司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

題材を生かす司会

5日ほど前の披露宴・・。

いよいよ新婦お色直し、介添え役は新婦のお姉さんです。
メインテーブルの前に新婦とお姉さんが並びました。私はここで、新婦のメッセージを代読します。



『お姉さん、ちょっと聞いて頂けますか?


 「お姉さんがやってくれたこと・・
・誕生会を開いてくれた
・初めての自転車を買ってくれた
・車の免許を取らせてくれた
・全国各地へ旅行へ連れて行ってくれた
・勉強しろと、参考書を買ってくれた
・家に早く帰るように叱ってくれた
・短大へ行くことを勧めてくれた・・
・就職し、痩せていく私にお弁当を持たせてくれた・・
忙しい両親の代わりに、面倒見てくれた姉に、いくら感謝しても感謝しきれません・・。」


お姉さん、もうすでにお分かりのように、今横にいる妹(新婦)さんからのメッセージです。』


私の立ち位置は、レクチャー台を離れ、新婦とお姉さんの真ん前、数メートルのお二人の顔の見える位置。ワイヤレスマイクを片手にメッセージを読み上げます。
呼応するかのように、お姉さんの頷く姿・・。
また「えぇっ?!、そんなこともあったけ?」といった表情なども、手に取るように分かります。

そこで、
『お姉さんは覚えてないかもしれませんが、新婦にははっきりと記憶に残っています』と締めくくり、ふと新婦を見ると、涙があふれておりました。



①二人の顔の見えるところまで行ってコメントしたので、お姉さんもしっかり聞いてくれた
②新婦から預かっていた長文の内容を、削って削ってシンプルにしたので、お姉さんにストレートに伝わった

以上の2点が功を奏し、感動的なシーンになったように思います。もっと言えば、たまたま新婦とお姉さんの「思い出の絆」という、感動的な真実(題材)があったからこそであります。

司会者は、その題材をしっかり生かすよう(内容が伝わるよう)に、文をシンプルにしたり、二人の見えるところでコメントする等の、<コミュニケーションの環境>をしっかりと整備していかねばなりません。

この当たり前のような作業を、サボってしまうと、せっかくの素晴らしい題材も、よくある風景と化し、パターン化し、おそらく感動は呼び込めないように思います。

良い題材を生かせるかどうか・・、
新人の方々の参考になるでしょうか?
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by qqbh8530 | 2012-01-31 13:32 | 司会

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