司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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気になるCM タンスにゴン・・・「ゴンゴン売れそうな予感編」 キンチョーのこのCMが人気です。

ネット上でも、
なんだ、この脱力感みたいなものは・・私の心をわしづかみです・・とか、
ウサギさんがバランスを崩すところなんか、とても気になります・・等々、評判は上々です。

http://www.kincho.co.jp/cm/html/2009/gon_yokan/index.html


CM製作者は、 ぬいぐるみの中身のプロのダンサーに、
「あまりうまくなりすぎないように、動きもそろわず、キレもどちらかと言うと悪い感じで」と依頼します。
ダンスの途中で、うさぎさんがちょっとバランスを崩しますが、これこそが製作者の求めるもので、このおかげで、独特のゆるーい感じのCMにすることが出来たそうです。

ウサギとクマとネコの着ぐるみを着た3人が、やる気のなさそうな歌にあわせて、腰ふりダンスを踊るCM。
コラムニストの天野祐吉氏はこう書いています。
「わざとヤル気がなさそうにみせるこのCMを見て、(その、なげやりなところがたまらんなぁ・・)と言った人がいる。こういう、うまい批評もたまらんなぁ・・」と。


今の時代は、一億総緊張時代!
多くの人の心は、無意識のうちに、緊張しっぱなしです。
もっと頑張らねば!
もっときちんとしなければ!
もっとちゃんとやらなければ!
もっといい子でいなければ!
もっと、もっとと、押し寄せる無色の強迫観念に悲鳴を上げています。
そんな時代の真っ只中、まさに<救世主>、まさにゴン様は救世主です。

何度も何度も見て味わってみました。心も身体も緩んできそうです。いかがでしょうか?
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by qqbh8530 | 2009-04-30 10:27 | よりよい人生の為に

ABC理論に学ぶ

心理学で、アルバートエリスの<ABC理論>というのがあります。
「出来事が私達の感情に影響を及ぼす」のではなく「私達の感情に影響を及ぼすのは、私達の受け止め方である」と言う理論です。

日本メンタルヘルス協会ベイシックコースのテキストより抜粋してみます。
・・・「出来事」が「感情や結果」を作り出すなら、離婚や失業という出来事は、全員にとって、不幸な感情や結果をもたらさなければなりません。
しかし、現実を見ると離婚を幸せと感じる人も存在するのです。悩みの原因は「出来事」そのものにあるのではなく、その人の「受け止め方」にある(皆、自分の思い込みで悩んでいる)と言う考え方が、ABC理論です。・・・


朝日新聞 勝間和代(経済評論家)の人生を変える言葉 の中にも似通った内容を見出す事が出来ます。・・・「事実などない。認識だけだ」という言葉に出会うことで、ふーーーっと力が抜けたのです。そう、事実なんかなくて、様々な出来事について、私達がそれぞれの立場からどう解釈するか、という事だけなのです。・・・


心学研究家の小林正観「心を軽くする言葉」の中にも同じような内容を見出す事が出来ます。
・・・この世の中で起こることはすべて中立で、「いい事」も「悪い事」もありません。有るのは解釈の違いだけです。
起こった事を肯定的に評価できる人は、それを教訓や試練と捉え、起きた現象に対して「感謝の気持ち」を持つことができます。
逆に起きた事を否定的に捉える人は、つまらない・くやしい・頭にきたと、批判の感情に捉われてしまいます。・・・


日照りが続いたある夏の日、大雨が降りました。
農家の方々は大喜びです。
その反対に、1ヶ月ぶりの休暇を利用し、家族で東京ディズニーランドに来た夫は、空を見上げ恨み節。
ところが、あんなに雨を嘆いていた夫が、しばらくして今度は上機嫌です。
なぜなら、雨の日にしか見れないパレードが始まり、子供達は大喜びだったからです。

雨は、喜びの原因でもなく恨みの原因でもなく、中立でした。
あるのは解釈の違いだけ!


ABC理論~
司会の仕事でつまずいた時、人生が思うように行かない時、もしかしたら役に立つかもしれないと思い、自分なりに整理してみたのですが、如何でしょうか?
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by qqbh8530 | 2009-04-28 18:14 | よりよい人生の為に
坂本龍一が語る仕事 という記事を朝日新聞の中に見つけました。
しゃべり過ぎない司会を志す方には、一つの指針になると思い、ブログにアップしてみました。

ある時、坂本は、大島渚監督から、<戦場のメリークリスマス>に役者として出てみないか?と声をかけられます。
坂本は、こんな演技素人の僕が役者を?と、驚きながらも、次の瞬間「音楽もやらせて下さい」と言っていたそうです。
映画音楽など一度も手がけていないのに・・。

坂本は、親しくなったプロデューサーのアドバイスを頼りに、1本の映画(市民ケーン)を見ながら、<映像と音楽の関係>を必死で分析します。

坂本が出した答えは、「分った答えはシンプルで、映像の力が弱いところに、音楽を入れればいい」ということだったそうです。
さっそく曲を作り、どの音楽をどのシーンに入れるかのリストを作り、大島監督と突合せをします。
なんと99パーセント、一致していたそうです。

さて上記の「映像の弱いところに、音楽を入れればいい」を、
司会の仕事に応用し、「登場者の力が弱い時こそ、配慮のある司会のコメントが必要だ」に書き換えてみます。

素晴らしいスピーチの時、また大いに盛り上がった余興の後の司会者のコメントは、実感を添えたシンプルな一言で十分です。ところが、ここでついついしゃべりすぎてしまいます。
でも、本当は、そうではない時、シラーっとしてしまった時こそ、司会者のさりげないフォローアップや視点移動を促すコメントが欲しいところです。質の良い喋りであれば、少々しゃべりすぎてもいい位です。

例えば、どんなに歌がへたでも、
・マイクの持ち方が、また一味違っていましたね。カラオケ大好き!そんな楽しい雰囲気がこちらにも伝わってまいりました・・もう一度拍手をお送りしたいと思います・・

・歌よりも何よりも(笑い)、その振袖姿、そのたたずまいが、また一段とあでやかで・・ある意味では、着物文化を大いに広めて頂いたような、そんな感も致します・・

・音程はマイペース(笑い)、でも懸命に歌う姿が、なぜか心に染み入りました・・〇〇さま、有り難うございました・・

突っ込みや笑いは、もちろん状況次第ですが、とにかく登場者の、どこかいいところを一つでも見つけ、そこに視点を移動し、実感を添えてアナウンスする。
そうやって調和を取りながら宴を進めていく・・

いつも、そううまくいくわけではありませんが、そう出来たらいいなぁと思っています。皆様は如何でしょうか?
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by qqbh8530 | 2009-04-26 20:05 | 司会
<事実などない。認識だけだ>
私を変えてくれた言葉です。
朝日新聞4月25日付け <勝間和代の人生を変えるコトバ>で見つけました。

・どんなに自分が正しいと思って動いても、相手からそう取られず、努力すればするほど反感を買うことになってしまったことって、ありませんか?

・相手のためにと思って行動したら、かえって恨まれてしまったことってありませんか?

・自分の意図とは全く別に取られてしまったことってありませんか?

言葉も行動も、その人の意思を離れて独自の働きをするのですね。

<事実などない。認識だけだ!>

このセンスを応用してみます。

幸せはどこに?
幸せはその人の心の中にあり!
その人がシアワセだ・・と思えば幸せ!

シアワセと言う事実はどこにもなし。
あるのは本人の「私は幸せだ」という認識のみ。

<事実などない。認識だけだ!>
司会にも人生にも十分応用できそうです。如何でしょうか?
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by qqbh8530 | 2009-04-25 22:10 | よりよい人生の為に

言葉のうしろ姿

ちょっと不思議だったんですが、ラジオのアナウンサーの言葉が、妙に優しく鮮明に聞こえたことがありました。
あたかも、一つの言葉を丁寧に私の目の前にそっと置いて下さったといった感じです。
うまく言えませんが、伝えたい言葉を、丁寧に私の心の玄関口にそっと置いて、良かったらこの言葉をお受け取り下さい・・といった感じでしょうか?
簡単に言えば、はっきりとしゃべり手の意図が伝わってきた、といった感じです。抽象的ですみません。

そんな事をつらつらと考えているうちに、元NHK山川静雄アナウンサーのある手記を思い出します。

ほんの数人の酒の席。先ほどから同席の新人アナウンサーの一人が、一生懸命しゃべっています。
山川は彼女の話し方が気になり始めます。
とうとう余計なおせっかいと知りつつも、箸袋の裏に、次のように書いて彼女にそっと渡します。
「君は一生懸命伝えているが、伝わっているか?酔って候。山川」


伝えたい思いを、丁寧に伝えているか?
伝えたい思いが、相手の心にきちんと届いているか?

その問いかけはそのまま、「言葉のうしろ姿を見ているか?」(辰濃和男)という一言に、集約されてくるような気がします。
日ごろの話しぶりを振り返りたいと思います。
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by qqbh8530 | 2009-04-24 17:08 | 司会

司会は笑顔

先日私は、山梨県内のホテルで行われた披露宴の、司会ではなく、ウェイターとして仕事をしてきました。
私は、一ウェイターとして、また一列席者の気持ちになって、司会振りを見聞きしてみました。

その司会者は、とにもかくにも、笑顔がとても素敵でした。
ハードなウェイターの仕事も、私は彼女の笑顔に力づけられ、なんだかモチベーションが高まってしまい、いつになく張り切りすぎてしまったほどです。

実は、彼女の司会は、あくまで私の個人的な感想ですが、オーソドックスすぎて余り魅力はありません。
ケーキ入刀、ファーストバイト、キャンドルサービス等のコメントにしても、良くあるパターン、使い古されたコメントが続きました。
決してうるさい司会ではないので、十分合格点ですが、ただ個性に欠けます。
私がお客だったら、機会があればまたぜひこの司会者に頼みたい・・とは、とりたてて思わないような司会振りでした。

しかし、しかし・・
後半の後半、時間調整のためのテーブルスピーチが始まりました。
この時の彼女の司会振りを見て、私は思いが変わりました。

テーブルスピーチのコメントの拾い方もワンパターンではありましたが、彼女の笑顔が実に素晴らしい!
そしてスピーチした人に対し、必ず丁寧にお辞儀をして、爽やかに「有り難うございました」と言う。
実に魅力のある司会です。
見ていて、司会の未熟さという瑕疵(かし・・キズ・欠点の意)は、一遍に吹き飛んでしまいました。

この時、次のことに気が付きました。
列席者は、プロ司会者が思うほど、司会にそんなに高いレベルは求めてはないようです。
スムーズに違和感なくやってくれればそれで良く、よくあるフレーズを多用しても、自然に好意的に受け取ってくれているのではないでしょうか?
それよりももっと大事なのは、その司会者の雰囲気、そして何よりも自然な「笑顔」だと思い至りました。

自分の未熟さが心のブレーキとなって、実力を出し切れない新人の方々が多くいらっしゃると思います。
もったいないです。未熟さは未熟さで、いいところも沢山あるのです。
慣れてきてから、コメントの質を高めていけばいいんです。上には上がいていつになっても未熟さは付きまといます。努力はもちろん続けます。

未熟さを嘆いても、未熟さを恥ずかしがっても、何も事態は変わりません。何もなりません。
それよりも、誠心誠意の一生懸命さで臨みます。
お手伝いさせて頂き有り難う、こんな素敵な時間を皆様と共有できて、私も最高にシアワセです・・そんな気持ちで、そんな笑顔で、未熟さなんか吹き飛ばしてしまいましょう。

笑顔は、きっとどんな言葉よりも饒舌です!
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by qqbh8530 | 2009-04-22 22:26 | 司会

ポストイット さまさま

ポストイット・・・
披露宴の司会をする上でとても重宝しています。

先日の披露宴でのことです。当日、開演30分前、新たにいくつもの確認事項や伝達項目が出てまいりました。
*キャンドルサービスの途中、両家祖母に花束を渡すことに。祖母の確かな年齢を確認してほしい。

*余興内容を、キャプテンと音響さんに伝言する。

*ブーケを作ってくれた人を紹介する。

*ホテルに届けられた友人からの「かご花」のプレゼントを、新郎新婦に確認を取って、紹介する。

*父親宛の祝電は、父親に直接確認する。

*謝辞の順番が、新郎父の後、新郎 の順に、入れ替わったことをホテル側に伝える。



細長い付箋=ポストイットに、以上の項目の、要点のみを書き込みます。
ポストイット1枚につき1項目です。
時系列に、あるいは優先順位で並べて、レクチャー台に貼り付けておきました。

済んだものからポストイットを処分していきます。
これなら一目悄然でやるべきことが分かります。

やはりポストイットは、忘れっぽい私にとってはスグレモノです。
特に時系列順(優先順位順)にしておけばなおさらです。
優先順位が変わっても、簡単に入れ替え(張替え)できるところも気に入っています。


新人の頃は手当たり次第にいろんなところへメモして、どこへメモしたのか分らなくなったり、見落としてしまったりして、よく大目玉を頂いたものです。
その後少しづつ学習し、ある時期からは、当日の確認事項の書き留める場所を、ポストイットに決めて、レクチャー台に貼り付けることにしています。

多くの司会者が利用しているポストイット。
剥がれやすい欠点もありますが、まだまだ使い方には進化の可能性があるように思います。
ご参考までに、ポストイットの誕生 について記事がありましたので掲載させて頂きます。

ポスト・イット [編集]
ポスト・イット1968年、アメリカの化学メーカー3M社の研究員、スペンサー・シルバーによって発明された。
彼は強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまった。
この弱い接着剤は当初、その用途が見つからなかったが、同僚のアーサー・フライが本の栞に応用できないかと思いついた。
このエピソードは、偶然から大発明を生む「セレンディピティ(偶察力)」の典型例として知られる。
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by qqbh8530 | 2009-04-20 20:59 | 司会

働きやすい職場

春4月、山梨の桜は満開です。
私は披露宴の司会の仕事をしていますが、現役のウェイターでもあります。
春休み期間中という事もあって、急なオーダーを受け、小淵沢のリゾナーレというホテルの中のレストランで、数日間集中的にウェイターの仕事をしてきました。
気が付いたことがあります。
実に働きやすい職場です。私の中では働きやすい職場のナンバーワンに思えました。

ウェイターという仕事は、見た目以上に神経を使い、思い通りにいかない<お客様次第>の仕事ゆえ、ストレスを抱えやすい仕事であります。
お客様の前では笑顔であっても、バックヤードでは、従業員同士、暴力的な言葉が往々にして飛び交うことも少なくありません。

ミスがあると「何やってんだ、この野郎」「ちんたらやってんじゃねえよ」「てめぇ、やる気あんのか?」「なんか文句あんのか」

ここリゾナーレのレストラン内は、私の知る限りではそういう暴力的な言葉は皆無といっていいと思います。
やはりこのホテルの経営にかかわる、2003年 国土交通省より第1回観光カリスマに選定された、星野 佳路(ほしのよしはる)氏の 意志が、従業員にしっかり浸透しているのではないでしょうか?
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060221/index.html

ある時、私はミスをしました。
エリアリーダーが私に聞きます。
「仲澤さん、ミスの原因は分りますか」
「私の勘違いです」
「OKです。ミスの原因が明確であれば結構です。皆で気をつけていきましょう」

私達短期スポットウェイターの役目は、社員の方々が嫌がる(気が進まない)仕事を率先してやる事です。
もちろん私も笑顔で喜んでやります。
「仲澤さん、有り難う」「仲澤さん、いつも有り難うございます。助かります」
大勢のスタッフが声をかけて下さる。私はなんだか嬉しくなって、モチベーションはさらに高まり、もっともっと頑張ろう・・と張り切ってしまいます。年甲斐もなく・・(笑い)。

仕事は大変だけれど、爽やかな時間が過ぎていきます。
暴力的な言葉は皆無。そして常に、お互いを承認しあい、感謝しあう関係が成立している・・本来職場はこうあるべきだと思うのですが・・。
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by qqbh8530 | 2009-04-02 19:40 | ウエイター

よりよい人生をめざして                       


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