司会のウラワザ

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アクシデント時の言い回し

ブログの読者の方から、こんな質問がありました。

『いつも拝見させて頂いております!司会と言う仕事を通じて、人間性も磨いていらっしゃる姿勢に学ばせて頂くことばかりです!
私はまだまだ経験が浅く、アクシデントのフォローコメントがなかなかうまく表現できません・・おめでたい席なので忌み言葉に繋がるような発言は控えたいのですが、今度祝辞を頂く主賓の方が急遽欠席になり、挨拶そのものがキャンセルになってしまいました。
しかし式次第には印刷がすでにされている・・そんな時、やむを得ないご事情のためご欠席となり・・と申し上げる以外に何か良いコメントがないか悩んでいます。
もしよろしかったらアドバイスを頂けないでしょうか?どうか宜しくお願い申し上げます』



一緒に考えてみたいと思います。
確かにこういうケースには良くあります。私もたくさん経験しています。
オープニングの緊張感の高まる中、慣れないコメントにますます動揺して、何度も何度も背中に汗をかいたものです。今だって同じようなものです。

(ベテランのくせに、未だアタフタあたふたと・・みっともない)と、もう一人の自分の声が聞こえてきますが、それでも(そういう小さい自分だが、大事なコメントだけは堂々としっかりやるのだ!)と開き直ってマイクを握ります。

動揺している自分をどうにかしようと思うこと
フォローコメントをうまく入れなければ・・と思うこと
この2つを同時にやろうとするから余計アタフタしてしまいます。

何度も懲りて、今では次のようにしています。
アクシデントの種類別に、シンプルな定型コメントを2~3種類考え、練習しておくのです。
基本定型コメントは、おっしゃる通り、<やむを得ないご事情のため、欠席となり・・>でいいと思います。私もこれがベースです。

不安な時や緊張感が高い時はたいていこれでいきます。
状況がもう少し読める時は、若干その時その時のお思い付きでアレンジしていきます。基本はやはりシンプルにさりげなくでいいと思います。


ただ、やむを得ない事情とは一体なんだろう?と不安がる方が大勢いることがあらかじめ分れば、もう少し具体的に、
『どうしても外せない会議のため出席叶わず・・、ここに○○社長よりメッセージをお預かりしておりますので代読させて頂きます』


また急病等で急きょ欠席の場合は、あまり列席者に心配をかけないよう、体調に関してはうそも方便で、例えば・・
『尚、先程秘書の方よりのご連絡によりますと、○○先生は数日前より体調を崩され、昨日診察を受けましたところ、徐々に快方に向っているとの事、ただご高齢でもあるので大事を取って、本日の出席は叶いませんでした。○○先生からは皆様にくれぐれも宜しく・・との事でございます。
ここに改めて皆様にご報告させて頂き、先生の少しでも早い現役復帰を祈りつつ、式次第を次へと進ませて頂きます』

ケースバイケースで、微妙にコメントや言い回しを変えていきます。
しかしそういう自在さは、やはり司会経験を積み、その時々の学びの累積に頼るしかありません。

ちょっと私、偉そうでしょうか・・?
あくまで私仲澤はそう思う、そう思っている・・ということで、もっともっと素晴らしいアイディアは他の司会者が沢山お持ちになっていると思います。
どうぞ沢山の司会者の方々と意見交換なさること、またあこがれの司会者を見学し、相談してみる事をぜひお薦め致します。

ゆっくりあせらず、あなたなりの<引き出し>を増やしていく事を期待しています。
その努力はきっと他のアクシデントを乗り越える時の大きなヒントやバネになると思います。
頑張って下さいね。私もますます<丁寧>に司会をやってみたいと思います。


以上のことや司会に関することを、かなり高いレベルで真剣に学び、そして情報交換しているところが全国の司会者が参加しているグループ<BMCA>という司会者のための会です。
先日もそのBMCAアライアンスに参加させて頂きましたが、実に充実した質の高い素晴らしい会でありました。文末にホームページのアドレスを載せておきますので良かったら覗いてみてください。

BMCAのアドレスは 
http://bmca.jp/
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by qqbh8530 | 2008-04-09 18:31 | 司会

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