司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

カテゴリ:コーチングと司会( 5 )

結婚披露宴司会歴22年、ホテルウェイター歴28年、自分の人生をもう半分以上生きてきているつもりですが、それでもやはり悩みは尽きません。
このブログ<司会のウラワザ>がデビューできたのは、関西のコーチングの名手 杉本良明氏のお陰です。その杉本氏に教えて頂きました。

考えて解決できる問題は大いに考えよう、
考えてもいくら努力しても、自分ではどうにもならない問題は、さっぱり腹を括ってあきらめよう!という教えです。
お陰さまで随分スッキリしてきました。視界(司会)も良好です。

後輩から相談があると、できる限り傾聴し、相手が話すことがなくなった頃、その問題は考えたり努力したりすればどうにかなる問題かどうか聞く事にしています。
本人が、これはどうにもならない問題なんだ・・と気づいた時、「それでは今、君にできることは何?」と尋ねます。大抵の悩める後輩達は、この質問で吹っ切れるようです。
杉本氏から教えて頂いたこの<考え方の枠組み(センス)>のお陰で、今の私があるような気がします。

尊敬する杉本氏が2冊目の本を出しました。
私もアマゾンの<カスタマーレビュー>に書評を投稿させて頂きました。
タイトルは<人間関係にうんざりしたときに読む本(日本実業出版社)>です。
このタイトルに心当たりのある方はぜひご一読をお薦め致します。
詳しい内容は下記をクリックして下さい。

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by qqbh8530 | 2008-11-17 19:24 | コーチングと司会
d0054785_23214158.jpg人は「説得」されても、動かないようです。動いてもシブシブでしょう。シブシブですから、本人のモチベーションは低い状態です。結果は、予定通り?ほどほどか、あまり芳しくありません。

人が「納得」したらどうでしょう。納得が深いほど、本人のモチベーションは上がり、結果は予想通り?まずまずか、なかなか良い結果が出るのではないでしょうか。

他者から「説得」されるよりも、自分自身で興味深く探求し、「納得」する方が「パワー」が出ると思います。


結婚披露宴「司会打ち合わせ」の場面です。

新郎新婦『私たちの希望は、祝辞余興の組数を極力押さえ、列席者との対話の時間をたくさん作りたいと思います。』
司会者 『はい、実は私もその対話の時間を作れたらいいなと思っていました。』
新郎新婦『できれば色直し退場の時、色直し入場の時、そして後半落ち着いた頃にと、合計3回くらい、全卓(7テーブル)を挨拶して回りたいのですが・・?』


A.新郎新婦が司会者に「説得」されるパターン
司会者 『3回はちょっと多すぎると思います。お客さんにもしつこい感じを与えてしまいます。 私の経験上からも3回はあまりお奨めできません。せめて2回くらいに押さえた方がいいと思います。』

B.新郎新婦が「納得」するパターン
司会者 『お二人のごあいさつ回りが、お二人にとっても、お客様にとっても、実り多いものになるように、より良い方法を一緒に考えていきましょう。』
『あいさつ回りの回数を3回にしたのには、何か特別な理由はありますか?』
『ちょっと想像して頂けますか?あなた方お二人が友人の披露宴に招待されました。お二人にとって、新郎新婦が何回位、どんなタイミングであなた達のテーブルに来てくれると嬉しく思いますか?』と質問します。二人は静かに考え始めます。
新郎新婦 『やっぱり各テーブル挨拶回りは多くても、間を開けて2回迄ですね。』

最終的には、後半1回たっぷりと各卓のご挨拶回りとなりました。お二人十分満足、お客様もきっと満足頂けたことと思います。
お二人は自分達で考えて結論を出しました。これを「納得」するといいます。
「説得」されての1回のテーブル回りと、自分達が「納得」しての1回のテーブル回りとでは、気分的にも大きな違いが出てきます。

この後は、新郎新婦も打ち合わせに喜んで集中してきます。なぜならこの打ち合わせの中に「主体的な自分達・・・自己実現」を感ずることができるからです。

以上のようにコーチングの一つのスキル「質問型コミュニケーション」を使うと、打ち合わせの質が格段に向上します。新郎新婦中心の達成感と充実感のある打ち合わせになるように思うのです。

私は、打ち合わせの時、新郎新婦を「説得」するのではなく、新郎新婦に「納得」して頂くような打ち合わせを目指しています。その方法の一つとして、コーチングの「質問」のスキルを選択しました。司会のウラワザにしたいと思います。

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by qqbh8530 | 2005-09-06 23:22 | コーチングと司会

コーチングを生かす

d0054785_11142100.jpg時折ですが縁あって、司会の後輩達が、私の「司会の見学」をする機会があります。

披露宴終了後、後輩に感想を聴き、必要なアドバイスをします。それはそれでいいのですが、最近、せっかくの見学の機会を、見学者にとって、もっともっと「実り多い効果的なものにしたい」と思うようになりました。

「コーチング (質問によって相手の可能性を引き出すコミュニケーションの一つの方法)」を学び始めて1年になります。見学者への対応に、その「コーチング」を応用してみました。確かな手ごたえを感じました。

『この見学のあなたの目的は何ですか?目的はどの程度達成されましたか?』『この見学から、精神的なこと、あるいは技術的なことで得たものはありますか?そしてそれは、あなたにとって、どのように応用できそうですか?』『もしそのやり方を実行するとしたら、どんな手順でやりますか?またどんな準備が必要ですか?またその準備はいつまでにやろうと思いますか?』『そもそも司会の仕事は、あなたの人生にとってどんな意味をもたらしますか?』『司会を通してあなたは何を伝えたいと思いますか?』

まだまだ、まだまだ質問はつきません。
整理します。

ここに一本の真紅のバラの花があります。「このバラをよーく観察してください」と「指示」されて観察した場合と、「バラの花の花びらはどのように重なり合っていますか?」「とげはどの方向を向いてますか?」と「質問」されて観察する場合とでは、観察の深さがぜんぜん違うと思いませんか?

「質問」は意識を本質へと導きます。

人は「質問」されるとその質問に答えようと、殆ど「自動的」に思考を深めていきます。さらに質問されると、さらに深く考え、創造し自分なりの「答え」を導き出します。「与えられた答え」と「自ら考え出した答え」とどちらがパワフルだと思いますか?

披露宴の打ち合わせ見学が終わった後、私は後輩に質問します。
「披露宴当日まで後一週間あるけど、君は具体的にはどんな準備をしてこようと思うのかな?」
「その準備はいつ迄にやろうと思いますか?」・・・・・
そして最後に
「もし私が披露宴当日何らかの事情で会場にこれなかった場合、私の変わりにあなたが司会をするつもりで、進行台本を創ってみませんか?」と尋ねます。

自分が司会をやるんだ!という覚悟でしっかり台本を創ってくる後輩達は、必ず伸びていく司会者だと思います。

先輩を超える司会者を育てることが、私たち先輩の一つの責務だと思っています。「後輩を育てる」方法の一つとして、私は「コーチング」を選択しました。

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by qqbh8530 | 2005-08-28 01:12 | コーチングと司会

「承認」 の喜び

d0054785_15393456.jpg結婚披露宴の司会を20年続けています。

最近よくやるのは、遠方から来てくださった方々の紹介です。できるだけ早いうちにやります。

『お食事ご歓談中のところ恐れ入ります。ここでほんの少しお時間を頂きまして、本日ご出席の皆様方の中で、最も遠くから来てくださった方を紹介させて頂きます。新郎が、絵の修行時代に大変お世話になりましたMr.K様です。恐れ入りますが、ちょっとだけご起立頂けますでしょうか・・?はるばる海を越え、フランスはモンマルトルからお越し頂きました。Mr.K様、本当にようこそお越しくださいました。歓迎の拍手をお送りしたいと思います。』

今までのところ、歓迎の拍手を受けたほぼ全員が、最高の笑顔を見せて下さいました。そして歓迎の拍手を送って下さった列席者の方々も、また、いい笑顔を見せて下さいました。これでいっぺんに会場の雰囲気がすごく明るくなります。暖かくなります。

なぜでしょう・・・?

人として誰しもが持っている「承認の欲求」が満たされるからではないでしょうか。
仕事のスケジュールを整え、バスと電車と飛行機を乗り継ぎ乗り継ぎ、何十時間もかけて、わざわざ日本にやってくる、その自身の「在り方」が皆に承認され、大きな拍手を頂くわけです。拍手する方もまた、人を承認することで気持ちよくなリます。

話は変わりますが、今日、PHPコーチング・カンファレンス2005というシンポジウムに行ってきました。その中で、養成講座でご一緒させて頂いた知人であり先輩のS氏が一つのプレゼンテーションをしました。
彼は、実にさりげなく、会場にいる同じ志のメンバーの紹介(承認)を織り込み、事例紹介を進めていきました。公の場で、大勢の人達に紹介されるとうれしいものです。紹介してくれたその人への信頼感、そして仕事へのモチベーションがグーンと一気に高まるような気がします。(私の経験上ですが)

「承認」 は、承認する人もされる人も、そしてそれを見ている人も、みんなやさしい気持ちになるようです。会場の空気も暖かくなるようです。

こんなにいいことばっかりなら、司会をしながらもっともっと積極的にいろんな事や、いろんな人をしっかり 「承認」 していこうと、またあらたな「やるき」が出てきたような気がしています。
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by qqbh8530 | 2005-07-09 00:02 | コーチングと司会
d0054785_16324476.jpg最近こんな言葉に惚れています。
・・・・・たった一言が人の心を傷つける、たった一言が人の心を暖める・・・・

司会者のたった一言が、ピリピリした会場の雰囲気を、なごやかにすることがあります。
コーチのたった一つの質問が、その人の心を、真っ青な青空のごとく、さわやかにすることもあります。

コーチングに出会ってこの1年。「ひとめぼれ」です。時として「分け入っても分け入っても青い山・・・」の心持ちになり、時として「覚醒の感あり」と思うこともあります。

コーチングとの出会いが、私の「司会」を確実に変えています。
新郎新婦と初めての顔合わせ、そして打ち合わせ・・・ラポール/ペーシング/相づち/要約/確認/共感/承認/フィードバック/アドバイス/力づけ/GROWモデル/そしてメタ成果/リフレーム、そして繰り出される効果的な質問・・・・新郎新婦との司会打ち合わせは、まさに「コーチング」そのものです。

最近私は、コーチングの知識とスキルを意識しながら、打ち合わせをしています。お客様との信頼関係を以前より早めに創ることができるようになった気がします。新郎新婦お二人の人柄もうまく引き出せるようになりました。コーチングを学び始めて、今迄司会を20年やっていても気が付かなかった新しい視点を、たくさん増やすことができています。

ゆくゆくはプロ司会者になりたいと思っている方々、司会のウラワザ その4は、ずばり 「コーチング」です。一緒にがんばりましょう。
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by qqbh8530 | 2005-06-09 16:33 | コーチングと司会

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