司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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キャプテンよ・・

どんな仕事もそうでしょうが、披露宴司会は特に神経を使う非常にデリケートな仕事だと思っています。
だからこそ司会者は集中して全精力を傾けて取り組みます。新人司会の方がたはそれに輪をかけて、緊張感やプレッシャーとも戦いながら頑張っているのです。

それなのに、そんな純粋な司会者の足を引っ張る人がいます。会場責任者といわれるキャプテンです。
私は年齢的にも年上になりますので、そういう事はまずありませんが、若い頃はちょくちょくありました。そんな事は過去の産物と思っていたら、全く違って依然として、今でも辛らつな言葉を平気で言うキャプテンがいるようです。

私のブログに相談にこられたり、あるいはブライダル関係の勉強会などでたびたび耳にします。
全く寂しい事です。司会者である彼ら彼女達の意見をまとめると、キャプテンの対応の多くはおよそ以下の通りです。

*顔を合わせると嫌な顔をする・・
*無視する、目を合わしてくれない・・
*以前の失敗を根に持ち、ことあることに過去のミスを持ち出す・・
*コミュニケーションをとろうとしても一方通行で、そのため連携が取れずギクシャクしてしまう・・
*協調性に欠け、自分(司会者)を仲間はずれにする・・
*自分(司会者)にだけ横柄な態度を取る・・
*あんたそれでもプロなの?と平気で言う・・
*ミスをすると体育会系のノリで、乱暴な言葉で叱責する・・
*乱暴な言葉でなじる・・
全くサービスマンとしてあるまじき行為、まさに イジメ そのものです。

ここで悩んでいるAさん、Bさん、Cさんに私の体験をお話します。

今は昔・・、東京のとあるホテル。私は中堅どころのプロ司会者10年のキャリア。どうしてもそりの合わないキャプテンがおりました。
披露宴前の最終打ち合わせで、司会の私が何か確認すると、
『そんなの、分ってるでしょう、いちいち確認しないでよ』とキャプテン。
「いや、そうじゃないケースが以前あったので、あえて確認させて頂いたんですが?」
するとキャプテンは、
『何年プロやってんの?いちいちそんなの答えてられないよ』
「じゃその件で何か問題が起きたらキャプテンが責任とって下さいね」
『なんだよその言い方っ!、キャプテンに向ってそういう言い方ないだろう?』
とまぁこんな具合です。

ちょっと不安で確認したいことがあっても、このキャプテンには聞きにくい、確認しづらいという<壁>がいつもありました。

キャプテンの横柄な物言いは、我慢しました。
確認したいことはキャプテンでなくても分かることは他の人(サブキャプテン、介添え、プランナー、配膳ウェイターのリーダー等)に聞きました。
どうしてもキャプテンに聞かなければならない時は、
毅然とした態度ながら、「忙しいところスミマセン、一つだけ教えて欲しいんですが・・」といった感じで柔らかく聞きました。
『いちいち聞かないでよ』と言われたら、ムッとしても我慢して、「そうですよね、いつもスミマセンね、小心者なもので・・でも助かります。有り難うございました」と必ずお礼を言い笑顔を添えて、雰囲気が重くならないようにさらりとその場を去っていきます。

努めて何事もなかったの如く、キャプテンを尊重するが如く、とにかくいつもいつも穏やかに明るく接していきました。意識的に前向きにとにかく一生懸命にやりました。

まぁそんな具合で、<タイム イズ ドクター>ではありませんが、時間の経過と共にそのキャプテンとも良好な関係を最終的には築く事ができました。


しかし確認したいことも確認できないような人間関係(司会者とキャプテンの関係)は、クレームの要因になり、質の低い仕事に繋がります。
ことによってはまず司会の所属事務所のトップに相談してみて下さい。
あとは、トップとホテル側の宴会支配人との話し合いで、そのキャプテンの遇行も是正されるはずです。

お断りしておきますが、上記のような、こういった幼児性が抜け切れない鼻息の荒いキャプテンは、ほんの一握りです。多くは人間性豊かで包容力のある素晴らしいキャプテンばかりのはずですので、誤解がありませんように。


さて、辛い時、悩んだ時に今でも私を支えてくれるいくつかの言葉を<松原泰道 人生を豊かに生きる12章>のなかからご紹介させて下さい。

◎答えがなかなか見つからないでイライラする時
<何もかも、答えを得ようと思うから行き詰まりを感じてしまう。答えがないということが答えだという、もう一つ次元の異なる、レベルの高いところへ思索を持っていくことができるよう訓練するのです。>

◎イジメに悩んで苦しんで孤独を感じる時
<あなただけでなく皆悩む。乗り越えられない課題はない。イジメという縁を生かし、それを共通分母とすれば、自らの体験が転じて、こんどは他者を助ける事になる。>転載ここまで


真剣に生きれば、人生無駄なし・・。
私の経験上、悩みから逃げると、いつまでも同じような悩みが追いかけてくるようです。その悩みを乗り越えるまで、同じような悩みが押し寄せてきます。
ひとたびその悩みを乗り越えますと、今度はさらにレベルの高い悩みが訪れます。そうして悩みを解決するごとに人は成長するように感じております。まさに人生は<問題解決は問題を生む>構造になっており、だからこそ成長が約束されるのではないでしょうか?悩みを、成長のエネルギーに転化していく・・そんな気概を持ちたいものです。

先日、ひすいこたろうさんという方のメールマガジンからユニークな記事を見つけました。
要約致しますと、
<才能は英語でギフト(贈り物)とも言う。
誰からの贈り物?
神様からの贈り物!
どういう形で贈られて来る?
悩みという形で贈られて来る!

ここまでのお付き合い有り難うございました。
次回はもう少し短く致します。御機嫌よう!
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by qqbh8530 | 2008-05-30 12:28 | 司会
前々々回のブログ『何度も繰り返されるコメント』の続編です。

同じコメントを何回も繰り返すある司会者の司会振りに疑問を持ち、私だったら、あなただったらどうするか・・を一緒に考えましょうというコーナーです。

友人達がデコレーションした、言ってみれば<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>、いよいよそのケーキに新郎新婦お二人がナイフを入れるシーンです。
新郎新婦からの依頼は、<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>をしっかり強調しながら、ケーキ入刀のセレモニーの進行をしてほしい・・ということでした。

A司会者は、たびたび<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>を繰り返しコメントをし、強調しました。

たまたまウェイターをやりながら聞いていた私には、あまりに何回も同じように繰り返される<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>のコメントに、しつこさとプロの工夫の足りなさを感じた次第です。そこで、一つの問題提起をし、あなただったらどうコメントしますか・・?というところで前回は終わっています。


新郎新婦は司会者に<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>ということを強調して欲しいと依頼してきました。
それではこのコメントを何回も繰り返すことで、真に新郎新婦の意図に沿った<強調した>ことになるでしょうか?
答えは否です。

それでは、強調して欲しいと言う新郎新婦の意図するところは、いったい何でしょうか?
<世界で一つだけのオリジナル>のウェディングケーキという<希少価値>でしょうか?

確かにそれもあるでしょう。
でもそれよりも、ケーキのデコレーションをしてくれたのは、友人達あるいは列席者有志の方がたであり、みんなで協力してデコレーションしてくれた事をしっかり伝えて欲しい・・そういったお二人の意図(思い)が強調と言う言葉に集約されていると思うのです。

そういう新郎新婦の意図をしっかりキャッチしていれば、当然MCも変わってきます。


MC::皆様にはちょっとこのウェディングケーキにご注目頂きましょう。(スクリーンに映し出してもらえれば尚結構)
開宴前、ロビーの受付の横に置かせて頂き、ご友人の方がたを中心に多くの列席者の方にデコレーションして頂いたケーキです。
ごらんのようにプロのパテシェも真っ青の(笑)・・オリジナリティあふれるユニークなケーキに仕上がったようです。
ちょっと新郎新婦にお伺いしてみましょう。
「如何ですか?ご友人の方がたが一生懸命に飾り付けをして下さったようですが・・?」
新郎新婦::『イヤー、いいですね、予想通り芸術的なケーキ(笑)に仕上がりました。みんな有り難う!』

MC::「さぁ、それでは友人達のアツイ思いが込められた<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>にナイフを入れて頂きましょう」

他・・いろいろなコメントが考えられる事でしょう。どれもが正解に違いありません。
ポイントは作り手の友人達を際立たせ、新郎新婦から<感想と感謝の気持ち>を引き出せば、十分新郎新婦の意図に沿った<強調>になるのではないでしょうか?

まぁ、賛否両論あることでしょう・・覚悟しております。

ただ、むやみに<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>を何度もそのまま繰り返し言うのだけは避けたいと思いました。
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by qqbh8530 | 2008-05-28 20:59 | 司会
クラス会~司会のウラワザ
同窓会やクラス会の司会を、やりたくもないのに役回りで任され、ほとほとまいっている・・そんな方の為に、ウラワザを書かせて頂きます。

ウラワザ① 
会の一番最後の締めくくり<誠に有り難うございました>の言葉を、一音キーを上げて強めに言い納めて下さい。
『以上を持ちまして3年D組クラス会を閉会致します。皆様のご協力誠に有り難うございました

途中いろいろミスがあっても、とにかく最後の最後、心を込めて『有り難うございました』を力強く一音上げてはっきり言えば、拍手を誘えます。
拍手が来なかったら自分から拍手をします。そうすればつられて拍手が必ず来ます。拍手が来ればなんとなく何はともあれまずまず・・といった雰囲気が広がります。列席者も拍手をすることによって心の整理がつきます。
最後の有り難うの強調をおろそかにするとグズグズンと会は閉会となり、なんだかスッキリしません。
とにかく最後の最後、心を込めて『有り難うございました』を力強く一音上げてはっきり言いましょう。

ウラワザ②
会を、始め/中/終り と3つに分けます。
始め は、乾杯までのセレモニー
中  は、乾杯後から食事歓談・スピーチ・余興の時間
終りは、食事も終了、最後に皆で校歌を唄ったり、閉会の言葉などがある終わりのセレモニー 

3つに分けたら乾杯後つまり 中 の部分は、他の司会者にバトンタッチしお任せしてしまいましょう。
食事も終わりそろそろ閉会の時、またあなたがマイクを握ります。あなたは、始めと終わりのセレモニーの司会だけに全力投球すれば良いわけです。

ウラワザ③
最低必要限度の司会台本を作ります。
例えば開会の 始め の部分は、

『お待たせ致しました。只今より加納岩中学校3年D組のクラス会を始めたいと思います。
始めに幹事代表○○君より挨拶がございます。

次に恩師○○先生よりご挨拶を頂戴致します。

ここで、乾杯の発声を、当時のクラス委員 ○○君にお願い致します。

乾杯

それではしばらくの間お食事ご歓談をお願い致します。
尚、このあとは司会を○○君にバトンタッチ致します。

終り の部分は、
『それではここで○○君のリードで、みんなで校歌を歌いましょう。
(校歌斉唱終わって)
司会より『以上を持ちまして、3年D組クラス会を閉会致します。皆様のご協力本当に有り難うございました

という感じです。これを徹底的に練習します。
十分に自分のものにできて、尚且つ時間的精神的余裕があれば、
ここで初めてコメントを膨らませる作業に入ります。
季節に触れながら開会の言葉を言うのもいいでしょう。
その当時の恩師との思い出を短くちょっとだけ紹介しながら、恩師のご挨拶へと繋げるのも良いでしょう。


まとめます。
*最後の最後の言葉「有り難うございます」は、力強く一音キーを上げて言う
*会を、始め 中 終り と大きく3つに分け、中の部分の司会は他者に任せる
*必要最小限の司会進行台本を作り、徹底的に練習し、余裕があればコメントを膨らませる

補足事項
・うまくやろうと思うな!背伸びをするな!誠実で一生懸命な姿こそが人の心を捉えます。
・司会台本はシンプルイズザベスト!
・迷ったら本屋へ行く前に仲澤のブログ<司会のウラワザ>を見てみる!

ご参考までに、同窓会の司会についての以前の記事です。良かったら覗いてみて下さい。

http://qqbh8529.exblog.jp/5374313
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by qqbh8530 | 2008-05-27 08:01 | 司会

コメント・・とは?

ブログ読者から、5月19日にアップした「何度も繰り返されるコメント」に対し、次のような投稿を頂きました。その1部をそのまま引用掲載させて頂きます。

引用 ここから~

言葉のことをおっしゃっていますので、ご意見をお聞かせください。
通常、業界ではMCしゃべりのことを「コメント」と申しますが、
「コメント」は言葉を選び間違っているのではないかと思います。
この場合、「ナレーション」「トーク」あるいは「アナウンス」などを使い分けるところではないかと思いますがいかがでしょうか。
披露宴のMCなら、本番ではコメントをいうのはむしろ控えるべきことと考えています。
ぜひコメントの意味を調べていただき正確に用語を選んでいただきたく思いました。

引用 ここまで


まずは、上記のような投稿を大変有り難うございました。とても嬉しいです。
お陰さまで、<コメント・ナレーション・トーク・アナウンス・アナウンスメント・・>等の類似した一つ一つの言葉を改めて調べ、その意味や使い分けについて学ぶ機会を得ることができました。

本音を言いますと、ブログを書く上で、<コメント・ナレーション・トーク・アナウンス・アナウンスメント・・>等の似通った言葉は、全くその時その時の私の気分や直感で、なんとなく使い分けておりました。お恥ずかしい限りです。ここは素直に反省です。

さっそく辞書で調べてみました。
出版社によって言葉の解釈に若干のズレがありますが、大まかな大意をつかみ、共通の土俵でこの話を進めていこうと思います。ちなみに今回は、まず手はじめに<集英社 日本語になった外国語辞典>で5つの類似した言葉を調べてみました。


コメント・・①批評・論評・注釈・解説  ②写真などにつける説明文

ナレーション・・①語ること・物語  ②話法  ③舞台や場面の進行などを補う説明の声、語り

トーク・・話す・談話する・語る・しゃべる

アナウンス・・①報道・放送 ②公式発表

アナウンスメント・・告示・発表・公表


「コメント」という言葉について、さらに他の辞書でも調べて、比較してみましょう。

*集英社の 日本語になった外国語辞典 によると、
 <コメント とは・・①批評・論評・注釈・解説  ②写真などにつける説明文>となっています。

*三省堂の 新明解国語辞典 によると、
 <コメント とは・・補足的な説明や評論的な説明>となっています。

*角川書店の 類語辞典 では、
 <コメント とは・・意見や見解を述べる事 論評>となっています。

インターネットの はてな ダイアリー によると
コメント とは・・①問題・書籍・人物・状態・解釈などに、個人的な判断、意見、論評、批反を述べる事>となっています。
「コメントとは、個人的な論評・批判・・」という解釈を採用した場合、投稿者の言う『披露宴のMCなら、本番ではコメントをいうのはむしろ控えるべきことと考えています。』がまさに正論となり、おっしゃる通りであります。

以上のことを踏まえた上で、もう少し考えを進めてみます。
コメントという言葉の解釈を、三省堂 新明解国語辞典の<補足的な説明>というのを採用すれば、別に披露宴で使ってもかまわないように思えます。
一般社会通念では、<コメント>の言葉の解釈は、三省堂辞書の解釈に近く、個人的な論評や批判という意味合いよりは、補足説明・意見といった意味合いで捉えることが多いように思えるからです。いずれにしても投稿者の「辞書の解釈優先」も、「一般社会通念優先」もどちらも正しいと思います。

ポイントは、それぞれの言葉の意味をしっかり把握し、類似語の言葉の意味やその差異もしっかり理解し知っておくことだと思います。
あとは状況に合わせて辞書優先か、一般社会通念優先か自由に使い分けできればなお素晴らしいですね。
何か文句を言われたら、堂々と説明して下さい。
例えば、「今回は私は一般社会通念を優先致しました・・」と、一言言えば、(あぁ、言葉の意味をしっかり知った上で、あえてそう言ったんだ、さすがだなぁ・・)と大抵は引き下がってくれます。

ご参考までに、以前こんなやり取りもありました。
新人の頃、口腔外科学教授を <こうこう外科学教授>と紹介したところ、側近の方が『こうこう ではなく こうくう です、言い直して下さい・・』と言ってきました。
私はミニの国語辞典を示しながら、辞書には、こうこう と書いてあります・・と言ったところ、『辞書にそう書いてあっても、我々医者の世界では こうくう というのです。言い直して下さい・・。』
そういうこともありました。
この時は、辞書の読み方より、一般社会通念(医者の社会通念)の読み方が勝ったわけです。

大変勉強になりました。有り難うございます。
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by qqbh8530 | 2008-05-20 14:12 | 司会
私は披露宴司会者ですが、ウェイターの仕事ももう30年近く続けています。今尚、現役です。
ウェイターの仕事をしながら、その宴の司会者の司会ぶりも見聞きできます。
ここ数ヶ月の間に、特に気になったのは、数人の司会者が<同じ言葉やコメントを、同じように何度も繰り返す>ことです。

より良い司会を模索していこうという立場で、私だったら、僕だったらどうコメントするかを、こういった事例を元にしっかり考える事は、司会の力を付けるためにもとても大切な事と思います。そういった意味でもう少し具体的に書き進めてみます。


例えば、披露宴前の空いた時間に、友人有志達にあらかじめデコレーションペンやチョコペンを使ってウェデイングケーキに文字や模様やイラストを描いて飾り付けをしておいてもらいます。

披露宴も進み、いよいよケーキ入刀のシーンになりました。
ケーキは先程、友人達の手でデコレーションされたオリジナルケーキです。まぁ言ってみれば<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>です。
新郎新婦がそのウェディングケーキに向っていく間に、
「こちらは世界で一つだけのお二人のオリジナルウェデイングケーキです」という司会コメントが入りました。

さらに入刀前、
新郎新婦がキャプテンから、ナイフの入れ方やカメラ目線等の説明を受けている間に、また司会から、「もう間もなく、お二人には世界で一つだけのオリジナルウェデイングケーキにナイフを入れて頂きます」という同じようなコメントが入ってきます。

そしてまさに入刀直前、
またまた「さぁ、お待たせ致しました。いよいよ世界で一つだけのオリジナルウェデイングケーキに、二人で仲良く入刀です」とコメントが入ってきました。

そして締めくくりに、
「世界で一つだけのオリジナルウェデイングケーキにナイフを入れて頂きました。今一度お二人に拍手をお送り下さい。」と司会コメント。

新郎新婦がケーキ台からメインテーブルに移動し着席する瞬間に、
司会者からまたまた「世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ入刀のお二人に今一度大きな拍手をおよせ下さい」・・・
ここまで来るとやはりしつこい感じが致します。かなり違和感を感じました。

おそらく新郎新婦から、『司会者さん、友人達がデコレーションして下さるので、<世界で一つだけのオリジナルウェディングケーキ>だという事をしっかり強調して下さいね・・』という依頼を受けていたと思います。それにしてもプロ司会としたら芸がなさ過ぎです。

同じ言葉を同じような言い方で何度言っても耳につくだけです。少しも強調したことにはなりません。
ここはプロ司会者として、新郎新婦の意図をキャッチし、どう強調するかの作戦も必要です。あなたならいったいどんな作戦を立てますか?

そんなのは、当日の雰囲気を見ながら行き当たりばったりです・・と当日勝負ですか?
それても、より良いコメントや言い回しを少しでも工夫してみようと思いますか?あなたならどうしますか?

次回このことについて一緒に考えてみたいと思います。
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by qqbh8530 | 2008-05-19 15:05 | 司会

てんぐ

何事も長い間仕事を続けていると<慣れ>が出てきます。それはそれで<ベテランの味>と、すればなんの問題は無いのですが・・。

22年の結婚披露宴の司会歴、最近クレームもなく、お客様からもホテル側からも、程ほどのお褒めの言葉を頂いてばかりいると、いつのまにか、自分が偉くなったような気がしてしまうことがあります。恥ずかしながらそんな自分に気が付く時があるのです。
そんな時は、<自分の言葉の後ろ姿>を見てみます。

「はい、そうですか!」が、
『あっ、そう!』と年上の人に言ってしまっていたり、

「わたしは」と言っていたのに、
『俺は・・』と公(おおやけ)の場で言ってしまっていたり・・
そんな時の自分の心の中には、なにか横柄な、何かえらそうな気持ちがあるように思うのです。



先日、たまたま聞いていたラジオの男性アナウンサーの、話す内容といい、笑い方といい実に品位に欠け横柄に聞こえ、私はラジオに向って(いったいあなたは何様なんだ・・)と思わずつぶやいてしまいました。
その瞬間、そういう自分はいったいどうなんだ・・とふと思い至りました。

人のふり見て我がふりなおせ・・ではありませんが、目の前のすべての現象は、自身の心の反映と思え・・という言葉に忠実になれる時、ひとり歩きしている自分が見えてくるのかもしれません。

この文を書き上げながら、
今日は心静かに反省の夜・・・。
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by qqbh8530 | 2008-05-15 20:17 | よりよい人生の為に

よりよい人生をめざして                       


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