました。

自身の弱点は自分が一番知っています。
自身の強みはどんどん伸ばしていきます。
同時に、自身の弱点は、それ以上傷口を広げないよう、自分でなにかルールを決め、それを徹底してやることで、弱点を目立たないようにするしか方法はありません。
とにかくルールを決めることからスタートです。

どうぞ頑張って下さい。
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# by qqbh8530 | 2009-12-07 17:07 | 司会

立つ鳥 あとを濁さず

あるホテルのルームメイクのスタッフが話してくれました。

『一流な人ほど、部屋を綺麗にして出て行かれる・・。
ごみ類はまとめて小奇麗に置いてあり、、洗面所は綺麗に水しぶきまでもふき取ってありました。
中には、タオルや歯ブラシ等、<未使用です>と、ご丁寧にメモまで残して下さった方もいらっしゃいます。布団も寝巻きもきちんとたたんでありました。お客様は既にいらっしゃいませんが、なにか(どうもお世話になりました、有り難う・・)と言っているような気が致します』。


司会の仕事にも通ずるような気がします。
会場をあとにする時、先ほどまでお世話になった<司会レクチャー台>は、綺麗にきちんと片付けられているでしょうか?

こんなことが有りました。
私は、夕方スタートの披露宴の司会担当です。
会場入りし、レクチャー台に進みますと、先ほど終了した司会者の忘れ物が有りました。
くちゃくちゃになったメモ用紙、絞るように丸められた進行用紙、祝電の入っていたビニール袋等、乱雑にレクチャー台の上に放り投げてあるのを見つけました。
私はそれを見た時、その司会者の人となりを見たような気がしました。
同時に、こういう司会者にはなりたくないなぁ・・と強く思ったことを覚えています。


<立つ鳥あとをにごさず>の諺に学びます。
仕事が終わったら、レクチャー台を綺麗にします。
レクチャー台さんに(今日もお世話になりました、有り難う)と心の中で礼を言い、そうして式場を後にしたいものです。
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# by qqbh8530 | 2009-12-06 14:16 | 司会
披露宴司会 新人の方へ

結婚披露宴の打ち合わせ。
ご両親は、乾杯後は食事歓談を中心にゆったりと過ごしたい・・と言い、
新郎新婦は、友人達を中心に歌あり余興ありで、終始にぎやかにやりたいと言います。

意見が大きく割れることも、時たまあります。
私が新人の頃は、どっちに見方して良いものやら、随分迷ったものです。

いろんな考え方があると思いますので、あくまで一つの参考としてお読み頂ければ嬉しいです。


1.司会者は中立の立場を採ります。

2.両者(ここでは、新郎新婦と両親)の意見を丁寧に聞きます。
 司会者は、両者の思いを、賛同ではなく受容(受け止め)します。
「なるほど」「そうですか」「そういうお考えでいらっしゃるのですね」「そういう考えも確かにございますね」と言って聞き役に徹します。ポイントは、この時点では、決して答えやアドバイスはしないようにします。

3.次に、両者の意見を簡単に要約します。

4.両者の話し合いの時間をとります。

5.両者に自分達の意見の マイナス面 を言って頂きます。

6.両者に相手の意見の プラス面 を言って頂きます。

7.AかBか、どちらか・・ではなく、AもBもどちらもあっていい・・、
 お互いが少しづつ我慢すれば、自分達の思いが反映された宴も可能であることを、提案してみます。



まぁ、上記のように一時が万事うまくいくとは思っていませんが、少なくとも司会者は、中立の立場を採って、両者の意見を公平に聞くよう心掛けます。

どんな意見もその人にとってみればその人の「真実」です。

自分にとっての「真実」を、無視されたり、あからさまに否定されるほど腹の立つことは有りません。

そのことを肝に銘じて、お客様との程よい距離感を保ちつつ、打ち合わせを進めていくことができればいいですね。
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# by qqbh8530 | 2009-12-04 13:52 | 司会

お開き時間

披露宴司会 新人の方々へ

以前一度書いた覚えも有りますが、とても大切なことなので改めてアップしてみます。

時間のことです。
お開きの時間を、しっかりとインプットしておかなければなりません。

特にお昼の披露宴は、要注意です。
もう1本夜に披露宴があるかも知れません。
1本目の昼の披露宴終了後、2本目の夜の披露宴会場に設営しなおすことを、業界用語で『ドンデン』と言います。

この『ドンデン』の時間が、少なければ少ないほど、会場側は非常に時間に神経質になります。

ドンデン時間がどんなに短くても、彼らはプライドにかけて、驚くほどの短時間で、会場を再設営し、食器グラス等、セットアップします。
真剣そのもの、ものすごい気合を入れて取り組みます。

私はホテルウェイターを長年やっていますので、彼らの気持ちが痛いほどわかります。
ホテル側にとってのいい司会というのは、とにかく、時間通りお開きにできる司会者です。
コメントの質、人当たりの良さ等々よりも、何よりも、時間なのです。
そのことは、ぜひしっかりインプットしておきましょう。


あらかじめ、ドンデン時間が少ないことが分かっている場合は、司会者として、それなりにいろんな工夫をします。
1.オープニングのコメントをさらにシンプルにする。

2.新郎新婦の紹介で、あとに廻せるものはどんどんあとに廻す。
例えば、オープニングの新郎新婦後紹介の時、「第一印象」や「結婚の決めて」などを紹介しますが、時間がタイトの場合は、ケーキ入刀前でその二つのことをアナウンスしたりします。

また、これからの家庭像・・等は、メインキャンドル点火時へ移動したりもします。
これらは、それぞれの司会者の<工夫のしどころ>です。

3.A→Bへ、C→Dへとスムーズにスピーディーに進むよう、余計なコメントはどんどん省き、リズミカルに進行します。

4.飛び入りの依頼があった時は、基本的には即答せず、キャプテンに振ります。

5.司会者として、無駄な時間は極力排除する立場を、堂々と取ります。

もちろん、基本はお客様第一優先です。
ホテル事情も程よくキャッチし、ゆっくり急いで、笑顔でフレキシブルに対応していく・・そういう司会者を目指していかれることを希望致します。
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# by qqbh8530 | 2009-12-03 23:54 | 司会

もみじ に学ぶ・・

こんな句がありました。
『裏を見せ、表を見せて散るもみじ・・』

順風満帆です!と言いながらも、それはあくまで、社交辞令、表向きの話。
内実、台所は火の車・・ということもよくあります。
どんな人生も、裏と表を併せ持っています。


披露宴司会歴24年の体験を通して思います。
新郎新婦の約8割の方々が、何らかの問題や気がかりなことを持ち合わせながら、当日の披露宴を迎えています。

これからの生活のこともあるでしょう・・。
健康上のことや、諸々の人間関係のこともあるでしょう。
十人十色、人それぞれに、実に様々な問題を抱えながら、それでも満面の笑顔を浮かべながら、当日を迎えているのです。

だからこそ、こと 披露宴司会は、
まじめに
真剣に、
誠実にやらなければなりません。

テンション高く、ハイペースで、ジョーク満開の司会も、時にはいいでしょう。
でも基本はやはり、
厳粛さと明るさを兼ね備えた、控えめな司会です。

披露宴前、新郎新婦とご両親様にご挨拶にお伺いします。
その時、お二人の、そしてご両親の言葉にならない心情を、できる限り感じ取るよう努力したいと思います。
そうして、披露宴のオープニングを迎えたいと思います。
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# by qqbh8530 | 2009-12-02 12:05 | 司会
披露宴司会新人の方へ

後半のテーブルスピーチで、新郎の従兄弟に指名することになっています。
仮に「秋野さん」としておきましょう。

たまたま、周りの方々がその「秋野さん」を、「冬野さん 冬野さん・・」と呼んでいるのを耳にしました。
新郎から聞いている苗字と違うので、念のためご本人に確認したところ、「私は冬野ですが・・」と返答なさいました。

席次表を確認してみると、「秋野」になっています。
席次表は「秋野」なのに、本人は「冬野です」と言う・・。私は迷いました。


・本人がそう言うのだから、テービルスピーチの時には、「新郎の従兄弟の 冬野さま・・」と紹介した方がいいのでは・・

・いや、本人はそう言っていても、席次表は「秋野」になっているし、新郎からも「従兄弟の秋野」と、お伺いしているので、「秋野」でいこう・・。それでも、念のため新郎に確認してみようか・・


披露宴途中、司会の私は、直接新郎に確認しました。
新郎はきっぱり、「いや、秋野で紹介して下さい」とおっしゃっいました。


あえて詳しくは聞きませんでした。
新郎本人も、どうやらその辺のことを重々承知のうえで、「秋野と言ってくれ!」とおっしゃったので、そのまま、『新郎の従兄弟の秋野さま、一言頂けますか・・』とアナウンスしました。

なにか事情が有りそうです。
しかし、それは何故、どうして・・と、司会者が首を突っ込むべきではありません。
少なくとも、新郎がうっかりして間違えたのではなさそうです。それが分れば十分です。


何事もなかった如く、新郎のご指示通りに従兄弟の氏名を、「秋野さま」と紹介しました。

もし、従兄弟を「冬野さま」とご紹介したらどうなっていたでしょう?
新郎は、『何故、私の言った通りに紹介してくれなかったんですか?実はこれこれ・・』
と、その時初めて、言いにくかった、ある事情を、語ってくれるにちがいありません。

ほんとに稀に見る珍しいことですが、そんなこともあるんだなぁ・・とあなたの引き出しにちょこっと入れておいて頂ければ・・と思います。
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# by qqbh8530 | 2009-12-01 23:41 | 司会

山梨の星 伸太郎 

山梨フォーク村 村長 伸太郎さんは、今年、音楽集団「広島フォーク村」に倣(なら)った「山梨フォーク村」を設立しました。

また「青空/風に吹かれて」を、コロムビアミュージックエンタテインメントより全国発売。
メジャーデビューを果たし、今、赤丸急上昇中です。

さらに、「フォーク魂・日本列島ど真ん中」というラジオ番組を、Music Birdを通じて全国のコミュニティー放送局へ届けているFM甲府のパーソナリティでもあります。
今、山梨に新しい風を起こしている期待のミュージシャンです。


昨日、私は山梨学院大学メモリアルホールで開催された<ライトダウン甲府バレー環境大臣賞受賞記念イベント>に行ってまいりました。
天の川の見える街づくり・・大気保全の優れた啓発活動の長年の努力が認められた賞です。

イベントの途中、伸太郎さんが登場、花を添えました。
歌い始めの前奏の中で、客席に山梨学院中高生が大勢いるのを見て、
即座に「高校野球甲子園出場、(そして今度は)サッカー全国大会出場 おめでとう!」とコメントし、拍手喝采。
あっという間に聴衆の気持ちをつかみ、そして歌い始めました。
私はその時、伸太郎さんは、ライブを通して、着実に力をつけてきたミュージシャンなんだなぁと思いました。

披露宴の司会にも、似たような要素があるような気がします。
披露宴最中、その場その場に順応したジャストフィットのコメントを、伸太郎さんのように、即座に言えるだろうか?
私には、今になっても難しいことです。

伸太郎さんのライブの中に、図らずも自身の課題を見つけることができました。
伸太郎さんの今後のご活躍を期待したいと思います。

伸太郎さんのホームページです。
http://www.shintaro25.com/
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# by qqbh8530 | 2009-11-30 14:54 | 司会

笑点 歌丸の司会

日曜 夕方5時半 笑点 をよく見ます。
見るたびに思います。
司会の原点だなぁ・・と。


お客様の拍手の中、歌丸師匠がアップで映し出されます。
オープニング、
『皆様、こんにちは。
笑点の時間がまいりました。司会の歌丸です。どうぞよろしく。
さっ、今日の演芸をご紹介致しましょう』

大喜利のコーナーは、
『さっ、お待ちどうさま、大喜利のコーナーです。まずは、この季節〇〇のご挨拶からどうぞ』

エンディングでは、
『また来週お目にかかりましょう。どうぞお元気で』


シンプル・イズ・ザ・ベスト!
余計な言葉を一切省き、必要最小限のコメントで進行していく。
これこそ、司会の原点だと思うのです。

バラエティ番組を除き、講演会やディナーショー、披露宴のセレモニー部分などの司会のお手本としていつも学んでいます。

主役は司会者ではなく、講師であり、歌い手であり、新郎新婦です。
主役を引き立てる為に、司会者は黒子の如く、やや控えめな司会をしたいものです。
如何でしょうか?
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# by qqbh8530 | 2009-11-29 18:18 | 司会

北原白秋の五十音

披露宴司会新人の方へ ご参考までに

先日、又新たに、とてもいい滑舌練習の題材見つけました。
北原白秋作 五十音 です。

外郎売り(歌舞伎十八番の長文の名せりふ)に、少し飽きた私(飽きっぽいいのです)にとっては、とても気に入っています。

短時間ででき、リズミカルで親しみやすく、読むほどに滑舌が滑らかになっていくのが実感できました。
まだの方は、良かったらどうぞ。


北原白秋作
五十音

水馬(あめんぼ)赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。
浮藻(うきも)に小蝦(こえび)もおよいでる。

柿の木、栗の木。カ、キ、ク、ケ、コ。
啄木鳥(きつつき)、こつこつ、枯れけやき。

大角豆(ささげ)に酢をかけ、サ、シ、ス、セ、ソ。
その魚(うお)浅瀬で刺しました。

立ちましょ喇叭(らっぱ)で、タ、チ、ツ、テ、ト。
トテトテタッタと飛び立った。

蛞蝓(なめくじ)のろのろナニヌネノ。
納戸(なんど)にぬめってなにねばる。

鳩ぽっぽ、ほろほろハ、ヒ、フ、ヘ、ホ。
日向(ひなた)のお部屋にゃ笛を吹く。

蝸牛(まいまい)螺旋巻(ねじまき)、マ、ミ、ム、メ、モ。
梅の実落ちても見もしまい。

焼栗、ゆで栗ヤ、イ、ユ、エ、ヨ。
山田に灯(ひ)のつく宵の家。

雷鳥は寒かろ、ラ、リ、ル、レ、ロ。
蓮花(れんげ)が咲いたら、瑠璃(るり)の鳥。

わい、わい、わっしょい。ワヰウヱヲ。
植木屋(うゑきや)、井戸換へ(ゐどがへ)、お祭だ。



近年、東北大学の川島隆太先生により、音読は、脳をもっとも活性化させる ことが実証されたそうです。
また、声が朗々としてくると、心まで強くしっかりしてくるそうです。

徹底反復 音読プリント 陰山英男 小学館 500円+税
これは実におススメです。
この本にそって音読を繰り返していると、本当に頭がいきいきしてくるように感じます。
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# by qqbh8530 | 2009-11-28 22:09 | 司会

司会者に憧れて・・

司会者に憧れて・・、
披露宴司会者になりたいと思っている方も多いようです。

思い立ったら吉日、すぐに行動を起こしましょう。

1.本屋さんに行って、とりあえず司会の本を読んで見ましょう。

2.披露宴に出席したら、担当の司会者に、司会をやりたい旨を話し、直接話しを聞いてみましょう。

3.ホテルや結婚式場に行って、提携している司会グループについて情報を得ることもできます。

4.ウデに少々自信があったら、デモテープを司会の会社に送ってみるのもいいかもしれません。

5.インターネットやタウンページ等で、司会の会社や、アナウンス学校を調べ、資料を送ってもらい、検討しましょう。気に入ったところがあればすぐに入学します。

<私は、東京アナウンスアカデミーに入学しました。その当時私は、キー局のアナウンサーを目指していました。
が、進路指導で、担当教官から、
『あなたには、キー局のアナウンサーはちょっと無理です。大体性格が暗すぎる!着ているものから変えていきなさい。
ところで、あなたはホテルでウェイターをやっているそうですね。だったら披露宴の司会のコースがありますから、そちらへ進まれたら如何ですか?』
そうして今があります。


ポイントはあんまり考えすぎないで、とにかく行動を起こしましょう。行動を起こせば次の方向性も見えてくるはずです。

どんな仕事もそうですが、楽しいこともあれば辛いこともあります。とりわけ人間関係が大きく左右します。

司会のことについて調べると同時に、司会業に大切な「心のおしゃれ」も心掛けていかれることを希望致します。
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# by qqbh8530 | 2009-11-27 13:27 | 司会

井上陽水とアンサンブル

井上陽水のライブをテレビで見る。NHKの SONGS。

そういえば、コンサートにもよく行った。
そしていつも思う。アンサンブルの卓越さを!

今回もテレビからジンジンと伝わってきた。いつもいつもそうだ!

ギターもピアノもキーボードもドラムもパーカッションもコーラスも・・。
みーんな、静かな曲ほど、スローな曲ほど、ここまでやるか・・というくらいに、控えめに楽器を奏でコーラスをし、陽水さんの音楽を支える・・。

一人ひとりのミュージシャンの誰もが、陽水さんを心から尊敬し、愛しているように思えてならない。

陽水さんの世界を壊さないように・・、陽水さんの唄を邪魔しないように・・、陽水さんの唄がよりいそう素敵になるように・・陽水さんの声にいかに調和していくか・・、
そんな思いの行き先が、好んで自らを律し、自然な抑制を生み出しているのかもしれない。
その精神性こそが、上質な音の質感をかもし出しているのだろうか?


夢のまた夢、もし、私が陽水さんのコンサートの司会をするとしたら・・、
今までの司会経験とコメントは、一旦ぜーんぶ捨てなければならないと思う。
まっさらな自分にならなければならないと思う。

そしてコンサートオープニングのぎりぎりまで、心を澄ませ、できうる限り陽水さんの近くで、静かに陽水さんの<心の波動>を感じ取ろうと思う。

そしてオープニングは、陽水さんをその気にさせるコメントを、神様仏様から頂くつもりである。
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# by qqbh8530 | 2009-11-26 00:36 | 司会

基本を身に付ける

私の司会の師、鶴賀氏は「司会の仕事を100本やったら、本当のプロだ」とよくおっしゃっていました。
その100本に行き着くまでに、新人司会者なりに、基本的な習慣を身に付けておくと、あとあととても助かります。
今の時代には通用しないことが多いかも知れませんが、その当時、私は必死に取り組みました。

1.前の日、必ずお風呂に入り心身ともにすっきりしておく。

2.当日朝は早めに起き、余裕を持って出かける。

3.車中、発声練習、外郎売(ういろううり・・歌舞伎の口上で、活舌が良くなるといわれている)を最低3回やって、活舌を滑らかにし、脳みそを目覚めさせます。

4.ホテル到着したら、必ずブライダルサロンに寄り、担当プランナーに挨拶します。
担当者がいなくても、一声元気よく全体に挨拶します。
そして担当者のデスクに「只今到着しました。本日は宜しくお願い致します。AM10:50 司会仲澤」のメモを残します。
もちろん時によって、電話中のスタッフがいることに気が付いたら、聞こえるような聞こえないような、でも確かに挨拶に来たな・・と気づいてもらえるように、目ぢからを使って挨拶します。

5.披露宴終了後も同じく・・。
担当者に挨拶。いなければやはりメモを残します。感想や伝達事項等、要点を絞って。



*私達の頃は、年に何回か「お世話になっております」と、ブライダルサロンに菓子折りを持っていったものです。
私はそういうのがとても苦手で、気が向いた時だけ、なんだかそわそわしながら持っていったものです。
そんな私を見て、売れっ子のS先輩がこうアドバイスして下さいました。

「仲澤君、年に2回なら2回、3回なら3回、同じ時期に、同じ時間に、同じ物を持っていくんだよ。
いつも<同じ>が大事なんだよ。それを最低3年続けなさい。そうすれば、その時期になると、そろそろ仲澤さんが<坂角のえびせん>を持ってきてくれる頃だね・・なんて、必ず親しみを持って、仲澤君のことを覚えてくれて、仲澤君のご指名も多くなっていくよ」と。

今回、お伝えしたいことは、ブライダルサロンに何か持っていこう・・ということではなく、プロになる為に、自分なりに、何かを決めて、一定期間同じことを徹底的に繰り返して、身に付けよう・・といった内容です。

大リーグのイチローしかり、
プロフェッショナルの多くが、、基本的なことを、同じ順番で、同じように繰り返し、本番に臨んでいるそうです。
披露宴司会100回までに、体にしみこむほどに徹底してやり続ける何かを決めて、ぜひトライしてみて下さい。必ず後々自分を助けてくれます。
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# by qqbh8530 | 2009-11-24 13:04 | 司会

新人の為の不安解消法

披露宴司会プロデビューしたのは30歳丁度の時。遅咲きの私でありました。
新規のオーダーを頂いた瞬間から、うまくできるだろうか?と不安感を覚えました。1ヶ月も2ヶ月も前からです。

もちろん1日中ではありませんが、ちょっとした時、(あぁ、2ヵ月後司会をやるんだ・・)と思うだけで、なんだか心がドキドキしたものです。

逃げ出したくなったことがあります。
こんなに不安定な気持ちになるならもうやめよう・・と思ったこともあります。
やはりこの仕事は僕にはむいていない・・と思ったこともあります。

そんなに重い気持ちを引きずりながらも、今日まで司会の仕事を続けてこれたのは何故でしょうか?
おそらく、不安感や緊張感の総量よりも、やり遂げた達成感や充実感の総量のほうが、優っていたからだと思います。
続けるかやめるかは、いつもまさに紙一重の選択であったように思います。

私の司会の師、鶴賀二郎氏は、いつも私に「等身大の司会をやりなさい」と指導して下さいました。
自分の実力以上の司会は、いくら頑張ってもできないわけです。
背伸びをしたり、格好をつけたり、知ったかぶりしたりすると、かならず火傷(やけど)します。
やるべきことを、できることを徹底的にやるしかないのです。

そこで、極度の不安に襲われて仕方がない時の解消法をお伝えします。
解消法と言っても、実は解消法もどきで、実際の不安はたいして解消されません。
ただ、困った困った・・と言ってるよりか、ポジティブな自分を作れるはずです。

漠然とした不安を、具体的に何が不安なのか、明確にしていく作業をします。

1例です。
司会歴10年目の頃、明日はホテルオークラ。両家とも上流階級でお料理も最高ランク、列席者も国会議員をはじめ多くの外国人も列席します。

まず、A4の真っ白な紙に、不安要素を思いつくまま書き出します。

1.上流階級の方々への対応がうまくできるだろうか?
2.いつも使っている司会コメントがオークラで通用するだろうか?
3.英文で祝電が来たらどうしよう?
4.テーブルスピーチがうまくいくかどうかものすごく不安だ・・。
5.私は大学中退、新郎はオックスフォード、新婦は慶応・・
6.国会議員の肩書きや名前を間違えたらどうしよう
7.
8.
どんどん挙げていきます。

この中で、すぐにできることを探します。
・3の、英文祝電については、コンパクト英和辞典を持っていくことにしました。分らないところは、プランナーに聞いて教えてもらおう。それでも分らなかったら、「英語もう少し勉強しておけば良かったと反省しています。教えて下さい」と素直に明るく笑顔で、新郎新婦に聞いてしまおう。
今度こういう機会があったら、打ち合わせの時点で「英文で、分らないところがあったら教えて下さいね」と、あらかじめ新郎新婦にお願いしておこう。

・4のテーブルスピーチは、候補者の席位置と紹介コメントをもう一度確認して、本番前その導線を確認しておこう。

・6の国会議員の名前他、もう一度読みやすく大きく書いて、すべてにルビをふって、徹底的に読みの練習をしておこう・・。

・そのほかの1も2も5も、考えても仕方がない、今のままそのままの自分を素直に出して、とにかく誠実に一生懸命にやろう・・。それでだめだったら、その時考えよう!

こう気持ちを整理し本番に臨みます。

不安感、緊張感などの心理的な問題の特効薬・万能薬は、まずないと思っています。
ただ、漠然たる不安をそのまま本番へ持っていくのではなく、少なくとも不安材料を洗い出し、できることはすぐやる何でもやる・・といったつもりで対処し、本番に臨む。

なるようになる!
日はまた昇るぞ!
捨てる神あれば拾う神あり!
こんな言葉を自分自身に言い聞かせて、本番に臨んだものです。参考になるでしょうか?
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# by qqbh8530 | 2009-11-19 22:42 | 司会
これから・・という披露宴新人司会者のために書いています。
私の司会の師 JTプロダクションの鶴賀二郎氏は、『司会の仕事を100本やったら、本当のプロだ!』とよくおっしゃっておられました。

そこに行き着くまでは、一応プロらしい顔をしながら、万事お茶をにごしながら、細部はごまかしごまかし、とにもかくにも、クレームをくぐりぬけながら、なにはともあれ第1ステージの『100本』を目指してがんばるわけです。

その『100本』までに、ぜひクリアーしておきたいことをお伝えします。私の提案が、あなたの心にフィットしたら、ぜひトライしてみて下さいね。


披露宴のどこかで、最低1回は両家両親とコミュニケーションを取りましょう。
披露宴のどこかで、最低1回は新郎新婦とコミュニケーションを取りましょう。
披露宴のどこかで、最低1回はレクチャー台から離れて司会をしてみましょう。

実は私は、恥ずかしながらそれができなかったのです。
レクチャー台から離れるのが、恐くて恐くて仕方なかったのです。
宴のなかで、新郎新婦やご両家ご両親さまとは、全く会話せず、始終レクチャー台にへばりついていた・・といった状態が、デビューしてからしばらく続きました。


トライ内容は例えば、乾杯後、それとなく両親のところに行って~
『改めておめでとうございます。時間通りに順調に進んでおります。どうぞご安心下さい。
10数分後の新婦お色直しまで、しばらくお時間がございます。お食事をお召し上がり頂きながら、どうぞごゆっくりおくつろぎ頂ければ・・と思います』等々、一声かけてみます。
なにかあれば必ず言ってきます。

新郎新婦には、例えば乾杯後なら~
『先ほどのお二人のご紹介は、大体あんな感じで宜しかったでしょうか?』

色直し入場直前なら~『お待ちしておりました。気分は如何ですか?とても順調に進んでいます。ここまででなにか感じたこと、気付いたこと等はございますか?あるいはこのあとの進行で、なにかご要望がございますでしょうか?』


レクチャーから離れるタイミングは、
ケーキ入刀時・子供花束プレゼント・メインキャンドル点火時・余興が素晴らしかった時・テーブルスピーチの時・・などなど。

司会者が、レクチャ台から離れ、それぞれのイベントのすぐ近くでレポートしたり、インタビューしたり、実感を述べたりすると、「場」の空気が確実に変わります。

宴によっては、司会の移動がうるさく感じることも有りますが、とりあえず、いつでも司会レクチャー台から離れることのできる自分を作っておく必要が有ります。
自分自身で司会レクチャー台から離れるタイミングを決めて、ぜひトライして下さい。


私なんかはチキンハートですので、司会台を離れた瞬間から、頭が真っ白になりそうなくらい緊張しました。
でも、いつかはやらなければならないとキモに命じ、比較的ラフな披露宴の時を狙って、トライしたものです。

今では逆に、司会台を離れて、テーブルスピーチ等の司会進行をする時が、一番楽しいと思えるようになりました。ぜひチャレンジしてみて下さいね!
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# by qqbh8530 | 2009-11-16 12:10 | 司会

落とし穴

私がデビューした頃は、デコボコ もっちゃり なんだかなんだかの、司会振りでありました。
所属会社の社長も、私の、もたもたぶりやドンくささに「こういちは、小学校の先生の方がずっとむいてるのになぁ・・、なんでこの道を・・?」とふと漏らしていらっしゃったこともありました。

そんな私だからこそ、必死に努力を重ね今があります。
私と同じように、不器用でなかなか司会がうまくできないで悩んでいる方、苦しんでいる方々のために、今日も書いています。

3年ほど前の話です。
背筋が凍りました。

オープニングVTRの内容紹介で、仏前結婚式と言うところを、神前結婚式と言ってしまったのです。
直後にすぐに気付き、開演の辞の中に、「仏前結婚式を挙げられたお二人」というコメントをあえて入れ、軌道修正をはかったことを覚えています。

なぜそんな初歩的なミスをしてしまったのでしょうか?
以下は言い訳です。

〇月〇日 神前結婚式を挙げられた方の披露宴の司会をやりました。
その翌日 神道 1年祭(仏教でいう1周忌法要)の司会をやりました。
その翌々日、仏前結婚式を挙げられた方の披露宴の司会をやりました。

オープニングVTR上映前に、
「去る〇月〇日 〇〇で行われた 仏前結婚式の模様をご紹介させて頂きます」とコメントをするはずでした。
会場側からQがきて、しゃべろうと思った時、大き目のBGMそして映像がすぐにスタートしましたので、コメントがBGMとかぶって、聞づらいと思い、後回しにしました。

BGMの音量は大きく、なかなかコメントを入れられません。
(そろそろVTRも終わってしまう・・、終わる前にはコメントを入れたいなぁ・・。)
その時、すっとBGMの音量が落ち、ここだっ!と思って、思わず『先日行われた神前結婚式の模様をご覧頂いています」といってしまったのです。

神前結婚式
神道1年祭(仏教の1周忌法要)
仏教徒の仏前結婚式
これらの言葉が頭の中で入り乱れ、整理整頓があいまいだったこと、すべては私の責任です。

大きく反省しています。私の体験をぜひ生かして下さい。
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# by qqbh8530 | 2009-11-11 10:26 | 司会
新人の披露宴司会者のために少しでもお役に立てば・・と思って書いています。

最近、人前結婚式にしても結婚披露パーティーにしても、あまり堅苦しくない雰囲気を望む新郎新婦がとても増えてきました。
私は古い人間だからでしょうか・・披露宴は堅苦しさも柔らかさも両方必要だと思っています。
では、どう考えるか・・?

まず、宴を大きく<3つの時間帯>に分けてみます。
1.最初のセレモニー(オープニングから乾杯まで)の時間帯
2.乾杯以降の、お色直しや友人スピーチや余興などの時間帯
3.締めくくりのセレモニー(花束贈呈や謝辞そしてお開きまで)の時間帯

1と3の時間帯は、セレモニー的要素が濃く、まじめに厳粛にやや堅めにやります。
2の時間帯は、車のギアの如く、ローからセカンド、サード、そしてトップへ・・と時間とともに、徐々に雰囲気も和み、いい余興やスピーチがあれば自然に会場全体に高揚感が広がります。
この時間帯こそ、堅苦しさの排除が可能で、状況によっては少々くだけてできます。

友人中心のパーティーなら、最初からくだけてやってもどうにかなるものですが、年配の方や会社のトップの方々が大勢出席している披露宴の場合は、1と3の時間帯は、やはりあまり崩さない方が無難です。

披露宴に、お客様として列席する自分の心理状態を推測すると、分りやすいと思います。
①受付けを済ませ、程なく披露宴会場へ・・緊張感 大
②乾杯までの間・・緊張感 中
③乾杯後、徐々に雰囲気にもなれ、笑顔も多く出てきます。緊張感 小
④お酒も入り、次第に肩も楽になり、自然体になれる。いいスピーチや余興があると、高揚し、楽しくなってくる。

「最初から、あまり堅苦しくない感じでお願いします」と言われたら、上記の内容を説明します。
列席者の心理状態に合わせて、司会者も徐々に柔らかくしていくことが一番自然なのではないでしょうか。
堅目から徐々に柔らかくしていく、変化のある司会術。
ジョークやウイットが、お客様に受けやすい時間帯を知っておくことはとても大切だと思います。

宴の冒頭で、司会者が、何か気のきいたジョークを言っても、なかなか受けないは、披露宴独特の緊張感が列席者の心を押さえているからでしょう。笑いを出にくくしています。ここは無理せずに場の雰囲気に合わせます。

せめて乾杯までは、まじめすぎる方がいいと思います。
そのあと徐々に柔らかさを出し、ラストをまたキチット締める。その方が司会のメリハリも出てきて、私はいいと思うのですが・・・。
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# by qqbh8530 | 2009-11-04 23:59 | 司会
先日久しぶりに温泉に行きました。
一風呂浴びて大いに汗をかき、ドリンクカウンターへ行って、生ビールを頼みました。
丁度、カウンタウーマンは、カウンター内のごみ袋の口元を縛っているところでした。
何やら忙しい様子で、彼女は私の顔も見ず、「少々お待ち下さい」とちょっと乱暴に答えました。
本人はそのつもりは無いでしょうが、私にはなにか言葉を投げつけられたように感じ、あまりいい気分はしませんでした。(以前このブログで取り上げたとおり、言葉はその人の意思を離れて、独自の働きをするのですね)
私はウェイターも長い間やってきましたので、彼女の気持ちも分ります。
すぐに気を取り直し、私だったらどう言うか?考えてみました。

お客様から『ビール頂戴』と言われたら、たとえどんなに忙しくとも、まずは『有り難うございます』と言います。
あるいは『ビールのご注文、有り難うございます』と、相手の注文をまずは受け止めます。

そして『少々お待ち頂けますか?』とさらに一言添えたいと思います。
さらにチラッとでも、必ず相手の目を見るよう努めます。

さて前フリが長くなりました。本題です。
司会の打ち合わせも同じように考えられないでしょうか?

新郎新婦やプランナーからの、ちょっと難儀な申し出が、たとえあったとしても、いきなり「NO」と言ったり、「無理です」と言ったり、「出来ません」と言ったりするのはやめようと思うのです。

「そうですねぇ・・」
「なるほど、それが一番のご希望なんですね」
「そうですか。面白そうですね。」
「へー、なかなかユニークな発想ですね」
「そうですか・・。ご提案有り難うございます。そういった演出をぜひやりたいというお気持ちは、重々お察し致します。いくつかハードルが有るように思いますが、ぜひそれを乗り越えられるよう、一緒に考えていきましょう」

いきなり<NOと言わない打ち合わせ>を、
難しければ、せめて一言「なるほど なるほど」を、
それも無理なら「ご提案有り難うございます」と一言お礼を。

打ち合わせに限らず、友人同士や夫婦間でも通用する、コミュニケーションのコツにも思えるのですが・・。
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# by qqbh8530 | 2009-10-29 19:07 | 司会
披露宴司会新人の方に、少しでも役に立てばと思って書いています。

私が東京アナウンスアカデミーで学び、今でも心に言い聞かせていることが有ります。
<言葉は、その人の意思を離れて、独自の働きをする>という言葉です。

良かれと思って言った言葉が、<不愉快な言葉>に受け取られたり、励ましのつもりで言ったのに<馬鹿にされた>と受け取られたり・・・。
言葉は、私の意志(思い)を離れて、受け取り手の都合のいいように解釈されてしまうのです。
『えーっ、こんなはずじゃなかったのに・・』と後悔したことはたくさん有ります。


さんざん悩み、いろんな人に相談し、本もたくさん読みました。
当時私の出した答えは、言葉が自分の思いを離れて、時として全く正反対の意味に解釈されてしまうことは往々にして有ることだ。相手次第で、しかたがないことである。あきらめよう!でありました。

一旦あきらめた上で、では、どうするか?
①なにか言ったら、すぐに相手の表情の変化を感じてみる
②自分の言葉の後ろ姿を感じてみる
③相手の表情にマイナスの変化を感じたら、すぐに軌道修正する



新郎新婦「料理のことや引き出物のことが心配です。」
司会『大丈夫です。プランナーがちゃんと相談にのってくれます。そんなに心配しなくたって大丈夫です』
元気付けるつもりの励ましが、(君達は心配性だなぁ。なに、そんなこと心配しているの・・)と相手に受け取られてしまい、二人の顔がこわばります。

司会者は・・、
相手の顔の表情の変化に気付き、自分の言葉の後姿(どのように相手に届いたか推測すること)を感じてみて、すぐに、軌道修正に入ります。
『とは言うものの、一生に1度の大きなイベント。
不安も心配も、より良いものを作っていくための大きなヒントになります。どうぞご遠慮なく、私どもにぶつけて下さい』
もっといい言い回しがあると思いますので、それぞれで工夫なさって下さいね。


相手の表情が極端に変わった時は、素直に『なにか、気になった点がございましたでしょうか?』
とお伺いします。
自分のミスに気づいた時は、『言葉足らずで申し訳ございません』とすぐに謝罪し、言い回しを工夫し、軌道修正致します。

このあたりのところは、私の苦手分野です。だからこそ意識して取り組んでおります。
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# by qqbh8530 | 2009-10-28 07:58 | 司会

林真理子氏講演会

林真理子さんの講演会
先日、山梨市民会館で開催された、山梨市出身の直木賞作家 林真理子さんの講演会に行って参りました。
出不精の私ですが、林さんのファンであり、講演会のタイトル「小説を書く時間(とき)」にも惹かれ、、講演会の司会進行にも興味が有り、ワクワクしながら行って参りました。

式次第は、司会より協賛団体等の紹介、開会の言葉、来賓祝辞、講師紹介、そしていよいよ林先生の登場 講演スタートといった順番でした。

司会者は主催者側の男性で、余計なことは一切言わず、シンプルイズザベストで、会の進行のみに徹し非常に好感が持てました。

私は、ことあるごとに、何度も何度も、司会者はただただ開演を告げるだけでいい、冒頭で、何か一つ二つ気のきいたことを言おうとするのはやめよう・・と言い続けてきました。

今回も全くその通りでした。
司会者は、会のスタートのみを宣言し、なんら気のきいた言葉や、季節感漂う枕詞も一切有りませんでした。
だからこそ、だからこそであります!
来賓のトップ山梨市長の祝辞の冒頭、
『木(こ)の葉、日一日と色づき、清清しい毎日を送っていることと思います』の出だしが、はっきりとした輪郭を持って、聴衆に届いた・・と私は思っています。

やはり講演会の司会は、来賓挨拶などがある場合はなおさらのこと、進行のみに徹するべきだ・・という持論が少しは証明できたようで、なんだか嬉しくなりました。

整理します。
例えばの、装飾の多いMCをスリムにしていく一例です。
『大変お待たせ致しました。昨夜からの雨で、尚一層深まりゆく秋を感じる今日この頃、木の葉も色付き、大変清清しい秋の一日を迎えております。それでは只今より、直木賞作家 林真理子先生の講演会を開催致します』
上記の<尚一層深まりゆく・・>のセンテンスを思い切って削除し、スリムにしてみます。
代わりに『大変お待たせ致しました。只今より、直木賞作家 林真理子先生の講演会を開催致します』だけに絞りきります。これで完成です。

来賓の方はもちろんのこと講師もまた同じように、いきなり本題にはまず入りません。
必ず季節にふれ、今朝の新聞のトピックなどを話しながら、本論へとつないでいきます。
そう考えると、司会者は安心してシンプルイズザベストで臨んでいいことになります。
またそう考えると、司会は進行のみに徹し、主賓や講師に<枕の言葉を譲る>のは、司会者としてのマナーとさえ思えてきます。


当時、家賃8600円、就職浪人の林真理子氏、たまたま同じアパートにいたコピーライターとの出会いが林さんの人生を大きく動かします。天才コピーライター糸井重里氏への弟子入り、瀬戸内寂聴・浅岡ルリコ・渡辺淳一・小泉純一郎元首相ほか著名人との交友関係や、文壇の裏話、またある時期からTVマスコミの露出を控え、作家活動に専念し始めた話し等、興味深い話が続き、あっという間の2時間でした。

講演が終わり主催者から林先生に大きな大きな花束が渡されました。
受け取った花束の花の部分は、客席とは反対側に向いており、どんな花だかよく見えません。
その時です。林先生は、観客席にその花の美しさが見えるように、さりげなく花束を持ち変えて下さいました。
まるで、林先生が『こんなに素敵な花束を頂戴しましたよ』と観客席に見せて下さっているように思えたのです。

あのお花のように、なにか美しい、 いい時間で有りました。
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# by qqbh8530 | 2009-10-26 13:49 | 司会
披露宴司会新人の方に少しでも役立てば・・という思いで書いています。
ベテランの方には、何を今更・・類でしょうが、私は新人の頃そういうことで苦労してきました。

漏れ聞いた話です。
ある司会者が、打ち合わせ前、ちょっと時間が余っていたので、京王デパートで買い物をし、その買い物袋を持ったまま、打ち合わせに臨みました。

新郎新婦に<買い物ついでの打ち合わせ>と採られ、不愉快だとクレームがあったそうです。
そんなことくらい・・と私は思いますが、世の中には、そのように感じる方もいらっしゃることが分ってからは、打ち合わせに関係ない私物は、必ず、打ち合わせ前にクロークに預けるようにしています。

あなた方お二人の打ち合わせの為だけに、今日ここにやってまいりました・・くらいの気概で臨む努力を致します。

そういえば、先日ホテル日航へ披露宴打ち合わせに行った時、クロークに私物(山梨からのおみやげ 信玄もち)を預けました。
スタッフの女性は、手提げ袋の様子から、中身が食べ物と推測したのでしょうか、『常温での保管となりますが宜しいでしょうか?』と笑顔で尋ねて下さいました。
思いもかけない心遣いに、私も笑顔で「お心配り有り難う、大丈夫、このままで」と答えました。

相手の立場になって・・
お客様の目線になって・・
時折り自身の振る舞いを点検することはとても大切な習慣に思えます。
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# by qqbh8530 | 2009-10-25 11:26 | 司会
打ち合わせについて
新人の披露宴司会者に、少しでもお役に立てばと思い書いています。
もちろん自分自身の気持ちの整理の為でもあります。

打ち合わせ時、新郎新婦とは初対面です。
私は今でも緊張します。新郎新婦のお二人も、それ以上にきっと緊張されていることでしょう。

司会者は(どんなお二人なんだろう?)(私の言うことを素直に受け止めて、いいコミュニケーションを取れるだろうか?)
新郎新婦は(どんな司会者なんだろう?)(私達の希望をちゃんと聞いてくれるだろうか?)
ほとんど最初は、お互いに様子見です。相手の出方を見ながら、共有点や安心材料を探す・・といった感じでしょうか。

以上のシチュエーションが分っていれば、次のミスが防げます。
1.最初からあまりにフレンドリーになりすぎて、(なれなれしい)と言われてしまった
2.司会のペースで打ち合わせをしすぎて、(あの司会者は私達に合わない)と言われてしまった
3.司会者の上から目線での物言いで、(えらそうだ・不愉快だ)と言われてしまった


打ち合わせのコツは・・
1.最初から飛ばさないで、謙虚に誠実にゆっくり目に・・をイメージし、打ち合わせに入る。
2.相手の希望や思いを聞き、必ず一旦は真摯に受け止め、「NO]と言わない打ち合わせを心掛ける。
3.相手の表情が固まってきたり、腕組みをして考えるそぶりが頻繁に見られたら・・
(このまま打ち合わせを続けても宜しいですか?)
(ここまでで、なにか気になったことや気付いたことはございますか?)
(私ばっかりお話してしまいましたが、お二人から司会者にぜひ言っておきたいこと等、なにか有りますか?)など、お伺いし、早めに軌道修正をする

以上のコツは、頭で理解しても、実際はうまくいったり失敗したり・・。
それでも意識して、こつこつやり続けるしかないと思います。
こつこつ と・・やがてあなたの、<打ち合わせの「コツ」>となりますよう、こつこつと・・。
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# by qqbh8530 | 2009-10-23 09:07 | 司会

よりよい人生をめざして                       


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