司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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前回の続きです。

宴も中盤。
新郎新婦お色直し入場 → 子供花束プレゼント → 新郎新婦メインテーブル着席 → 友人達の余興・・といった進行です。

シミュレーションのスタートです。

新郎新婦は入場し、ゆっくりメインテーブル方面を目指して歩いています。
この後、メインテーブル前で新郎新婦に、お子様からの花束プレゼントがあります。

イメージしながら自問自答します。
①(子供達はちゃんとはいるかな?)→ホテルアシスタントが、子供たちを定位置に集め、なにやら説明しているようです。(よし、OKだ!)

②(子供たちの名前や新郎新婦との間柄は聞いてあったっけ?)司会台本を確認。

③時間が余れば、例えば、最初の友人達の余興の準備が遅れているような場合等、(子供たちに、最近の好きな食べ物や、好きなゲーム、好きな音楽などを聞くのもいいかなぁ・・。じゃんけんが得意と言っていたので、あっち向いてホイでも2~3回やってみようかなぁ・・。)

④子供がどこか行ってしまって、予定通り全員そろわない時は、(子供花束プレゼントのシーンは後回しにして、とりあえず新郎新婦にはメインテーブルに着席して頂こう・・。)
(そして余興の準備ができるまで、新郎新婦に、2~3インタビューして、さりげなく時間稼ぎしてもいいなぁ・・。)
(あっ、新郎新婦インタビューOKだったっけ?)結構嫌がるカップルもいるので、打ち合わせ時それとなく聞いておくと良いでしょう。

⑤(子供花束プレゼントもやって、新郎新婦にもインタビューしても尚、余興の準備が整わない時は、どうしたらいいのだろう?
まぁ、無理して、つないでも不自然になるだろうから、ここは、食事歓談でいこう。当たり障りのない言い回しは・・、え~と・・。)


まぁ、こんな具合に、もし予定通りにならなかったらどうしよう・・?といつも考えておくと、いざという時役にたちます。

大体は想定内のことです。
だからこそ、想定内のアクシデントに対する「定型コメント」を、新人のころはいくつか作っておくことが大切です。

定型コメントとは、例えばスピーチ者の肩書きを間違えた場合は、「○○様、有り難うございました。尚、○○様の肩書きは、正しくは△△でございました。お詫びして訂正させて頂きます」のようなものです。
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by qqbh8530 | 2010-09-30 16:08 | 司会
披露宴新人の司会者にお勧めのトレーニングをお伝えします。
司会センスのあふれる方は、当たり前のことのようにやっていることですが、慣れない場合や、司会センスをこれから身に付けようとする方には、とても大切なトレーニングです。

それは進行表に沿って、シミュレーションをし、MCを入れるタイミングやコメント内容を探り、また気が付かなかったことに気付くトレーニングです。

1例です。
自身の頭の中で、イメージしながら、自問自答します。
1.披露宴、列席者が全員着席終了。入場口から、キャプテンがQが来る。それを見て、『「お待たせ致しました。新郎新婦の入場です」とMCを入れよう。』

2.新郎新婦がゆっくりとメインテーブルに向かう。
『拍手があればそれでいい。もし、拍手があまり起こらず、なんとなく違和感があった時は何を言おう・・?そうだ、白無垢から色打掛にかけ替えての入場だ。では「新婦の色打掛の衣裳、髪飾り等にもご注目頂きながら、皆様のお近くを通ります際に、大きな拍手をお願い致します」と言ってみよう。』

3.新郎新婦メインテーブル到着。『間もなく新郎新婦そろって一礼のはず。でも、確か、色打掛の場合は、一礼前に、介添えさんが、新婦の衣裳を若干整える時間があったはず。それを確認したところでこう言ってみよう。「恐れ入ります、尚一層の祝福をお送り下さい」と言って拍手を先導してみよう。』


といった感じで、シミュレーションし、イメージを作って本番に臨みます。

本番に臨めば臨んだで、これまたイメージとは違ったシーンがまま展開されます。
それをまたよく覚えておき、それに合うコメントやコメントを入れるタイミングなどをしっかりインプットしておきます。

そして又、次の披露宴で、今までの経験を活かし、再びシュミレーションし、イメージを作って本番に臨みます。

この繰り返しの積み重ねで、ほとんどおおよその状況が<先読み>できるようになり、量質転化で、急にジャストタイミングで、良いコメントができるようになります。本当です。
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by qqbh8530 | 2010-09-29 11:55 | 司会
新嘗祭 皇室献上 粟 抜穂式(ぬきほしき)の司会
先日、地元の神事 「新嘗祭 皇室献上 粟 抜穂式」の司会をしました。

粟 抜穂式(ぬきほしき)とは、平たく言えば、県から指名された奉耕者(皇室に奉納する米や粟の耕作人)らが育てた、米や粟の収穫祭です。
神道にのっとり進められ、出席者は、こうべを垂れる黄金色の粟の穂を丁寧に収穫しました。

初めての神事祭典関連の司会だったので、知らないことが多く、よく聞きよく調べて臨みました。
参考になるかどうかわかりませんが、資料整理もかねてアップしてみます。
神事の知識を中心に、司会者の調整力についても簡単に触れてみました。

まず式次第です。
1.参進~斎主・斎員の入場のこと
2.来賓祝辞~市長 
3.開式の辞 
4.修祓(しゅばつ)の儀~神様をお招きする前に、斎主により、私達の罪・穢れを祓い清める儀式
5.降神の儀~斎主の祈祷により、神様をお招きする儀式
6.献饌(けんせん)の儀~神前にお供え物をする儀式。お神酒の入った器のふたを取ることでその意を表す。
7.祝詞奏上(のりとそうじょう)~神事の中で、もっとも大切な儀式。斎主により神を称え、あがめ敬い、並びに感謝と祈りを捧げる。
8.新嘗祭 皇室献上 粟 抜き穂の儀 
  ①代表者5名 奉耕者(皇室に奉納する米や粟の耕作人)2名/市長/農業改良普及所所長/区長
  ②列席者全員 
①②共に、それぞれ司会の合図にあわせて、粟を1本刈り取ります。
9.玉串奉奠~古くから神事に用いられる榊(さかき)の小枝{紙垂(しで)をつけたもの}に、自身の心をのせ、神に捧げる儀式。
通常斎主より始め、以下奉耕者、県代表、市の代表者、農業関係者・・と続きます。今回は、最後に奉耕者(皇室に奉納する米や粟の耕作人)の家族全員の玉串奉奠で締めくくりました。
10.撤饌(てっせん)の儀~神前のお供え物をお下げする儀式。通常、お神酒の入った器のふたをすることで、その意を表します。
11.昇神の儀~お招きした神様に、天にお帰り頂く儀式
12.石碑披露~新嘗祭に献上する粟が、この地の斉田から誕生したことを記念する石碑。石碑贈呈者と奉耕者による除幕
13.奉耕者謝辞
14.直会(なおらい
15.閉式の辞
(以上の式次第は、地域によって異なります)

次に、司会者の調整力について書いてみます。

主催者の式次第を下に、宮司さんと雅楽の奏者にそれぞれお話しをお伺いしました。
三者三様、考え方や理想に若干のズレを見つけました。

①例えば服装について
主催者は、服装はネクタイより、洗濯された農作業服が一番ふさわしいのではないか・・
宮司様は、神事はそれなりの「礼服」がふさわしい・・

②例えば祝詞奏上の長さについて
主催者は、長時間の神事になり、列席者の多くが農作業で忙しいので、祝詞を短くできないものか・・
宮司様は、祝詞奏上は神事の中でもっとも大切なところ。省略などもってのほか・・

③例えば、修祓(しゅばつ)の儀、献饌(けんせん)の儀、撤饌(てっせん)の儀・・等聞いただけではなかなか分りにくいものについて
司会私は、ごく簡単な説明を入れたいと希望し
宮司様は、あまり必要ないのではないか・・

④例えば、参進 の司会MCについて
司会は「只今より、斎主の入場です」と言うつもりです・・
雅楽奏者は、ここではあえてMCは特に入れないで、雅楽の演奏に従い、厳かに斎主登場を希望しています。

三者三様、それぞれの思いがあり、それらの思いの、三者間のギャップを、打ち合わせによって気が付くことができました。私は「ギャップが見つかって本当に良かった」と思いました。
あのまま、あまり打ち合わせをしないで進行したら、それぞれに残念な部分が残ったことでしょう。それを最小限に抑えられるチャンスです。

私は、あらためて主催者、宮司、雅楽奏者のところに行って、
主催者はこう希望していますが・・?
宮司様は、このようにおっしゃっていますが・・
雅楽の奏者は、こう希望していますが?・・

三者の納得を程ほどに頂きながら、調整を試みました。
うまく調整できたものもあれば、未調整のまま本番に突入した懸案事項も若干残りました。が、それでもお陰さまで、厳粛な神事が滞りなく進みました。

司会者は、話す技術も必要だけれどやはり、後々不満がたくさん残らないよう、全体の調整力も、ぜひ身に付けておきたい大切な資質であると思いました。
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by qqbh8530 | 2010-09-26 13:40 | 司会

司会の基本~結論を先に

披露宴の司会の仕事や、ラジオの仕事を通して気が付いたことがあります。
ベテランの方には、当たり前すぎることかもしれませんが、私はデビュー以来、なかなかこういったセンスがつかめなかったので、新人の方へお伝えしたいと思います。

ポイントは「結論をできるだけシンプルに早めに言う」ということです。
例えば、ケーキ入刀のシーンなら、『これからケーキ入刀です』と、まずは言ってしまいましょう。

一例です。
開演の辞→主賓挨拶→ケーキ入刀のシーン・・、主賓の挨拶が終わりました。
感じをつかんで頂く為に、わざと極端に書いてみす。

「さて、それではここで、
1.いよいよ新郎新婦には、ブライダルテーブル向かって左手、あちらの大きなケーキに向かってご移動いただきましょう。
2.カメラをお持ちの方はどうぞ前の方へ起こし下さい。両方のサイドから、お二人の笑顔、そしてお二人の雄姿をお撮りください。
3.結婚披露宴のハイライトシーン、たくさんの思い出をシャッターにお納め下さい。
4.さて、実はこのケーキ、本物の生のケーキです。のちほどデザートコースの時に、皆様方にお召し上がり頂きます。
5.新郎新婦お二人は、1本のブライダルケーキナイフに、手と手を添えて、心を合わせてケーキにナイフを入れて頂きます。」

新人のころは、実際コレに似たようなMCをしていました。
なかなか結論にたどり着かないのです。
つまり、これから何をこれからするのかを<スパッ>と言わないので、お客様はきょとんとして、どんどん離れていってしまうのです。これからケーキ入刀だろうとは、まぁまぁ察しはつくのですが、はっきり言ってほしいのが心情でしょう。

5.の<これからケーキ入刀するよ・・>ということを、一番最初に言うだけで、お客様はストレスなくついてきてくれます。

まとめます。
場面転換時、きっとそれぞれのシーンごとに、いろんな補足事項もあることでしょう。
そんな時は、まず<何をするか>を<スパッ>と言ってから、随時補足事項を付け加えていく。この順番が大事です。
主語→アクション内容→補足事項 の順です。

イメージとしては、英語的に、主語の後すぐ結論の動詞がくる・・といった感じです。
コレを知っているだけで、随分話しがスッと通じるようになることでしょう。
私にとっては、ウラワザです。
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by qqbh8530 | 2010-09-21 18:44 | 司会
今でも悔やんでいるのが、前日までにできることを、当日回しにした結果、失敗したことです。

前日夜、テーブルスピーチの資料はまだ未完成。ここのところハードワークが続き、眠くて仕方ありません。やむなく、明日当日早めに行って、現地で作成することにしました。

ところが、そんな時に限って30分の寝坊、車に乗れば交通渋滞、気持ちはあせるばかりです。
それでもいつもより15分くらい早く会場入りし、早速宿題をと思っていた矢先、婚礼担当者が50通を超える祝電持参。10数年前、そのホテルでは祝電はすべて司会者任せでありました。ぬいぐるみ電報や高価な電報まで、電報を取り出すだけで時間がかかります。せめて広めのスペースが有れば、新郎宛新婦宛等種類別に分けて整理もしやすいのですが、それ相当のスペースもありません。かなりの時間を要しました。

結局、テーブルスピーチの資料(席次表に、登場者のエピソードや順番などを書き込んだもの)を作成するのは、本番途中の色直し中でした。

テーブルスピーチが始まりました。
レクチャー台を離れ、テーブルスピーチをする方のところへ行って、簡単なエピソードを紹介し、スピーチして頂くスタイルです。
資料もあせって作ったもので、記入間違いがあり、エピソードの紹介も当人ではなく違う方のエピソードを紹介してしまう始末、もう最悪です。


・前日にしっかり資料を作っておけば、何のことはありません。

・祝電の量も、事前情報である程度の予測がつくはずです。祝電は、可能であれば、ご家族ご兄弟の担当者にお選び頂いたものを披露することにしておけば、こちらもどうということはありません。

・寝坊はもってのほか、論外です。

・交通渋滞は、車を利用する限り、想定内のこと。渋滞に巻き込まれても間に合うように、逆算して出発 しなければなりません。

ちょっと偉そうに聞こえるかもしれませんが、私の場合、重々分っているつもりでも、それでも何度か危うい目にあっています。
これまた新人司会者のみならず、ベテランの司会者こそ気をつけたいものです。

あさっては、軽井沢で披露宴司会です。
3連休の最終日、ルート141はかなりの混雑予想が出ています。
お昼の披露宴ですが、早朝に出発します。早くついたら、軽井沢の秋の空気を一杯に吸って、ゆったり散歩でもするつもりです。早起きの楽しみができました。
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by qqbh8530 | 2010-09-18 15:32 | 司会

新人司会者の心得

婚礼司会20数年、ベテランの部類に入るはずの私も、先日、常時携帯しているペンライトを忘れた為に、リズムが狂い、どうでもいいようなミスを犯しました。

改めてデビューのころを思い起こします。
新人司会のころは、司会の技術は未熟なのだから、せめてできることは、「パーフェクト」に「インペカブル(完璧に、欠点のない様)」にしようと、心に決め臨んだものです。

前日は、明日の衣裳を準備し、靴を磨いておきます。
司会台本ももう一度丁寧に見ておきます。
手足のツメを整え、部屋を片付け、風呂に入ってリラックス。十分な睡眠を取ります。

当日は、いつもより早起きして食事をし、丁寧に歯を磨き、髭をそり、ヘアーをセットします。
その後、車に乗り、車の中で発声練習。
披露宴2時間前には現場に到着。
1時間はホテル内のカフェテラスで、進行台本の最終チェック。
披露宴1時間前には会場入り。
この一連の流れの、何かひとつでも欠けると、なんだかリズムが狂ってしまいます。

こんなこともありました。
本番直前、ツメを切り忘れていることに気付き、一瞬気分が揺れました。

靴を磨き忘れたことに気付き、あわてて化粧室へ行って拭いているうちに、時間が迫ってきて、急にドキドキしたりしたこともありました。

祝電に英文が混じっていて、いつも携行している「ミニ英和・和英辞典」を忘れて、動揺したこともありました。

祝電の開封を任されていて、いざ開けようとしたら、いつも携行している、はさみ・ホチキス・ノリ等他が1箱に詰まっているミニ文房具箱を忘れています。
クロークにはさみを借りに行きますが、荷物を預けるお客様の行列・・、諦めて、宴会事務所に借りに行こうと思いましたが、違うフロアーで時間がかかりそうです。
そうこうしているうちに時間はどんどん経過し、次第にあせってきて、不安と緊張でぶるぶる震え、そんな状況のまま、本番をむかえてしまったこともありました。

全く小心の頼りないデビュー当時でありました。

しかしながら、上記のどれも、きちんとやっておけば、あるいはきちんと準備しておけば済んだことばかりです。
司会の技術以前の問題です。。
きちんと用意しておけさえすれば気を揉むこともなく、本番に集中できたはずです。


本番に臨むにあたって、やるべきことや準備しておく内容は、人それぞれです。
少なくとも、自分が思う項目は、チェックリストにしておき、完璧な態勢を作ることをお薦めします。

本番に全力投球できるよう、どうでもいいことに気を揉んで本番に集中できないなんてことにならないよう、ぜひ準備万端、段取り完璧で臨んで頂きたいと思います。

私は今でも、必死でそうしています。
そうしていても、ふと何かが抜け落ち失敗する。このあいだののように、ペンライトを忘れ、会場側にもなく、電文が読み取れず、イライラしてしまいました。

「躓いたっていいじゃないか。人間だもの」は、心のケアにはなりますが、それに甘え始めたら、プロとして失格です。

新人司会者は特に、ベテランになればなおさらのこと、事前にやるべきことはきちんとやっておきたいものです。
共に頑張りましょう!
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by qqbh8530 | 2010-09-17 23:17 | 司会
いくつかの疑問、その2です。

乾杯後、オードブルが出たあたりで、早速友人スピーチ等頂くケースがとても多くなりました。
後半、お色直し後は、祝辞・余興は少なく、食事歓談の時間がたっぷり取ってあるのにもかかわらずです。

乾杯直後は、ゆっくり食事を味わいたいものです。
新郎新婦それぞれの会社のトップが同じテーブルになった場合などは、お隣さんやその又お隣さんと、自己紹介をしあいます。
また、この後2時間ほど、共に過ごすわけですから、そのための会話を交わし、心の準備をする時間です。

一方、友人達は早速、メインテーブルの周りに集まり、わいわいがやがや、楽しくにぎやかに記念撮影です。
そんな中、キャプテンから、そろそろ友人スピーチを頂きましょうと合図があります。

司会者は、早速マイクを通して、メイン周りの友人達に着席をお願いします。しかし、いっこうに席に戻る様子もありません。
仕方なく、その喧騒の中で、スピーチを頂くことになります。
司会者として辛いものがあります。それ以上にスピーチをする人もやりにくいでしょう。


披露宴の後半では、スピーチや余興が盛りだくさんで、とても枠内にはいらないから、仕方なく乾杯後すぐにスピーチを・・という理由なら分ります。
また、早くスピーチを済ませ、ゆっくり飲みたい・・といった友人達からの要望等、それなりの理由があれば、もちろんそれなりに司会をします。


私が招待されたお客だったら、乾杯後は、絶対そっとしておいて欲しい。
せめて15分から20分くらい、あるいはせめて、お色直しの時間までは、食事歓談の時間であってほしい。

私の単なるわがままでしょうか?
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by qqbh8530 | 2010-09-15 23:40 | 司会

杉本良明氏の良書に学ぶ

私のブログ「司会のウラワザ」が誕生したのは、大阪の杉本良明さんのコーチングのお陰です。
恩師とも言える杉本氏が4冊目の本を出版しました。

リーダーなら知っておきたい
部下の心をつかむたったひとつの大切なこと
中経出版

です。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4806137944/

杉本氏は、人として誰もが持っている「自分の感情や欲求を認めてほしいという基本的欲求」・・『承認欲求』をキーワードとして、あらゆる人間関係を整理整頓して下さっています。

新人司会者の、もっとも多い悩みは、現場キャプテンとうまくいかないことでしょう。
応用的に、その解決策も書いてあります。
「人は変えられない。『この人はそういう人だ』と思うしかない」という、健全な諦め、割り切りからはまずは入っていくことがポイントだそうです。

仮に、相手(キャプテン)からの批判や叱責を受けた時は、
1.その場ではやり過ごす
2.あとから心を整理する
このことをキモに命じておけば、何にも知らないでキャプテンの叱責に振り回されるよりか、幾分ましだと思いませんか?
もちろん、キャプテンの言っている内容と、言い方はしっかり分けて受け止めなければなりません。
指摘された内容が正当であれば、直ちに素直に誤り、修正しなければなりません。

ところが人は往々にして、言い方に気を取られ、感情的に反発してしまいます。その後は、大抵売り言葉に買い言葉、関係はますます悪化していきます。
自分がそういったことで苦労してきたので余計身に沁みます。
指摘された内容と、相手の言い方を、しっかり分けて考える「クセ」つけておきたいものです。

そしてその後の方針も書いてあります。
「自分がされたいように人にし、されたくないことは他人にしないという黄金律をきちんと守り実行すること」だそうです。


この本の読者層の対象は、会社勤めのリーダーに向けて・・ではありますが、応用的に、披露宴司会者、先輩後輩、親子、嫁と姑等の、あらゆる人間関係のコミュにケーションに応用できるエッセンスであふれています。

ぜひ、一度手にとって1読されることをお薦め致します。
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by qqbh8530 | 2010-09-09 23:19 | 司会

いくつかの疑問

結婚披露宴の司会者として私がデビューした20数年前は、司会者自身がお客様からの進行プランの相談にのり、進行表を作り、婚礼担当者に引き継いだものでした。
今では、プランナーが、事前にかなり詳細な進行表を作っておいて下さいます。とても助かっています。
感謝しつつも、最近気になっていることが2つあります。

1つはケーキ入刀が乾杯後に多くあること。
2つ目は、乾杯後、ワンクッション置いてすぐに、友人スピーチ等を数人頂くケースが多いこと。列席者は新郎新婦のところへ多く集まり、そんな喧騒の中での友人スピーチ、なかなか辛いものがあります。

どれも、新郎新婦の意向や、会場側の段取りや、諸々の諸条件によって、その順番が組み立てられていると思うので、できるだけそのようにしてはいます。
しかし、何故ここで・・と思うことが最近続いています。

今日は、1つ目の<ケーキ入刀を何故乾杯後にするのか?>について、持論を述べます。
以前は、ケーキ入刀そして乾杯が一般的でした。
多くのプランナーによると、少しでも早くお客様にお食事をお召し上がり頂くために、ケーキ入刀を乾杯の後(食事がスタートしてからの意)にするそうです。
それはそれで一理ありますが、厳密に考えると、意図ほどの効果は感じられません。

なぜなら、
開演の辞 → 新郎新婦の紹介 → 主賓祝辞 と進んでいよいよ乾杯。
ここで、会場側は、乾杯用のシャンパンを注ぎます。そのシャンパンが列席者全員に行き届くまで2分から3分の時間がかかります。最近は人件費節減でスタッフの数も減少していますのでなおさらです。

このシャンパンを全員に注ぎ終わるまでの時間は、実はケーキ入刀に必要な所要時間とそう大差はありません。

となると、やはり主賓祝辞が終わって、新郎新婦がケーキ入刀している間に、シャンパンを注げば、何の問題もないと考えます。
列席者がケーキ入刀のシーンを見ている間に、いつの間にかシャンパンが注がれ、いわゆる間(ま)を意識することもなく、きわめて自然な流れで進んでいきます。
もちろん『ファーストバイトは、宴の中ごろでしたい』とか等他、事情があれば別です。

シャンパンが行き届くまでの間(ま)をりようして、「祝電を読んで下さい」と依頼される会場もあります。
私は極力避けています。出席していない方の祝電を、間(ま)つなぎの為に、披露式の中で披露することには抵抗があります。
もちろん、知名度の高い文化人や議員さんからの祝電などは、御両家からの希望があれば披露しますが。

明確な理由、あるいは全体の流れの中でのよりよい順番であれば喜んで従います。小さなことですが、皆様は如何ですか?
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by qqbh8530 | 2010-09-08 21:35 | 司会

修行が足りませぬ

7月始めの披露宴司会。
初めてのレストラン、ちょっとドキドキです。

司会用レクチャー台は有りましたが、手元の明かりがありません。
依頼しましたが、<ない>ということです。
仕方ありません。
こういう時に限って、いつも用意しているはずのBMCA特性のペンライトを忘れています。

宴も終盤、40分押しで、新郎新婦退場後、祝電2通をまだ読んでいないことに気付き、司会の私も少々あせりました。
照明担当者に、「明るくしてもらえるかな?」と言ったところ、『できません!』ときついお言葉。
それもそのはず、エンドロールが始まるところでした。

それならばと、「エンドロール終わったら、明るくしてね!祝電読むから」と一応念を押すと、キャプテンに相談したようで、『時間が押しているので祝電は読まないで下さい』と言われました。

私が「時間が押しているのは分っている、決して時間的ネックにならないよう読むから大丈夫」と言っても、『いえ、時間がないので読まないで下さい』の一点張りです。

つい私は、強い口調で「大丈夫といってるだろう!」と言い放ってしまいました。
相手の怒りの表情を見た時、我にかえりました。

・ペンライトを忘れた自分
・祝電を読み忘れた自分
・エンドロールで照明が落ちる状況も、キャッチできない自分

落ち度は自分に有り、言い訳の仕様もありません。

披露し忘れた祝電は残り2通。
お開き後、お客様がテーブル装花を袋に入れたりしている時間に、十分祝電を紹介できることは分っていました。
そうなら、照明担当者には何も言わず、明るくなったら読めば良かったのです。

何を血迷ったのか・・・

司会仲澤、まだまだ修行が足りません!

反省。
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by qqbh8530 | 2010-09-01 18:29 | 司会

よりよい人生をめざして                       


by qqbh8530