司会のウラワザ

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座談会の司会

座談会の司会はとても難しい。行き当たりばったりで臨んでしまう私です。
過日、読者の方からもご質問がありましたので、座談会について整理してみたいと思います。

座談会の前に、やっておくべきことは沢山あります。
・主催者側の目指す、座談会の主旨とねらいを明確にしておく。
・座談会のゲストの主な経歴や思想傾向や著書などを、大まかに把握しておく
・座談会のゲストになぜ選出されているのかを調べておく(その人の得意分野や強みが分る)
・座談会ゲストの序列を把握しておく
・できれば、座談会のゲストの中で、オピニオンリーダー格になりそうな人を予測しておく
・座談会の参加者の求めている方向性を考えてみる(推測してみる)
・開始時間、終了時間、座談会の到達目標(着地点)などを明確にしておく

座談会司会の留意点を挙げてみます。
・座談会の主旨説明はシンプルに、分りやすく!
・ゲストの紹介は、事前にゲストに直接必ず確認し、シンプルに、そしてゲスト全員同じくらいの分量で 紹介する
・テーマに沿って、ゲストが基調スピーチをするか、司会がゲストに質問を投げかけ、そこから座談会を展開していく
・必要あれば司会者が、述べられた意見を大まかにシンプルに要約する(キーワードを復唱する)
・各意見がテーマとずれてきたら「ご協力有り難うございます。話は必要に応じ、大きく膨らんでまいりました。ここで一旦問題を整理させて頂きます」というような感じで方向性の舵取り(軌道修正)をする
・締めくくりは、座談会の始まる前と、座談会を終えてみての差(収穫)を明示します。そうすると座談会終了後、出席者に達成感が得られるようです。
・座談会ゲストへのお礼コメント、参加者へのお礼コメントは忘れずにする(主催者とダブルケースがよくあるのでシンプルにします)


座談会司会で一番難しいのは、相手の話を聞いて他の人に意見を求め、会を進めていく・・・所です。
もっと突き詰めれば、相手の意見を要約することでしょう。
コーチングやカウンセリングの勉強をすると要約の力が付きますが、とにかく何回も出てくる言葉・・キーワードをキャッチします。それが要約のポイントとなります。

どう進めていったら良いものかすごく困ってしまう、迷ってしまう事がよくあります。
その時は「これこれこういう意見と、こういう相反する意見も出てまいりました。さぁ、いかがでしょう・・?」と全体にフレばどうにかなりそうです。
それでもとにかく、緊張して訳が分らなくなってしまったら、大きくメモしておいた座談会の主旨やゴール(着地点)をもう一度見て、気持ちを落ち着かせて下さい。
それでも舞い上がってしまっていたら、「この座談会をよりよいものにするために、この後の進行に関して何かアドバイスを頂けると助かります」と言えば、必ずゲストが助けてくれるはずです。

進めることに意識が向いてしまっていると、ゲストや参加者の話を聞くことがおざなりになってしまいますが、これは経験を積んで力をつけるしかないと思います。
私の場合は、相手の言っている要旨がつかめない場合は、丁重にこう言います。
「恐れ入りますが、おっしゃっている事をもう少し深く理解させて頂きたいのですが、できればもう一度簡単におっしゃって頂けますでしょうか?」と促します。
そうすると、本人も自分の意見が整理できますし、参加者も繰り返しの中で明確に相手の言わんとすることがキャッチできる事もあるからです。

大事な事は、意見と意見の<共通点>を探す事に意識を集中すること。
相違点ばかりを取り上げていては会は前進しません。意見と意見の共通点を取り上げて、主旨やゴールに結びつけながら進行します。もちろんうまくいく時もあれば、迷走する時もあります。大抵は皆が助けてくれます。
座談会は皆で協力して成果を創っていくわけですから、司会が司会がと力みすぎる必要はないと思います。リラックスリラックス・・。

また、相手の言っていることが分らないまま進行することは避けなければなりません。
分らないのに分ったふりをして進行することは、とても罪深い事に思えます。ただ私はそういうことが過去に何度もありました・・反省しています!

自分の司会振りをテープに録音して、流れの良し悪しを手がかりに勉強する事が大切のように思います。
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by qqbh8530 | 2009-02-21 19:05 | 司会

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