司会のコメント
やはり、時間を重ね、工夫を重ね日々コメントのリニューアルに努力したいものです。
私はウェイターもやっていますので、披露宴会場のバックヤードで、ウェイター・ウェイトレスが「あの司会者、また同じ事言ってるね、なんだかつまんねぇなぁ・・」としゃべったり、気に入った司会者や嫌な司会者のコメントを、皆でまねし合って楽しんだりしている事を知っています。それは本当です。
彼らは、実に耳が肥えています。
彼らのために司会をしているわけではありませんが、ゆくゆくの理想形は、サービスマンの彼らもノッテくるような司会をしたいものです。
緊張感のかたまりだった新人の頃・・、その後回数を重ね次第に慣れて、余裕も出てきます。
お褒めの言葉も増え、クレームも少なくなり、我順風満帆!と思ったこの時、司会力・人間力は一気に後退しはじめます。
方法や態度が、習慣的・惰性的に繰り返され、独創性や新鮮味がなくなることを<マンネリ>と言うそうです。
司会コメントのマンネリ化は、司会者自身のマンネリ化です。
慣れてくると出てくるマンネリ化、それに気付きにくいのもまた披露宴司会者です。
気を付けたいものです。