司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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事前情報

披露宴司会の新人の方々へ
この夏は、何回か、私の受けたクレームを思い切って告白したいと思います。また漏れ聞いた実際に有ったクレームもあわせてご紹介したいと思います。参考になるものがあれば、ぜひ役立てて下さい。

うっかりしていてもう夏も終わりですね。10数年も前の苦い思い出です。

新婦のお父様は、有名な造船会社の幹部の方、披露宴には会社の社長ほか大勢もお呼びするので、お父さんも一生懸命です。
披露宴2週間前、新郎新婦に加えて両家のお父様も同席の打ち合わせです。
途中、新婦お父様が自分の勤務している会社の事についていろいろと説明して下さるのですが、私の反応がイマイチなのか、「君は私の〇〇造船を知っているのか?」と聞いてきました。
私は、「あっ、いえ・・、知りません」と答えました。
その後はご想像のとおり、もうギクシャクぎくしゃくの打ち合わせとあいなりました。

知らないことは、知らないのだから知ったふりをするよりもいいのですが、せめてなぜ「あっ、申し訳ございません。世間知らずの私でお恥ずかしい限りです。ぜひお父様、会社の事についてお教え頂けますでしょうか?」
もっといい言い回しはたくさんあると思いますが、ポイントは「あっ、いえ、知りません」の司会私の返答は、あまりに思いやりに欠ける失礼千万の返答に思えてなりません。なぜ興味を持って「ぜひ教えて下さい・・」と切り替えていかなかったのか・・?

打ち合わせはさんざん、その後、取り立てて司会資料も作らず、何の手当てせず、とうとう本番に臨んでしまいました。披露宴自体は大きなハプニングも無くそれなりに終了しました。

今改めて思います。
・打ち合わせ前に基本的な情報を出来る限りしっかり把握しておく。今回でいうと、新婦お父様の勤務先の概要・・そのホテルとのかかわりが深かっただけになおさらでした)
・知らないなら知らないなりに、打ち合わせが終わってからでもいいから、しっかり調べるべきできでした。知識があれば、それなりに、たとえ言葉にしなくとも、コメント自体に力が付くはずです。
・うまくいかなかった打ち合わせの後、(自分はやはり司会は向いていないのではないか・・)などと自身を責めました。
そんな自分を責めるエネルギーがあるなら、そのエネルギーをなぜ、新婦お父様の会社概要に付いて調べることに費やさなかったのか・・?と思います。


後悔は先に経たず・・ではありませんけれども、出来る事はきちんとやる習慣を付けていく事が、結局は後々自分を助けてくれることでしょう。

打ち合わせ時間の15分前には事務所に行き、プランナーと会い、事前情報を仕入れておく。これは新人の司会者には鉄則です。
ただそう思って行動してもなかなか思うようにいかないことがたくさんあります。
だからこそ、その思うようにいかない事を、思うようにいかそうと努力するところに、真の成長があるにちがいありません。頑張りましょう。
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by qqbh8530 | 2009-08-31 21:39 | 司会

卓上花のクレーム

披露宴司会の新人の方々へ
この夏は、何回か、私の受けたクレームを思い切って告白したいと思います。また漏れ聞いた実際に有ったクレームもあわせてご紹介したいと思います。参考になるものがあれば、ぜひ役立てて下さい。

披露宴も無事お開き、三々五々列席者は引き出物を持ってお開き口へと向かいます。
ふと卓上の綺麗な花に目が止まりました。卓状花お持ち帰りOKの時とそうでない時があるので、近くにいたウェイターさんに聞きました。「お疲れさん、ちょっと聞いてもいいかな?この卓上花、お客様のお持ち帰りOKなの?」と尋ねました。ウエイターはちょっととまどいながらも笑顔で『あっ、はい、いいと思います』と答えてくれました。
私はアナウンスしました。「どうぞテーブルの卓上花、ご自由にお持ち下さい。テーブルごとご相談頂きながら、テーブルのお花をぜひお持ち下さい」と。

それから1時間ほどしたところで、携帯電話が鳴りました。私はすでにホテルを後にし、帰路についています。プランナーからでした。

プランナー「仲澤さん、私、卓上花のことについてきちんとお伝えしていなかったようで・・、すみません」
私『えっ、どういうこと?』
プランナー「実は卓上花は、お開き後、新婦のお母様にすべてお渡しし、お母様がご親戚の方々に配る事になっていたんです」
私『えっ、でもウェイターに聞いたら、お客様お持ち帰りOKだって言ってましたよ・・』
プランナー「えぇ、ごめんなさい。私がきちんと伝えておかなかったので・・」


私は車を停め、改めて折り返しTELしましたが、プランナーはすでに会場に戻ってしまっているようで、つかまりません。
そこですぐに、レポート用紙を取り出し、走り書きをして、コンビニから、プランナー宛FAXしました。
『申し訳ありませんでした。ウェイターさんを責めないで下さい。すべては私の責任です。先方さんにも謝罪するつもりです。ご指示を頂けますでしょうか?』と。

私はウェイターもずっとやってきましたので、こういう時、上司がそのウェイターを呼んで「なんで、そんな確認もしないで、・・思います・・なんて不明確な事を言うんだ?」と叱られている姿が目に浮かんでくるんです。
そのウェイターは、新婦お母様が、全卓の卓上花を受け取り、親戚に配るという事・・を知っていたかもしれません。
考えますと、お母様もお客様の一人です。
私が(お客様、お持ち帰りOKなの?)と聞いたので、彼は彼なりに、(お母様=お客様・・お持ち帰りOKです・・)と、翻訳しながら、精一杯答えてくれたと思うのです。彼には全く非はありません。

プランナーにも頭が下がりました。伝えていない私が悪い・・という立場を明確に取って、決して司会の私を責めようとしない・・、ただ事実の確認をきちんとなさっていたのです。

微妙な部分ももちろん沢山ありますが、この事例からの学びは、とにかく確認事項はキャプテンあるいは担当プランナーにしなければならない・・ということだと私は思っています。

そして仮に、ウェイター・ウェイトレスに聞いて、彼らがそう言っていたので・・とアナウンスした事が、時によって間違いであった時、彼らに非があるのではなく、彼らの言ったことを<選択した自分>が悪いと、捉える事のできる司会者になりたい・・と思った次第です。そんなのいい子すぎますか?
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by qqbh8530 | 2009-08-11 19:00 | 司会

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