司会のウラワザ

qqbh8529.exblog.jp

よりよい人生をめざして                       

<   2007年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧


私も新人司会者の頃、打ち合わせの時点からそれはもう大変緊張しました。

・いろいろ聞かれて、答えられなかったらどうしよう・・
・うまく説明できなかったらどうしよう・・
そう思うと不安はますますつのり、頭も身体もガチガチでした。
仕方ありません・・。

それでもできることはあるはずです。

最低限、ブライダルに関する基本的な知識は自分のものとし、しっかりプレゼンできるようにしておきます。
基本的な知識とは、
長持ち唄入場・ケーキ入刀・ファーストバイト・鏡開き・シャンパンピラミッド・カクテルタワー・キャンドルリレー・ウェイトドール・・etc
先輩に聞いたり本で調べたり・・とやる気と時間さえあればできます。

次に最近の傾向を勉強しておきます。先輩に聞いたりブライダル情報誌を読んだりして知識として蓄えておきます。

さらに、先輩の司会を見学したり、ブライダルフェアーを積極的に見学して、実際のそれぞれのシーンをあなたの目で見て、実感しておきます。(あぁ、こんな感じなんだ・・、こんな切り口で紹介できるんだ・・、ここはこうするともっと盛り上がるかも・・等々)

こうしてできることは全部きちんとしっかりやって、準備万端整えて打ち合わせに臨みます。
それでもわからないことを聞かれたりします。
その時は知ったふりをせず、保留事項として、後ほど返答する約束をしておきます。
言い回しとして、例えば・・ちょっと堅めな言い回しではありますが・・
「この件に関しましては、今までの前例をもとに、より良い方法をご紹介できるようちょっと調べてからお答えできれば・・と思います、ほんの少しだけお時間を頂けますでしょうか?」

さらにわからないことを続けて聞かれるようなら、もう素直にごめんなさいをして、
「後ほどプランナーに確認してまいります」等で柔らかめに保留扱いにして、さりげなく次の事項に進んでいきます。
それとはなしに、さっさと・・が肝心です。

ウラワザとしては、わかっていることや把握している事を優先して書面にしていき、、打ち合わせは順調に推移しているイメージをお客様に持って頂くことだと思います。
わからないことが出てきて、そこで、ああでもない、こうでもないと時間だけが経過していくと、お客様は、静かに(この司会者大丈夫かな・・)と思い始めるのです。
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-29 09:05 | 司会

存在を感じさせない司会

披露宴司会の<本質>について考えてみました。
仲澤はそう考えているんだ・・ということで読み進めて頂ければと思います。


『どういう心が
いい心なのかというと
心を感じさせない心がいい心なのだ

身を感じさせない身がいい身であるように
鏡を感じさせない鏡がよく映す鏡であるように』

以上は立花大敬(19歳で禅に入門、現在高校教師)氏の<しあわせ通信>より転載致しました。
きわめて、司会の本質に近いと思はずにはおれません。



もう一つご紹介させて下さい。
朝日新聞 平成19年2月9日 天野祐吉氏の<CM天気図>からの転載です。

『朗読はむずかしい。
棒読みでは、だめな放送記者のリポートみたいで情景がまるで見えてこないし、
変に感情を入れて読まれると、情緒を一方的に押し付けられているようで、こっちはシラケてしまう。
僕達は朗読されている作品を耳で読みたいのであって、朗読する人の演技を聞きたいわけではない。
まるで自分が読んでいるように思わせてくれるような、そんな透明人間であってほしいのだ。』

上記の<朗読>の文字を<司会コメント>に置き換えて読み進めると、少々無理もありますが、司会の本質が浮かび上がってきます。



上記2編の内容の共通項は、相手に<存在を感じさせない>というところに在ります。
存在を感じさせない為には、例えば司会の世界で言うと、
司会者のコメントはあくまでいつもの自分の自然の喋りであり、実感であり、感情と共に語調が変化していく事でしょう。つまりその人の自然体であり、演じていないということです。


一生懸命演じている司会者に付き合うのはしんどいものがあります。
食事歓談で楽しいひと時を過ごしている中に、時折り入る司会者のアナウンスメント・・
違和感がなく自然で聞き心地がよく、司会者を感じさせない司会が理想だと思うのです。



ちょっと理屈っぽくなってしまいましたが、こういうこともたまには考えて司会に臨みたいものです。

新人の司会者の方々、肩の力を抜いて臨んでいいのです。
背伸びをしたってどうせすぐにばれてしまいます。
あなたはあなたのままでいいのです。
準備を完璧にして、マイクを握って下さい。
司会を演ずるのではなく、あくまで会がスムーズに進行するように・・という到達点のみ肝に銘じてしゃべってみて下さい。
気の利いたコメントやソフトジョークは次のレベルです。
まずは自分なりの司会の本質をつかみ、あなたのあなたらしい司会をなさって下さい。楽しみにしています。
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-28 14:02 | 司会
ほろ苦い思い出です。

プロ司会者としてデビューまもなくの頃、もう20年以上も前の話ですが、一般宴会の司会のオーダーが入りました。場所は新宿の京王プラザホテルです。
70~80人ほどの不動産関係者の集まりです。50代から60代の男性ばかりの着席ビュッフェパーティーの司会です。

披露宴司会ならまだしも、一般宴会は全くの初めて・・、新人司会の私は最初からもうガチガチです。
前半の乾杯までは、簡単なセレモニー進行で難なく乗り越えました。
後半はビンゴゲームです。
景品は、お米や大根や・・まぁほとんど魅力のない(今だから言えますが)品物です。

一つ一つの景品に関してのコメント用紙を、当日幹事さんから受け取りました。ちょっとひねった受け狙いのコメントです。
「ビンゴ!」で前へ出てきたお客様に、景品を渡す時、用意されたコメントを読み上げながら品物を渡す手はずです。
私自身、まだまだ緊張が溶けず、全く精彩に欠け、ノリもありません。
案の定、会場内はしらけはじめ、『ビンゴ』と手を上げるものの、とうとう前に出てきてくれない人もあらわれる始末です。
もう最悪です。
幹事さんはステージ脇で、<もっと盛り上げてよ>とジェスチャーで私をあおります
・・・あとはご想像通りです。


私はふがいない思いでホテルを後にし、家に帰ってホテル担当者にお詫びの手紙を書きました。私は私で自分の中で解決しようとし、また手紙で謝罪する事でこの件に真に向き合うことから逃げてしまっていたわけです。

数日後、所属プロダクションのT社長に会った時、社長は開口1番、
「お詫びの手紙なんか出すなよ!俺に言ってこいよ」と厳しく叱られました。

社長に勇気を出して報告すれば、何が良くなかったのか、どうすればいいのか・・をきちんと指導が受けられたはずです。
そうすれば今度また一般宴会が入っても少しは前進できたはずです。
また担当予約マンにも、社長からそれとなくコミュニケーションをとることができ、所属プロダクションの名が傷つかぬようとりなしてくれたはずです。

やはり自分のミスから逃げていてはろくな事はありません。
自分のミスには、言い訳せずしっかりと向き合い、その時点でそれなりの方向性を見出しておかなければなりません。

ここで逃げたり、手を抜いたりすると、その時は良くても、いずれは同じような事が必ずやってきて、いつになっても同じレベルで、不平不満と言い訳ばかりの魅力のない司会者になってしまうのです。

心一つの置き所・・ミスを犯した時こそが、もっとも大事な心の場面なのです。これは私の実感であります。
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-27 14:56 | 司会

乱暴な言葉に負けるな!

新人司会者の多くの皆さんが、会場キャプテンの言動に悩んでいます。

「あんた、プロの司会者でしょう!」
「ちゃんと私(キャプテン)の動きを見てれば、それくらいわかるだろう」
「ちょっとかんべんしてよ・・、全然盛り上がらないじゃん」
「何であそこで一言入れてくんないの?タイミングは悪いし、コメントは棒読みだし・・」
「司会料もらってんでしょう、もっとちゃんとやってよね」
「あなたの司会ぶり、プランナーに言っとくからね・・」

こんなふうに言われたら誰だって強いストレスを受けます。新人司会者ならなおさらです。
ますます萎縮し、ますます心は重く・・もう最悪です。


先日私はウェイターとしてあるデパートのレストランに派遣されました。
私は約束の5分前に現場に入りましたが、お店はもう大忙し、マネージャー(店長)ともろくろく挨拶も交わさないうちに・・、
「なに、つっ立ってんの、お客さんに水出してよ」と水グラスの載ったトレーを渡され、
お客様に水を出して、見よう見まねで、オーダーを取って報告すると
「あなたは、オーダーは取らなくていいの」ときつく言われ、
店前には列を作って多くのお客様が待っているので、店内に案内すると、
「案内はやらなくていいの、あんたは下げ物と料理だしだけやってくれればいいの、あんたここ初めてなの?」と言われる。

調理場から料理ができた事を知らせる「チーン」という合図が聞こえたが、下げ物を片付けていて一瞬調理場へ料理を取りに行くのが遅れたとたん、
「仲澤さん、あんたを呼んでるんだよー」と言われ、さすがに私も堪忍袋の尾が切れました。
しかし、こういうことにはいくらか慣れておりましたので、むきにならず、こう言いました。でも腹に力を入れてものすごく大きな声ではっきりと、「はい、どうもすみませんでした。下げ物に気をとられてました。以後気をつけます。申し訳ございませんでした」

それはもう、壁を隔てて店内にいる多くのお客様にも、おそらく聞こえたであろう位の大きな声で、そう言いました。
調理場の人も洗い場の人もそのマネージャーも、一瞬後ずさりするくらいの迫力で、はっきりと言い切りました。

私はその瞬間、何かスッキリしたものを感じました。
その後、私は何事もなかったように明るく元気に仕事をしました。
「はい」と言う返事、「かしこまりました」と言う受け答え、「すみません」の謝りの言葉・・どれも明るく爽やかに、お客様にはもちろんの事、マネージャーに対しても努めてそう心がけました。

仕事が終わり、一段落したところで、私はそのマネージャーに改めて挨拶しました。
「○○マネージャー、ご挨拶遅れました。△△から派遣で参りました仲澤です。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」と頭を下げました。

その瞬間、マネージャーは、先程と打って変わって、温和な表情で笑みを浮かべ、
「あぁ、ご苦労さんでした。初めてで大変だったでしょう。ここはホテルと要領が違うので、慣れるまでは大変かもしれないけど頑張ってね、またお願いします。」と言って下さいました。

マネージャーに対し、
「何でああいう言い方をするのかな?」
「だったら最初から言ってくれよ」
「指示を明確に出してくれたら、もっとスムーズに気持ちよく仕事ができるのに」とマネージャーへの批判はいくらでも出てきます。
でもそんな思いに振り回されていたら、ろくな事はありません。

言葉の暴力の被害者にならないためには、さっさと潔く自分の非を認め、大きな声で謝ってしまい、「ご指摘ありがとうございます!」と言ってしまう。たいていの上司は「こいつはなかなかちがうぞ」と思ってくれます。

上記の内容はウェイターの私の実体験です。
ジャンルは違いますが、新人司会者の方々にも何らかのヒントになると思います。
さらにもっと的確なヒントになりそうな記事をご紹介させて頂きます。
これなら司会の仕事にも十分役に立つ事でしょう。

私が以前ご指導頂いたコーチング実践会代表の杉本氏の記事です。その一部をそのまま抜粋させて頂きました。少々長くなりますがご参考までに。

記事はここから
ブログ カウンセリングとコーチングより
2007年 12月 15日
被害者ではなくクレーム処理係と考えよう
から

前半部分 省略

「何回言えばわかるんだ!まじめに仕事をしろ!」
「また失敗したか。それだからお前はだめなんだ!」
「言われたことは、しっかりしろよ!」
「成績が下がったら、手当てを減らすからな!」
「まだ休んでいるのか、さっさと仕事をしろ!」

こういうのをボス・マネジメント(ボス・マネ)と言います。こんなふうに言われたら誰だって強いストレスを受けます。しかも、上司だから口答えできません。パワハラもどきのボス・マネを受けた場合、どうすればいいのでしょうか。

第一に、自分を安易に被害者にしてしまわないことです。
自分を被害者と考えたら、相手に対する批判は止まりません。もっとやさしく言ってほしい、目上なら目上らしく振る舞ってほしい、上司ならいざという時には責任を取って欲しい、と思いがあるなら、相手に対する批判が必ず顔に出るものです。その結果、こちらの思いはたちどころに相手にわかってしまいます。
こうした減点主義で相手と向き合った日には、こじれた人間関係が改善することなど絶対にない、と言っていいでしょう。

そうならないためには、自分をクレーム処理係だと思うことです。
上司だと思わずお客だと思うのです。クレーム処理係は絶対お客の批判をしません。
「あ、こういう人なんだ」という健全な絶望感から出発します。
徹底した加点主義でないとクレーム処理係は勤まらないのです。そして挑発に乗らず、反発も気付かせないようにします。そのためには、へつらわず相手の肯定できる点を即座に肯定するのです。加点主義に転じるとこれが可能になります。たとえば、納得のいかない叱責を受けても口答えせず、

「はい、わかりました」
「たしかにその通りです」
「まことに申し訳ございません」

サラリと言って、身をかわすのです。クレーム処理係の対応はまさにこれです。こうした受け答えがきっかけで、相手は、「なかなか素直な奴だな。憎めないな」と思うわけです。こうして人間関係のこじれは防止できるわけです。

記事はここまで(太字、段落等は仲澤による)

杉本氏のブログはこちらです。
http://counseling.exblog.jp/
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-25 13:58 | 司会

大学の授業

結婚披露宴司会歴約21年、ウェイター歴約27年の私です。
山梨に帰ってきてからは、桃やキウイ等の果物の生産もやっています。
何足ものわらじを履いて、忙しいふり?をしながら生きております。

訪問して頂いたこのブログには、司会やウェイターの仕事を通して気づいた事や感じたことが書いてあります。
タイトルは「司会のウラワザ」になっています。
タイトルの通り、司会の技術的なウラワザ(=コツ)も少しは書いてありますが、多くは司会へ臨む『心のあり方』を中心に取り扱っています。

書き続けているうちに気付いたことは、<司会のコツは人生のコツ>ということでした。
少しでも多くの方々にお読み頂き、それぞれの<より良い人生>の参考にして頂ければ嬉しいです。


さて私ごとで恐縮ですが、先日山梨県内の大学で、<職場体験に学ぶ>という授業の一環として、一コマ(1時間半)の授業を担当させて頂きました。

授業は、2年後に就職を控えている大学2年生です。
彼(女)らが仕事に関しての未来予想図を描くにあたって、何らかの参考になれば・・と思いつつ、約1時間15分程お話させて頂きました。

・就職浪人せずに新卒でぜひ就職して欲しいこと
・フリーターから正社員になるのはとてもむつかしいこと
・人生には<無駄>がないこと
・<縁>を大切にすること
 等を自身の体験談を含めて話しました。


『私は大学を中退し、フリーターとして今日まで生きてきました。会社組織の束縛が嫌で、自由人として(つもり)生きてきました。
もちろん後悔もたくさんあります。今でも将来に不安を持っています。それでもこの道を歩むのはそれなりの旨みがあるからです。
しかし、旨みの裏側には不安定さがあります。まさに表裏一体。

大学はきちんと卒業しておけばよかった・・
就職して、社会人としての知識経験を積んで、社会適応力を身に付けた上で、それから今のような自由人になれば良かった・・
そんな後悔もあるけれど、ふと自身の今在るルーツをたどっていくと、その時々の人と人との出会いの縁が、一つの点となり、その点はいつの間にか線となり今の自分を支えている・・。
そんな事にも気付いた私です・・・』

夢中で話して、はたして授業として成り立ったのかどうか?
依頼主のF教授やS氏の意向に沿った授業を展開できたのかどうか?
そんな不安も持ちつつ、精一杯やったという思いだけを膨らませて、いい経験をさせて頂きましたという一言で括らせて頂いたわけです。


本音を言いますと、研修講師は、長い間私の心の中にしまっておいた<夢>でした。
今回の授業の依頼は、私にとってはもう嬉しくて嬉しくて仕方がなかったのです。
ですからこのブログのタイトルも「研修講師としてデビュー」としたいところでしたが、今回限りで終わてしまったら後々なんですので、上記のようにさせて頂きました。
司会のウラワザからは離れた内容になってしまいましたが、諸々ご批判は覚悟の上で書かせて頂きました。

正直いって楽しかったです!
先生方、ならびに生徒の皆様、素晴らしい機会を本当にありがとうございました。感謝深謝致します。
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-23 14:26 | よりよい人生の為に

平成と西暦と・・

ふと書いてみたいと思い、思いつくまま書かせて頂きます。

人前式の開式の辞や、披露宴の開宴の辞は、『平成』ではなく、『西暦』で言って欲しいというリクエストが何回かありました。
つまり、
『平成19年12月10日 只今より春野・秋野御両家の結婚披露宴を開宴させて頂きます』ではなくて『2007年12月10日 只今より春野・秋野御両家の結婚披露宴を開宴させて頂きます』と言って欲しいと言うリクエストです。
もちろん私は『はい、かしこまりました』と言って打ち合わせを進めていきます。


私自身は「どっちの言い方でもいい」と思っています。
しいて言えばお二人の作った人前式の「誓いの言葉」を見て、平成を使っていればそれにならい、西暦を使っていればそれにあわせます。
お二人に聞かれた場合、お二人がどちらでもいいようであれば、和装であれば『平成』を、『洋装』であれば西暦をお薦めします。


新人の頃は『なぜそう思うのか、なぜそうしたいのか』を新郎新婦に質問しないと気が済みませんでした。
質問に喜んで答える新郎新婦もいれば、うまく答えられなくて気まずい雰囲気になってしまう新郎新婦もいたように思います。
新郎新婦の『こうしたい・・ああしたい』は、理詰めで説明できる場合もあれば、ただなんとなくとか、直感的に・・とかいう場合も多々あるわけです。
司会者の一生懸命さあまりに、<質問攻めの打ち合わせ>にならぬよう留意しなければなりません。

最近は、私はそういうことにはあまり立ち入らず、たとえ私の思いは違っても、それはそれで『その人にとってみればその人の真実の思いに他ならない』と自身の気持ちを整理します。
そして、「はい、そうですね、確かにおっしゃるとおりですね。かしこまりました」と気持ちよく相手の思いや感情を受け入れていくよう心がけています。そして自身もその気になっていきます。


最低限自分自身にとってどうでもいい事や、どちらでもいいことには最近ほとんど執着せず、相手に喜んで合わせられるようになってきたように思います。
私の成長の証(あかし)の一つかもしれません。あっ、自分で言うのもなんか変ですね。(笑い)

『執着』を手放すと心が軽くなります。
分っちゃいるけどやめられない『執着』ですが、それでも司会の仕事を通して、少しづつ執着に執着しなくなりました。
司会の仕事もやはり<人生の縮図>なのかもしれません。
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-10 12:57 | 司会

私のプロの流儀

結婚披露宴司会歴22年の私です。
日ごろからベテランの顔をして偉そうなことを言っております。どうぞお許し下さい。

何千本司会を経験しようが、ようは質の問題で、いかに真摯に取り組んできたかが大切なポイントと心しております。

私は、もともと臨機応変さや、フリートークは苦手で、どちらかというと不器用な人間です。ゆえに人一倍努力して今の自分があるように思います。
どのような努力をしてきたか・・あるいはしているかを、改めて整理し、さらなる飛躍を期そうと思います。自慢話に聞こえましたら、若オジンのたわごととしてお許し下さい。

現場には2時間前に到着します・・通常は1時間前入りですが、時間さえ許せば私は披露宴スタート時間の2時間前には会場入りします。
最初の1時間で、受付周りを見たり、祝電のチェックや会場やテーブセッティング、登場者の位置確認などをします。それでもまだ時間が余れば、「新郎新婦お2人の紹介コメント」の読み込みや、披露宴余興の紹介の仕方、テーブルスピーチ等の司会者の立ち位置あるいはその順番等、実際に動いて体感してみます。

とにかく実際に現場に行って、見てみて見ること!これで多くの知らなかった情報を得ることができます。また用意してきたコメントを何回も読み込むことによって、さらにより良い言い回しやコメント内容を思いつくことがよくあります。
そうこうするうちに式が始まります。
状況が許せば式に参加する事もあります。式の感動を司会も実体験していると、お二人の紹介コメントにも実感が伴います。
式に出ないとしても、式前に新郎新婦に挨拶し、一言二言会話を交わします。式前のお二人の緊張感は、とても新鮮で清清しく、時に自身のその頃を思い出したりもします。

こうして自身の未熟さや不器用さを、現場に少しでも早く入って、そして現場を見て見て歩く事によってカバーしようと試みるわけです。
いつもいつも毎回毎回そうであれば、それこそ本当のプロでありますが、現実はなかなかそうはいきません。それでも『人間だもの・・』と言い聞かせて、前へまえへと進んでいくのです。

不安があったらとにかく少しでも早く現場に行って、できることを全部やります。徹底的にやります。そうして心のウォーミングアップをしておくのです。これが私のプロの流儀です。
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-09 22:41 | 司会

事前準備の大切さ


先日、披露宴の司会をして改めて感じたことがあります。
自分自身に言い聞かせると共に、司会の新人の方々にも参考にして頂ければ・・と思い書いてみます。

新人の司会者は、ベテランの司会者に比べ、技術的に劣ります。
心理的にも不安と緊張度が高く心に余裕がありません。
うまくやろうと思っても、経験が浅いだけに、思うようには行きません。

「一生懸命頑張ります」「ベストを尽くします」と新人の方はよく言います。
私は問います。
「何をどのようにがんばるのか?どういう風にベストを尽くすのか?」
とたんに答えに窮する場面が多いようです。

そこで私だったらこう答えます。
「今、私にできる事を徹底的に全部やります。完璧と思えるくらいキッチリとやります。私にできる事は○○と○○です」
この○○に入る一つは<事前準備>です。

前日に必ずやります。
1.現場までの道順を明確にし、車の整備をしておく。地図帳を用意する。
2.衣装を準備する。汚れ、しわ、ボタンの有無、チーフや蝶ネクタイなどの備品のチェック。
3.資料をきちんと整理しておく。

特に3番の資料をきちんと整理しておく事は、絶対にやっておかなければなりません。これが不十分だとアクシデントが起きやすく、また対処に手間取り苦労します。
*進行表のチェック~全体の流れの把握、登場者氏名肩書きの確認、留意点の明確化、当日確認しなければならない事のリストアップと優先順位付け・・等々。

まだまだたくさんありますが、今回は<当日確認事項のリストアップと優先順位>について、先日の私の実体験を元に簡単に記してみます。

・当日の確認事項(打ち合わせ時点で不明確だった事や直前に変更になった事等)をリストアップし、私の場合は大きめな付箋に書き込み、進行表に貼り付けておきます。念のためうっかり付箋を失くしてしまった場合に備えて、進行表の裏面にも確認事項を記しておきます。

その際、必ず優先順位を付けておきます。
時に、なかなか新郎新婦に会えない時があります。その際時間も余りありませんので、最低限開宴の前に確認しておかなければならない項目を優先順位で明確にしておかなければなりません。
開宴から乾杯までの確認事項をクリアーしておけば、あとはどうにかなります。乾杯後にちょっとした間隙を縫って新郎新婦に確認すればいい訳です。

例・・二人の紹介に関することや主賓の肩書き等の確認は絶対にやっておかなければなりません。
逆に、ハネムーンの紹介をしてもいいか(まれにしないでくれという新郎新婦もいます)とか、各テーブルフォトサービスの途中の祖父母へのプレゼントは、プレゼントの内容を紹介するか、そこで開けて頂くのか、あとの楽しみにして頂くのか・・等は、乾杯後に確認すればいいことです。

まとめます。
当日確認しなければならない事は必ず明確にし、優先順位を付けてリストアップしておく。これだけは必ずやっておきましょう。これをサボると、ちょっとしたアクシデントに心も舞い上がり、未確認のままオープニングへと突入です。
未確認状態の<心の未完了>はさらなるミステイクを誘発します。

何を頑張るのか、どのようにベストを尽くすのか・・私の答えは、<事前準備を自分なりに精一杯完璧にすること>と言えます。今回は事前準備万端だったので、全体的にとてもスムーズでした。

これなら、新人だってベテランに負けないくらいできるはずです。ベテランは時として慢心するからです。もしかしたらベテランよりレベルが高いかもしれません。

何をどのように頑張るか・・具体的にして、それを完璧にやる・・この繰り返しで一気に司会の力がつくはずです。如何でしょうか?
[PR]
by qqbh8530 | 2007-12-03 07:24 | 司会

よりよい人生をめざして                       


by qqbh8530