結婚披露宴のサプライズ
ただ、サプライズは注意が必要です。
誰に対してサプライズなのか?
サプライズは、余興の内容だけか?それとも余興者の名前もサプライズか?
こんなことがありました。
披露宴の余興、
プランナーからは、『司会者さん、これは新郎新婦にサプライズの余興ですので宜しく願いします』。
私はよく確認もせず、「ハイハイ了解です」と答えました。
私は、(新郎新婦が指名した友人の余興で、内容が新郎新婦には知らされておらず、当日のお楽しみなんだ)と、勝手に思い込んでおりました。
司会の私は余興者を呼び込みます。
「さて、皆様お待たせ致しました。これから新郎の友人〇〇さんと△△さんの余興が展開されます。
実は新郎新婦はどんな余興になるのか全く知らされておりません。大変楽しみなところです。さぁ、それではサプライズの余興の始まり始まり・・」
呼び込みのリズミカルなBGMと共に、ワイアレスマイクを片手に、余興者の扮する覆面レスラーが入場口から登場です。
余興が始まったところで、キャプテンが私のところに来てちょっと言いにくそうに、こう教えてくれました。
「先ほど、ドアの向こうにいた彼らが、司会者さんの呼び込みを聞いて、(なんで我々の名前を言ってしまうんだよう・・、サプライズだって言っといたのに!)て、えらい怒ってましたよ」と。
私は一切を承知しました。
友人達は、自分達の余興を、一体誰がやっているんだろう・・?と、新郎新婦に想像させて楽しもうと思っていたのでした。
それはプランナーが、もう少し詳細に司会者に伝えるべきだ・・と言う意見もありましたが、私はそうは思いません。
私自身が疑問を持って、もう少し踏み込んで、余興者に確認すべきでした。
1.サプライズというのは、誰が誰に対してのサプライズか?
2.余興の内容のサプライズか?余興をする人の名前もサプライズか?
等々、司会者の責任として、余興者への最終直接確認をするべきでした。反省です。