司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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続・ブーケトスを考える

先日(25日)に続き、「ブーケトス」について考えてみたいと思います。

まず AERA に掲載されていた記事の一つを、そのまま途中まで転載致します。
転載ここから
 編集者のマリコさん(36)は3年前から、結婚式に出ていない。お祝いしたくないわけじゃない。個別にプレゼントを贈ることもあるし。けれど、式だけは断固拒否する。
 きっかけは、同僚の結婚式だった。変形型の「ブーケプルズ」だ。リボンを引っ張ると、よりによってブーケが当たってしまった。
「次はマリコちゃんだね」
 と声援が飛んだ。拍手の中、マイクを握らされた。何か感想を言え、ってこと?
〈私も結婚したい。頑張ります〉
 模範解答はこんな感じ? でも言えない。実際は、
「ありがとう」
 とだけつぶやいた。お祝いにふさわしい、ニコニコ顔で。
「『結婚なんてしちゃって!』なんて皮肉は、花嫁に絶対言えない。こちらがお祝いの空気を読んでいるのに、どうして、こちらのことは少しでも思いやってくれないんだろう」 気持ちのやり場がなくなって、もらったブーケは自宅のトイレに飾り、はがきを出したら届く引き出物ももらわなかった。
 結婚するもしないも、時期も事情もさまざま。なのに「結婚はいいよ」「幸せになりなよ」と押し付ける。ブーケトスはその象徴だ。 自分が独身だった時代もあったのに、「結婚ハイ」で、無神経になる友人。がっかりして嫌いになるのが怖いから、もう結婚式には出ない、と決めた。
「まあ、そこまで怒らなくてもいいのでは」という意見もあるだろう。しかし、結婚しない30代への風当たりは日ごろから強い。既婚者と未婚者を区別する瞬間、既婚者が勝ち誇って見下すような視線。
 マリコさんは言う。
「結婚しないとダメ人間と責められている気がする」・・ 
転載ここまで(太字は仲澤の装飾による)


上記を読み、私は彼女の気持ちがわかるような気がしました。
ただ、反対に、ブーケを受け取りとても喜ぶ人ももちろんいることでしょう。
中には結婚願望は全く無く、ブーケをもらっても余り嬉しくなくても、新婦の気配りに感謝し、心からの笑顔で受け取る人もいると思います。ともあれ、人それぞれの感じ方があるわけですね。


さて、もう少し考えてみます。
いろんな進行方法があるでしょうが、よくあるオーソドックスなやり方は、
ブーケを受け取り本当に喜んでいる方には、その場面にスポットを当て、インタビューし、記念撮影をして、そのシーンをうまくクローズアップする。MCも、高音ボイス・ハイテンポで進行する。

ブーケを受け取ったものの・・、ちょっと辛いのかな?と感じたら、サラリと必要最小限のコメントで当たり障りなくその場面をまとめ、スピーディーに場面転換していく。
つまりブーケを受け取った女性が、司会者の推測のなかで、明らかに不快感を示しているように思われた場合は、インタビューはやめ、その方の名前もあえて聞かず、ただその方の方を見て、『おめでとうございます、良かったですね!』位の一言で済ませ、『はい・・、と、言うことで、ブーケトスのセレモニーにご参加頂きました新婦ご友人の皆様、ご協力本当に有り難うございました』と言ってまとめ、拍手を誘導する。

実際には、ブーケを受け取った女性は、心から喜んでいるであろう・・という推測のもとで司会をするのはもちろんですが、直感で「何かが微妙に違う・・」と感じた時は、謙虚なちょっと押えぎみのMCにしたほうがいいかもしれません。


ちなみに、知人友人に聞いたところ、『ブーケトスに参加してもいいけど、名指しはちょっと・・』と言う人が多いようでした。
名指しは出来るだけ避けて、うまくもっていくには事前の段取りが必要です。打ち合わせの段階で手を打っておかなければならないでしょう。

いずれにしても、新郎新婦そしてブーケトスに参加した人全員が、最低限、不快感を持たないような進行をすれば良いわけです。それは簡単なようで難しい・・。皆さんはどうされているのでしょうか?


参考記事
アエラ 「ブーケトスは人権侵害」http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090525-00000002-aera-soci
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by qqbh8530 | 2009-05-28 17:42 | 司会
結婚披露宴の司会で気をつけていることは沢山有りますが、その一つに<ブーケトスのMC>があげられます。

「それではこれからブーケトスを行います。独身女性の皆様、どうぞ前のほうにお越し下さい。お名前を申し上げます。〇〇春子さん、〇〇夏子さん、〇〇秋子さん・・
私はこういうMCはやりたくありません。自分が独身である事をなんとなく恥ずかしく思っている女性が、中にはいらっしゃるかもしれないからです。
若いうちならともかく、程ほどに歳を取ってしまった時、半ば強引に皆の前に出されるのは、男性の私でも心が痛みます。もちろん当事者の<結婚感>によりますが・・。

MCコメントに工夫が必要です。例えば・・こんな感じのMCは如何でしょうか?
「新婦からブーケを受け取った人は、近いうちに、大きなおおきな幸せが訪れるそうです。その幸せの形は、何も結婚だけではありません。素敵な出会いや思い出、お子さんが出来たり、就職が決まったり、未来に羽ばたく大きなチャンスなのかもしれません。
幸せになりたい人、この指止ーまれ・・ではありませんけれど、独身・既婚は問いません。今幸せの方も、特別に参加OKです(笑い)。このブーケトス、大勢のみなさまのご参加をお願い致します」


そうは言っても、どうしても独身の人にだけ参加してほしい・・と希望するのカップルもいます。その場合は打ち合わせの時点で、それとなく、冗談ぽく、「独身をマル秘にしたいと思っている方も最近多いようですが・・」とさりげなく、ふってみたりもします。

まぁ、いずれにしても、結婚披露宴は、様々な人間模様の上に成り立っています。
(えー、本当はそうだったんだー・・)なんていう、言うに言われぬその時々の、そのカップルそれぞれの意外な事情が、見え隠れする時もあるのです。
親は結婚大反対のまま披露宴を迎えているカップル、親戚との折り合いがうまくいっていないカップル、喜ぶに喜べない出来ちゃった婚に眉をしかめる両親・・等々、言ってくれなければうかがい知る事のできないようなケースが実は五万とあるのです。
そんな事も少しだけ頭の片隅に入れながら、当日笑顔で臨むのが司会という仕事なのでしょうか。奥が深いですね。

<ブーケトス>に関しての記事を見つけました。いい悪いではなく、司会者として、きっと参考になると思います。
アエラ配信 『ブーケトスは人権侵害だ』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090525-00000002-aera-soci
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by qqbh8530 | 2009-05-25 20:08 | 司会

初めての司会のコツ

近々、生まれて初めて結婚披露宴の司会をなされる方もきっといらっしゃる事と思います。
不安でいっぱいですか?それともなんだかワクワクしていますか?
当日の不安を少しでも取り除ければ・・と思いアップしてみました。ご参考まで。

留意点
うまくやろうと思わない~結婚披露宴の場合、お客様は司会者にそんなに高いレベルを求めてはいません。出来るだけ正確に、明瞭に、明るく、滞りない司会であれば、取り立ててうまくなくても、少々の難があっても十分OKサインを出して下さいます。

お客様が気にするのは、
・うるさい司会
・出すぎた司会
・せかせかした司会
・押し付けがましい司会
・無礼な司会
・低俗な司会
・ヤル気のない司会
・誠実さにかける司会
・歯の浮くような美辞麗句オンパレードの司会
・耳障りの悪い司会 

以上の何点かが重なった時、お客様ははじめて、おもむろに座っていた身体を回転させ、司会者をまじまじと見て、心の中で(まいったなぁ・・)とあきらめに似た一言をツブヤき、自身を言いふくめます。
その瞬間、お客様と司会者との間には見えない一枚の壁ができあがります。そうならないためには、上記の「逆」をやればいいわけです。

・うるさい司会 → うるさくない司会
・出すぎた司会 → 出すぎない司会
・せかせかした司会 → 落ち着いた司会
・押し付けがましい司会 → 促す司会
・無礼な司会 → 礼儀正しい司会
・低俗な司会 → 上質上品な司会
・ヤル気のない司会 → ヤル気のある司会
・誠実さにかける司会 → 誠実な司会
・歯の浮くような美辞麗句オンパレードの司会 → 実感を添えた司会
・耳障りの悪い司会 → ある時は機内アナウンスの如くさらりとした司会を。また声質が余り良くないという自覚がある方は、音響さんに相談して、マイクのトーンを工夫してみます。

まとめます。
どんなに頑張っても、どんなに背伸びしても、どんなに取り繕っても、等身大の司会しか出来ないのです。
最低限、セレモニー部分は間違いのないようにし、後は滞らないよう会場キャプテンに相談しながらやっていきましょう。
まじめに一生懸命にやることが何よりも肝心です。間違えたら素直に謝ればいいのです。ごまかすとろくな事はありません。

その上で、余裕があれば、あなたの実感を添えてコメントしてみましょう。実感を添えると司会者の人となりが見えてきます。お客様との心の距離も徐々に縮まってきます。
そんなあなたの優しさが見え隠れする司会ができれば大成功ですね。
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by qqbh8530 | 2009-05-22 22:20 | 司会

利潤追求のその先に・・

5月21日 NHK19時30分から放送のクローズアップ現代を見ました。
外食産業再生の内容でした。
私は司会の仕事と同時に、ウェイターの仕事も今尚現役でやっていますので、とても興味深く見ました。

印象的だった2つの事だけ、忘れないうちに記しておきます。(私の思い込みや私の翻訳がかなり入っております。その点をお含みおき頂けますようお願い致します。)

*幸楽園(昔ながらのラーメン屋)の社長の一言・・人件費等、経費削減で、サービスマンを削り、調理方法を徹底的に単純化・マニュアル化・機械化してきた。が、思いとは反対に、客足が極端に減ってしまった。

*コーディネーターの一言・・レストランの語源は、元気になる、リフレッシュするという事。そのレストランに行って、癒され元気になるようなスペースに、本来はならなければならない。外食産業は、情緒産業だ。


番組でのまとめは、
レストラン等の外食産業は、ヒューマン産業である。
調理の機械化のその先には、やはり人ありき・・。
もう一度心のこもったサービスが十分行き届くよう「人員」を配置し、調理方法も原点に戻る必要がありそうだ。これは、本来の道に戻るという事です・・と。

市場は本当に正直ですね。
効率優先、利潤優先の外食産業(サービス業)はどうやら行き着くところまできてしまったようです。
それよりも、お客さまに喜んで頂く・・癒されて元気になって頂く・・それが私達従業員の喜びです!と、企業全体が本気で言えるようなお店(レストラン等)が、これからは大いに伸びていくに違いありません。如何でしょうか?
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by qqbh8530 | 2009-05-21 21:02 | ウエイター

体験と実感

昨日5月19日 NHKの番組 プロフェッショナル を見ました。
司会にも十分通ずる内容だったので、ご参考までに記事にしてみました。

「大切なものは、体験して生み出してきたものです」
地域再生、町おこしのプロフェッショナル 木村氏の一言です。
地域再生のために、全く新しいことをやるのではなく、すでにやってきた、やり続けてきたことにこそ価値を見出し、その資源をいかに有効利用するか・・がポイントだとおっしゃっていました。
番組では、その地域に古くから伝わる<炭焼きの技術>に焦点をあて、炭焼き復活→伝承→イベント→集客→地域活性化へ・・の構図でした。

披露宴司会のことを考えてみます。
私の司会の師 鶴賀二郎氏は、常々「実感」こそが司会のコメントに命を吹き込む・・とおっしゃっておられました。
木村氏の「体験こそが・・」が、鶴賀氏の「実感こそが・・」の言葉に重なります。

20年程前、鶴賀氏の司会の見学をさせて頂きました。
~披露宴後半、余興のトリ、友人達が ♪乾杯 を歌い終わりました。
その時の記憶をたどりますと、鶴賀氏はこうコメントしたように思います。

『ご友人の方々が、懸命に歌う青春の歌・・「乾杯」。
 改めて、そのメロディと詩に惹かれてしまいました。
今日帰りに、ちょっとカラオケにでも寄って、この「乾杯」を歌ってみたい・・とふとそんな気持ちにさせられました。同時にご友人の方々の、ティームワークの良さも、みせて頂きました。
まさに青春真っ只中、ご友人の方々にもう一度拍手を・・』

体験と実感は、説得力と共感を生み出すのですね。
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by qqbh8530 | 2009-05-20 13:28 | 司会

向上心

89歳の女性と、101歳の男性に学びました。

放浪記2000回達成記念・・
89歳の森光子氏は、「表現の・・もっと豊かな女優になりたいと思います」と言う。
好きな言葉は「あしたはあしたの風が吹く」と、おっしゃいます。

また、南無の会会長 元龍源寺住職 松原泰道禅師101歳は、講演会のオープニング、ちょっとしたユーモアの連続で、あっという間に聴衆の心をつかみます。
下記をクリック、画面の下の方の「ご注文はこちら」の左側の、松原氏の写真をクリックしてみて下さい。
http://www.chichi.co.jp/news//1551.html

自分の年齢を越えての、あくなき向上心!
はっきりいって感動しました。
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by qqbh8530 | 2009-05-16 19:14 | よりよい人生の為に

言霊

ふと思い出します。
以前、東京で、ホテルウェイターをやっていた頃、社員の後輩が、私と会うたびに、ことあるごとに、こう言うのです。

「仲澤さん、最近疲れていません?」
「仲澤さん、げっそりしてますね、何かあったんですか?」
「ちょっと、仲澤さん、顔色悪いですよ」
「仲澤さん、ちょっとどっか悪いんじゃないですか?頬がかなりこけてますよ」
「仲澤さん、ちょっと働きすぎじゃないですか、たまには休んだ方がいいんじゃないですか?」

仕事の出来る優秀な社員であり、思いやりのある好人物だったので、きっと良かれと思って言ってくれているに違いないと思い、素直に「ああ、そうか・・ありがとう」と、ちょっと無理をして答えていたものでした。

そうは言っても、私は私なりに結構、<真(ま)>に受けるタイプなので、彼の言葉を真剣に全面的に受けて止めてしまい、落ち込んだり、ナイーブになってしまったりしたものです。

ある時、なぜかカチンときてしまい、押さえきれずにその彼にこう言いました。
「心配してくれるのは、有難いけど、そんなふうに言われると、どんどん自己暗示にかかってしまい、悪くないところも悪くなってしまうじゃないか。たとえ一見、顔色が悪く見えても、俺に対しては、(元気そうですね!頑張ってますね!・・)と言ってくれよ!」と、少々強めに、彼に言い放ってしまいました。彼は少しびっくりしたようでした。

この経験に、とても多くの事を学びました。
日ごろからの私自身の約束事は、<人からされて嫌な事は、絶対にしないようにしよう!人からされて嬉しかった事は、積極的にして差し上げよう!>というものです。これだけは結構まじめに守ってきました。

ですから、知人友人が、たとえ顔色が悪くても、私は「頑張ってるね!」「元気そうだね!」と声をかけます。
そう言われれば、そうは思っていなくても、そうかなぁ・・?なんて思うのが、人の常でありますから。

そんな事をつらつらと思い巡らしている時、このブログを生み出すコーチをして下さった大阪の杉本コーチのブログを訪問し、類似の記事を見つけました。
きっと多くの方々のご参考になると思い、ここにぜひご紹介させて頂きます。

5月15日の「承認の言霊」というタイトルのブログです。http://counseling.exblog.jp/
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by qqbh8530 | 2009-05-15 22:18 | 司会

言葉のちから

天才コピーライター ひすいこたろう氏のメールマガジン「名言セラピー」を日ごろから愛読しています。
今回、改めて「言葉のちから」というものを痛感致しました。ぜひご紹介させて下さい。

掲載ここから・・(本文をそのまま転載致します)
<海に情熱をかける一人の男がいた。
1962年。その男は一人、西宮からヨットで太平洋へ繰り出した。
『今から太平洋を一人で、このヨットで横断してみせる!』その男が心に秘めた情熱だった。

そんなのできるわけがない!ありえない!しかし、彼はサンフランシスコに着いてしまったのだ。
やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。1人でヨットで太平洋横断しちゃった伝説の人、彼の名は堀江謙一。

しかし、それは犯罪であった。
当時はヨットによる出国が認められていなかたので、密出国になるのである。偉業を成し遂げたもののそれは立派な犯罪。日本では非難が殺到することに。

しかし、当時のサンフランシスコ市長は、こうコメントを残す。
「コロンブスはパスポートを持っていたかね?」
そう言って彼の挑戦に敬意を払い、彼を名誉市民として受け入れたのである。
日本国内でのマスコミも手のひらを返すように堀江の偉業を称えるものに変化した。
いつだって、いつだって、いつだって情熱が文化を作る!

【参考文献】「太平洋ひとりぼっち」 堀江謙一
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4807211218/nicecopy-22
転載、ここまで。


ふと思い出します。
知人の父は、以前中央線の、とある駅の駅長を勤めていました。
駅構内に、益鳥のツバメが巣を作り、そのツバメの糞がたまたまお客様の肩にかかってしまいます。
怒った客が駅長に詰め寄ります。
駅長は、笑顔で丁寧にお詫びをしながら
「駅長が、えきちょう(益鳥)を追い出す訳には・・」
と言ったところ、お客は一瞬微笑み、静かに去っていったそうです。

うーーん、言葉のちからは、素晴らしい!
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by qqbh8530 | 2009-05-14 18:58 | 司会

人生無駄なし

披露宴の司会を始めた30代、ガチガチに緊張しまくってのオープニング。なかなか慣れない自分に嫌気がさし、社長に相談するも、「司会は慣れたらだめなんだよなぁ・・」とおっしゃる。

自分が嫌で、自分を変えたくて、いろんなセミナーに通ったものです。セミナー中毒一歩手前・・というくらい、毎日毎日セミナーにせっせと通ったものです。

最近になって、時折り、あるトレーナーの言葉を思い出します。
「悪いマネージャーは、問題が出来るとその対応に追われ、いつも疲れている。良いマネージャーは、自から問題を作って、それを解決し、成長していく。いつもパワフルだ!」

この言葉は私の中で今でも生きています。
何事も、追われる立場は苦しいものです。プレッシャーであり、ストレスもたまります。

反対に、前もって予測を立て、こちらから事前に仕掛けておくと、急なアクシデントがあっても、それなりに、スムーズに対応できるものです。想定内の幅を日々広げておくということでしょうか。そしてさらに、自身で作る問題(課題のようなもの)は、自分の出来る範囲のレベルを設定するのではなく、ストレッチ目標といって、ちょっと無理かも・・、でも頑張ればできるかも・・といったレべルの課題を設定すると、結構成長するようです。

以前、このブログで書いた 音楽家 坂本龍一氏 のように、映画音楽は全くやったこともなかったのに、成り行きで、やらせて下さいとつい言ってしまい、必死で努力し、そのお陰で大きな成長を手に入れました。

私も昨年10月、ラジオのパーソナリティの仕事の打診があった時、成り行きで「はい、宜しくお願い致します」と言ってしまいました。
ストレッチ目標どころか、かなり無茶な目標のように思えましたが、司会歴22年、ウェイター歴28年、それなりにもまれてきた経験だけを頼りに、本当に必死で頑張りました。

放送初日の前日、K常務に「あしたは、仲澤君の、人生が変わる日だからね!頑張って!」と励まして頂いたことを、今でも強烈に覚えています。お陰さまで今があります。

自分の人生は、自分でコントロールする・・、少し背伸びした目標にあえてチャレンジする・・若い頃に受けたセミナーのエッセンスが、今になって役に立っています。
「人生、無駄なし」、この年になって初めて、心の底からそう思えるようになってきました。
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by qqbh8530 | 2009-05-13 21:45 | よりよい人生の為に
放送作家の小山薫堂(こやまくんどう)さんの記事が面白い。
映画「おくりびと」脚本を手がけた人でもあります。

先日の朝日新聞、2009年 5月10日付け 24ページ 朝日求人 仕事力 「誰かを幸せにしよう」を、仲澤の選択で、抜粋・編集して掲載してみます。
私を含め、人生に、司会に悩む方々に、ちょっとしたヒントになると思います。


・・・
*自分の進む道が、果たしていいのだろうか?すごく不安になったり、失敗したり、仕事がなくなったりという厳しい状況も起きることもあるでしょう。
そんな時、これはきっとこの次に何か運命的なものに出会うための準備なのだと考える。

*いつも努力ばかりしていては、息切れしてしまう。
「人生のオール」といって、川を下って順調に流れていれば、その流れに従っていればいい。しかし、川が枝別れして、どちらかに進まなければならない時には、自分のオール、考えを使って一生懸命選んだ流れへ、必死で漕がなければならない。ここが判断のしどころ、チャンスだと思ったら、トコトン全力を尽くして頑張る、オールを漕ぐのです。

*北海道の漁師曰く「漁業という大自然の仕事は、いくら人が頑張ったからといって、魚が取れるわけではない」
そう言われてみると、都会という環境は、努力すれば報われる環境なのです。

*いつの間にか僕達は、失敗する事を恐れるようになっていると思います。
人間は失敗しても殺される事はないし、社会から追放される事もない。それは、動物とは違う、人間に与えられた、特権ではないか?
見えとかプライドから自由で有りさえすれば、何度でも自分の人生に立ち向かっていけるのです。

*このごろよく自己プロデュースという言葉が、仕事の一つの戦略のように使われています。
自分をどう見せるか、自己演出のように用いられていますが、本来のプロデュースは、外側を装飾する事では有りません。そんな事に心を砕くのではなく、やはり自分自身を磨き、素の力を強くしていかなければ・・と思います。

*自分の思うようにやってみて、失敗しても死にはしない。やらずに後悔するより、自分を信じてやってみて、その後ゆっくり後悔してみませんか?
・・・・(掲載ここまで)

自分の外側を装飾する事に心を砕くのではなく、自分自身を磨き、素の力を強くするのです・・この部分に強く惹かれます。

私の司会の師 鶴賀二郎氏の言葉とダブります。
才能の仕事の本質は人間性。人間性を磨くことこそが、やがては司会の質を高めていく!」と常々おっしゃっておりました。
如何でしょうか?
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by qqbh8530 | 2009-05-11 20:35 | よりよい人生の為に

よりよい人生をめざして                       


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