司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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私ごとで恐縮ですが・・・

小学校時代は、学級委員長を勤め、中学では生徒会長も勤めました。
高校ではバスケットで沖縄国体へ出場しました。
順風満帆・・そこそこに注目される存在でした。

ところが東京へ出てきたとたん大きく落ち込みます。
今までのようには、誰もちやほやしてくれず、空気を読めない私は無視され、また時には馬鹿にされたこともありました。
へこんでへこんで・・
とうとう対人恐怖症の1歩手前までいってしまったような状態でした。
自分が嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。

そんな自分を何とか変えようと、いろんなセミナーに行きました。
また竹内敏晴演劇研究所に通い、体と心の開放を試みました。
占いに凝り、前世療法を受けてみたり、思いつめてお祓いまでして頂いたこともありました。

暇さえあれば本屋に行き、心理学系の本を読み漁っていました。
もがき苦しんだ時代が長かっただけに、その分素晴らしい本と出会い、その本をきっかけに素晴らしい方々との出会いもたくさんありました。
そのすべてが今の私の人となりを作っていると信じています。

そう考えますと、東京へ出てきて、人間関係がうまくいかず落ち込み、生きがいをなくしたその苦難こそが、今の私を育ててくれたと言えそうです。
全くもって、悩みは私の財産となりました。


さて、悩み多き新人司会者のFさんにも、新しい視点や心構えが手に入ったようです。

*アクシデントやミスが続くのは、今ここで立ち止まって考えてみよというサインかも知れないと 気付く。

*何度もへこたれて、そして頑張ります!と、その先へ思考が向い始めました。

*失敗を引きずってしまう悪い思い癖の自分に気付くことができました。


私を含めFさんのように、
<失敗を引きずってしまう悪い思い癖>の方に、ぴったりの本をご紹介させて頂きます。
私はこれでずいぶん楽になりました。ご参考までに。

・落ち込みグセをなおす方法(総合法令 林恭弘著)~実際に講義を受けご指導頂きました。

・ブレークスルー思考(PHP研究所 飯田史彦著)

みんな悩んで大きくなった・・何かのCMのキャッチフレーズが心に沁みます。
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by qqbh8530 | 2007-08-31 22:03 | 司会

与えられた課題をこなす

プロの司会者(結婚披露宴)としてデビューしたものの、会場担当者(キャプテン)とどうもうまくいかなくて困っている・・
多くの新人司会者が、このことで悩んでいらっしゃる事と思います。
どうぞ先輩方に聞いてみて下さい。多かれ少なかれ皆同じような経験を持っているはずです。

そう考えますと、味のあるいい司会者になるための、誰もが一度は通らねばならない関所みたいなものと考えていいと思います。

ましてや長い間司会をやっていると、全く司会の私と肌が合わない新郎新婦とぶつかるケースもあるのです。
そんな時の為の一つの課題のようなものです。
これをクリアーすれば、どんなタイプの新郎新婦にも十分対応していけるのではないでしょうか。

よくあるケースで、
キャプテンのキューの来る前に司会者がコメントしてしまう・・。
私もよくやります。この間もキャプテンのGOサインを待たずフライングして次の登場者の紹介をしてしまいました。
会場側はまだ余興の準備が整っておらず、尚かつキャプテンは、お客様からのクレームに対応しておりました。
紹介されて余興用ステージに登ったものの、譜面台も椅子も白板も用意されておらず、お客様はその場に立ち往生・・

キャプテンは会場全体の司令塔です。
食事の進行と披露宴進行スケジュールのバランスをとりながら時間内に納めるよう一生懸命なのです。
ですから出席者には気付かれていなくとも、進行に大きな影響はなくとも、キャプテンのサインに気付かないようなことは、極力避けなければなりません。

そういうことが何回か続くと、こちらはそのつもりはなくとも、キャプテンを無視している・・キャプテンを馬鹿にしている・・と勘違いされてしまう事もあるのです。


ただ、どうぞ落ち込まないで下さい。そしてどうぞ自分をこれ以上責めないで下さい。
現時点では、経験不足もあって実力不足、気が利かなかったりするわけですが、だからこそ努力研鑽を重ね伸びていくものと考えます。

タイミングが合わないという失敗は財産です。
なぜなら、その失敗から学び、成長できるからです。
失敗という経験を重ね、予測力が付き、タイミングがしっかり合ってきます。
またキャプテンによってもタイミングの取り方が違いますので、タイミングを合わせることは新人にとっては比較的難易度の高い課題と言えます。

どうぞ、プロとしての気概をもって下さい。
失敗に学び、素直さと謙虚さと感謝の気持ちを忘れないで、とにかく一生懸命やって下さい。

とにもかくにもまじめに一生懸命やる・・このことが、悩みを解決する唯一の手立てと信じます。頑張ってね!
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by qqbh8530 | 2007-08-29 07:17 | 司会

負けるな、ふうちゃん!

ある新人司会者から、
キャプテンとうまくコミュニケーションが取れなくて悩んでいる・・という内容のコメントがありました。
共に考えてみたいと思います。

結婚披露宴の司会者にとって、当日のパートナーは会場キャプテンです。

キャプテンにもベテランもいれば新人もいて、思いやりあふれるキャプテンもいれば、チョイ意地悪なキャプテンもいます。

新人司会者にには優しいキャプテンもいれば、あなたプロでしょっ!・・と、きつく接してくるキャプテンもいます。

私も新人の頃、威圧的で意地悪なキャプテンに遭遇した事が幾度もありました。
イヤだったですね。辛かったですね。
キャプテンの顔色を伺いながら司会をする自分が情けなくもありました。
しかしどうしようもありませんでした。

・・・・それでも・・・・、
たとえキャプテンと気が合わなくても、
たとえキャプテンが非協力的であったとしても、
それでも司会者は毅然として宴を進めなければなりません。
そこにプロとアマの差がはっきりと出てきます。

ただ・・、
そうは理屈で分っていても、新郎新婦の為に心を込めてやろうと思っていても、
その思いに司会の実力がなかなかついていかず、ついつい空回りしてしまう、ますますあせってしまう・・
悔しいけれどこれが現実のようです。


はっきり言って処方箋はありません。
諦めましょう!
どうにかしようと思わないで下さい。
どうしようもないのです。

どうにかなるのなら、どうにかしようと思うのですが、
たとえキャプテンの性格を変えようとしても所詮無理な話、
新郎新婦にキャプテンのせいで・・と言い訳したところで仕方ありません。

世の中にはどうにかなる事とどうにもならない事がありますので、どうにもならないと思ったらさっさとあきらめて、現実に対応していくしかありません。

ではどう対応するか・・?
ここがポイントです。


キャプテンとそりが合わないとか、恐くて萎縮してしまうとかびびってしまうとか・・の感情と、やるべきこと(行動)をしっかり区別します。

そりが合わないと思う、彼が恐い、ビビってしまう、自分が情けなく思う・・等の<感情>は、何らかの刺激に反応して自然と湧き出てくるものですから、止めようと思わない、そしてどうぞそういう自分を決して責めないで下さい。

イメージとしては、(あぁ、今私はこういうふうに感じているんだなぁ・・)と、ただただ受け止めるだけでいいのです。

大切な事は、(こんなふうに感じている私だけど、じゃぁ、その私に、今いったい何ができるだろう・・?)と少しでも前へ1歩踏み出すのです。

これだったらできそうだ・・というのを一つでも必ず見つけ出して下さい。
そして集中してそれに取り組んで下さい。
少なくともそれに集中している間は、嫌なキャプテンのことは忘れているはずです。
人間の頭は、同時に2つの事は考えられなくなっているからです。


相手(キャプテン)は変えられません。
そのキャプテンと一緒に仕事をしなければならないという環境も変えられません。
残されている選択肢は、自分が変わることです。
自分が変わること・・つまり新しい視点を持つことです。


例をいくつか挙げてみましょう。

・私は私で、今以上の私にはなりえない。今のこのままの私で勝負!
(司会の実力は、努力と経験の積み重ねです。うまくやろうと思わないで下さい。できる事を確実にやる・・そこから経験をたくさん積むしかありません。一朝一夕のコメントは上滑りします)

・気の合わない彼とうまくやるには、どうしたらいいだろう?
もしうまくやっていけるようになったら、この先人間関係に苦労しなくて済みそうだ。
この機会を大いに利用して、苦手な相手を克服する術(すべ)を身に付けてみよう。
司会料を頂きながら、人間的成長ができるなんて、私は幸せ者だ。

・気の合わないキャプテンと組む事になったのも、きっと何かの縁。
彼から何を学ぼうか、いいところは取り入れ、嫌なところは反面教師にして、私は絶対しないようにしよう。

・ベテラン司会者になるための登竜門・・。誰もが必ず通る道。いざ行かん!

・この俺、この私・・自分の表情は明るいか?キャプテンを尊重して臨んでいるか?感情にとらわれすぎていないか?私のやるべきことは明確か?
自身に問うてみます。

・理屈はともあれ、とにもかくにも<気持ちを強く持ちなさい>と自身を激励叱咤する。参考までに以前の記事ですが良かったらスキップしてみて下さい。
司会のウラワザ・・強い気持ちを持ちなさいhttp://qqbh8529.exblog.jp/3793918

以上はあくまで私のやり方です。
私にだけ通用するやり方です。
あなたにはあなたのジャストフィットのやり方が必ず有るはずです。
ぜひ見つけてそして実践してみて下さい。



私の経験が少しでも参考になれば・・と思い、一生懸命に書かせて頂きました。
こちらこそ勉強になりました。ありがとうございました。感謝、深謝!


全くもって人生の縮図・・、人間 十人十色・・。
私は私、彼は彼。

そして、
私もOK,彼もOK!
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by qqbh8530 | 2007-08-24 21:21 | 司会

感謝・・夢先案内人様

私達結婚披露宴の司会者は、通常お客様と1回の打ち合わせで当日の披露宴を迎えます。
打ち合わせ時間は約1時間から1時間半。
その後の変更点等は電話・FAX・メールで対応し、当日披露宴直前の打ち合わせで、最終確認をして披露宴オープニングとなります。

当日は、新郎新婦の信頼を一身に背負い、列席者の注目を浴び、拍手を頂き、うまくいけばお褒めの言葉を頂戴します。
司会冥利に尽きると有頂天になったその瞬間、この披露宴の成功は、なにか、みーんな自分の手柄のように思えてくるのです。
自分の司会のお陰で、この披露宴は成功した・・と錯覚するのです。

確かに司会の采配次第で、宴の浮き沈みも出てくるでしょう。
ただ、当日思う存分司会ができるのも、その<土壌>をしっかり作ってくれた人がいたからです。

ホテルを例に取れば、
例えば、プランナーは3ヶ月以上も前から披露宴当日に向って、新郎新婦と何度も何度も打ち合わせを重ね、おふたり専属の夢先案内人として、時にはカウンセラーとして、適度な距離を保ちつつ、披露宴成功に向けて広い裾野を作っていきます。
新郎新婦お二人はもちろんのこと、ご両親もご親戚もそして列席者全員が、今日来て良かったと思えるようなしっかりとした<土壌>を作ってくださるのです。

司会は<氷山のほんの一角>といえるのではないでしょうか。

ですから当日、司会に臨む前に1分でもいいから、プランナー(婚礼予約のメンバー)の積み重ねた時間と努力に思いを馳せて、感謝をしたいと思うのです。
そして音響、お花、衣装、料理、そのほかこの宴を支えるすべての方と共にこの宴を作っていくんだ・・と司会者の位置づけをしっかりしたいと思うのです。


仕事は全く違って、過日甲子園球場で、プロ野球連続無失策記録を更新した阪神の2塁手関本は、こうコメントします。
「阪神園芸や、グラブを作ってくれる方に感謝したい」と。
阪神園芸とは、水はけの良さに定評がある甲子園のグランドを整備管理する会社です。

関本氏は、連続無失策の記録も、優れたグローブ、そしてイレギュラーバウンドの起こりにくい整地されたいい土壌(グラウンド)があったからこそ達成した記録だと、感謝の気持ちを述べているのです。

関本の言う土壌(グラウンド)は、そのまま当日の披露宴会場と重なります。
スムーズにスマートに宴が運ぶよう、担当プランナーの依頼により会場は設営され、進行も組まれているわけです。
そこまで整えられた土壌(グラウンド)の上に立って、
司会者は第一声「お待たせ致しました。新郎新婦の入場です」とアナウンスするのです。

どうやらお手柄の大部分はプランナーの方々のようです。
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by qqbh8530 | 2007-08-22 22:29 | 司会

桃さま、ご機嫌いかが

日中はまだまだ暑い日が続きますが、夜になって、網戸からかすかに吹き込む涼風に、静かな秋の気配を感じます。
山梨は他県と比べると盆地特有の気候とでも言うのでしょうか・・寒暖の差が非常に激しく、四季の移ろいをより身近に、より深々(しんしん)と感じる事ができるように思います。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
お断り無しにずいぶんと長い間お休みを頂戴致しました。ごめんなさいね。

この1ヶ月は、司会やウェイターの仕事を離れ、実家にある畑の農作業に勤(いそし)みました。
猛暑の中、時折り甲州盆地を渡る爽やかな風に助けられながら、山梨特産の<桃>を相手に日々を送っておりました。

このブログ<司会のウラワザ>に、農業の事を書くのは場違いかもしれませんが、<生きる・・いきいき生きる>ということに重点を置けば、司会もウェイターも農業も、十分同じ土俵に乗り得ると思います・・、などとちょっと言い訳をしておいて・・
ほんの少しだけ農作業の事を書かせて下さい。


今年、春・・慣れない農作業に最初は気分も乗らず、生き生き生きるどころか、消極的に生きる(かかわる)ような状況でした。
しかし、桃の収穫までの一連の作業を実際に自身の手でやってきますと、育ち行く桃に対してなにか愛情のようなものが自然と湧いてまいります。

桃の成長過程の中、ある時は雨風を憂い、晴天を喜び、日照りが続くと一転水不足を心配し、一雨降ると心底ホッとし、ホッとしたのもつかの間、今度は台風のニュース・・・
なにか、子育ての頃の親の感情の揺れと似ているような気が致しました。


ところで、こんな実験報告を知人に教えて頂きました。
一輪の花に波動計を付けておきます。

Aさんは、優しく花に語りかけ部屋を出て行きます。
Bさんは、花に向って乱暴な言葉を発したあと、手で数回花を殴り部屋を出て行きます。

再び部屋に戻ったAさんとBさんに対して、その花はどのように反応するか・・。
波動計の示すところによると、
Bさんが花に近づくと波動計の針が極端に揺れに揺れたそうです。

その波動計の針の揺れを、恐怖心や動揺などの人間の持つ感情に置き換えることができるならば、花も人間と同じような感情を持っていると仮定できます。

私はこの実験を実際に見ていませんので、100パーセント信じることはできませんが、そういうことがあってもおかしくないと思っています。

実際、私が毎朝仏壇に捧げる生花に、愛情を持って接していると、そうはできない時と比べるとずいぶんと長持ちするような気がしています。

そう考えますと農業も同じで、
今年育てた桃も、育てる私達の愛情を、大なり小なり感じ取りながら育ってきてくれたに違いありません。
お陰さまで多くの方からお褒めの言葉を頂きました。私達が褒められたのではなく、桃を褒めて下さったのです。

桃さまは、私達の愛情に一生懸命答えようとしてくれているようだ・・
これがこの夏の大きな心の収穫です。
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by qqbh8530 | 2007-08-21 20:40 | よりよい人生の為に

ことばのひとり歩き

司会・・・
ということばを聞いて、あなたはどんな司会者をイメージしますか?

A君は、タモリさんやさんまさん等のバラエティー番組の司会者を連想します。
Bさんは、キー局の女性アナウンサーを思い浮かべました。
私は、タキシードを着た結婚披露宴の司会者をイメージします。

ここで私は大きなうっかりに気が付きます。
自分だけ承知して、読者の皆様にきちんと、<司会のウラワザ>の<司会>とは、結婚披露宴の司会者です・・と、そのことを全編を通じて明確に示していなかったことに気付くのです。

特にA君のように、バラエティー番組の司会者を連想している場合は、私のブログを読んでいくと消化不良を起こしてしまいます。
例えば、以前、私は司会者の心得として、最初からとばさないで、お客様が会場の雰囲気に慣れた頃から、少しづつ自分の個性を出していく方が良い・・と提案しました。
が、A君はそんな私のブログの内容に、
「えっ、何だって・・?最初にどーんと出て客の気持ちをつかまなくちゃ!ツカミはOKて言うやつ・・。ここから司会はスタートじゃないか」と思いながら読み進めていくわけです。

小さなズレはやがて大きなズレとなり、A君にとっては私のブログの評価は低いものとなります。

一つの言葉に接した時、その言葉に対して持つイメージは人それぞれに違います。
言葉は、書き手の思いを離れて一人歩きするのですね。

そう考えますと、ブログ名も「司会のウラワザ」ではなく、結婚披露宴『司会のウラワザ』とすれば、少なくとも、A君にも良い評価を頂けるかもしれませんね。

私達の身の回りにもこうしたことがたくさんあります。
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by qqbh8530 | 2007-08-07 23:18 | 司会

よりよい人生をめざして                       


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