司会のウラワザ

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3つの禁句

司会者で尊敬する人がいます。
全日本ブライダルMCアライアンス会長 MC恋塚 太世葉(こひづかたせは)さんです。
司会についての見識の深さはもちろんのこと、常に司会者の地位向上に本気で取り組んでいる方です。
彼が定期的に送って下さるメールマガジンは、いつも参考になる記事が掲載されています。その一部を転載します。今回はその第2弾です。(第1弾は前々回の「笑顔の練習」というタイトルです)


転載ここから・・・

■結婚式準備期間中、新郎が口にしてはいけない3つの禁句■

結婚準備期間中、新郎がどれだけ準備に一所懸命になってくれるか、というのは重要なポイントです。
熱心に取り組んでくれなければ最悪の事態になりますし、それが原因で喧嘩も始まってしまいます。
この期間中に新郎が新婦に対して言ってはいけない3つの言葉があります。

 ・どっちでもいい!
 ・任せる!
 ・あ~それ?忘れてた!

まあこれに準ずる言葉もたくさんあると思いますが・・・。

別に新婦さんは、新郎に全部決めてほしいわけではないのです。要は、新郎にも理解し、納得してもらった上で1つ1つ決めて行きたいだけなんです。

新郎新婦と司会打合せ中に、なんだかの理由で新婦が離席する場面もあるでしょう。場つなぎにでも、このお話をしてあげるのもいいと思います。
「新郎さんが一所懸命な披露宴は、とても素敵で、いいものが出来上がるんですよ。応援してますから頑張ってくださいよね!」
こんなお話をしてあげれば、新郎君も頑張ってくれるでしょうし、あとあと、「司会者さんにそう言ってもらえたことが良かったです。」と言ってもらえるかもしれません。

司会者の地位向上につなげて行きましょう。

全日本ブライダルMCアライアンス 会長 MC恋塚 太世葉(こひづかたせは)
URL:http://bmca.jp (bmca.jpだけでもつながります)
ブログ更新中!!!! http://bmca.exblog.jp
転載ここまで・・・

上記は、<結婚準備期間中>の<新郎へ>という枠組みの中でのアドバイスですが、応用性がとても広いと感じ、掲載させて頂きました。
つまり、<結婚準備期間中>という枠組みは同じでも、カップルによっては、新婦の仕事が忙しく、新郎が中心に結婚準備を進めている場合もあります。その場合はタイトルが変わり、
■結婚式準備期間中、新婦が口にしてはいけない3つの禁句■となり、そのまま応用できます。

今度は<結婚準備期間中>を、<結婚生活中>に置き換え、また<新郎>という枠組みを<夫あるいは妻>という枠組みに変更しても、上記の『3つの禁句』は、家族旅行やイベントの計画中などに生きてきます。

さらに<○○プロジェクト遂行中>という枠組みに置き換えても、メンバーのやり取りの中に、上記の『3つの禁句』が生きてきそうです。

注意~上記の『3つの禁句』のうち、(任せる!)は、適材適所で相手への信頼や役割分担の中での任せる!ではなく、相手の意向をよく考えずにめんどうくさくて、任せる!と言ってお茶を濁す言動を指してます。

いずれにしても『3つの禁句』は<普遍性>を持っていると思いませんか?
つまり、より多くの物事に通じる性質、適合する性質を持っているような気がするのです。
3つの禁句は、よりよい人間関係を創るコミニュケーションのコツなのですね。

そういう普遍性のあるアドバイスは、より多くの人のヒントになるので、より価値が高いと言えると思います。
そういった価値の高い情報を発信しているのが、BMCAアライアンスオンライン(第○○号)10/○○発行という定期的に送られてくるメールマガジン(メルマガ)です。
また時折りご紹介したいと思います。
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by qqbh8530 | 2010-10-28 10:43 | 司会
先日東京で「送る会」の司会をさせて頂きました。
担当キャプテンは、以前新宿のホテルでお世話になった方でした。
会の途中、追悼の言葉が始まりました。
私が「ここはBGMを止めてほしいな・・」と彼を見ると、すっと目が合います。私は天井のスピーカーあたりを小さく指差します。彼は頷き、すぐにBGMのボリュームを絞って下さる・・。
以心伝心・・、ベテランの機転の利いたキャプテンぶりに、改めて脱帽し、心からお礼を申し上げました。

さて、そういった酸いも甘いも噛み分けたベテランのキャプテンばかりならいいのですが、なかなかそうもいきません。

不慣れでいっぱいいっぱいのキャプテンもいます。
責任感の表れか、言葉がきついキャプテンもいます。
また、真摯にキャプテン道に励むからこそでしょうか、必要以上に司会の分野に入り込んでくるキャプテンもいます。

それゆえ、時に、司会者として彼らのひとことに傷ついたり、振り回されたり、カチンときたりすることもあります。そんな時、その彼を恨んでみても、口答えしても、無視しても、結局は関係悪化を助長し、何の解決にもなりません。

そこで、キャプテンとうまくやるコツです。
何か嫌味を言われても、何かきつく言われても、ちょっとしたことで険悪なムードになったとしても、とにかく次の瞬間、何事もなかった如く、素直に「ハイ」と言います。素直に「ごめんなさい」を言います。素直に「有り難うございます」と言います。

イメージとしては、NHK朝ドラ 「てっぱん」の瀧本美織演じるヒロイン村上あかりのような<明るさと屈託のなさ>です。
何か言われて(随分だなぁ・・)と不愉快な顔をすると、それを見たキャプテンの言葉はますます荒れてきます。

とにかく何かあっても何事もなかった如く、普通に接します。これにつきます。これさえ押さえれば、「売り言葉に買い言葉」的な、最悪な状況は避けることができます。

それでもつい、けんかを仕掛けそうになってしまったら、会場全体や、一触即発直前の自分とキャプテンを、天井の隅からもう一人の自分が、客観的に眺めているところを想像して下さい。
はやる気持ちにブレーキがかかり、今、何が必要か見えてくるはずです。

司会の仕事は、時に静かに耐え忍ぶことも必要に思います。
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by qqbh8530 | 2010-10-21 23:48 | 司会

笑顔の練習

司会者で尊敬する人がいます。
全日本ブライダルMCアライアンス会長 MC恋塚 太世葉(こひづかたせは)さんです。
司会についての見識の深さはもちろんのこと、常に司会者の地位向上に本気で取り組んでいる方です。
彼が定期的に送って下さるメールマガジンはいつも参考になる記事が掲載されています。その一部を転載します。

転載ここから・・・(行間、太字、下線は実際とは異なり仲澤による)

笑顔の練習
司会者が笑顔になるための練習方法ではありません。新郎新婦とのお打ち合わせ時にこのお話をしてあげるとウケがいいのでご紹介いたします。
話は簡単です。

打合せの最後の方で、
「では本日の打合せは大体こんな感じです。当日まであと2週間ですね。体調管理と、そしてそろそろ笑顔の練習を始めてみてください。
カメラを向けられたらどんな顔をすればいいかとか、自分の顔の右から撮られたいか、左からか?などしつこいぐらい鏡見ていいですからね。
これをすると、当日は自然に笑顔が出るようになりますよ。」

こんなアドバイスをしてあげるのです。
大半の新郎新婦さんは、「エーッ!」とか、「恥ずかしいなあ」なんて言いながら、顔は、「いい話聞いた」と、そして話の内容にはうなづいて納得してくれますね。

つまり、プランナーさんがあまり気にしていない気配り部分を見つけて、司会者からアドバイスしてあげれば新郎新婦さんは喜ぶという簡単なことです。
プランナー同席の打合せでこれを言うと、プランナーは、皆、「なるほど!」という顔をします。次回からきっと彼らもこのフレーズを言ってることと思いますね。
みなさんもそんな部分を探してアドバイスしてあげて下さいませ。
司会者の地位向上につなげて行きましょう。
全日本ブライダルMCアライアンス  http://bmca.jp
転載ここまで・・・

<プランナーさんがあまり気にしていない、気配り部分 を見つけて、司会者からアドバイスして差し上げる>
魅力的な司会者になるために、司会技術以外にも、こんなアクセスがあるのですね。
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by qqbh8530 | 2010-10-18 18:29 | 司会

確認確認確認!

たまには愚痴を言わせて下さい。
ここ10年間のことです。
私は少々小心者。
臨機応変に、当意即妙にコメントできないタイプなので、前もってキャプテンやプランナーによく確認します。

時に、あまりにしつこく私が確認するので、
『そんなの、言わなくたって分かるでしょう!』
『何言ってるんですか、当たり前でしょう!』
『そんなこと常識的に考えたって、分かるでしょう!』と言われることがあります。

しかし、しかし、しかし・・
長い間やっていると、その常識的なことじゃぁないことを、少なからず体験するのです。
まさか・・と思うようなことも経験するのです。
当然こう来るはず・・のつもりが、予測のつかない展開になることもあるのです。
だからこそ、もしかして?と確認するのです。

全くもって、司会という仕事は、やればやるほど恐くなってくる仕事、奥の深ーい仕事です。


私は、<自分がされて嫌なことは、人にはしない!>というルールを自分に課していますので、他者が私に、分かりきった当たり前のことを聞いてきても、たとえしつこく確認してきても、(おぅ、そうか。失敗しないように念入りに確認して、仕事をパーフェクトにやりたいんだなぁ・・)と、きちんと対応して差し上げたいと思います。
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by qqbh8530 | 2010-10-15 22:08 | 司会
チリ北部サンホセ鉱山落盤事故から33日目の今日、作業員全員が無事地上に生還しました。
この喜ばしい奇跡は、全作業員のリーダー役、ルイス・ウルスアさんのリーダーシップがあったからこそ!と言われています。
ルイスさんは、自身の今までの事故遭遇の体験を基に、救出までの日数や、食事管理等、<生存へのシナリオ>を冷静に描き、全作業員を説得し束ねたとのことです。

ルイスさんは、落盤事故の渦中にいたにもかかわらず、心理的に巻き込まれることなく、自身を外側(周縁)において、<事態の全体像を捉える視界>を確保したからこそ、見えないものが見え、ほぼ正確なシナリオを描けたのではないでしょうか?


さて、本題です。
司会者は、披露宴のリーダーです。

司会者は、新郎新婦、お客様、キャプテン・・と、個々の対応に誠意を尽くさねばなりません。
同時に<披露宴全体を捉える視界>も、常にキープして臨まねばなりません。この<披露宴全体を捉える視界>こそが、リーダーに必要な要素と考えます。

<披露宴全体を捉える視界>~
これは、「俯瞰する(ふかん~高いところから広く見渡す)」という言葉に置き換えられますが、例えば、ヘリコプターに乗って地上1000メートルの上空から、披露宴全体を眺める・・、自身の司会振りを眺める・・といったイメージです。
 
何かアクシデントにみまわれても、キャプテンに嫌味を言われても、空から自分を眺めてみると、全く異なる視点から、自分を見たり、判断したりするきっかけを得ることができます。
<井の中の蛙>状態から脱出し、怒りやイライラの感情に振り回されすぎずに、より良い次の1歩を踏み出すことができるわけです。

もし、仮にあなたが、司会のことで落ち込み、悩んでいる場合は、悩んでいる自分を、天井から眺めながら、『あそこに座って悩んでいるもう一人の自分に、あなたは何て言って励ましてあげたいですか?』と自身に問うてみて下さい。
一瞬、悩む自分から、励ます自分へとシフトする感覚が、つかめることと思います。

そういった訓練の積み重ねは、披露宴中、何かあっても、より良い選択を可能にする力になるのかもしれません。

まとめます。
俯瞰(ふかん~高いところから広く見渡す意)し、披露宴全体を捉える視界を持つことで、やがて視界良好、司会も良好になることでしょう。
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by qqbh8530 | 2010-10-14 13:37 | 司会

省略について

先日、地元の名士が長寿でなくなり、告別式に参列しました。
焼香に、たまたま何度か話をしたことのある60代前半の男性と隣同士となりましたので、小声で簡単にご挨拶しました。

「お疲れ様です。ついこの間もお会いしましたね。最近増えましたね!」と私は言いました。
すると彼は、(なにを、失礼な!)と言わんばかりに、不愉快な顔をしてそっぽを向いてしまいました。
私は、一瞬、訳も分からず・・、「どうなさったんですか?」とお伺いしようとしたところ、そっぽを向いた彼の耳に補聴器を見つけました。

私は、「最近 (葬儀が)ふえましたね」と伝えたかったのですが、彼には『最近、ふけましたね!」と聞こえたようなのです。
原因は、私が(葬儀が)という単語を省略したからです。

多くの人が、その場の状況に合わせて、当然分かるであろうと思われる言葉を省略します。実はこの「省略」が、多くの聞き違い・勘違い・すれ違いというコミニュケーションの不一致を起こしています。


こんな話しを漏れ聞きました。
披露宴中、アシスタントが「司会者さん、この次 歓談でね」と小声で指示します。
よく聞き取れなかった司会者は、「歓談でね」を「簡単でね」と推測の中で置き換えます。
(この次は、簡単に進めてくださいよ)という意味に解釈し、「それでは続きまして・・」と宴を進行させたところ、アシスタントが走ってきて「司会者さん、次は歓談でって言いましたよね!・・」と詰め寄られます。
実は私にも、ほとんど同じような体験が有りました。

アシスタントは「司会者さん、この次、食事歓談でね」と言えばよかったのですが、「食事」を省略しました。
アシスタントは「司会者さん、この次、歓談の時間とってね」と言えばよかったのですが、「時間」あるいは「とってね」を省略しました。
ただ、これはこれで、誰もがやるごく当たり前の「省略」です。

おそらくスピーチあるいは余興の最中で、アシスタントも大きな声で言うわけにもいかず、小声でショートで言ったため、司会者にはっきり伝わらなかったことと思います。
しかし、こういったケースは非常に多く有ります。

では、司会者として何ができるか?

①聞き取れなかった時は、その瞬間、すぐに「もう一度お願いします」と聞き直す。

②聞き直すタイミングを逸したら、後を追って、たとえうるさがられても必ず確認する。そして有り難うございましたとお礼をする。そのために少々の妙な間(ま)ができたとしても、大きなミスをするよりいいのではないでしょうか?

③アシスタントを追うわけにもいかない場合は、アシスタントの動きや立ち位置を確認します。次もスピーチであれば、アシスタントは、マイクの準備や案内がありますので、必ずウェイティング態勢でいるはずです。アシスタントが見当たらない時、あるいは全く関係ないところを歩いていたりした場合は歓談の可能性があります。

ひとつの事例で、多くの学びがあります。
新郎新婦に、お客様に少しでも気持ちよい時間をすごして頂くよう、他者の体験を活かし、よりよい司会を目指したいと思います。


コミュニケーションは、「省略」の上に成り立っています。その認識をすることがとても大切に思います。
以下は以前「省略」について書いたものです。興味のある方は参考にして下さい。
<省略に気をつけろ> http://qqbh8529.exblog.jp/1082865
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by qqbh8530 | 2010-10-13 11:52 | 司会
結婚披露宴の司会歴も、早いもので24年になります。
勤続年数を言うと、『へ~すごいですね、ベテランなんですね』とレッテルを貼ってもらえます。ただそれくらいのことで、それよりも、1本1本の取り組み方やトライの質がどうだったのか・・が最重要項目と考えます。

今尚、私は、現役司会者として、さらにステップアップしていこうという気持ちに溢れています。
同時に、先輩から受け継いできたメソッドや自身の体験を、後輩へつないでいかなければならないという、使命感に似た強い気持ちも持っています。
この「司会のウラワザ」のブログを通して、一面ではそんな役割も果たしていきたいと思っています。

私の体験談です。
経験則では、新郎新婦への確認は、できる限り当日は避けたいところです。

当日は、様々な時間制約の中での確認作業となり、ちょっとした時間のロスにも、焦燥感を覚えます。
当然勘違いや、メモ書き不明瞭で再度確認せざるを得なかったりっと・・まぁ、苦い思い出がたくさんあります。
当の新郎新婦も生まれて始めての大舞台、思っていることと言っていることが一致しないこともままあるわけです。

             ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   

その日のお二人は、ドレスで挙式、和装に着替えての入場です。新婦の着付けに時間がかかり、最終打ち合わせは新郎のみでした。

「それでは、先日の打ち合わせでは保留となっておりました<お色直し後の各卓のあいさつ回り>は、昨日新郎様からお電話頂いたとおり、<無し>に変更で、直接メインテーブルへ着席で宜しいですね?」
新郎は「はい、いいです」と小さく頷き、答えました。

一瞬の間(ま)があり、新郎は、眼を宙に泳がせました。
私は、その一瞬、なんとなくの違和感を感じたので、『新婦○〇さんも、それで了解済みですよね?』とそれとなく聞いたところ、『あっ、いや・・、実は・・そうそう・・、あっ、いや思い出しました!各卓を挨拶して回りたいと言ってました。やっぱり回ります」

今思えば、ほんの少しの違和感がその後の再確認につながり、そのお陰で、新郎新婦の納得のいく進行ができました。
いずれにしても、できる限り、本番当日の確認事項は少なくしておく<段取り>がとても大切です。

以前は、打ち合わせの後は、なんのフォローもせず、当日いきなり最終確認、かなり危ない橋を渡ってきたものです。
新郎新婦にとっては、まれに嫌がるケースもありますが、
基本的には打ち合わせ後1~2回、電話やメールで保留事項等の相談やフォローアップをしておきます。そうしておくと当日は非常に楽で、スムーズです。

できれば打ち合わせの時点で、今後の保留事項の確認等の方法を明確にしておきましょう。
前々日ぐらいまでに保留事項の確認などを済ませておくと、安心して当日を迎えられる旨を、それとなく伝え、できるだけ協力して頂くことが大切に思えます。
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by qqbh8530 | 2010-10-11 21:39 | 司会
<披露宴司会>に限定して、司会の力をつけていく方法を整理してみます。

本番を20本から30本やって、披露宴の流れも司会のセンスもなんとなくつかめたところで、お薦めの方法があります。
自身の司会振りをテープ録音し、客観的に聞いてみましょう。

私の体験です。
自分のアナウンスをテープで聞くと、なにか暗い感じがしました。
先輩に相談したところ、『1音から2音上げてしゃべってごらん』とアドバイスを頂きました。
つまり、例えば「大変お待たせ致しました」の大変の「た」が、ドレミファの「レ」の音階だったら、一音上げて「ミ」の音階で大変の「た」を発するということです。
自身の笑顔を意識すれば尚明るく聞こえます。
難しい場合は、テレビラジオのアナウンサーのしゃべりの「キー」をまねてみて下さい。

また、なんとなく自分の喋りが引き締まらない、まったりしている・・と感じた場合は、意識的に語尾を締めて下さい。
つまり、「○○様、有り難うございました」の「た」を、「たー」と伸ばすと締りがないように聞こえ、なんとなくまったり感が残ります。
そこで、「有り難うございました」の語尾の「た」を、きゅっと締めるのです。
イメージとしては「有り難うございましたー」ではなく「有り難うございましたっ」とキュッと締める感じです。コレだけで随分シャープに、プロっぽく聞こえます。

また、テープを聞くと無意識で結構失礼なことを言っていることに気付きます。そこを修整できます。
『こうやって会場の皆様を見渡してみますと、あちらこちらで歓談の花が咲き・・』。
何度聞いても確かに「見渡す」と言っています。「見渡す」とは失礼な・・。
今度言う時は「拝見させて頂きますと・・」と言い直そうと思います。
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by qqbh8530 | 2010-10-07 10:20 | 司会

ストレッチ目標

今日は、「ストレッチ目標」について書いてみます。
簡単に達成できる目標ではなく、達成するにはちょっと大変な目標を<ストレッチ目標>と言うそうです。大変だけど、でも決して手の届かない目標ではなく、達成することにって大きく成長できるような目標です。

披露宴司会の新人デビューをして、まだ間もないころ、T社長は『宏一はもう何本司会をやったんだい?』と聞いて下さいました。
『はい、もうすぐ30本になります。』と私は答えました。
T社長は『そうか、頑張っているじゃないか。まぁ、今のところは、お茶を濁しながら、何とかやっていると思うが、100本やったら本当のプロだよ。100本やったら自信持っていいぞ!』

何かものすごく勇気付けられました。
その時以来<とりあえず50本>から、<絶対100本やるぞ!>と思い直して頑張りました。

100本というのは、大変だけど決して手の届かない目標ではなく、達成すれば、「本物のプロ」の称号というか、自信のようなものが手に入るわけです。


本題です。
30本司会をやって、なんとなく感じがつかめたころから、私は毎回自分に<課題>を課して、司会に臨みました。
必要以上に緊張するタイプの私です。よほどのことがない限り、恐くてなかなか司会レクチャーから離れることができませんでしたので、とにかく披露宴の中で、最低1回は必要に応じて、レクチャー台から離れてみようと試みました。
例えば、ケーキ入刀時は、ケーキの近くに行って司会をしました。
お子様からの花束贈呈があれば、お子様の近くに行って司会をしました。
当時の私にとっては、ドキドキの<ストレッチ目標>でした。

お陰様で、何度かやるうちに、いつのまにかレクチャー台から離れて司会をするのが楽しくなり、調子に乗りすぎて、なんだか落ち着きのない司会ぶりになったこともありました。
自分の司会振りをビデオで見ることにより、何事も<程ほどに・・>というセンスをとることができました。

この<ストレッチ目標>に注意点があります。
デビューしたてのころは、ストレッチ目標をたてるのは避けましょう。
20本から30本の司会経験の中で、基本の基をしっかり身に付けたうえで、初めて、応用編として<ストレッチ目標>をたて司会に臨むのです。

発達段階のレベルを無視して、背伸びをすることはあまりお薦めできません。
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by qqbh8530 | 2010-10-05 23:38 | 司会

錯覚に負けないで

新人の披露宴司会者にとって、司会を難しくしているのは、ひとつの<錯覚>によるものと考えます。
その錯覚とは、ずばり、<身の程知らず・・>という錯覚です。言葉が乱暴ですみません。
自身の体験に基づき書いてみます。

新人司会者の多くが、
①臨機応変に進めなければ・・
②アドリブを効かせて、司会をしなければ・・
③当意即妙、すばやくその場面に適応し機転をきかす進行をしなければ・・
という、脅迫観念を持っています。

しかし、経験の浅い新人の司会者に、披露宴の一部始終を臨機応変に、アドリブを効かせ、当意即妙でリードしていくことは、実に難しいことです。

実力がないのに、上記のようなハイレベルの司会をやろうとするところに、<身の程知らず>といった錯覚があるわけです。(でもその錯覚は、お客様の期待に答えようとする、<健全な錯覚>ともいえますので、どうぞ自身を責めないで下さいね)

しかし、この錯覚が、実は司会を難しくさせています。

それでも上記のような錯覚に気付くことができた時、ないものねだりの自分から、せめてできることをしっかりやっておこうと意識がシフトします。
より良い司会を目指して、今までとは全く違ったアプローチができそうな気がします。


考えてみて下さい。
タモリもさんまも小堺一機も、デビュー当時から今のような、変幻自在な司会ができたでしょうか?
否!
芸能界デビュー当時は、とりあえずは、スタッフや視聴者の許容範囲内の低いレベルからスタートしたはずです。それでも、彼らのたゆまぬ努力研鑽の賜物で、現在の地位があることと思います。

ローマは1日にしてならず!
新人の方々、以下のことを是非実行してみて下さい。

次回の披露宴、「いろんな出来事にうまく対応できるだろうか・・?」といった不安が頭をもたげてきたら、即座にあなたの頭を横に振り、「キャンル!キャンセル!」と言って、その不安を振り払ってしまいましょう。そしてすぐに、<違うこと>を考えるよう努力してみてください。
そうです!
前回までお伝えしたように、<披露宴のシミュレーション>を始めてください。
シミュレーションをしている最中には、度々、又、例の不安感が襲ってきますが、懲りずに再び頭を横に振って「キャンセル!キャンセル!」。
シミュレーションを続けていきます。今の自分にとって思いつく限りのシーンを思い浮かべ、コメントを推敲してみて下さい。
このシミュレーション時、いろんな場面が思いつかない場合は、先輩の司会見学を沢山してイメージを膨らませて下さい。

とにかく不安感にお付き合いする時間があったら、せっせとシミュレーションで自身を鍛えて下さい。
たとえ、本番に上手に司会はできなくとも、せめて事前に、コレくらいのことは努力しておきたい項目です。


まとめます。
*実力がないならないなりに、できることとできないことを見極め、錯覚しないで自身の実力を正しく自覚する。
*今の自分にできることを、精一杯きちんとしておく。(例~先輩の司会の見学や、披露宴のシミュレーションをし、司会コメントを推敲する事等)
*本番当日は、背伸びせず<等身大の司会>を心掛ける。
*一生懸命やる。
*誠実に司会をする。

そんなあなたの、一生懸命さと誠実な司会振りは、必ずお客様に通じます。
たとえ少々難があっても、お客様の許容範囲内に収まり、それなりの<あなたらしい司会>ができます。
そうです、できますとも!。

もうこのあたりは、気合です。理屈を超えてあなたの気持ち次第だと思います。

たとえプロ司会者という肩書きがあっても、自身の実力をわきまえ、無理をせず、等身大の司会を目指し、そのためには、本気の本気で努力する・・そういう司会者になりたいと、私は今でも思っています。
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by qqbh8530 | 2010-10-01 13:18 | 司会

よりよい人生をめざして                       


by qqbh8530