司会のウラワザ

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講演会の司会

久しぶりに東京に出て、小さな講演会を聴講してきました。

講演会の内容は素晴らしいものでありましたが、司会者に対しては何かひっかかるものがありました。。
その司会者はちょっと偉そうで、開会冒頭から講演会内容とはあまり関係ない個人的な思いを語り、講演会の聴講の仕方まで指導的な口調で言ってくるのです。

その司会者は、上から見下ろすような感じの言い方で、まるで「先生」です。司会者が先生で、私達( 聴講生)が生徒・・という構図(イメージ)です。

講演会オープニングでは、司会者から、今朝新聞で見つけた「ちょっといい話」を聞かされました。
講演会の内容とは全く関係ない話であります。
おそらく何か司会者として言わなければ・・との思いで、急いで用意してきたにちがいありません。何か気の聞いたことを言ってやろう・・という意図だけが伝わってくるのです。
私達は講師の先生の話を聞きにきたのであり、司会者の個人的な思いを聞きに来たのではありません。

また、司会者から
「あなた方の今までの常識を一旦捨てて、今日は心を真っ白にして聞いて下さい。そうすれば必ず気付きや発見があると思います」と言われました。まるで指導です。

それは講師の先生が必要あれば言うことで、司会者が言うことではないと思います。
あえて司会者が言うのであれば例えば・・
『私はいつも右の耳から左の耳へと聞き流してしまうタイプですので、今日は心を真っ白にしてしっかりと聞きたいと思います・・』というような自身の心構えを披露する位にとどめるのであれば少しは我慢できます。

本人は良かれと思ってしゃべっていますが、中立であるはずの司会者に指導されてはたまりません。
講師と私達は師弟関係で結ばれていますが、司会者とは師弟関係はないのです。


はっきり言って、こういう司会はやりたくないと思いました。
ではどうするか・・

基本はシンプルイズザベスト、余計な事は一切言わない、必要な事だけをコメントします。


開会
お待たせを致しました。
只今より○○先生の講演会を始めます。
タイトルは「◎◎・・・」です。

始めに先生の簡単なご紹介をさせて頂きます。
<・・・・・ ・・・・・>
以上○○先生のご紹介をさせて頂きました。ご静聴有り難うございました。
それではさっそく先生にご登壇頂きましょう。
盛大な拍手でお迎え下さい。


これで十分です。
講演会導入部分の「つかみ」の部分では、ちょっと気の利いた話をほかならぬ講師がするでしょう。
また必要あれば、聴き方(聴講の仕方)も講師から指導があるかもしれません。

そう考えますと、上記の司会者は、講師の領域に勝手に入り込んできてしまっているわけです。
これでは講師に対して失礼です。

やはり司会(バラエティ番組やお笑い番組は除いて)は、シンプルに、謙虚に、誠実にする事がもっとも肝要に思えるのです。
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by qqbh8530 | 2008-01-17 18:24 | 司会

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