司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

こころのお手本

披露宴司会が上手になるにはなんと言っても<手本となる人>が必要です。
その人のしゃべり方や間の取り方やジョークまでも、まねてまねてまね抜くのです。その上で自分らしさを加えていきます。こうすれば比較的短期間で、ある程度の技術レベルまで司会術は上達する事でしょう。

でも本当はもっと大切な事があります。
それは手本となる人の<生き様や志(こころざし)>を学ぶことです。これもまた、まねてまねてまね抜きます。そして人間力を高めるのです。

この生き様や志(こころざし)の手本となる人は、何も司会の先輩でなくても良いと思います。
私は私で、ある一冊の本の中に、手本となる人を見つけました。


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戦後まで活躍した歌舞伎俳優六代目の尾上菊五郎。
彼の踊りっぷりは伝説として語られています。

通常歌舞伎俳優は、舞台から花道を通って揚幕(あげまく)の中に入るのですが、多くの俳優は、揚幕(あげまく)に入ると同時に舞踏をやめます。
ところが六代目菊五郎は、揚幕(あげまく)に入っても、誰も見ていないのに突き当りまで踊ったといわれます。

『お金を払って見てくださるだけがお客様ではない。私は、私の芸を観音様に奉納するのであるから、見る人の多い少ないは問題ではない』と言い、観客の数によって力の加減をする俳優達を強く戒めました。
どんな時も常にベストを尽くすタイプでした。

人生を豊かに生きる12章 松原泰道著 祥伝社 (第8章P161の5行目からの内容を、仲澤の解釈で、抜粋と要約しました)

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揚幕(あげまく)の中に入っても、誰も見ていなくても突き当りまで静かに踊り続ける菊五郎・・
その姿が、鮮明に浮かび上がります。
なんと薫り高い生き様でしょう・・!

披露宴司会者を続けていく為に、彼のその生き様や志(こころざし)をぜひともお手本にしたいと思います。
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by qqbh8530 | 2008-06-11 22:59 | よりよい人生の為に

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