司会のウラワザ

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記念式典の司会

式典の司会こそが、司会術(披露宴)のもっとも基本になります。

式典には、非日常の厳粛さが必要です。
必要最少限度の言葉だけで進行します。
余計な言葉は一切排除します。感情は入れません。必要なのはアナウンスの明確さです。

式典が、AからBへ、BからCへ、CからDへ・・スムーズに進行することだけを念頭において進めます。やはり式典の司会の本質は、シンプルイズザベストです。

電車内のアナウンスを想像して下さい。
聞きたい人には聞こえるように、聞きたくない人には耳障りにならないよう配慮されています。
そのアナウンスには感情は排除され、次はどこだろう?の疑問と確認に答えることだけが車内アナウンスの目的です。
式典の進行のポイントもここからある程度導き出す事ができます。

以前、私は宮中晩餐会や午餐会等宮中行事のウェイターをやっていましたので、午餐あるいは晩餐前の<歓迎式典>がどのように行われるのか知っています。
司会者はいません。レクチャー台も司会用のマイクもありません。
方法はいたって簡単で、侍従長あるいは式部官が、スピーチを述べる天皇陛下と相手国大統領に直接口頭で内容を告げ案内し、式典の進行をリードします。

進行は、進行内容の要点のみ記されたものが各席の、セットされた食器の上の方に置かれていて、列席者はそれを見て、式典の流れを確認します。

テニスの世界選手権ウインブルドンの表彰式も、宮中の式典に似て、司会者は不在です。
リードオフマンが当事者に近づき、口頭で言葉をかけ、マイクの有るところまで案内し、マイクの前に立った人は自分のタイミングでスピーチを始めます。(最近の表彰式は見ていませんので、間違いがあればお許し下さい)

宮中歓迎式典、ウインブルドンテニス大会の表彰式・・以上の2つの式典の共通項は、司会者不在です。
ただ、私達の一般式典では、司会者不在はなじみがなく、また進行内容が記されたものを一人ひとりに配るわけにもいきませんので、その代わりに司会者が案内役となってアナウンスするわけです。

式典司会コメント例
只今より○○テニス協会創立5周年記念式典をはじめさせて頂きます。

始めに、当協会代表○○よりご挨拶申し上げます。

次に、○○県会議員 ○○様よりご祝辞を頂戴致します。
  ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   
以上を持ちまして、○○テニス協会創立5周年記念式典を終了(閉式)とさせて頂きます。



もっとシンプルにもできます。

只今より○○テニス協会創立5周年記念式典をはじめさせて頂きます。

歓迎並びに御礼の言葉・・・当協会代表○○

祝辞・・・県会議員○○様
  ・・・   ・・・   ・・・   ・・・   
以上を持ちまして、○○テニス協会創立5周年記念式典を終了(閉式)とさせて頂きます。

つまり・・・
始めに/~よりご挨拶申し上げます / 次に/~よりご祝辞を頂戴致します 
などは省いてしまいます。

ご参考まで。
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by qqbh8530 | 2008-10-09 08:24 | 司会

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