司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

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言葉の行き先

d0054785_1504827.jpg10数年前、ある披露宴の司会をやった時の思い出・・・。
司会の私はこう言いました。

『これより祝宴スタート、お食事ご歓談でお過ごし下さい・・・』

すると司会台のすぐ前のテーブルのお客様がお隣の方にこうささやきます。
『おい、司会者さんが、ご か ん だ ん だってよう・・

日に焼け、見るからに頑丈屈強のその男性には、<ご歓談>という言葉が何か<よそ行き言葉>に聞こえたのではないでしょうか。


また20年前、東京都下のレストランAでの思い出・・・。
カウンターには2人のお客様がコーヒーを飲んでおりました。
マネージャーのT氏はその時私をこう呼びました。
『カウンターの仲澤 さ ん・・』と。

いつもは親しさもあって<仲澤、仲澤>と呼び捨てにしているマネージャーが、私を<・・さん付け>で呼ぶのです。

お客さんのいる前で、従業員の主従関係をあからさまにするのを避けようと思ったに違いありません。
同時に、立場上、えらそうに振舞いがちな自分を律しての言葉遣いだったのかも知れません。

よく、<人生、心一つのおきどころ> と言いますが、
<人生、言葉一つのおきどころ> といってもいいと思います。

<言葉は自分の意思を離れて独自の働きをする・・・>という法則があります。
また<言葉は言外にものを言う場合がある・・・>という法則もあります。

何気なく使っている司会言葉や、無意識で使っている、部下や後輩への言葉かけを、この機会にもう一度調べてみたくなりました。


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by qqbh8530 | 2006-04-30 01:44 | 司会
d0054785_048392.jpg若い頃・・(今でも十分若いつもりですが・・)東京都下のあるレストランでカウンターの仕事をしたことがあります。

カウンターマンとして、特に鍛えられたのは、コーヒーの落とし方です。今から30年も前の頃のことです。
ドリップ式といって、大きな寸胴に布製のフィルターを用意、コーヒー豆をミルで挽いてフィルターにコーヒー粉をはり、上からゆっくりゆっくりと熱湯を注いでいきます。

コーヒーを落としたら、すぐにマネージャーに試飲して頂きます。

「今日はちょっと水っぽいね」「今日のは酸味が強すぎるね」「今日のは何かくたびれた感じがするね」・・・なかなかほめてもらえません。

それでも3ヶ月ほど修行を続けたある日のこと、
コーヒーの試飲を終えたマネージャーが「仲澤君、今日のコーヒーはとってもおいしいよ、この味をよく覚えとくんだよ、この味を出した時の条件をよく覚えておくんだよ、そしてこの味をずーと出し続けてみてごらん、そうすれば仲澤のコーヒーを飲みに来たよ・・というお客さんが必ず増えるはずだ。
仲澤君、これ以上おいしいコーヒーを落とさなくていいんだよ、この味この今日のコーヒーの味をずっと出し続けるんだよ・・・」・・・と言って下さいました。

私は夢中になり、コーヒーを落としては試飲し、落としては味見し、無我夢中でコーヒーを落とすことに取り組みました。

そしてその約半年後、私は胃をすっかりやられ、約3ヶ月間仕事を休まなければなりませんでした。
今となってはよき思い出です。
ふと司会の仕事に思いをはせてみました。

司会者はずっと同じコメントでは飽きられます。常に新陳代謝をよくしておかねばなりません。そういう意味では、司会のコメントは、旬のもの・・・常に変化を求められています。

それとは対照的に、司会者の生きる姿勢はずっと変わらないのが一番です。
誠実さ、真剣さ、協調性・・・まだまだたくさんありますね!

コーヒーでは<変わらない素晴らしさ>を実感致し、司会では<変化の進行形>を求められ、
そして臨む姿勢は、やはり変わらないその人の在り方を実感致します。
今年の5月はどんな薫風がそよぐのでしょうか?

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by qqbh8530 | 2006-04-29 00:48 | 司会

大きな違い

d0054785_1285019.jpg今から約20年ほど前、プロ司会デビューの頃、ある披露宴の司会を致しました。
司会者としては、言葉少なめ、控えめ・・・あまり目立たぬ司会ぶりだったように記憶します。

意外にも、お客様からお褒めの言葉を頂きました。
『君は誠実でいい司会をするね、あまりしゃべらないのがまたいい。司会者はあのくらいでちょうどいいんだよ』

つい嬉しくなり、これでいいんだ・・あまりしゃべらなくていいんだ、あまりしゃべらないほうがいいんだなぁ・・・と思ったことを思い出します。

でももし仮に、もう少ししゃべってくれ・・と依頼されたとしても、やはり私は同じような言葉の量でしか司会ができなかったと思います。

そ、そ、そうなんです。たくさんしゃべれるけれど、しゃべらなかったのではなくて、しゃべることができないから、あまりしゃべらなかっただけのことです。

<言葉少なめ>は共通項として一括り(ひとくくり)できますが、その<背景>はまったく違います。大きく違います。

できるけどやらないでおく、やれるけどやらないでおく、しゃべれるけどしゃべらないでおく・・
できないからやらないでおく、やれないからやらないでおく、しゃべれないからしゃべらないでおく・・・同じやらない、しゃべらないでもおおきな違いと思うのです。
ここに、プロとアマの境界線があるように思います。

少々強引かもしれませんが、関連した記事内容をご紹介させて頂きます。

全日本ブライダルMCアライアンス会長MC恋塚太世葉氏の<BMCAアライアンスオンライン第25号4/23日発行分一部抜粋です。

                * * * * * * * * *

Q:「会場から、人前式の入場時、挙式前だから新郎、新婦って言うのはおかしいのでは?
と指摘されました。挙式前は新郎新婦とは言わないのですか?」
とてもいい質問でしたのでアライアンスオンラインでも取り上げたいと思います。

A:新郎新婦という言葉ですが、これは結婚仕立ての男女のことを言います。ですから、
正式には挙式前は新郎新婦ではない!ということになってしまいます。

そういうことを忠実に守り、正式に進行するならば、「これより、婚約者成田剛さん、
同じく婚約者福岡美砂子さんの結婚式を執り行います。」となります。
そして式が進行し、結婚宣言を以って、二人は新郎新婦いう呼ばれ方に変わるわけです。

ですが、「婚約者○○さんの入場です。」なんてあまり現実的な表現ではありません。

また挙式当日の朝、アテンダーさんやキャプテンは「ご新郎様ご新婦様」なんて呼んでるわ
けで、ブライダル業界の慣習からすると挙式前でも「新郎新婦」と呼んでしまっています。

つまりこれらの事を理解した上で、「新郎新婦」って言う分には問題ありません。何か指摘があった場合の模範解答としては、
「本来挙式後の二人を新郎新婦と呼ぶべきですが、ブライダル業界の慣習として挙式前
でも新郎新婦と呼んでいます。」とでも言えばいいでしょう。

尚、英語で「新郎新婦」は、新郎をGroom(グルーム)、新婦をBride(ブライド)と言い
ます。但しGroomもBrideも挙式の前後を問わずに用いる言葉ですので逆にGroomとBrideを和訳(直訳)すると「新郎新婦」とはならず、無理やり言葉を当てはめるならば「花婿」、「花嫁」となります。
(文中、太字と下線は仲澤による)

       *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

上記文中の、<ブライダル業界の慣習にならい、挙式前から新郎新婦と呼ぶ・・・これらを理解して、新郎新婦と言う分には問題ありません。>というところに非常に共感を覚えました。

挙式前、何の疑いもなく<新郎新婦>と呼ぶ、
挙式前、本来は違うけれども、ブライダル業界の慣習にならって<新郎新婦>と呼ぶ

同じ<新郎新婦>と呼ぶ司会でも、背景がまったく違うわけです。
こういった知識は、陰となり日向となり、司会を支えます。私も、いいことを知りました・・と思っています。


フウー、ブログアップもなんと2週間ぶりということもあって、ちっと力んでしまいました。

お断りなしに長期間ブログは開店休業状態、本当にごめんなさい。言い訳は山ほど出てきますが、どれもこれもぬるま湯の如し。ただただ申し訳ありませんでした。

それでも応援し続けて下さっている皆様に、心から感謝します。ありがとうございました。
皆様の応援をバネにこれからも書き続けてまいります。どうぞ宜しくお願い致します。


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by qqbh8530 | 2006-04-28 01:28 | 司会
d0054785_2315134.jpg司会歴20年、ウェイター歴25年。
約30年の東京生活から一変、山梨に居を移し、私なりにがんばっています。

山梨でも<ウェイターの仕事>をやっています。
やはり好きなのでしょうか・・・。
身体(特に足腰)が丈夫なうちは、ぜひ続けたいものです。

先日、山梨県内のKホテルでウェイターの仕事をさせて頂きました。
約七百名の食事会です。

大きな一つの部屋、限られた時間内、約七百名の洋食フルコースを滞りなくサービス完了するのは、至難のわざです。
それを見事にやってのけるのが、<伝統あるホテル>ゆえでしょうか・・・。

私が特に感心したのが、この宴会をリードしたIキャプテンの<リーダーシップ>です。

約七百名の洋食フルコースのサービスとなると、かなり大勢の配膳人(ウェイターウェイトレス)が必要となります。ヘルプも含め約50~60人くらいいたように思います。

約60人の配膳人を一つにまとめ上げるのは、相当の<人間力>がなければ勤め上げられません。
その彼は要所要所にリーダーシップを発揮し、全体を見事に動かしていきます。

あとで漏れ聞いた話しですが、その彼は前日からほぼ徹夜、
今日の食事会に備え、(会場設営から食事サービスまで、誰にも分りやすい基本的な動きや動作)を、それぞれがイメージしやすいよう、その<アクションプラン>をパソコンを使って用意しようとして下さったそうです。

<約1時間睡眠>、そんなこととはつゆ知らず・・・さぞ大変だったことと思います。
つらかったことと思います。

それにしてもそんな事情はものともせず、一言も(昨日ほとんど寝ていないんで・・・)と愚痴りもせず、全体をマネージしておりました。
さわやかにして、しっかりと責任を果たしておりました。

疲れをみせず、終始笑顔でリーダーシップを随所に発揮していらっしゃいました。
ここに彼の<責任感ある潔さ、尊さ>を感じたしだいです。

まだまだ甘ちゃんの私を強く自覚致しました。
上には上がいるなぁ・・としみじみ感じ入った今日1日でありました。



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by qqbh8530 | 2006-04-15 02:37 | ウエイター

良書紹介

d0054785_13434121.jpg1週間のご無沙汰でございます。司会の仲澤です。

新天地山梨での生活スタートにつき、身辺あわただしく、ブログ発信約1週間お休みさせて頂きました。ありがとうございました。

今日から又改めて、マイブログ <司会のウラワザ> を再スタートさせて頂きます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

再スタート初日は、1冊の本を紹介させて下さい。本日4月11日発売です。

コーチング実践会代表 杉本良明著
<ネット・コーチングで開業しよう!>(同文館出版)です。

サブタイトルは<ネット・コーチング・ビジネスの始め方と集客法のすべて!>です。

コーチングをビジネスに・・・その気の方には、本当に待ちに待った<手引書>になるに違いありません。

その気のない方にも、<目からウロコ>の良書として自信を持って推薦させて頂きます。


推薦する理由を挙げます。
*洗練された文章で大変読みやすく、大変わかりやすい。
*ネット・コーチング・ビジネスの明解ガイドブックになる。
*コーチングやカウンセラーを目指す方々の道しるべになる。

そして何よりも、万人の求める<よりよく生きる思考方法>が満載されています。これこそが私が推薦させて頂く一番の理由です。

杉本氏のカウンセリングとコーチングの特徴は、
*一般常識にとらわれず、論理的かつ自由な発想がベースです。
*コーチングやカウンセラーに必要な能力を<テクニック>を超えた<人間力>としています。
*クライアントから答えを引き出すと同時に、必要あれば惜しみなくアドバイスを与えます。

この、<惜しみなきアドバイス>に支えられてできたのが、今皆様にご覧頂いている私のブログ<司会のウラワザ>です。

もし興味を持たれましたら、この良書を手に取られることを希望致します。
本当に素敵な本です!ご参考までに杉本氏のブログアドレスです。
http://counseling.exblog.jp/


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by qqbh8530 | 2006-04-11 13:38 | よりよい人生の為に

人生最良の時

d0054785_050487.jpg
1日早くブログの更新ができました。

司会歴20年、ウェイター歴25年、お世話になりました。

今日は、大変恐縮ですが、<私事>を書かせて下さい。

長い間続けてきたウェイターの仕事を先月下旬いったんアップしました。
また20年間続けてきた東京での司会の仕事も、6月で一応締めくくります。

先日、小さな食事会を開いて頂きました。
場所は私が長年ウェイターとして勤務してきたホテルGの1室、私のホームグラウンドでの開催です。

気ごころ知れる仲間の方々の素敵な唄を数曲聴くことができました。
よく知っている曲も、いつもと違って聴こえ、ふと涙がにじみ、たくさんの思い出が蘇ります。

お開き後、皆で記念撮影をしようとワイワイガヤガヤ並び始めた頃、いつとはなしに、生ギターを持った後輩が歌い始めました。
曲は<夢のカリフォルニア>。私の大好きな曲です。後輩の歌声につられて何人かがハモリはじめます。
私ももちろん、膝をたたきリズムを取って、一緒に唄いました。

大好きな唄を共に唄い共に口ずさむ・・・なんて楽しいんだろう、なんて気持ちいいんだろう、なんて自由なんだろう・・・背筋がゾクゾクするような感覚に襲われました。、

10日以上経った今でも後輩A君の歌ってくれた<夢のカリフォルニア>のメロディが私の心の中に響きます。

聞くところによると、私のブログに『<夢のカリフォルニア>が大好きで、この曲を聴くと元気になります・・・』と書いてあり、それを覚えていてくれて、唄って下さったのだそうです。

大好きな曲に、後輩の思いやりが加わって、尚一層<私の中の名曲>になりました。

親しい仲間と飲み語らい、大好きな曲を友と共に口ずさむ・・・人生最良の時をすごさせて頂きました。


さて私仲澤、4月4日約30年の東京暮らしとさようなら・・・、
山梨での新しい生活がスタートします。
本拠地山梨、山梨でまたウェイターと司会の仕事の2足のわらじを履いて前進します。
東京へもたびたび進出して、東京のいい風を感じ、それを山梨で発信して参りたいと思います。

ブログももちろん書き続けてまいります。ただ転居に際し、何かと雑事多く、落ち着きませんので、ほんの少しだけお休みさせて下さい。

次回のブログは約1週間後の4月11日(火)午後9時更新の予定です。忘れないでまた覗きに来て下さいますか?

今日までの皆様に感謝、今日までのあなたにありがとう、今日までの私にご苦労さん・・・どうぞ皆様お元気で!ごきげんよう!またお会致しましょう!


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by qqbh8530 | 2006-04-03 00:47 | よりよい人生の為に

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