読み違いについて
司会をする時、私は、漢字に小さくルビをふります。
ひらがなでふる時もあれば、カタカナでふる時もあります。それでも間違えて言ってしまうことがあります。
『幸子(ゆきこ)』さんを、「さちこ」さんと言ってしまいました。すぐに気付いて言い直し、事なきことをえましたが・・。
ことの経緯は、昼の披露宴の新婦は『紗智(さち)』さん。
さっちゃん、さっちゃんと親しく呼ぶたくさんの声が耳に残っています。
夜の宴の新婦は、『幸子(ゆきこ)』さん。「ゆきこ」とルビをふっておいても、つい「さちこ」と言ってしまう、そういうことがありました。
そそっかしいからだと一括りにしてしまってもいいのですが、こういうミスを侵す可能性は誰しもにあるのではないでしょうか?
以前にも書きましたが、ある土曜日は、神前結婚式の方の披露宴司会。
日曜は、神道の1年祭(仏教の1周忌法要にあたる)の司会。
翌々日の火曜日には、仏前結婚式、お寺の僧呂の方の披露宴・・
こうなると、ちょっとした刺激で、頭の中が混乱し、混乱すると理詰めの選択ができず、感覚だけで勝手に選択した言葉が口に出てしまいます。
<仏前結婚式>と言おうと思っているのに、なぜか口に出てきたのは<神前結婚式>、そう言ってしまうこともあるのです。私だけでしょうか?
そんなこんなの経験を通して・・、
今では、名前などは、ひらがなで大きく書いて、漢字で小さくルビをふるスタイルで落ち着いています。
ただ、これはあくまで私にとっては今のところベターであって、人それぞれの工夫が一番か・・と思います。
新人の方々、参考になるでしょうか?