「聴き方」を学ぶ
コーチングやカウンセリングはもちろんのこと、私たちの日常生活にもすぐに役立つ<聴き方>として『アクティブリスニング』というのを学びました。
『アクティブリスニング』とは、
*相手の話に興味を持って聴く。
*相槌を打ちながら聴く。
*キーワードを要約して繰り返す。
*相手の気持ちを汲んで共感を示しながら聴く。
という「能動的な聴き方」です。
この中の主に2つ・・・「キーワードを要約して繰り返す」方法と、「相手の気持ちを汲んで共感を示しながら聴く」方法を、意識的に使うようにしています。
先日電車に乗っていて、ある親子の会話が耳に入ってきました。
クリスマスの絵本でも読んでいるのでしょうか、4,5歳の女の子とその母の会話です。
子『わーきれい!』
母『わーほんと、きれいだねぇ』
子『このツリーうちのと似てるね』
母『あっほんとだほんとだ、よく気が付いたわねぇ、うちのツリーとよく似ているわねぇ』
子『サンタさん、今年は何プレゼントしてくれるのかなぁ?』
母『サンタさん、今年は何をプレゼントしてくれるのかなぁ?』と笑顔で子供の顔を覗き込む。
子『サンタさんてほんとにいるのかなぁ?』
母『ほんとにいるのかな? ○○ちゃんはどう思うの?』と微笑みながら聞き返す。
子『私、いると思うわ!きっといると思う』
母『そうね、きっといるわね!今年も○○ちゃんのところにサンタさん来てくれるのね、クリスマス楽しみだね!』
子『うん、クリスマス早く来ないかなぁ』
便宜上、一部仲澤の創作もありますが、大体上記のような親子の会話でした。
そのお母さんは「キーワード」をうまく繰り返し、子供の気持ちをうまく汲んで共感を示し笑顔で会話を楽しんでいました。
私は「なるほど」と思いました。このお母さんは、まさに『アクティブリスニング』を自然にやっているのですね。
もし次のような会話だったらどうでしょうか・・・?
子「わーきれい」
母「・・・」
子「このツリーうちのと似てるね」
母「そうかしら?」
子「サンタさん今年何プレゼントしてくれるのかなぁ?」
母「さぁ、そんなこと分からないわ」
子「サンタさんてほんとにいるのかなぁ?」
母「さぁそれもママには分からないわ」
子「私、いると思うわ、きっといると思う」
母「じゃぁそう信じたら」
子「ウーン、もういい、ママとお話、もうおしまい」
案外こういう会話もよくあるのではないでしょうか?
やはりアクティブリスニングで、
相手の話を興味を持って聴き、タイミングよく相槌を打ち、時折要約してキーワードを繰り返し、相手の気持ちを汲んで、共感を示しながら会話を進める・・・と、確かに会話が弾むような気がします。
もちろんうまくいく時もあれば、うまくいかない時もありますが、トライしてみる価値は十分あると思います。
子供との会話に限らず、大人同士の会話でも、このアクティブリスニングは、十分通用するように思います。
積極的傾聴法・・・アクティブリスニングをぜひとも身につけたいと思います。
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