自動反応
先方は何かあせっているようで、又少しイライラしているように私には感じられました。
『それでは又後ほど改めて電話させて頂きます』と私が言った瞬間、先方は電話を<ガチャッ>と切りました。
その瞬間、私は<カチン>ときました。
<ガチャン>の受話器を置く音の鋭さに<自動反応>したわけです。
受話器を<ガチャン>と置いた当の本人は、どのような心持で受話器を置いたのかわかりませんが、私は、先方が<イライラ>していたのだろうと推測しました。
また2週間ほど前の立食婚礼パーティーの司会の時、式場のウエイターに背中を急に押されました。キャプテンの合図に司会の私が気づかなかったからです。
背中を押された瞬間ほんの少しですが<カチン>ときました。
虚を突かれた感じで、びっくりしたのと、その押し方が少し乱暴に思えたからです。これもまた、<自動反応>です。
私の背中を押したウエイターは、一体どのような心持でそうしたのか分りませんが、私には、「気付いてくれよな司会者さんよう・・こっちは忙しいんだから」というウエイターのつぶやきを推測しました。
以上の2例の私の<カチン>は、あくまで私の推測の上に成り立っているようです。
本当に私の推測どおりでしょうか・・・?事実はその本人達に聞かなければ分りません。
もしかしたら、うっかり手が滑って受話器をガチャンと置いてしまったのではないだろうか・・?
もしかしたらうっかり(司会者さんキャプテンが合図出してますよという気持ちが先行して)つい強く私の背中を押してしまったのではないだろうか・・・?
<プラスに推測する>と問題が問題でなくなるような気がしてきました。
聞いてもいないのに推測して思い込み<カチン>と来るわけです。これでは、ストレスはたまる一方です。
今通っている心理学ゼミナールでは、<カチン>は第一感情で、そのまま『今私はカチンときてるんだなぁ』・・と(あまり自分を否定せず)受け入れる 必要を学びました。
湧き上がる感情(第1感情)は、否定せずに受け入れ、第2感情を、肯定的にコントロールしていく・・・そのコントロールができた時、そこに人間的な 成熟 があるのかもしれません。
しかしながら<カチン>と来てしまった時にはとてもではありませんが、<プラスに推測>は正直言って私は無理です。
少し落ち着いてからだったらできそうな気がします。うまくいかなくても何回か行きつ戻りつくりかえしトライしてみようと思います。
その先に、きっと、<おおらかな私>がいることを信じて!
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