司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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掃除に学ぶ会に参加して

司会の仕事も慣れてくると、時にヤル気が出ないこともあります。
自分をリセットしたい・・
神経を使う仕事だからこそ、そういう方もきっと多いことと思います。
少しでも参考になれば・・と思いアップしてみました。


私ごとで恐縮ですが、先日<山梨掃除に学ぶ会>というのに参加し、小学校のトイレ掃除をしてきました。
非常に気付きと学びの多い会でした。
トイレ掃除は、自分をリセットできる可能性 があります。ご興味がありましたら、しばしお付き合い下さい。

掃除実習の前日、講演会がありました。講師の鍵山秀三郎氏(カー用品 イエローハット相談役)のお話の中から、心に留まったものを抜粋してみます。

・(ごみを)一つ拾えば、一つだけきれいになる。
・すべては一人から始まる。まずは自分の家庭から。
・掃除をすることで、人間も環境も、本来持っている良さや美しさを取り戻していく。
・掃除を通して、謙虚な心、感謝の心が生まれ、心が自然と磨かれていく。
・人の嫌がるトイレを磨き、綺麗にすると、心も自然に美しくなる。
・トイレを掃除すると、小さなことでも感謝できる感性が身につく。
・掃除は人生を豊かにする。いい変化や気付きを生み出す。他者との良いつながりができる。
・環境が美しくなれば、人の心は穏やかになる。
・食べなければおなかがすく。同じように、頭にも心にも栄養を与えないと、おなかと同じように空腹状態にな る。
・頭と心の栄養は、良い本との出会い、良い人と交わり、良い行いをすること。
・おなかにはもちろんのこと、頭にも心にも、いつも良質な栄養を取るようにしたい。
・損得勘定ばかりしていると、心が乱れ、心が汚れ、心が醜くなる。
・損も得も何もない、自分から求めて、掃除道に参加する心。
・掃除に学ぶ会は、真っ白な利害も損得も何もないお付き合い。
・他者と一緒に生きることは、我慢の連続である。
・私自身(鍵山氏)が生まれた時よりも、良い世の中にして死にたい。私には、良い行いや良い考えを、未来につないでいく義務があると思っている。
・あなたの仕事は?と聞かれたら、医者ですとか警察官ですとか教員ですとかと職業分類で答えるのではなく、その職業の中での自分の使命を語ろう。医者であれば、「人の尊い命を守る仕事をしています・・」と答え よう。自身の使命をしっかり自覚しよう。
・ごみ一つでも拾う。一つ拾えば一つだけ綺麗になる。目で見るものに、心が似てくる。
・ごみばかり見ていると心の中まで、ごみばかりになってしまう。
・国土を綺麗にし、助け合って生きる。
・一生懸命は美しい~それは順番がないから、位がないから、みんなが同じだから。
・喜ぶものは皆美しい。
・汚いところほどきれいにしなさい(鍵山氏母の言葉?)
・汚れを課題と捉え、道具を使って解決していくプロセスを「掃除」という。
・やればやるほど、見えなかったものが見えてくるトイレ掃除。
・あきらめない、やり続ける、できるまでやる!
・ごみが落ちていると、神様が自分を試している・・と考える西武の菊池雄星投手
・トイレ掃除は、嫌なことから逃げないで、汚れとしっかり向き合うこと、つまり人生にしっかり向き合うことにつながっている。
・あいている手は必ず何かをしっかりつかむ、しっかり壁につける。そのことによって、汚れや人生から逃げないで、しっかり向き合うことができる。
・迷いや不安が生じたら、身の回りを整理整頓する。

・たとえ成果が数値化できなくとも、誰も見ていなくとも、誰からも認められずとも、自分の信ずる道をただただ歩む。

・私の仕事でもなく、あなたの仕事でもない、誰の仕事でもない仕事を、自分の仕事として取り組むこと の美しさ、素晴らしさ!


小学校4年生の女の子と同じ班で実習をしました。
「最初は臭くて嫌だったけど、綺麗になってうれしかった。楽しかった」と言っていました。
重い気持ちで参加した私も、やればやるほど見えなかったものが見えてくることを肌で感じ、心も身体も軽くなりました。
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by qqbh8530 | 2010-02-17 10:13 | よりよい人生の為に

余興等は事前確認を

2月5日の披露宴サプライズ等、余興の扱い方の記事に対して、以下のような投稿を頂きました。
とても参考になると思いましたので、抜粋して転載させて頂きます。


転載ここから~

勉強大好き司会者より
余興の件、おっしゃるとおりですね。
私が最近とっている対策でとてもスムーズに進む方法があります。

新郎新婦との打ち合わせの際に、余興の代表者の連絡先をお伺いし、披露宴当日前までに、お電話にて必ずお打ち合わせをするようにしております。
その際に、
①余興の内容
②司会からどうアナウンスするか
③所要時間(ここで15分、と言われる場合は、やんわりと時間配分と短縮等、お願いしたりします。)

特に②については、いろいろなパターンがあり、奥深いです。
明日の披露宴の余興も、【最初は絶対名前は言わないでください。
余興の終わったあと、さらっと言っていただくだけでいいです。】
と念を押されました。

またこの①から③まで確認したあとは、必ず、プランナーさんにご報告するようにしています。これをするようになって、プランナーさんにいつも助かる、と喜んでいただき、関係がより良好になったように思います。

以前、当日確認をしており、時間配分がどうにもならなかったことがあります。
それまでスムーズにいっていたのに、最後の余興で20分かかりました。事前であれば、時間調整は努力していただくことができます。

~転載ここまで


余興やサプライズ等、できる限り当日確認は避け、詳細を事前にしっかりと確認しておくクセを付けたいものです。
ちょっとした思い違い、ボタンのかけ違いから、思わぬクレームに発展することもあります。心しておきたいものです。ご投稿有り難うございました。
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by qqbh8530 | 2010-02-08 15:09 | 司会

結婚披露宴のサプライズ

結婚披露宴のサプライズ、最近特に増えてきました。
ただ、サプライズは注意が必要です。

誰に対してサプライズなのか?
サプライズは、余興の内容だけか?それとも余興者の名前もサプライズか?

こんなことがありました。
披露宴の余興、
プランナーからは、『司会者さん、これは新郎新婦にサプライズの余興ですので宜しく願いします』。
私はよく確認もせず、「ハイハイ了解です」と答えました。
私は、(新郎新婦が指名した友人の余興で、内容が新郎新婦には知らされておらず、当日のお楽しみなんだ)と、勝手に思い込んでおりました。

司会の私は余興者を呼び込みます。
「さて、皆様お待たせ致しました。これから新郎の友人〇〇さんと△△さんの余興が展開されます。
実は新郎新婦はどんな余興になるのか全く知らされておりません。大変楽しみなところです。さぁ、それではサプライズの余興の始まり始まり・・」

呼び込みのリズミカルなBGMと共に、ワイアレスマイクを片手に、余興者の扮する覆面レスラーが入場口から登場です。

余興が始まったところで、キャプテンが私のところに来てちょっと言いにくそうに、こう教えてくれました。
「先ほど、ドアの向こうにいた彼らが、司会者さんの呼び込みを聞いて、(なんで我々の名前を言ってしまうんだよう・・、サプライズだって言っといたのに!)て、えらい怒ってましたよ」と。

私は一切を承知しました。
友人達は、自分達の余興を、一体誰がやっているんだろう・・?と、新郎新婦に想像させて楽しもうと思っていたのでした。

それはプランナーが、もう少し詳細に司会者に伝えるべきだ・・と言う意見もありましたが、私はそうは思いません。
私自身が疑問を持って、もう少し踏み込んで、余興者に確認すべきでした。

1.サプライズというのは、誰が誰に対してのサプライズか?
2.余興の内容のサプライズか?余興をする人の名前もサプライズか?

等々、司会者の責任として、余興者への最終直接確認をするべきでした。反省です。
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by qqbh8530 | 2010-02-05 10:47 | 司会
最近の披露宴では、新郎新婦の紹介は、ほとんど司会者がやります。
あらかじめ用意されている場合もあれば、打ち合わせ時に聞き取りで仕上げるケースもあります。

いずれにしても、私は司会用プロフィール原稿を作ります。
基本的には箇条書きにし、必要あれば補足事項なども短文で書き込みます。
それを必ず事前に、新郎新婦とホテルプランナーに、メールあるいはFAXで送ります。

そうしますと、全体の3割から4割近くの新郎新婦から、追加・訂正・変更事項の連絡がきます。
改めて整理して、当日もう一度簡単に確認します。

以前は事前確認はあまりしていませんでした。そのおかげで危うい思いも多々ありました。
今ではしないでは不安でたまりません。

利点は、私の思い込みや勘違いを訂正できることです。事前確認をして良かった・・と何度思ったことか。
また新郎新婦から、(あの件はやはり言わないで下さい)とか、(こういう風に言い直して下さい)等々、司会者の整理した原稿を見たからこそ気が付くことも多いようです。
そういったやり取りの結果が、より良いプロフィール紹介につながることでしょう。新郎新婦の満足度もアップするはずです。

面倒がらずに丁寧にお付き合いすることで、新郎新婦との信頼関係も強くなり、少々トチッても許して下さいます。

あとは練習です。何度も何度も読み込みます。時にはその練習をテープに録って、自分で聞いてみたりすることも大切です。こういった地味な小さな積み重ねが、味のある司会者への近道だと思います。
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by qqbh8530 | 2010-02-04 10:20 | 司会

転記ミスに気をつけよう

進行表の文字は大きくはありません。行間も狭く、目を離すと着地に失敗します。
私は間違えないようにと、必ず進行表から自分のノートに、大きく書いて転記します。
間違えないようにと転記したのに、間違えて転記したため、間違えてアナウンスしてしまいました。

ことの次第はこうです。
15年以上も前の話です。

岩井・鈴木ご両家の結婚披露宴。
間違えないようにと、自分のノートに大きく大きく転記するのですが、こともあろうに岩井の「岩」を、間違えて、山を取って「石」と転記してしまいました。

進行表には、正しく<岩井・鈴木 御両家>とプリントされています。
私のノートには、間違って<石井・鈴木 御両家>と書きしるされているのです。

普通、プロでなくとも、事前に進行表と照らし合わせて間違いに気付くはずです。

ところが・・

いつもは前日に、そして当日も移動時間を利用して、さらに本番直前にももう一度、必ず進行表とノートを見比べながら確認をします。
何故できなかったのでしょうか?

忙しさにかまけて、やらなきゃ、やらなきゃ・・と思いながらも、とうとう当日を迎えてしまいました。
移動中もなぜかその気になれず、ホテルに行ってから最終確認をすればいいや・・と、自分自身を言いくるめておりました。
プロとして全く恥ずかしい遇行です。

そして、
そういう時に限って・・というやつです。

その日に限って、ホテル到着時点から、プランナーからはちょっとした不満をぶつけられ、また進行上の変更点や確認事項も多々あり、結局開演ぎりぎりまで、その対応に追われ、肝心のオープニングの部分の読みの確認をとうとうやらずじまいだったのです。

キャプテンからキューがきました。
新郎新婦入場、そして着席・・。
いよいよ開演の辞です。
私はマイクを持ってアナウンスしました。

<それでは只今より石井・鈴木御両家の結婚披露宴を開演致します>

媒酌人の挨拶が始まりました。

間髪入れず、キャプテンが真っ青な顔をして私のところに駆け寄ってきます。
小声で震えるように聞いてきました。「司会者さん、今、両家名・・何て・・言ったんですか・・?」


転記ミスにはくれぐれも気をつけたいものです。
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by qqbh8530 | 2010-02-03 15:07 | 司会

読み違いについて

私の名前の『宏一』も、「こういち」と読んだり「ひろかず」と読んだり、まれに「ひろいち」と読むこともあります。

司会をする時、私は、漢字に小さくルビをふります。
ひらがなでふる時もあれば、カタカナでふる時もあります。それでも間違えて言ってしまうことがあります。

『幸子(ゆきこ)』さんを、「さちこ」さんと言ってしまいました。すぐに気付いて言い直し、事なきことをえましたが・・。
ことの経緯は、昼の披露宴の新婦は『紗智(さち)』さん。
さっちゃん、さっちゃんと親しく呼ぶたくさんの声が耳に残っています。
夜の宴の新婦は、『幸子(ゆきこ)』さん。「ゆきこ」とルビをふっておいても、つい「さちこ」と言ってしまう、そういうことがありました。

そそっかしいからだと一括りにしてしまってもいいのですが、こういうミスを侵す可能性は誰しもにあるのではないでしょうか?


以前にも書きましたが、ある土曜日は、神前結婚式の方の披露宴司会。
日曜は、神道の1年祭(仏教の1周忌法要にあたる)の司会。
翌々日の火曜日には、仏前結婚式、お寺の僧呂の方の披露宴・・
こうなると、ちょっとした刺激で、頭の中が混乱し、混乱すると理詰めの選択ができず、感覚だけで勝手に選択した言葉が口に出てしまいます。

<仏前結婚式>と言おうと思っているのに、なぜか口に出てきたのは<神前結婚式>、そう言ってしまうこともあるのです。私だけでしょうか?


そんなこんなの経験を通して・・、
今では、名前などは、ひらがなで大きく書いて、漢字で小さくルビをふるスタイルで落ち着いています。
ただ、これはあくまで私にとっては今のところベターであって、人それぞれの工夫が一番か・・と思います。
新人の方々、参考になるでしょうか?
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by qqbh8530 | 2010-02-02 17:08 | 司会
披露宴の前半、ケーキ入刀があります。最近は生のケーキが多くなりました。
その影響からか、ケーキ入刀のあと、ファーストバイト(スプーンですくった生ケーキを、お互いに食べさせ合う儀式)をするカップルも大勢います。

新人の頃の思い出です。
ケーキ入刀のあと、いよいよファーストバイトのシーンという時、あんなにいたカメラマンが、ほとんど席に戻ってしまい、誰もいなくなってしまいました。
あわてて私は「カメラをお持ちの方、どうぞ前の方へ・・」と再び促しましたが、会場も広いせいもあって、ほとんど出てこず、なんとも間の抜けたファーストバイトになってしまいました。

この失敗を活かし、今度は、『ケーキ入刀に引き続き、ファーストバイトもございます・・』と、あらかじめきちんと伝えるようにしました。
うまくいった時もありましたが、それでもケーキ入刀のシーンを撮り終えると、さっさと席に戻ってしまうお客様も大勢いらっしゃいました。

そこで今度は、席に戻ろうとするカメラマンに「カメラをお持ちのお客様、どうぞ、今しばらくお付き合い下さい」とコメントしてみました。
するとキョトンとする方がいらっしゃったので、その方に向かって「いいお客様は、このあとのシーンもしっかりフィルムに納めて下さいます・・(小笑い)」などと言って、引き止めたこともがありました。

1、2度うまくいったので、調子に乗っていつものように言おうと思っていたら、新郎新婦のリクエスト曲が余りに大きくて司会の声とダブってしまい、ほとんど聞こえないなんていうこともありました。
それ以来、音響さんと各シーンのリクエスト曲の有無確認と、司会のコメントが入った時は若干BGMを下げることは可能かどうか?などの詳細確認をするようになりました。

また、中にはファーストバイトを、サプライズ的にやりたい・・という新郎新婦もいて、その時は、予想できる状況を説明し、お二人のより良い方向性を選択して頂いたこともありました。


そうやってたくさんの経験が積み上げられ、いつしかその場にジャストフィットのコメントがより多く生まれてくるようになるのではないでしょうか?

失敗は失敗として、その失敗(経験)に学ぶ。そして生かす。
その繰り返しが、やがて質の高い司会者へと導いてくれることでしょう。

ローマは1日にしてならず~司会の仕事もそうなんですね。
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by qqbh8530 | 2010-02-01 05:58 | 司会

よりよい人生をめざして                       


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