司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

最近、披露宴送賓前、エンドロール上映が間に合わないトラブルが多くなってきました。多くの司会仲間、ホテル関係者から漏れ聞いています。ちなみにエンドロールとは、結婚式、披露宴の最後、お見送りの準備中などに、当日の挙式や披露宴のスポットシーンや列席者の氏名等を上映し、当日ご出席頂いたゲストの皆様に、お二人の感謝の気持ちを伝えるという演出です。

トラブル増加は、それだけエンドロールの発注が増えてきたことも一因でしょうが、不慣れな新人が担当したり、業者持込などの場合、会場のシステム等の精通に欠け、そのことで集中力が奪われ、間に合わない・・事故に繋がっているようです。

そういった時の司会者の対応は、なかなかマニュアル化は難しいものがあります。ケースバイケース・・としか言えません。

それでもいろんな司会者の対応を知ることはとても大切です。
自他の体験をもとに取り急ぎ、次へのステップの為に、まとめてみます。

其の前に、まずはこちらを・・

ブログにコメントを頂いた「ダイアナさん」は、
①エンドロール用のVTR上映準備が遅れている時、お客様には支度を整えていただきながら、今、VTRの準備をしています。とすればいいのか?
②でも、もしこのコメントをしておいて、VTRがこのまま上がって来なかったら、かっこ悪いおひらきになってしまう。せっかくの披露宴が・・・
③音響さんは、「もしもの時は、繋いでおいてください」と言っていましたが、はたして、もう帰る気満々の会場をどのように繋げばよいのか?と思いました。
 
さて、それではダイアナさんのコメントに対し、実際に想定して考えてみましょう。

披露宴もお開き、いよいよ新郎新婦の退場です。
そこへ、DVDが焼きあがらない、エンドロール上映はもうちょっと待ってほしい・・とビデオ業者から緊急伝言が入ります。
『もうちょっととは何分か?』直感でも推測でも、とにかくあと何分ぐらいかかりそうだ・・という分数が分かれば、対処法も見えてきます。

いずれにしてもアシスタントからキャプテンに、ワイヤレスレシーバーで状況が伝達されました。
キャプテンは状況を把握し、機転を効かせ、会場内をゆっくりゆっくり大きく回りはじめました。時折りお客様と和やかに談笑してもらったりしながら、時間稼ぎをしてくれています。


司会は司会で、新郎新婦退場後の司会コメントを頭の中で推敲です。
いろんな司会者の実践報告です。

・エンドロール上映ができない可能性もあるので、エンドロールについては触れないことにしました。

・2次会のことをいつもより詳しく紹介しました。幹事さんに立ってもらって、インタビューし2次会の見所を話してもらいました。

・ハネムーンのことを紹介しながら、其の国の特色を、私自身何回も行っていてよく知っていたので、楽しく話してみました。

・会場装花のこと。新婦が花屋さんだったので、装花に思い入れがあることや、花言葉や当日の誕生花について話しました。

・送賓プチギフトについて少々知識があったので、その薀蓄を語りました。

・友人中心の披露宴。後半盛り上がった余興等の感想を言った後、当事者の近くに行って、「イヤイヤイヤ、お疲れ様でした。あの振り付けはしっかり脳裏に焼きついていて、困ってしまいます・・」などと笑顔で語りかけ、会話を少々。

・エンドロールの内容をイメージしながら、初めての司会打ち合わせから、挙式、披露宴開演からお開きまでを、ダイジェスト版で話しました。考えながらのつっかえつっかえでしたが、こんなこともあるのだと、それ以降いざという時の為に、いつも練習するようにしています。

・最終的にはエンドロールをやるかやらないか明確になるまでの舵取りは司会の役目。エンドロール上映には触れず、『新郎新婦送賓の準備のため今しばらくお待ち下さい。それではこの間を利用致しまして、いくつかのご案内並びにご紹介をさせて頂きましょう。』と、コメントして時間稼ぎをしながら、お客様に待って頂きました。

ちなみに私の場合は、状況によってですが、ほとんどの場合、『新郎新婦送賓の準備のため、恐れ入りますが、今しばらくお待ち頂きますようお願い申し上げます。送賓の準備万端整ったところで、改めて皆様方にご案内させて頂きます。』と言って、そのままにしておきます。

それぞれですが、それでも他者の実践はとても参考になります。
なにかご意見や他の実践例あればコメント頂けると嬉しいです。
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# by qqbh8530 | 2010-06-09 11:51 | 司会

犯人探しのその前に!

接客業に頑張っている、志(こころざし)あふるる、とあるホテルマンと、数ヶ月に1回、酒蔵で一献交えます。
飲みながら、食べながら、仕事の話が中心ですが、愚痴はほとんどありません。

今回は、<予想のつかないアクシデントの対応>について、議論が盛り上がりました。

例えば・・
①イミテーションのケーキ → 生ケーキへと、当日急に変更になったのにもかかわらず、何らかの連絡遅滞ミスで、入刀時に生ケーキが間に合わなかったケース。

②エンドロールが、お開きの時点でまだ未完成で、お客様を待たせてしまうことになったケース

ほか、思いもかけない、ほぼ予測不能なアクシデントに遭遇した時の対応の仕方についてなどが、議論のメインとなりました。

多くの場合・・
そのアクシデントの
①犯人探し(いったい誰がやったんだ?)
②犯人批判(なにやってんだよう!どういうことなん?そんなこと分ってるだろう!ほか)
③責任転嫁(もっと前もって言ってもらわらないと・・。大体そんなこと聞いてないし・・、連絡が遅すぎるから・・などなどを理由に、他者に責任を転化していく)
④処置(じゃぁどうしようか?と初めて問題解決に動き出す)

以上の過程をたどりがちです。
議論した結果は、

<犯人探しも、犯人批判も、責任転嫁も、とりあえず後回し!大切なことは、起きたことの事実を明確にし、即時、対応方法を探ること・・>でありました。

誰がやったんだ・・?なんでこんなに時間がかかるんだ・・?そんな、急に言われても、できるわけないよ・・!
なるほど言い分は分ります。ただ・・、
<お客様の為に、犯人さがしや原因究明の前に、とにかく今起きたことに対して、じゃぁどうするか?を即時話し合う・・>
このことが何よりも大切という見解に至りました。
ここは、司会者と担当キャプテン並びにプランナーとのティームワークの見せどころです。
アクシデントが起こったら、なにはともあれ、じゃぁ、どう対処しようか・・?です!

犯人探しは責めるためではなく、間違いを犯したプロセスを明確にする為です。
2度と同じミスを犯さない為のいくつかの方法やルールを決め、実行すればいいのではないでしょうか?

アクシデントが起こった時、犯人探しをしたり、仮に特定できたとして当事者をいくら責めても、事態はなんら変わりません。
そんなことをしている間に、お客様は確実に、離れていってしまうと思うのです。
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# by qqbh8530 | 2010-05-27 02:06 | 司会
久々にクレームです。
過日担当した人前結婚式でのこと。

司会の私のコメントが、会場に反響して非常に聞きづらかった・・というクレームがありました。
確かに、とても大きな式場で、天井もかなり高く、マイクを通した私の声は、大いに反響してしまいます。
事前に音響係の方に、司会マイクの音量や音質の調整をして頂きました。
さらに本番では、いつもより声を張り、気持ちゆっくり目にアナウンスしたつもりだったのですが、それでもだめだったようです。

仕方がない・・と一旦は諦めかけました。が、ふとマイク無しでやったらどうか?と思い立ち、支配人にお付き合い頂き試してみました。
かなり声を張ってみましたが、やはりだめでした。
私の声質は、どちらかというと通りがあまり良くないこともあって、不自然で聞きづらいとのこと。

今度は、マイクの位置を変化させて試してみました。
マイクに口をかなり近づけて一言、マイクから口を少し離して一言、マイクから口をかなり離して一言。

その結果、マイクから口を15センチ程度離してしゃべると、いくらか聞き取りやすくなることが分りました。

また、式場のメインステージ下あたりや入場口付近等、場所によって、より聞き取りにくくなってしまう所があることも分りました。


ベストな状態は見出せませんでしたが、それでも、よりベストに近づく努力は今後も続けていきたいものです。

私の試行錯誤に熱心にお付き合い下さったO支配人に、心から感謝申し上げます。有り難うございました。
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# by qqbh8530 | 2010-05-24 23:35 | 司会
披露宴司会新人の方々に、少しでも役に立ちたい・・そんな思いで書いています。

私事で恐縮ですが、中学時代、野球部入部も1週間で退部。
次にテニス部へ、しかし1ヶ月も経たないうちにこれまた途中退部。

しばらくぶらぶらしたあと、、冬の寒い時期の体育の時間、バスケットボールの授業・・、順番でランニングショットをやったところ、見事に決まり、先生が「仲澤、おまえ、なかなかうまいな!」と言って下さいました。
単純な私は、翌日バスケットボール部へ入部、バスケットボールが大好きになり、練習の虫になりました。
その甲斐あって高校時代は、山梨県代表で沖縄国体にも行きました。自分で言うのもなんですが、程ほどにバスケットのセンスがあったようです。

何を言いたいかといいますと、一つのスポーツや仕事に能力が秀でている、あるいはセンスがある・・という人は、なかなかうまくいかない人には見えないもの、気が付かないものが、当たり前のように見える・・ということです。
上達のコツのようなものがわかる、あるいはスッとセンスのようなものが取れるわけです。

いよいよ本論です。
バスケはそこそこセンスのあった私も、実は司会は全く畑違いの分野で、肌に合わず、実に苦労しました。

何故肌に合わない分野に飛び込んだのかは今だ不明でですが、ただ人は誰も生まれてきた以上は使命があり、その使命を全うする為の準備期間として、いろんな職業を経験し、自身を鍛える時期があると考えます。その鍛える内容が私の場合は司会業と考えると、すべてつじつまが合ってくるのです。

たまたま私はホテルウェイターもやっています。
司会が天職といわれる方々の司会の技術や人間力を、あるいは素人の司会のうまさや未熟さを実際に体感することができました。それらを時間をかけて紐解き、コツらしきもの、ウラワザらしきものを文章に表現して、司会がなかなかうまくできない方々の、何らかの一助になればと思って書き続けています。

まぁ本音は、実は自身の修行の為に書いているのですが、それでも2005年の5月から書き始めて5年になりました。記事数も400を超えています。
このように書き続けて、明確になったことは次の3点です。

司会の本質は、
1.シンプル イズ ザ ベスト
2.段取り
3.人間力
の3つに集約されました。


講演会の司会をします。講師の紹介をしなければなりません。
原稿用紙1枚分の講師の資料が届きました。
以下は、上記の1~3と対応しています。
1.シンプルイズザベストです、3分の1以下の内容量にします。
2.自分勝手にやるわけにはいきませんので、事前に講師と打ち合わせをしておき、段取りしておきます。
3.主催者の意向に沿うように、また講師が気持ちよく講演できるように、司会者として全身全霊で臨みます。その姿勢の積み重ねが、人間力アップに繋がっていきます。

上記1~3の作業を、能力のある人は、当たり前のようにさっさとやってしまいます。
その『さっさと・・』の部分が私はなんだかうまく飲み込めず苦労してきました。その、飲み込めない部分にフォーカスして、誰でも簡単に飲み込めるようにと願い、書いています。

そんな経緯があって、この司会のウラワザというこのブログが生まれています。
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# by qqbh8530 | 2010-05-20 22:16 | 司会
披露宴司会の新人の方々に、少しでも参考になればと思い、書いています。

最近思う、披露宴司会のコツ
1.笑顔
2.誠実さ
3.段取り
4.順応性
5.司会の技術

1と2の、人となりが良ければ、司会はどうにかなります。必要最低条件です。

3はとても大事です。段取りさえ良ければ、司会の技術はあまりなくてもどうにかごまかせます。ちょっとことばは悪いですが。

例えば、ビンゴゲームをやるとします。

1.ビンゴ機のセッティング
2.ビンゴカード配布
3.アップテンポのBGMや必要あれば照明係のスタンバイ
4.ビンゴ機を操作する人のスタンバイ
5.賞品渡し係りスタンバイ
6.会場側のOK
以上の確認ができたところで、はじめてMC IN

①「さて、お待ちかね、ビンゴゲームのスタートです。このビンゴカードを、お手元にご準備下さい」
②「それでははじめに、ビンゴゲームのやり方を説明します」
③「次に、賞品の紹介です。今日はすごいですよ~(すごくなくてもそう言います・・笑い)」

ここまでが、ゲームをスムーズに進行させるための『段取り』です。
この段取りが良ければ、司会がうまいことを言わなくても、お客さんは勝手に楽しみます。
スピード感を持って進行します。
今日はここまで。
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# by qqbh8530 | 2010-05-18 21:44 | 司会

こころ育てと複写ハガキ

先輩から頂いた1枚のはがきに記されていた言葉。
『謙虚にひたむきにやり続ける才能。
それさえあれば、必ずいつかは大成します。心が一流なら必ず技術も一流になります』

司会の世界も同じだと思いました。
司会者の心が一流なら、必ず技術も一流になる・・と思いました。

ただ、
では、心を一流にする のにはいったいどうすればいいのか・・?
その方法がなかなか見つかりませんでした。

長い間の紆余曲折の、そのうえで、
私は私で、自身の心育ての一つとして、最近「複写はがき」を利用しています。
お世話になったり、頂き物をしたら、数日のうちに、すぐにお礼のハガキを出します。

カーボン用紙を使って、ハガキにお礼を書きます。
書いたものがそのまま「ハガキの控え」として残り、あとで読み返すことができます。

どうということはありません。多くの人がやってこられたことかもしれません。
それでもこんな小さなことですが、私は書くたびに、私自身の心が整うような気がしてならないのです。

机の端の小さな箱の中に、官製ハガキと複写ハガキの控えとカーボン用紙とシャーペンが用意してあります。書こうと思った時、すぐに書ける仕掛けを作っておきました。3日坊主の私ですが、これでしばらくは続きそうです。

もしご興味がありましたら、以下を訪問してみてくださいね。

<複写はがきの世界へようこそ>
http://www.hagaki-seido.com/fukusha-hagaki-1.html
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# by qqbh8530 | 2010-05-07 23:50 | 司会

「キング カズ 語録」

先日 NHKプロフェッショナルを見ました。
栄光も挫折も味わい続け、それでもピッチに立つ・・三浦 知良(みうら かずよし プロサッカー選手) 
ニックネームは、KING KAZU・・Jリーグ最年長出場記録 現在横浜FC所属の43歳。
  
落ち込んだときの私自身の心のケアの為に、記憶に残る「カズ語録」をまとめておきました。

・自分は不器用、身体も固い、運動神経も低い。だからどんな状況でも、今できることを一生懸命やるしかない

・サッカーは怪我がつきもの。怪我とどう付き合っていくかがプロの仕事

・気持ちで負けたら、サッカーにならない

・苦しまなければ、楽しみは得られない

・サッカーがすべてを教えてくれた。やりきった時の充実感

・誰よりも懸命に、誇り高くプレーしよう

・人は頂点に達することはない、常に成長していくもの、どこまでも走り続けよう!

・ワールドカップ落選、愕然とした。でも『これからどうする・・?』神の問いかけと考えた・・

サッカーを司会に置き換えて考えてみました。より良い生き方として、カズの言葉は大変参考になっています。新人司会の方々は如何でしょうか?
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# by qqbh8530 | 2010-05-03 13:04 | 司会
改めて、披露宴でよく行われる<ブーケプルズ>について、整理してみたいと思います。
言い回しは人それぞれに工夫なさって下さい。

1.これからブーケプルズを行います。
ブーケを見事ゲットされた方は、近いうちに大きな幸せが訪れる・・そんな言い伝えがあるそうです。

2.お名前を申し上げますので、恐れ入りますがこちらの前の方にお越し下さい。

3.呼び込み

4.全員おそろいになったようですね。ご協力有り難うございます。それでは一人1本ずつ、こちらのリボンをお取り下さい。

5.全員新婦とリボンで繋がりました。それでは、私の合図でリボンを一斉に引いて頂きます。
皆様ご存知の通り、20人の中の、お一人だけに、新婦の持っているブーケとリボンが繋がっています。その方にブーケを差し上げます。

6.それではまいります。ご列席の皆様の、掛け声のご協力をお願い致します。

7.スリーツーワン、幸運を手にするのはあなたです!どうぞっ!

8.当たった方を新婦の横へ誘導

9.当たらなかった方へは、お礼を言って席に戻って頂く。

10.当選者の名前、感想を聞く

11.記念写真

12.皆様の温かいご協力を頂きながらのブーケプルズ。本当に有り難うございました。
ご協力頂きました皆様に、そして見守って下さった皆様に拍手を送りたいと思います。


時にはなかなか前に出て下さらない方もいらっしゃいます。その時にはやさしく丁寧に、前に誘導して出やすい状況を作って差し上げます。

注意点は2つ。

一つは、3の呼び込み。
参加者が本当にお若い方々ばかりなら、当然、「独身女性の皆様」と、大きな声で言っても構いませんが、程よいお年の方も混じる場合は注意が必要です。
人によっては、嫌がる方もいらっしゃるのです。お互いに後味の悪くならないよう、うまく配慮したいものです。

二つ目は、10の当選者の名前や感想を聞くところです。
これまた人によっては嫌がる方も稀にいらっしゃいます。前後の状況で判断し、あまり深入りしないで、さらりと次に進んでしまうことも時には大切です。

新人の方には、このあたりの微妙な判断は難しいでしょうが、そんなこともあるんだなぁ・・と一応知っておくことはとても大切です。

ブーケプルズ、ブーケトスの司会について興味のある方は、1年前に書いた記事ですが、良かったらご参考になさって下さい。

http://qqbh8529.exblog.jp/9774370

http://qqbh8529.exblog.jp/9786912
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# by qqbh8530 | 2010-04-27 17:14 | 司会

式典の司会

最終回です。
式典の司会の打ち合わせは、通常1回か2回です。少ない機会の中で、たくさんの情報をキャッチし、それなりに自分のものにしなければなりません。

1.式典のタイトル
2.式次第
3.登場者、紹介者の氏名、会社名 肩書き等
4.時間配分

以上は、最低限確認しておく必要があります。
余裕があれば、主催者が一番列席者に伝えたいことや、避けたい状況なども聞いておくと安心です。

経験上、地域の式典は、情の部分にも重きを置き、苦労した点や、工夫した点などもさりげなくショートでコメントに入れ込むと喜ばれます。
大きい会社の式典ほど、シンプル・イズ・ザ・ベストで、あまり深入りしないで、あっさりとやったほうが喜ばれます。
そのあたりは打ち合わせの中で感じ取ってください。はじめは難しいですが、意識して打ち合わせを重ねていくと、なんとなく分るようになってくるように思います。


いずれにしても、私が一番お勧めしたいのは、打ち合わせのあと、可能であれば現場リハーサルをして、無理ならイメージの中でリハーサルをして、司会台本を作成し、先方に見て頂くことです。

実際に、先日作った地域の式典の司会台本に、間(ま)が空いてしまった時の、司会コメント候補をいくつか箇条書きで示しておいたところ、それを見た主催者が、『これとこれは言わなくていい、その代わり〇〇について言ってほしい・・』とご指摘を頂きました。

このように、主催者と司会者のイメージのズレが見つかったり、台本を見たからこそお互いに気付くこともよくあります。

事前に、司会台本を主催者に提出し摩り合わせをしておくことは、プロとしての最低限の義務と、私は位置付けています。

式典が終わってから、主催者から、あそこはそういう意味ではなかったのに・・などと言われた時の不甲斐なさ、悲しさは、2度と味わいたくありません。

それでも最善を尽くしてミスってしまうこともあります。
そんな時の、心の処方箋・・、日本の陸上競技指導者 川本和久 氏の言葉を自分なりに応用してみました。
<失敗した時、人間はハッと思う。ハッと思った時心を開く。心を開くからこそ、全部を吸収し、学びを得る・・>のだそうです。苦しいけれどそれでも明日を見据えましょう!
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# by qqbh8530 | 2010-04-26 18:12 | 司会

行事・式典の司会

前回の続きです。
実際にあった、行事・式典司会の、私の体験を綴っています。

式典当日、穏やかな晴天に恵まれました。
山梨市長をはじめ、市関係者、土地協力者、工事関係者、そして地域・近隣住民等他、およそ200人以上は集まったのではないでしょうか?

受付け開始の午後1時過ぎ、地元のメンバーを中心とした和太鼓の力強い演奏が、会場の雰囲気を盛り上げてくれています。

定刻の時間となりました。

「改めまして、皆様こんにちは・・。
本当に良いお天気に恵まれました。
桃の花も満開、菜の花も満開、私達の心も満開です。

それでははじめに、このあとの記念式典に先立ちまして、まずは3つの記念行事を行います」と、私はアナウンスしました。

いよいよ、一つ目の行事 水車・通水式とテープカットの始まりです。
テープカットをして頂く方のお名前を申し上げ、前に出てきて頂きます。案内係が、各人に白手袋を配り、はさみを渡していきます。
手袋をはめたり要領の説明もありますので、少々準備に時間を要します。

この間に、司会は通水式の進行内容や水車についての説明等、簡単にアナウンスしていきます。

準備も整のったようです。

「それでは、皆様の3,2,1の掛け声と共に、テープカットを致します。皆様のご協力をお願い致します」
「只今より、かのがわ古道、並びに かのがわ広場 完成記念 水車・通水式を挙行致します。3,2,1・・・どうぞ!」

テープカットと同時に大きな拍手が起こり、水門が空けられ、広場の水路に水が流れ、その水の力を借りて、やがて水車がゆっくりと回り始めます。ここで又拍手歓声・・。

まずまずの出足です。

司会者として留意した点は以下の通りです。
1.各行事に対して、主催者側がもっとも伝えたいものをあらかじめ明確にしておく。
2.何度もイメージの中でリハーサルをし、間(ま)の出そうな箇所を明確にしておく。
3.その間(ま)を埋めるコメントをいくつか用意しておく。
4.現場に行って、一人リハーサルを重ねる。
5.リハーサルを通して練り上げた司会台本を主催者側に渡し、イメージにズレがないかの摩り合わせをしておく。

特に5番目の、司会台本を渡し、主催者にチェックして頂いたことは実に有意義でした。
思わぬところにお互いのイメージのギャップがあったり、私の思い違いや勘違いが発見できたからであります。
続きはまた次回に。
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# by qqbh8530 | 2010-04-16 12:57 | 司会

地域の式典の司会

私が現在住んでいる山梨県は山梨市下神内川(しもかのがわ)では、先日4月10日(土)、「古道 並びに、かのがわ広場 完成記念式典」が行われました。

この地域の中心道路の古道沿線には、上(かみ)、中(なか)、下(しも)の3箇所に道祖神が祭られ、馬頭観音や将軍地蔵などの多くの石仏も現存しています。
また神社には「相撲辻」と呼ばれる立派な土俵があり、今でも秋のお祭りには地域住民による奉納相撲(ほうとうずもう)も行われています。
さらに、今では非常に珍しくなった、「古式の茅葺き切妻民家」も残っています。


古道の始まりには、古寺 西称院があり、そこには、1810年に創られた青梅街道と秩父往還へつながる分岐点を示す庚申塔(こうしんとう)があります。
また江戸後期の時代に、個人の供養として建てられた角柱型のお地蔵様がなんと42基も並んでいます。

このように、下神内川の古道周辺には、非常に多くの歴史的・文化的な遺産が今尚残っています。

先人達からの良き伝統と知恵の継承はもちろんのこと、現存する歴史的・文化的遺産もしっかりと保存し守っていく・・、同時に地域の中心道路<かのがわ古道>を整備し、地域の振興に役立てるという計画です。
平たく言えば、『ここに生まれて良かった・・と思えるような歴史と文化が香るふるさと再生』といってもいいでしょう。

この計画は、市の都市計マスタープラン、並びに「まちづくり交付金事業」として位置付けられ、平成19年2月「まちづくりプロジェクト」発足から3年以上の長きに渡る希望あふるる事業です。
 
私はその式典の司会進行をさせて頂きました。もちろん地域貢献のボランティア司会です。その貴重な体験と学びを、ブログを通してご報告したいと思います。

私は2ヶ月前に司会の依頼を受けました。
1ヶ月前にはプロジェクトの大勢のメンバーと顔合わせ致しました。

このプロジェクトの皆さんは、3年以上も前から、会議を重ね、視察を重ね、折衝を重ね、遠い遠い道のりを、1歩1歩歩んでこられ、そして今があります。
そこへ私が急に加わってきたわけです。なかにはあまりいい気分がしない方もいらっしゃるかもしれません。

私は自己紹介しながらこう申しました。
「ここまで来るのが、本当に本当に大変だったことと思います。完成まじかのこの時期に、こうしてお仲間に入れて頂きましたが、何か申し訳ないような気がしています。
それでもこうやって皆さんが一生懸命取り組まれている姿を拝見することは、司会への思い入れも大きく変わってきます。一生懸命にやりますのでどうぞ宜しくお願い致します・・」と。

今後できる限り、会議や関連作業に参加することを自分に約束しました。
短い期間しか残されていませんが、少しでもメンバーの方々と共に考え、共に動き、共に創り上げていく体験を重ねていこうと思いました。その体験を通して、言葉では伝えられない何かを感じ取り、それを司会に活かしたいと思いました。

数回、会議や作業に参加するうちに、チームメンバーのこのイベントにかける心意気、熱き思い、情熱のようなものが次第に伝わってきました。
ここまでの皆さんのご苦労は絶対に忘れないぞ!としっかりとキモに銘じながら司会をしようとあらためて思った次第です。

いよいよ明日は式典です。少々長くなりますので、この続きは又次回。
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# by qqbh8530 | 2010-04-13 21:49 | 司会

初めて・・のコツ

披露宴司会者新人の方々の為に書いています。
決して偉そうに書いているのではありません。

私が司会者としてデビューした時、所属事務所のトップが「君は、なんでこの道を選んだんだ・・?もっと君に向いている職業がほかにたくさんあると思うが・・」と思わず洩らしたほど、私は司会に向いていないキャラクターでした。

自分に向いていない職業を選んでしまったからこそ、苦しみながらも、初心者向き~司会の「コツもどき」のものをつかみかけています。
こうやって書き続けることによって、「コツもどき」から「コツらしさ」へと発展途上の私です。そこんところをご了解頂きながら、興味がありましたらお付き合い下さい。

ラジオの開局記念の特別番組のお手伝いをさせて頂くことになりました。
披露宴司会はもう20年以上やっていますのでベテランです。
しかしラジオ等の番組のサポートは、まだまだ不慣れで、言ってみれば初めてのようなものです。
嬉しさ半分、不安の方は限りなく広がります。

今日、その打ち合わせをしました。
Sディレクターが、特別番組の概要を丁寧に分りやすく説明して下さいました。お陰様で、概要は十分理解できました。
さて、それでは実際、放送が始まったら、私は何をどのようにしゃべればいいのか・・そう思った瞬間、再び不安が広がりました。
そんな私の不安を感じ取って下さったのか、ご一緒するメインパーソナリティのHさんが、簡単なリハーサルを2度ほどして下さいました。
リハーサルをすることで、私の不安は一気に減少しました。

それはなぜか・・?

もちろん、リハーサルをしたからですが、実は、スタジオ入りから順を追って、時系列でリハーサルをして下さったからです。
ちょっと前まで、理解しなければならない項目が頭の中に散らばっていました。
そのばらばらだったものが、時系列のそれぞれのボックスに収まって、整理された感じです。お陰様で、一気にイメージがつかめました。
別の言葉でいえば、「センスが取れた」といった感じです。

この経験を通して学んだことは以下のとおりです。
・初めての内容の司会をする時は、必ずリハーサルをする。
・まず、概要を理解し、次に全体の流れを把握し、最後に時系列でリハーサルをする。
・イメージがつかめるまで、センスが取れるまでリハーサルを繰り返す。

以上のプロセスを踏むことで、不安はかなり減少します。
実体験済みです。
もしかしたら、これはどんな司会にも、どんな仕事にも、共通する一つのコツといえるのではないでしょうか?
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# by qqbh8530 | 2010-03-18 22:53 | よりよい人生の為に
山梨掃除に学ぶ会が月1回実施している、JR甲府駅前街頭清掃活動に参加しました。
朝6時から7時までの1時間、JR甲府駅南口近辺を中心に掃除をします。掃き掃除とガム剥がしが中心です。

掃除用具は、「山梨掃除に学ぶ会」の世話人の方々が用意して下さいます。
竹箒(たけぼうき)をはじめ数種類の箒(ほうき)、塵取り、ガム剥がし用のへらやスクレイパーほか、およそ掃除に使ういろんな種類の道具が十分すぎるほどに準備されています。

初参加の私は、軍手のみ持参、掃除のできる格好で参加しました。
参加の予約も不必要、思い立った時に自由に参加できる自主参加のボランティアです。
その日はざっと20人~30人くらいの参加者だったでしょうか。小中学生や高校卒業したばかりの若者も参加しておりました。

甲府駅前のここは、もう何百回と歩いている歩道。
それでも、私の身長180センチ弱の高いところから見る歩道と、腰をかがめて低いところから見る歩道とでは、同じ歩道も全く違って見えます。
腰をかがめ、歩道に顔を近づければ近づけるほど、慣れ親しんだ歩道も新鮮です。
今まで気にもしなかった歩道の汚れやごみに、改めて気付きます。

そのゴミを、そこのところの溝のごみを掃きだすと、また違うごみが見えてきます。
新たに見つけたそのごみを掃きだすと、又さらに今まで気付かなかったごみや、汚れや、へばりついたガムが目に入ってきます。

敷き詰められたレンガにへばりいたガムを、スクレイパー(へらのちょっと大きめなもの)で除去しました。
簡単に剥ぎ取ることができました。こちらのガムもあちらのガムも剥がしました。なんだか得意になっている自分を感じました。

益々ガムを剥がしたくなり、いつのまにか歩道にへばりついたガムだけを集中して探すようになっていました。見つからないと、なんだか物足りません。

丁度その頃、東の空から朝日が昇りはじめました。
私は朝日を浴びながら、なんともいえない清清しい気分になりました。
時間はあっという間に経過。
午前7時少し前、世話人の清水さんが「おつかれさまでした。さぁそろそろ終わりましょうか。綺麗になりましたね~」と声をかけて下さいました。

全員で集合写真を撮った後、小さな円になり、簡単な反省会。初めて参加した人は自己紹介できます。初参加の私も、一言挨拶し、簡単な感想も述べさせて頂きました。
参加者の温かな拍手と笑顔がとても印象的でした。

その後三々五々解散。見違えるほど綺麗になった甲府駅前の歩道を、私は静かに踏みしめながら、現場をあとにしました。

さぁ、今日はこのあと9時から、ハードなホテルウェイターの仕事・・。
早起きもあって、身体はちょっと疲れていましたが、気力だけはとても充実しています。「よし、今日も頑張ろう」そんな気持ちになりました。
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# by qqbh8530 | 2010-03-15 12:05 | よりよい人生の為に
兄からの紹介で、人間学を学ぶ月刊誌 致知(ちち)を愛読しています。
元気が出ない時、道に迷う時、悩んでいる時によく手に取ります。私にとっては、なかなかいい「無言のカウンセラー」です。

先日も、自身の今後が視界不明瞭、元気をなくしている時、たまたま手にした致知(ちち)4月号の記事に、救われました。

語学教育分野の営業で、世界第2位の実績を挙げた和田裕美さんと、人気作家の浅見帆帆子さんの対談『人生は少しの気づきで好転できる』の記事が載っていました。

和田さんの言葉・・『「ワクワクする」というのは、仕事でも人生でも私の中でとても重要なこと。結局ワクワクという気持ちというのは、未来を信じるパワーだと思うんです。そういう心の状態になると、未来を信じた行動を選択するようになって、服も変わるし、メイクも変わるし、話し方も変わるし、すべての言動が明るい方へ変わっていきます』

浅見さんの言葉・・『ワクワクして生きている人とびくびくして生きる人とでは、5分後から全然違う未来になっていきますね。
また、私は、自分の心の状態や考え方にはすべての波動があって、それと同じレベルのものを引き寄せると思っているんですね。だから「嬉しい、楽しい」という波動で生きていると、それにぴったりの人なり出来事が引き寄せられて、結果的に夢も叶いやすくなるし、いい人にもめぐりやすくなるんです』

上記を読んで、私は少し元気になり、「私のワクワク探し」も始まりました。


さて、この対談を読んで、私が1番パワーを頂いたのは、浅見さんがお母さんから言われた『いま、目の前にあることを一生懸命やると、道は必ずつながるから、心配することはない』という言葉でした。

私の経験則でも、その真実を実際に体感しています。忘れかけていたものを取り戻したような気がしています。

今、目の前にある、やるべきことを一生懸命にやる・・・。

そのことによってのみ、おのずと新しい道につながっていくにちがいありません。

月刊誌 致知(ちち)は書店では購入できません。
詳細はこちら http://www.chichi.co.jp/

以上、今回の記事は、青春真っ只中の、披露宴司会を始めたばかりの方々に向けて書きました。少しのヒントとなれば嬉しいです。
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# by qqbh8530 | 2010-03-11 12:43 | よりよい人生の為に

ルミファンタジア

ルミファンタジア・・ベテランの方は、もう何度も経験積みで、コメントや拍手のタイミングも自由自在のことと思います。
しかし、司会の仕事を始めたばかりの方には、(えっー、どうしよう・・?)と、ちょっぴりプレッシャーのセレモニーですよね。
読者からもコメントのタイミング等の問い合わせがありましたので、整理してみます。

ルミファンタジアとは・・、
披露宴の中盤から終盤、特にお色直し入場時などに、新郎新婦が、それぞれ違う種類の液体が入った小さなボトルを1本ずつ持ち、それを各ゲストテーブルのガラスの入れ物に同時に注ぐことによって、混ざり合った液体が化学変化を起こし、いろんな色の光に輝く光の演出の一つです。

キャンドルサービスと同じように、新郎新婦が各テーブルにご挨拶を兼ねてお伺いし、液体を注ぎます。
最後にメイン横の大きなグラスタワーに、同じように二人で液体を注ぎ、色の変化を楽しみます。キャンドルサービスに変わる音と光の演出といったところでしょうか。

盛り上げのタイミングは、やはり何といってもメインの大きなグラスタワーに注ぎ終わった時の、大きな歓声と拍手でしょう。ここをうまく誘導します。

私は、F1のシャンパン・ファイトではありませんが、注ぎ終わったボトルを新郎新婦お二人に、ちょっとだけ上に掲げて頂きます。
その時、自然に拍手が来る時もあれば、司会の私から拍手を先導することもあります。

また、ファミリアルな宴の時には、「ここが拍手のしどころでございます」「ここは自然に拍手が起こることになっております」「いいお客様は、ここで拍手をして下さいます」なんて笑顔で言ったりして、自分も楽しみます。

しいて留意点を言えば、
ルミファンタジアのセレモニーで、新郎新婦の大好きな思い出の曲リクエストがある様な場合は、司会コメントは極力控え、音と光の演出力に頼ります。
経験上、メインのところでのほんの一言だけで、十分素敵なセレモニーになったこともあります。

ただ、それは司会がいいのではなく、お客様がちゃんと心得ているからです。
そういう客層にあたっていい感じに盛り上がると、つい司会の腕が上がったと勘違いしますが、いずれボロがでます。私がそうでした。
新人の方、その辺だけは気をつけてね。
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# by qqbh8530 | 2010-03-10 13:00 | 司会
披露宴司会新人の方々の為に・・ご参考まで
時には、非常にこだわりが強い新郎新婦もいらっしゃいます。

会場のセッテイング、装花、スタッフの動きやサービスの仕方、料理だしのタイミングまでも、細かくチェックしてきます。
正直言いまして、私は新人の頃、そういうカップルを、少し煙たく感じておりました。

しかしそれは、今思えばとんでもないことで、気配りの視点を新たに教えて下さったと、感謝の念を持っています。
今なら喜んで、お二人の意向に沿うよう全身全霊努力致します。


その道を仕事として生きてくれば、その分野のことが誰よりもよく見えます。
新郎が料理人であれば、盛り付けや色合い、料理だしのタイミングまで気になります。
新婦がウェイトレスであれば、サービスするスタッフの動きや笑顔がとても気になります。

当然です。
それでも自分が知らない分野は、煙たく感じてしまうのが、未熟さ・・、こころの磨きどころです。
知らなかったことを知ってしまえば、今度は逆に、それは強みとなります。

せっかくこの式場を、このホテルを選んで下さったのです。
喜んで、お二人の細やかな要望に答え、尚且つその期待以上のサービスをして喜んで頂こうと、思いを強くし臨みたいものです。

打ち合わせ直前、プランナーから、「非常に細かくチェックされるお客様です。宜しくお願いします」と言われると、司会者として結構ビビります。
司会者として、どうにかしようと思うからこそ、余計ビビってしまうのです。
逆に、新郎新婦に教えを請い、プロとして対応していく立場を取ると、緊張はしますが謙虚になれます。

打ち合わせ時、披露宴全体のイメージを聞いた後、私はこうお伺いします。
「できれば避けたい、こうはしてほしくない、これだけはしないでほしい・・、司会関係に限らず、思いつくまま、ぜひ、何でもおっしゃって下さい。お二人の気になっている点を知ることは、司会者としてとても助かります」

司会者として、新郎新婦のやってほしいことをやることは当然です。
しかし、やってほしくないことは絶対にやらないことは、それ以上に大切だということを身にしみて感じています。
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# by qqbh8530 | 2010-03-05 14:33 | 司会

ファーストバイトの司会

披露宴のハイライト ウェディングケーキ入刀に続いて、ファーストバイトがあります。
新郎新婦それぞれが、生ケーキをスプーンですくい、お互いに食べさせ合うシーンです。
その時、多くの司会者が「皆さん、ご一緒に。はい!あ~ん」と掛け声をかけるそうです。

今日はその「あ~ん」について考えてみます。

読者からこんな投稿がありました。
転載ここから・・・
◆ファーストバイトの「あーん」という掛け声について
これは、数ヶ月前に起こった出来事からです。

ある日、某会場にて、ファーストバイトを行った瞬間、キャプテンが私のところまでやってきて耳打ちするのです。
『司会者さん、なんで、「あーん」って言わなかったの?言ったほうが盛り上がるでしょ?』

私は今までどの会場でも、そんなことは言われたことがなかったので、少々驚きました。
が、ここは郷にいれば郷に従えで、その後は、あえて、皆様に掛け声のご唱和「あーん」を、趣味ではないですが、入れることにしました。

そのようにしてから意外や意外、非常に盛り上って、会場に一体感が生まれるようになったのです。
品よくお願いすれば、皆様も協力的です。
その後、いろいろな会場で雰囲気をみて、行うようにしています。

また、あるゲストハウスなどは、逆に「あーん」はNGで、「それではどうぞ」で統一してください、というのもありました。
「たかが あーん、されど あーん」です。
会場によって、お二人の雰囲気によって使い分けると良いかなと思います。
・・・ 転載ここまで

上記の投稿内容を見て、私もとても考えさせられました。
しかし、「あ~ん」というコメントは私にはなかなか言えません。
なんだか照れくさくて、それに自分のイメージに全く合わないと思うからです。

それでも、新郎新婦や列席者、時には婚礼キャプテンも、その言葉を司会者に求めてくることもあります。

いずれにしても、お客様の年齢や会場の雰囲気、司会者のキャラクター・・等、その場に似つかわしいコメントを模索し、使っていくしかないように思います。

先日はこんな感じでやってみました。

司会『いよいよファーストバイト・・、こういう時は、なにか皆さんで、いっせいに声を掛けて応援するそうですが、さて今日は、どんな掛け声に致しましょうか?』

列席者数人が声を合わせて『あ~ん』と教えて下さいました。

司会『有り難うございます。なるほど(あ~ん)ですね。それでは、今教えて下さった、そちらのご友人の方々に音頭を取って頂いて、列席者全員のご唱和を願い致します・・』

賛否両論あることでしょうが、ようは人それぞれに自分の許容できるコメントで、尚且つお客様の希望もある程度満足させられるコメントを探していきたいものです。
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# by qqbh8530 | 2010-03-03 16:10 | 司会

事前準備の大切さ

久しぶりにパーティーの司会です。300人の大人数。
津軽三味線の演奏や、プロの演歌歌手も出演します。
進行表がありますので、それに沿って、コメントを作っておけば問題ありません。しかし、1箇所だけ不安なところがありました。

打ち合わせ時、パーティー担当者から、
『パーテイー前半、和食調理人による<鮟鱇(あんこう)つるし切り 解体ショー>がありますので、司会者さん、解体人とうまく絡んで、ショーを盛り上げて下さい」とのご指示。
私は、つい詳細もあまり確認せず「はい、了解しました」と答えてしまいました。

<まぐろの解体ショー>は聞いたことはありますが、見たことはありません。
ましてや、<鮟鱇(あんこう)のつるし切り 解体ショー>は初耳です。
司会者としてどう絡んでいくのか?なぜあの時、担当者に納得いくまで詳細を確認しなかったのか?ベテラン司会のプライドが邪魔をしたのだろうか・・?

堂々巡りになりかかった時、悩むのは止め、アクションを起こすことにしました。
インターネットで、徹底的に「鮟鱇」について調べました。
「つるし切り」についても調べました。
そして項目別に整理し、いつでもすぐにコメントできるように事前準備をしておきました。

当日、パーティー前、解体人に直接会い、解体の進め方等を教えて頂きイメージを取ることができました。
解体人の役職や氏名、掛け合いの流れなども確認をすることができました。
解体後さらに食べやすく調理し、<鮟鱇鍋料理>として食べられるまでに時間を要することも分りました。

お陰様でどうにかクリヤーできました。

学びは以下のとおりです。
何がなんだか分らない時は、とにかくできることを一つでも二つでもやってみる。
一つやれば又一つ分らないことが・・分ってくる。その繰り返しの過程でイメージをつかんでいく。
事前準備の大切さを改めて身にしみて感じました。

ちなみに鮟鱇(あんこう)の豆知識です。ご参考まで
・「鮟鱇の吊るし切り」~鮟鱇は体全体が柔軟性に富み、粘りがあるため、「吊るし切り」という独特の方法で捌かれる。吊るし切りは、下あごにフック(鉤)をかけて体をつるし、アンコウの口から、水を流し込んで胃を膨らませ、柔らかい胴体に張りがでたところを回転させながら、解体する方法である。
・鮟鱇は深海魚、頭部著しく大きく、幅が広い。
・肉食性で、口が大きく、歯が発達。海底に潜んで他の魚を襲うのに適するため、口はやや上を向いている。口の上には棒状の突起がついており、これを動かして獲物をおびき寄せる。魚の他にも、たまに水面に出て海鳥を襲うこともあり、食べるために解体したら胃の中にカモメやウミガラス、ペンギンなどが入っていたという報告もある。
・泳ぎが下手、泳ぎの上手な魚を追い回しても逃げられてしまう。そこで、海底の砂に潜り、その突起の皮を水面で揺らし、これをエサだと思って寄ってきた魚を、丸呑みにする。
・アンコウの旬~肝が肥大化する11月から2月が一番美味しい時期とされる。
・アンコウの「七つ道具」~(身肉、頬肉)/皮/胃/キモ(肝臓)/卵巣/えら/ヒレを7つ道具と呼ぶ。一般にはその七つ道具と野菜を、味噌または醤油味で調味し、あんこう鍋として供される。
特に肝臓はアンキモと呼ばれ、ポン酢にもみじおろしで食べるが、美味として珍重され、見た目と食感から「海のフォアグラ」とも云われている。
・食用になるのはメス。まれにメスの胃袋の中からオスのアンコウが出てくることもある。これは産卵の時期、オスはメスに食べられるからである。カマキリと同じような習性を持っていると知られている。
・アンコウの栄養素
基本的に水分(全体の約80%)。白身の部分は脂質が少なくヘルシー。アンコウの身にはビタミンBが含まれ、皮膚や粘膜の健康維持、そして貧血予防に良い。
対してあん肝は脂質が多く高カロリーで、ビタミンA ビタミンDが豊富。肌の健康を維持したり、老化防止に良いとされている。
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# by qqbh8530 | 2010-03-01 15:34 | 司会

掃除に学ぶ会に参加して

司会の仕事も慣れてくると、時にヤル気が出ないこともあります。
自分をリセットしたい・・
神経を使う仕事だからこそ、そういう方もきっと多いことと思います。
少しでも参考になれば・・と思いアップしてみました。


私ごとで恐縮ですが、先日<山梨掃除に学ぶ会>というのに参加し、小学校のトイレ掃除をしてきました。
非常に気付きと学びの多い会でした。
トイレ掃除は、自分をリセットできる可能性 があります。ご興味がありましたら、しばしお付き合い下さい。

掃除実習の前日、講演会がありました。講師の鍵山秀三郎氏(カー用品 イエローハット相談役)のお話の中から、心に留まったものを抜粋してみます。

・(ごみを)一つ拾えば、一つだけきれいになる。
・すべては一人から始まる。まずは自分の家庭から。
・掃除をすることで、人間も環境も、本来持っている良さや美しさを取り戻していく。
・掃除を通して、謙虚な心、感謝の心が生まれ、心が自然と磨かれていく。
・人の嫌がるトイレを磨き、綺麗にすると、心も自然に美しくなる。
・トイレを掃除すると、小さなことでも感謝できる感性が身につく。
・掃除は人生を豊かにする。いい変化や気付きを生み出す。他者との良いつながりができる。
・環境が美しくなれば、人の心は穏やかになる。
・食べなければおなかがすく。同じように、頭にも心にも栄養を与えないと、おなかと同じように空腹状態にな る。
・頭と心の栄養は、良い本との出会い、良い人と交わり、良い行いをすること。
・おなかにはもちろんのこと、頭にも心にも、いつも良質な栄養を取るようにしたい。
・損得勘定ばかりしていると、心が乱れ、心が汚れ、心が醜くなる。
・損も得も何もない、自分から求めて、掃除道に参加する心。
・掃除に学ぶ会は、真っ白な利害も損得も何もないお付き合い。
・他者と一緒に生きることは、我慢の連続である。
・私自身(鍵山氏)が生まれた時よりも、良い世の中にして死にたい。私には、良い行いや良い考えを、未来につないでいく義務があると思っている。
・あなたの仕事は?と聞かれたら、医者ですとか警察官ですとか教員ですとかと職業分類で答えるのではなく、その職業の中での自分の使命を語ろう。医者であれば、「人の尊い命を守る仕事をしています・・」と答え よう。自身の使命をしっかり自覚しよう。
・ごみ一つでも拾う。一つ拾えば一つだけ綺麗になる。目で見るものに、心が似てくる。
・ごみばかり見ていると心の中まで、ごみばかりになってしまう。
・国土を綺麗にし、助け合って生きる。
・一生懸命は美しい~それは順番がないから、位がないから、みんなが同じだから。
・喜ぶものは皆美しい。
・汚いところほどきれいにしなさい(鍵山氏母の言葉?)
・汚れを課題と捉え、道具を使って解決していくプロセスを「掃除」という。
・やればやるほど、見えなかったものが見えてくるトイレ掃除。
・あきらめない、やり続ける、できるまでやる!
・ごみが落ちていると、神様が自分を試している・・と考える西武の菊池雄星投手
・トイレ掃除は、嫌なことから逃げないで、汚れとしっかり向き合うこと、つまり人生にしっかり向き合うことにつながっている。
・あいている手は必ず何かをしっかりつかむ、しっかり壁につける。そのことによって、汚れや人生から逃げないで、しっかり向き合うことができる。
・迷いや不安が生じたら、身の回りを整理整頓する。

・たとえ成果が数値化できなくとも、誰も見ていなくとも、誰からも認められずとも、自分の信ずる道をただただ歩む。

・私の仕事でもなく、あなたの仕事でもない、誰の仕事でもない仕事を、自分の仕事として取り組むこと の美しさ、素晴らしさ!


小学校4年生の女の子と同じ班で実習をしました。
「最初は臭くて嫌だったけど、綺麗になってうれしかった。楽しかった」と言っていました。
重い気持ちで参加した私も、やればやるほど見えなかったものが見えてくることを肌で感じ、心も身体も軽くなりました。
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# by qqbh8530 | 2010-02-17 10:13 | よりよい人生の為に

余興等は事前確認を

2月5日の披露宴サプライズ等、余興の扱い方の記事に対して、以下のような投稿を頂きました。
とても参考になると思いましたので、抜粋して転載させて頂きます。


転載ここから~

勉強大好き司会者より
余興の件、おっしゃるとおりですね。
私が最近とっている対策でとてもスムーズに進む方法があります。

新郎新婦との打ち合わせの際に、余興の代表者の連絡先をお伺いし、披露宴当日前までに、お電話にて必ずお打ち合わせをするようにしております。
その際に、
①余興の内容
②司会からどうアナウンスするか
③所要時間(ここで15分、と言われる場合は、やんわりと時間配分と短縮等、お願いしたりします。)

特に②については、いろいろなパターンがあり、奥深いです。
明日の披露宴の余興も、【最初は絶対名前は言わないでください。
余興の終わったあと、さらっと言っていただくだけでいいです。】
と念を押されました。

またこの①から③まで確認したあとは、必ず、プランナーさんにご報告するようにしています。これをするようになって、プランナーさんにいつも助かる、と喜んでいただき、関係がより良好になったように思います。

以前、当日確認をしており、時間配分がどうにもならなかったことがあります。
それまでスムーズにいっていたのに、最後の余興で20分かかりました。事前であれば、時間調整は努力していただくことができます。

~転載ここまで


余興やサプライズ等、できる限り当日確認は避け、詳細を事前にしっかりと確認しておくクセを付けたいものです。
ちょっとした思い違い、ボタンのかけ違いから、思わぬクレームに発展することもあります。心しておきたいものです。ご投稿有り難うございました。
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# by qqbh8530 | 2010-02-08 15:09 | 司会

結婚披露宴のサプライズ

結婚披露宴のサプライズ、最近特に増えてきました。
ただ、サプライズは注意が必要です。

誰に対してサプライズなのか?
サプライズは、余興の内容だけか?それとも余興者の名前もサプライズか?

こんなことがありました。
披露宴の余興、
プランナーからは、『司会者さん、これは新郎新婦にサプライズの余興ですので宜しく願いします』。
私はよく確認もせず、「ハイハイ了解です」と答えました。
私は、(新郎新婦が指名した友人の余興で、内容が新郎新婦には知らされておらず、当日のお楽しみなんだ)と、勝手に思い込んでおりました。

司会の私は余興者を呼び込みます。
「さて、皆様お待たせ致しました。これから新郎の友人〇〇さんと△△さんの余興が展開されます。
実は新郎新婦はどんな余興になるのか全く知らされておりません。大変楽しみなところです。さぁ、それではサプライズの余興の始まり始まり・・」

呼び込みのリズミカルなBGMと共に、ワイアレスマイクを片手に、余興者の扮する覆面レスラーが入場口から登場です。

余興が始まったところで、キャプテンが私のところに来てちょっと言いにくそうに、こう教えてくれました。
「先ほど、ドアの向こうにいた彼らが、司会者さんの呼び込みを聞いて、(なんで我々の名前を言ってしまうんだよう・・、サプライズだって言っといたのに!)て、えらい怒ってましたよ」と。

私は一切を承知しました。
友人達は、自分達の余興を、一体誰がやっているんだろう・・?と、新郎新婦に想像させて楽しもうと思っていたのでした。

それはプランナーが、もう少し詳細に司会者に伝えるべきだ・・と言う意見もありましたが、私はそうは思いません。
私自身が疑問を持って、もう少し踏み込んで、余興者に確認すべきでした。

1.サプライズというのは、誰が誰に対してのサプライズか?
2.余興の内容のサプライズか?余興をする人の名前もサプライズか?

等々、司会者の責任として、余興者への最終直接確認をするべきでした。反省です。
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# by qqbh8530 | 2010-02-05 10:47 | 司会
最近の披露宴では、新郎新婦の紹介は、ほとんど司会者がやります。
あらかじめ用意されている場合もあれば、打ち合わせ時に聞き取りで仕上げるケースもあります。

いずれにしても、私は司会用プロフィール原稿を作ります。
基本的には箇条書きにし、必要あれば補足事項なども短文で書き込みます。
それを必ず事前に、新郎新婦とホテルプランナーに、メールあるいはFAXで送ります。

そうしますと、全体の3割から4割近くの新郎新婦から、追加・訂正・変更事項の連絡がきます。
改めて整理して、当日もう一度簡単に確認します。

以前は事前確認はあまりしていませんでした。そのおかげで危うい思いも多々ありました。
今ではしないでは不安でたまりません。

利点は、私の思い込みや勘違いを訂正できることです。事前確認をして良かった・・と何度思ったことか。
また新郎新婦から、(あの件はやはり言わないで下さい)とか、(こういう風に言い直して下さい)等々、司会者の整理した原稿を見たからこそ気が付くことも多いようです。
そういったやり取りの結果が、より良いプロフィール紹介につながることでしょう。新郎新婦の満足度もアップするはずです。

面倒がらずに丁寧にお付き合いすることで、新郎新婦との信頼関係も強くなり、少々トチッても許して下さいます。

あとは練習です。何度も何度も読み込みます。時にはその練習をテープに録って、自分で聞いてみたりすることも大切です。こういった地味な小さな積み重ねが、味のある司会者への近道だと思います。
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# by qqbh8530 | 2010-02-04 10:20 | 司会

転記ミスに気をつけよう

進行表の文字は大きくはありません。行間も狭く、目を離すと着地に失敗します。
私は間違えないようにと、必ず進行表から自分のノートに、大きく書いて転記します。
間違えないようにと転記したのに、間違えて転記したため、間違えてアナウンスしてしまいました。

ことの次第はこうです。
15年以上も前の話です。

岩井・鈴木ご両家の結婚披露宴。
間違えないようにと、自分のノートに大きく大きく転記するのですが、こともあろうに岩井の「岩」を、間違えて、山を取って「石」と転記してしまいました。

進行表には、正しく<岩井・鈴木 御両家>とプリントされています。
私のノートには、間違って<石井・鈴木 御両家>と書きしるされているのです。

普通、プロでなくとも、事前に進行表と照らし合わせて間違いに気付くはずです。

ところが・・

いつもは前日に、そして当日も移動時間を利用して、さらに本番直前にももう一度、必ず進行表とノートを見比べながら確認をします。
何故できなかったのでしょうか?

忙しさにかまけて、やらなきゃ、やらなきゃ・・と思いながらも、とうとう当日を迎えてしまいました。
移動中もなぜかその気になれず、ホテルに行ってから最終確認をすればいいや・・と、自分自身を言いくるめておりました。
プロとして全く恥ずかしい遇行です。

そして、
そういう時に限って・・というやつです。

その日に限って、ホテル到着時点から、プランナーからはちょっとした不満をぶつけられ、また進行上の変更点や確認事項も多々あり、結局開演ぎりぎりまで、その対応に追われ、肝心のオープニングの部分の読みの確認をとうとうやらずじまいだったのです。

キャプテンからキューがきました。
新郎新婦入場、そして着席・・。
いよいよ開演の辞です。
私はマイクを持ってアナウンスしました。

<それでは只今より石井・鈴木御両家の結婚披露宴を開演致します>

媒酌人の挨拶が始まりました。

間髪入れず、キャプテンが真っ青な顔をして私のところに駆け寄ってきます。
小声で震えるように聞いてきました。「司会者さん、今、両家名・・何て・・言ったんですか・・?」


転記ミスにはくれぐれも気をつけたいものです。
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# by qqbh8530 | 2010-02-03 15:07 | 司会

読み違いについて

私の名前の『宏一』も、「こういち」と読んだり「ひろかず」と読んだり、まれに「ひろいち」と読むこともあります。

司会をする時、私は、漢字に小さくルビをふります。
ひらがなでふる時もあれば、カタカナでふる時もあります。それでも間違えて言ってしまうことがあります。

『幸子(ゆきこ)』さんを、「さちこ」さんと言ってしまいました。すぐに気付いて言い直し、事なきことをえましたが・・。
ことの経緯は、昼の披露宴の新婦は『紗智(さち)』さん。
さっちゃん、さっちゃんと親しく呼ぶたくさんの声が耳に残っています。
夜の宴の新婦は、『幸子(ゆきこ)』さん。「ゆきこ」とルビをふっておいても、つい「さちこ」と言ってしまう、そういうことがありました。

そそっかしいからだと一括りにしてしまってもいいのですが、こういうミスを侵す可能性は誰しもにあるのではないでしょうか?


以前にも書きましたが、ある土曜日は、神前結婚式の方の披露宴司会。
日曜は、神道の1年祭(仏教の1周忌法要にあたる)の司会。
翌々日の火曜日には、仏前結婚式、お寺の僧呂の方の披露宴・・
こうなると、ちょっとした刺激で、頭の中が混乱し、混乱すると理詰めの選択ができず、感覚だけで勝手に選択した言葉が口に出てしまいます。

<仏前結婚式>と言おうと思っているのに、なぜか口に出てきたのは<神前結婚式>、そう言ってしまうこともあるのです。私だけでしょうか?


そんなこんなの経験を通して・・、
今では、名前などは、ひらがなで大きく書いて、漢字で小さくルビをふるスタイルで落ち着いています。
ただ、これはあくまで私にとっては今のところベターであって、人それぞれの工夫が一番か・・と思います。
新人の方々、参考になるでしょうか?
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# by qqbh8530 | 2010-02-02 17:08 | 司会
披露宴の前半、ケーキ入刀があります。最近は生のケーキが多くなりました。
その影響からか、ケーキ入刀のあと、ファーストバイト(スプーンですくった生ケーキを、お互いに食べさせ合う儀式)をするカップルも大勢います。

新人の頃の思い出です。
ケーキ入刀のあと、いよいよファーストバイトのシーンという時、あんなにいたカメラマンが、ほとんど席に戻ってしまい、誰もいなくなってしまいました。
あわてて私は「カメラをお持ちの方、どうぞ前の方へ・・」と再び促しましたが、会場も広いせいもあって、ほとんど出てこず、なんとも間の抜けたファーストバイトになってしまいました。

この失敗を活かし、今度は、『ケーキ入刀に引き続き、ファーストバイトもございます・・』と、あらかじめきちんと伝えるようにしました。
うまくいった時もありましたが、それでもケーキ入刀のシーンを撮り終えると、さっさと席に戻ってしまうお客様も大勢いらっしゃいました。

そこで今度は、席に戻ろうとするカメラマンに「カメラをお持ちのお客様、どうぞ、今しばらくお付き合い下さい」とコメントしてみました。
するとキョトンとする方がいらっしゃったので、その方に向かって「いいお客様は、このあとのシーンもしっかりフィルムに納めて下さいます・・(小笑い)」などと言って、引き止めたこともがありました。

1、2度うまくいったので、調子に乗っていつものように言おうと思っていたら、新郎新婦のリクエスト曲が余りに大きくて司会の声とダブってしまい、ほとんど聞こえないなんていうこともありました。
それ以来、音響さんと各シーンのリクエスト曲の有無確認と、司会のコメントが入った時は若干BGMを下げることは可能かどうか?などの詳細確認をするようになりました。

また、中にはファーストバイトを、サプライズ的にやりたい・・という新郎新婦もいて、その時は、予想できる状況を説明し、お二人のより良い方向性を選択して頂いたこともありました。


そうやってたくさんの経験が積み上げられ、いつしかその場にジャストフィットのコメントがより多く生まれてくるようになるのではないでしょうか?

失敗は失敗として、その失敗(経験)に学ぶ。そして生かす。
その繰り返しが、やがて質の高い司会者へと導いてくれることでしょう。

ローマは1日にしてならず~司会の仕事もそうなんですね。
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# by qqbh8530 | 2010-02-01 05:58 | 司会

今のいまから本番・・

今日は31日。1月の締めくくりの日。
一年の計は元旦にあり!と、今年こそは・・と誓ったはず。

志半ば、又今年も無理かも?そんな思いがすでに頭をもたげてきています。

ならば、春が来る迄に・・、いや夏が来る迄に・・、いや秋が来る迄に・・、いや冬が・・と。
そう言いながら今年も又同じような年末を迎えるのだろうか?
そう言えば、そんなことをもう何年繰り返してきたことか。


自分をいくら責めても、事態はいっこうに変わらず。
せめて、起業家の福島正伸氏の言葉に力を頂きまする。


昨日まではリハーサル。今日から本番

司会の仕事に、ウェイターの仕事に、そして人生に活かします!

2月1日明日から・・ではなく、
今日この日今の今から、いよいよここからが、私の人生の本番です!
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# by qqbh8530 | 2010-01-31 13:09 | よりよい人生の為に

つないで、つないで・・

一司会者からの投稿です。
披露宴も大詰め
いよいよ新郎新婦からご両親への花束贈呈。
新郎新婦はメイン脇へスタンバイ終了。
新婦に両親にあてた手紙をいよいよ読んでもらおうと思いきや、キャプテンから大きなジェスチャーで「つないでー、つないでー」のサイン。
どうやら、いきなり新郎のお父様がお化粧室に行ってしまったようで、トイレまでの距離を考えると、しばらくは帰ってきそうにありません。さぁ、司会のあなたはどうします?なにか気の利いたコメントを言えそうですか?

考え方のヒントを書いてみます。先輩や同僚から教えて頂いたエッセンスです。

例えば、その披露宴の格式や、トイレに行ってしまったお父さんのキャラクターによってコメントが変化するようです。

非常に格式の高い披露宴では、新郎お父さんがトイレに行っていることは、もちろん<NOコメント!>
さりげなく違う話題でカモフラージュします。(これが結構難しいのですが・・いずれ皆様と共に考えていきましょう)

逆に、格式や形式よりも、ワイワイがやがやのファミリアルな披露宴で、尚且つ新郎お父様のキャラが陽気で明るく、ツッコミも喜んでOKのタイプなら、このアクシデントも楽しい材料になるそうです。

例えば・・
かなり極端ですが・・着眼点のみ、良かったら参考になさって下さい。

司会~「さぁ、いよいよご両親様への花束贈呈・・と思いきや・・、皆様どうぞあちら(両家両親の並んでいる方を示し)をちょっとご覧頂けますか?
どなたかお一人、いらっしゃらないようなんですが・・。肝心な時に、肝心な方が・・。(こう言って列席者の方に視線を投げかけていきます。)
このあたりで、お父さんの友人から、次々と野次が飛びます。
<~どこ行ったんだぁ、退職金が減るぞー・・>
<~そういえば、兄貴ん時も、トイレ行って、謝辞の練習してたぞ・・>などなど

会場全体が笑顔にあふれているのなら、列席者としめし合わせて、お父さんがトイレから出てこちらに向かうあたりからお父さんの好きな曲を流し、お父さんが会場に入る時、「それでは新郎のお父様の入場です」と言って皆で拍手で迎えるのも面白いかもしれません。
(ただし、20人~30人程度以内のごく内々の小さな披露宴で、宴のはじめから、ユーモアや上品な野次などが列席者の笑いを誘い、両家両親共にそれを楽しみ、尚且つお父様のことを皆が心から慕っている場合等が満たされている条件付ですが・・)

大切なポイントは、お父様が列に戻り、両家両親の整列状況に合わせ、厳粛な雰囲気作りを丁寧に確実にします。ちょっとおふざけで大いに盛り上がっても、最後の最後はきちんと締めくくります。
いずれにしても、答えはあってないようなもの、勝負はあなたのイメージ力、ひらめき、表現力、遊び心でしょうか・・?
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# by qqbh8530 | 2010-01-24 21:14 | 司会

気の利いたコメント作り

キャプテンから「ちょっとつないで!」と言われた時、気の利いたコメントができればと、いつも思います。
一流の司会者を目指す方々は、きっとそう思うに違いありません。

私もデビュー当時、アクシデントに対し、定型コメントで何とか切り抜け、お茶を濁してまいりました。
が、経験を重ねるうちに、いつしか定型コメントだけでは物足りなくなり、もうちょっと気の利いたコメントを言いたい・・と思うようになってきました。

しかし、思いと現実は、なかなか一致せず、イマイチのコメントがしばらくは続きます。
それでも何とか気の利いたコメントを・・と努力をし続けると、何回かに1回はヒット作品も出てきます。このあたりから私司会仲澤の個性の発露が始まります。

気の利いたコメントの定義は難しいのですが、私なら、以下のように定義したいと思います。
タイムリーであり、
その場にジャストフィットしていて、
リアリティにあふれ、
ユーモアがあり、
どことなく温かみがあるコメント・・



はっきり言って、近道はないと思います。

井上陽水が、TVを見ながら気に入った言葉や響きのいいフレーズをメモしておき、時を置いて熟成させ、気が向いた時、それらを自由につなぎ合わせて、なんともいえない味わい深い歌詞を創るように・・

また、綾小路きみまろが、自分で作ってきた何十冊にも及ぶネタ帳の中から選び出したショートストーリーを、ライブを通して、お客さんの反応を頼りに、より客受けするストーリーに時間をかけて磨き上げていくように・・

日ごろから、TV・ラジオのかっこいいコメントに触れていることが何よりも大切に思います。
タイムリーにも、来る1月23日に、11チャンネル(AXN)21:00~ゴールデングローブ賞授賞式が放映されます。
一流のビッグスター達の、感謝と承認のコメントを数多く聞くことができるはずです。
おそらく司会者にとっても、珠玉の言葉だらけでしょう。良かったらご覧下さいね。
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# by qqbh8530 | 2010-01-22 11:10 | 司会
皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

一司会者さんからの投稿です。
披露宴、キャプテンから【ちょっともう少し時間かかるから、つないで!】と言われる時・・
例えば、
①お色直しが終わってお2人がメインに着き、最初の余興の方の準備が終わらない場合
②新婦手紙で新郎新婦を立たせたのに、いきなり親御さんがお化粧室にいって長い間帰ってこない場合
など、キャプテンからちょっとつないで、と言われた時に、気の利いたコメントができればといつも思います。何か良きアドバイスがあればお教え頂けますか?
こういうことは時々あるので、プロフィールでは全部を紹介しないで、お2人のエピソードは小出しにしていこうと準備したりしています・・。


キャプテンから「司会者さん、つないで・・」と言われて、うまくつなげた時は、一応プロの面目を保てます。
逆に、うまくつなげなかった場合は、なんだかとても恥ずかしくなって、気も重くなります。

ただ、①も②も、想定内のよく起こりえるアクシデントです。
想定できるアクシデントに対しては、前もって定型コメントを準備しておきます。プロとしては当然のことでしょうね。
仲間同士で、事例を出し合いながら、想定できるアクシデントのリストを作り、対応する最低限の定型コメントを用意し、いざという時、すぐにさらりと言えるようにしておくことが大切です。

具体的に考えていきましょう。
①の<お色直しが終わってお2人がメインにつき、最初の余興の方の準備が終わらない場合>について考えてみます。

A.いろんな対応コメントが考えられますが、例えば上記のように、プロフィール等、オープニングでは全部を紹介しないで、お2人のエピソードを絡めながらこういう時こそ、小出しにして紹介し時間稼ぎをする。
コメント例「新郎新婦ブライダルテーブル到着・・。さて、お二人に改めてご注目頂きましょう。ここでお二人の、ある一つの思い出をご紹介させて頂きます。初めて出合ったその翌日のこと・・」

B.新郎新婦にインタビューする。
コメント例「お疲れ様でした。笑顔満開のお二人に、ここで一つ二つお伺いしてみたいことがあるのですが・・、皆様如何でしょうか?」

C.準備にかなり時間がかかりそうな場合は、何事もなかったようにさらりと次のようにコメントしています。
コメント例「新郎新婦入場に際しまして、たくさんの祝福を有り難うございました。さっ、それではここで、ほんの少しだけ、お時間を頂戴致します。皆様方には、どうぞお食事をお進め頂きながらご歓談下さいませ。(このあとの歌の準備が整いましたところで、改めてご案内させて頂きます)」

D.祝電等でつなぐ。
コメント例「新郎新婦には、ちょっと一息・・、ここで(この間を利用いたしまして)祝電をご披露させて頂きます
後ほど、改めて、ご友人達のお祝いの歌をご紹介させて頂きます。どうぞお楽しみに・・」


ポイントは、常にこのあと急に、「少しひっぱってくれ・・」「つないでくれ・・」「間を取ってくれ」と言われたら、何をするか・・をちらりとでも考えておくことだと思います。

本当の超ベテランは、事前に考えず、その時その瞬間のひらめきで勝負するそうです。
そういう天才とは違う人種だと思う私は、それなりに準備が必要と思い、努力しています。
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# by qqbh8530 | 2010-01-21 11:52 | 司会

TVのインタビューを見て

先日の全国高校サッカー選手権大会では、山梨学院大学付属高校が優勝しました。
地元のNHK甲府放送局と民放の山梨放送が、それぞれ特番を組み、優勝の喜びを監督・コーチ・選手達にインタビューするのですが、少し寂しい気がしました。同じような質問ばかりです。

最も多かった質問が、
「優勝した瞬間、どんなお気持ちでしたか?」
「シュートが決まった時、どんな気持ちでしたか?」
「勝因はなんだと思いますか?」
などなどです。
試合終了後も、東京でのTV番組で、似通った質問に答え、また山梨に帰ってきてからも同じような質問攻めです。

例えばこう聞いたらどうでしょう・・。
『昨日のTV番組では、これこれこう答えていましたが、その気持ちは今も変わりませんか?』と聞けば、もしかしたら『そうですね、1日たつとやはり、これこれこのように気持ちも変わってきました』というふうに、その時々のその人の本音が、より拾えるかもしれません。

また、一人一人の選手には、いろんな情報が有ります。
疲労骨折でベンチ入りした悔しさ、思い出多きふるさとを離れる時の母の言葉、チームがばらばらになった時の不安とあせり・・そういった情報を元にしたインタビューが、もっともっとあっても良かったのでは?と思えてならないのです。

また、選手達とインタビュアーの人間関係がほとんど創られていないように感じました。
緊急特番なので時間がないのは分りますが、やはり放送前、インタビュアーはできるだけ多くの選手に話しかけ、会話を交わし、親しみを覚えてもらっておく・・そこでON AIRとなれば、もっともっと選手の反応は違うはずです。

TVのインタビューを見て、披露宴でのインタビューについて考えるきっかけを頂きました。
整理します。

披露宴のインタビューの質を高めるコツ
1.相手(内容)に興味を持つ
2.相手の情報をいくつか知っておく(調べておく)
3.事前にインタビューをする人との人間関係を作っておく
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# by qqbh8530 | 2010-01-14 11:28 | 司会

よりよい人生をめざして                       


by qqbh8530