司会のウラワザ

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よりよい人生をめざして                       

久しぶりすぎる更新です。
今回は、『より良い人間関係を目指して~ヤマアラシのジレンマに学ぶ』を発信します。

人生の悩みは、主に、「健康」と「お金」と「人間関係」の3つ、おおよその悩みは、ほとんどこの3つのうちのどれかだそうです。
さて、今日はその3つの悩みの中から、「人間関係の悩み」について考えてみたいと思います。

今だからこそ言えますが、20代から40代にかけて、私は、人間関係には本当に苦労しました。
人一倍思い込みが強いこと、空気を読めないこと、自我が強いことなどが、私の人間関係を難しくさせていました。

「自分を変えたい、変わりたい・・」
必死になって、セミナーに通い、本屋さんに通い救いを求めました。多額のお金をつぎ込んで得た答えは、「人は、基本的には変わらない、変われない存在だ」ということでした。ではどうしたらいいのか・・?
上司と部下、親子、嫁姑、夫婦、そして友人同士・・のコミュニケーションの悪化にお悩みの方、また、司会の新人の方々、事例はちょっと極端な例ですが、応用してみて下さい。


こんなことがありました。
私が20歳の頃、新宿の建設現場に日雇いのアルバイトに行きました。しょっぱなから、スコップを使って穴掘りの重労働です。
当時、ひ弱だった私、なかなかはかどりません。一緒にやっている4、50代のオッチャンが、私にこういいます「あんちゃんよ~、そこの京王デパート行って、おもちゃのスコップ、買ってこいや。そんなんじゃ仕事にならんべや~」

私は痛く傷つきました。それでもそのおじさんと「うまくやらなければ・・」と必死に気を遣い、身体よりも精神的に大いに疲れてしまったことを覚えています。実はこの「うまくやらなければ・・」という幻想が、人間関係をより複雑に、難しくさせているようです。
でも、正直言って、こんな暴言を吐くおじさんとは、うまくやらなくてもいいんです。かといって無視すると手に負えなくなります。こんな時、役に立つのが、「ヤマアラシのジレンマ」という話です。

***
ヤマアラシのジレンマ
寒さの中、二匹のヤマアラシが暖め合おうと近づきます。しかし、近づきすぎるとお互いの体の針が相手に刺さってしまう。かといって離れると寒くなる。二匹は近づいたり離れたりを繰り返し、ようやくお互いに傷つかず、寒くも無いちょうど良い距離を見つけます。
***
哲学者ショーペンハウエルの寓話を元に、心理学の大家フロイトが考えたお話です。


上記のお話を応用してみます。
ポイントは、差しさわりの無い程度の、相手との距離感をさぐることのようです。
暴言を吐くおじさんにのご機嫌をとっても、仕事が満足にできなければ怒りを買うだけです。
かといって無視すれば、相手は(俺を馬鹿にしやがって)と益々怒り狂うでしょう。

そこで、心を決めます。
・何を言われてもハイと素直に元気よく返事をする・・と決める
・怒られたら、相手の目を見て、素直に「すみませんでした」と謝る・・と決める。
・淡々と自分のできることをやる・・、やるべきことをやる・・、耐えて耐えて、できることをきちんとやる・・と決める
ただひたすら・・、これにつきます。こうして耐えるしかありません。これ以上おじさんとの関係を悪化させないための、最低限の法則です。

まとめます。

人間関係で悩んだら・・
・深刻に考えない。楽観的に考える~<楽観的になるには、客観的になる>
・俯瞰(ふかん)してみる・・。もしも、もう一人のあなたが、悩んでいるあなたを、偶然見つけた時、あなたは自分に何てアドバイスしますか?・・と考えてみる。
・傷つけあい、痛い思いをしながらも、近づいたままでいる必要はまったくない
・上手くやっていかなければいけない・・という思い込みを捨てる。
・上手くやっていかなくてもいい・・と、健全にあきらめる。そう自分を許す。
・相手の針の長さを知り、同時に、自分の針の長さも自覚し、くっつきすぎず離れすぎずの適度な距離を意識する。
・そのうえで、やるべきことはきっちりやる・・
やるべきこととは、職場では、ほうれんそう(報告・連絡・相談)そして挨拶。苦手意識や、嫌だ意識は、否定せず、とにかく一旦横に置いて、やるべきことをしっかりやる。そのために最も大切なポイントは、『どんなに辛くても、やりたくなくても、言いたくなくても、やるべきことはやるぞ!』と自分できっちり決めることです。


そして上記の基本ができてきたら、其の上で、
ストレッチ目標・・ちょっと背伸びして頑張って、苦手の相手に対してトライしてみます。
①少しだけ笑顔であいさつしてみる
②少しだけ、感謝の気持ちを述べてみる
③少しだけ、相手を褒めてみる
もしかしたら、意外な展開があるかもしれません!実は意外な展開を数回体験しています。

やはり人間関係改善の1つの手立ては、心を決め、耐え、やるべきことをきちんとやり、あとは運まかせ、天まかせ・・と言ったところでしょうか?

ということで、ヤマアラシのジレンマ・・参考になりましたでしょうか?
ちなみに、実際のヤマアラシは、針のない頭部を寄せ合って体温を保ったり、睡眠をとったりしているそうです。

参考文献・・
*杉本良明著 「人間関係にうんざりした時に読む本」
*浮世満里子著「プロカウンセラーのコミュニケーションが上手になる本」
*CTIジャパン訳 「コーチング・バイブル」
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# by qqbh8530 | 2012-11-16 05:42 | よりよい人生の為に
今日はご報告第3弾、最終回です。「おもてなしの心と、感動を呼ぶ接客」を聴いてきました。講師は、山梨県甲府市出身 日本航空客室本部 チーフキャビンアテンダント 吉川陽子 氏です。

今日の内容は、感動体験、クレーム対応力、私仲澤の質問の3つです。

感動体験~ハンディキャップを持った子供とそのご両親の搭乗。担当のCAは、家族の会話の中に、子供の誕生日であることを知る。子供は、食事もできない、言葉もしゃべれない重度の身体障害者。そのCAは、家族の許可を得たうえで、心を込めて、その子にハッピーバースデーを唄う。すると周りの多くの人たちが自然に唄の輪の中に入り、やがてみんなでハッピーバースデーの合唱となる。その子は涙を浮かべ、そして今まで見せたこともない笑顔で喜んだ。

クレーム対応力~クレームには誠意をもって真摯に耳を傾ける。JALのファンだからこそ苦言を言って下さる。クレームを言って下さる何倍もの人が、何の声も上げずに黙って去っていく。リピーターになって頂くため、不満を持っていそうな人こそ、勇気を出して伺うラストチャンスが到着前。満足度の確認を必ずして、お客様の不満をキャッチする。次回に生かす。

仲澤の質問~ウェイターNが会席料理サービスのスタート時、オーダーミスでお客様を怒らせてしまう。心の整理がつかぬまま、凡ミスを繰り返し最悪な状況に・・。そういった状況での、心のコントロールをどうしたらいいのか?

アンサー~リーダーとしては、最悪の場合は、Nの担当エリアを他の者と変わってもらうが、できる限り最後までやりきる中で、挽回するチャンスをNに与えていく。当の本人の意思を尊重しつつ、例えばリーダーが中に入ってお客様の気持ちを静め、仲を取り持ち、担当者が最後までサービスできる環境を整える。
また当の本人には、心のリセットが必要。深呼吸、トイレに行って笑顔の練習・・。あるいは、愛する我が子の写真を見たりして心を整える。

いい形でサービスできるようになるまで、リーダーがさりげなくサポートする。最後までやり切り、お客様が笑顔になった時、Nにとっては、貴重な成功体験として心に残り、成長の一助になる。


最後に・・
お客様の心に1歩踏み込む勇気を持とう。
お客様がもし自身の家族だったら・・と考えてみよう。
もし私がリーダーの立場だったら、どう対処するだろうか・・と考えてみよう。

経験に裏打ちされた吉川チーフの珠玉の言葉が、今でも私の心に響いています。

吉川さま、素敵な<心のフライト>をありがとうございました。
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# by qqbh8530 | 2012-07-05 05:29 | よりよい人生の為に
今日はご報告第2弾です。
「おもてなしの心と、感動を呼ぶ接客」を聴いてきました。講師は、山梨県甲府市出身 日本航空客室本部 チーフキャビンアテンダント 吉川陽子 氏です。

今回は、好印象を与える方法、アイコンタクトの外し方、一瞬の心がけと一言の言葉かけ、搭乗者への話しかけのコツ などを中心に整理したいと思います。

・好印象を与える方法~一人一人がJALの代表の自覚を持ち、お客様に安心感と、親しみやすさと、声のかけやすさを感じ取って頂けるよう、身だしなみや化粧の訓練を積む。同時に身だしなみや化粧の質的レベルを高く保つ努力をしていく。また好印象を与える方法を皆で検討し、そのイメージを共有する。例えば、明るく健康的で品位のある化粧をし、清潔に爽やかに見えるものに近づく努力。

・客室に笑顔の花を咲かせよう~毎日5分間、笑顔の練習をしよう。鏡を見て『イ~、ハッピイ~、ミッキ~、ダイスキ~』。すべて母音のイ~で、笑顔の筋肉の<口角>を上に上げる訓練を惜しまない。

・アイコンタクトを外すタイミング~目切りといって、相手と目があって、それをさっと外すと、相手に違和感が残る。ポイントは、合った目線はそらさずに、余韻を持ってゆっくりと外すこと。

番外編・・機内でオレンジジュースを頼まれる。オーダーを受けた瞬間までは最高の笑顔。オレンジジュースをディスペンサーからグラスに注ぐ瞬間、ふと気が抜けて笑顔を失う。疲労感がただよう。お客様はそこに気付く。そこで、「オレンジジュースにも愛を込めて・・」と呪文を唱えてジュースを注ぎ、笑顔と一緒にお届けする。

・出迎えの心がけと、言葉かけ~どんなお客様も、気持ちよく迎えられたい、旅の不安を軽減したいと思っています。旅の始まりを心からの歓迎の気持ちで迎えます。
一人一人に心からの笑顔で「お待ちしておりました」。そしてほんの一言の言葉かけをします。例えば<今日はお暑いですね、機内を涼しくしてお待ちしておりました/ご家族の皆さん、いい色に日焼けされて。お天気に恵まれてよかったですね/ディズニーランドに行ってらっしゃったんですか?楽しかったでしょう/素敵なお色のスーツですね、夏らしいさわやかなお色ですね・・>こんな感じでファーストコンタクトを取ります。

ラストコンタクトでは、例えば<お仕事のご成功をお祈りします/外は熱いのでお気を付け下さい/またお目にかかれることを楽しみにしています>等々

・搭乗者への話しかけのコツ~①かしこまらない②先入観を持たない③お客様に興味を持つ④お客様と親しくなりたいと思う⑤お客様を自分の鏡と思う。
できる限りお客様の名前を呼び、言葉をちりばめる。たった一言、「○○さま、本日のご搭乗有難うございます」だけでも、笑顔を見せるお客様がたくさんいらっしゃる。

今回はここまで。次回第3弾最終回は、吉川氏の28年間の乗務経験の中で見聞きした感動体験秘話、クレーム対応力、私仲澤の質問とアンサーなどの3つの項目をアップします
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# by qqbh8530 | 2012-07-03 18:07 | よりよい人生の為に
先日7月2日、山梨県甲府商工会議所が主催するおもてなしセミナー
 「おもてなしの心と、感動を呼ぶ接客」を聴いてきました。

講師は、山梨県甲府市出身 日本航空客室本部 チーフキャビンアテンダント 吉川陽子 氏です。
30日ロサンゼルスから帰国、1日バンフォーレ甲府観戦、そして2日の本講演、3日は上海へフライトと、超多忙の中の講演です。
聴衆は約250名。私は、開演40分前、講師に最も近い一番前の列の真ん中に座りました。

講演会の内容を当日の流れに沿って整理しながら書いてみます。
かなりLONGになりますので、何回かに分けて発信します。出席したくとも出席できなかった方々、どうぞ必要な部分を参考になさってください。
尚、私の聞き違いや勘違いなども多々あるかとは思いますが、お許しを頂きたいと思います。

オープニングは、主催者 山梨中央銀行常務取締役 甲府商工会議所理財部会 功刀茂夫氏の力強い挨拶。そして講演スタート。

講師の吉川氏は、まず手話で自己紹介します。そして「すべてのお客様に寄り添うように、感謝の気持ちとおもてなしの心を伝えられるように、コミュニケーションの手段として、手話と各国の言語をマスターするよう努力しています」と言葉を添えました。

夢だったキャビンアテンダント。辞めたいと思ったことは一度もなかったそうです。
お客様からよくこう聞かれます。「今日は富士山は見えますか?」と。
吉川氏曰く『富士山が見えると手を合わせる姿をよく見かけます。富士山が特別な存在になっているようですね。甲州ワイン、B1グランプリのとりもつ煮なども機内で提供することもあり、山梨をいつも身近に感じています』。

いよいよ本論です。
1.挨拶のポイント
挨拶は人間関係の潤滑油。コツは、言葉と動作を一緒にしないこと。
手順としては、まず搭乗御礼の一言を笑顔を添えてアナウンス、そして一人一人の目を見て、アイコンタクトを返してもらったそのうえで、感謝の気持ちを持って、一礼のお辞儀をする・・といった感じです。
レストランなどで、いらっしゃいませと言いながらお辞儀をすると、お客様にはお辞儀している人の頭が目に入り、アイコンタクトできず、気持ちが伝わりにくいというわけです。
お辞儀は、いらっしゃいませなどの一言の後、<お客様と目があってからお辞儀する>が基本のようです。

2.競合他社との差別化は、ハード面ではほぼ共通しているので、リピーターやファンを創っていくヒューマン的要素に力点を注ぎます。感動のサービスができる「人」が、企業イメージを決めていきます。人育て、心育てが大切です。

3.フライトのスタンバイ~フライト4時間前、搭乗者一人一人に特別感を持って頂けるよう、また全体のお客様満足度を引き上げるため、<お客様情報>をチーム全員で共有します。たとえば、VIPや、ハンディキャップを持つお客様、お国柄通常とは違う対応が必要なお客様、個別事情や特殊事情があるお客様、来店情報などなどの諸々の情報の確認と、共有を図ります。

4.搭乗者すべての方々の名前を覚えます。機内サービス時、また宿泊先のエレベーター内で偶然ご一緒した時など、相手の名前を呼んで挨拶するだけで、より親しみを感じて頂けます。お客様との距離もグッと縮まります。ただ最近は、特別の事情があって名前を隠したがる人も中にはいるので、注意が必要だそうです。

5.搭乗前、必ずCA全員でブリーフィング(意識合わせ)をします。ベクトル(方向性)を合わせる・・ともいいます。
具体的には、<お客様視点を貫く>という信念を、CA全員の意識の中で統一し、心を一つにして搭乗する・・と言うことです。CA全員が、心を一つにすると、1+1は2ではなく、5となり10となってパワーアップ、お客様サービスの質的向上に反映していきます。

6.JALフィロソフィーといって、3万人共通の企業理念を一人一人が自覚します。具体的には、「一人一人がJALの代表」「自分の役割を果たす」です。

こぼれ話を一つ
JALの飛行機に、他国のCAと一緒にティームを組む時もあります。
海外組CAに、全員同じ色のスカーフを、全員同じ結び方で・・と伝えると、、<没個性>だと反発があるそうです。
そこでチーフは、「個性美はもちろん大切ですが、日本では、<統一美>という美意識があります。」と優しく諭すそうです。

次回は、セミナーで学んだ好印象を与える方法、アイコンタクトの取り方外し方、一瞬の心がけと一言の言葉かけ、搭乗者への話しかけのコツ などを中心に整理したいと思います。
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# by qqbh8530 | 2012-07-03 08:46 | よりよい人生の為に

心のおしゃれ

新人司会者の皆様のために、少しでも参考になればと思い「正範語録」をシェアします。

正範語録 渡辺勇治作
「実力の差は努力の差 実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差 判断力の差は情報の差

真剣だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳ばかり

本気でするから大抵のことはできる 本気でするから何でも面白い 本気でしているから誰かが助けてくれる」


振り返りますと、司会の師、JTプロダクション代表の鶴賀二郎氏は、20数年も前から、よくおっしゃっていました。

『清潔感溢れる身だしなみ、と同時に心のおしゃれ も忘れないように・・』

心のおしゃれ・・では実際にどうしたらいいのでしょうか?

その一つに、上記に以下に紹介した、「正範語録」を用いて、自らを省みる習慣をつけたいものです。
また、身の回りの整理整頓、靴をそろえ、立ったら椅子を元に戻す・・といった、もっとも基本的で単純な動作を、徹底してやり続けていくことだと思います。
習慣化すると、不思議と気持ちが整います。本当です。
・・・これ私流!

あなたはあなた様で、あなた様流の 心のおしゃれ をなさってください。
具体的にどうすればいいのか、一生懸命考え抜いて下さいね。
『そう言われても、何をどうしたらいいの?』
ごもっとも・・でございます。
それでも・・、<真剣>だと知恵が出てくるそうです。

内面の輝きは、自分も他人も幸せにすると思います。
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# by qqbh8530 | 2012-06-27 08:15 | 司会
久しぶりの更新です。
先日大きな披露宴(200名弱)に、司会者としてではなく、お客様として列席しました。
司会を仕事にしている者のとして、とても良い機会で、いろんな気付きがありました。新人司会の方々を対象に書いていますが、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

披露宴当日、司会は司会で結構忙しいものですが、招かれた列席者も忙しいものですね・・、これ実感です。

登場者の祝辞に耳を傾け、余興に目を奪われ、料理を口に運び、両隣の人と会話を楽しみ、新郎新婦そしてご両親のところに、あるいは世話になっている諸氏先輩の方々へのお酌に周・り・・。また、他のテーブルから出張してきた方と話し込んでしまうこともありました。

当然、そういった会話中は、司会の言葉は全く聴いていません。
例えば、司会者が、余興登場者の方々の紹介をしていても、全く耳に入らず、余興がはじまって何やらにぎやかだなぁ・・と初めて舞台を見る感じです。
そう考えると、司会司会とあまりに自意識過剰になる必要はないようです。

パワー配分の再考が必要です。

ポイントは、開演から乾杯までの<オープニングのセレモニー>と、宴終盤の花束贈呈から両家代表謝辞の部分の、この2か所に、もっとも緊張と集中を配分できるよう意識することが大切かと思います。
それ以外は、お客様と一緒にいる、寄り添っていればそれなりの司会はできると思います。

尊敬してやまない私の司会の師、鶴賀二郎氏著「宴と縁」69ページから1部転載します。1つの視点として、ご参考になさって下さい。

転載ここから⇒
『セレモニーは誰にも分かるように120パーセントが形式である。特別目新しいことが展開されるわけではない。1つが終われば、次は何が始まるのか、出席した人は先刻ご承知である。それなのにことさら、人々の歓心を買おうとして、形容詞過多の、厚化粧した表現で言葉を並べ立てても、聞く人の心に通わない。それどころか押しつけがましく、不快感さえ与える。

形式的な場面は、自然な語り口で、簡潔に話す。言葉は贅肉をそいでいくことで深みを増す。言葉は多様性を持っている。決まったセリフを、同じ形式を踏んで司会者が語っても、語る人が実感した心を表現すれば、お客様を心地よくさせることはできる・・』転載ここまで

鶴賀氏は、ことあるごとに、「実感を語れ!実感こそが司会者の個性だ。司会を楽しみなさい!”」そうおっしゃっておりました。
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# by qqbh8530 | 2012-06-15 06:32 | 司会

一生懸命のその先に

誰もが、つらい、苦しい、やめたいと、時には思うのが「仕事」。
その仕事の苦しさを、より良い人間になるための<修行>と割り切れば、少しは気持ちの整理もつくかもしれません。が、なかなか難しい。

今日は、元帝国ホテル総料理長の村上信夫シェフの人物像を紐解き、仕事に愛着が持てない、仕事が嫌で辞めたいと思っている方々に、少しでも勇気と元気をお伝えできればと思い、整理してみました。先日FM甲府の番組で放送したものを加筆・修正したものです。

村上さんは、帝国ホテルの総料理長を26年間勤め、NHKの「今日の料理」にも出演、ホテルに<バイキング方式>を初めて導入した人、東京オリンピック選手村の94か国、7000人の食事を賄うリーダー「総料理長」としても有名です。


いいコックになりたい・・と村上信夫は、10代で、憧れの帝国ホテルへ。
配属先は、厨房の洗い場。村上は、名人のソースの味を盗めるぞ!レシピを学べるぞ!・・とワクワクした。
ところが、自分のところに回ってくる鍋には、料理が残っていても、塩や洗剤などが入れられた状態でまわってくる。ソースの味がわからないように、つまり味を盗まれないようにするためだ。決して料理人の意地悪ではなく、当時は、自分の料理のレシピは、料理人の存在意義そのもの、極秘にされていた。
全く料理も教えてもらえず、毎日毎日皿洗いに鍋磨きばかり。何人もの少年が、入っても1年以内にほとんどやめていく。このままではだめだ!次第に村上は焦燥していく。村上は悩み迷い、そしてある時心を決める。

紙一重の決断だ!
「よし、日本一の鍋磨きになろう」3年間鍋をピカピカに磨くことを決心する。

当時の鍋はステンレス製ではなくで、とても重い<銅鍋>。その重い銅鍋を、自分の<休憩時間>を使って磨く。2か月かかって、調理場のすべての銅鍋200個を磨き上げる。銅というのは、磨けば磨くほどきれいになる。村上は、自分の顔が映るくらいピカピカに磨いた。

そうして3~4か月する頃には、「今日の鍋磨きは誰だ?」と先輩が聞くようになる。「今日の鍋磨きは<ムラ>です」。そうするとその時だけは、洗剤も塩も入っていない状態で、鍋が回ってくるようになる。鍋屋に村上がいる時だけ、先輩がソースを残したまま鍋を返すようになったのだ。村上はそれを舐めて、ソースの味を覚えた。
きれいなピカピカの銅鍋は使い手にとっても気持ちのいいものだ。村上の心意気が、日本を代表する料理人達の心にとまった。

ある時、「おい、鍋や(村上さんのこと)手伝え・・」調理場から声がかかるようになる。目の前で、すぐ近くで、名人が腕を振るっている。「手伝え」は、実は(よく見て覚えろ・・)だったのだ。

さらに、少しずつ、先輩が秘伝のレシピ、秘密の味付けを教えてくれるようになった。ポテトサラダは、イモが熱いうちにフレンチドレッシングで合えること。シャリアピンステーキの肉は、玉ねぎをおろした汁に肉を漬け込む。玉ねぎのエキスが肉を柔らかくするぞ・・。こうして村上は腕を磨いていく。村上の人なつこさと笑顔がそれを後押しをした。

どんな人も最初はお試し期間がある。その人に「鍋磨き」という仕事を与えた時、その「鍋磨き」をとことん徹底的にやることで、見込まれる。今置かれている状況に、文句を言わずに黙々とやっている人に、神様は微笑むかもしれない。

エピソードを一つ。
帝国ホテル、札幌からやってきた一人の若者が洗い場にいた。彼もまた、もう辞めようと思っていた。
だが、辞める前に少しでもたくさんの鍋を磨いてから辞めようと思った。鍋の外側まで磨く熱心な男だった。村上は彼を見込み、フランスへ料理人の修行に出した。実は彼は鍋や皿を洗う見習いで、料理を作ったことがなかった。しかし村上には自信があった。自分の修業時代が、若いの男の背中にダブッたのかもしれない。
その男は8年の修行を経て、市ヶ谷にレストランを開く。いつしか人気が出て、やがてサミットの午餐会を担当するほどのシェフになった。

転じて、
「4年生の大学を出たのに、コピー取りとお茶くみしかやらせてもらえません。会社を辞めようと思います」・・よくある相談だ。
旅行作家、心理学博士の小林氏は決まってこう答えるそうだ。
「私が上司だったら、コピー取りやお茶くみさえもちゃんとしない人に、他の責任ある仕事は任せないと思います。コピー取りやお茶くみが気に入らないと言っている人は、どんな仕事もたぶんやらないでしょう。何をやっても、自分の責任で、黙々とやっている人、奥歯をかみしめながら、与えられたことをじっとやっている人に、上司は信頼をおくでしょう」。


仕事に行き詰った時、何か一つだけ、意識的に徹底的にやってみる・・わけもなくなりふり構わず一生懸命に・・。
その先に、もしかしたら思いもかけない<意外な展開>が待っているかもしれない。そしてその先は、『神様の領域』なのかもしれない。

辞めたくなると、やめたい理屈で頭の中は堂々巡り。行き場のないストレスに悩まされ、エネルギーを消費する。
どうせならなら、最後の賭けで、何か一つのことを徹底的にやる・・・村上信夫と、その若者がそんな一つの形を示しているような気がしてならない。

今回紹介した村上氏の事例が、万人にヒットするとは夢にも思いません。ただ、閉塞感に悩まされつづけるなら、たった一つの何かに打ち込むことで、何かが開け、何かにつながるような気がするのです。

私は若いころからいろんな職業についてきました。どれもあまり長続きはしませんでした。辞め癖がついてしまっていたのです。実は、司会の仕事もウェイターの仕事も、何度も辞めては復帰しているのです。
そのつらい経験に、やっと目が覚め、今では辞めないで<リフレッシュ>できるようになりました。
その一つの方法が上記のような、考え事ができなくなるくらいに集中して何かをやることでした。自身の部屋を徹底的にきれいにし、汚れたトイレを無心で磨きました。ホテルの大きい料理運びのワゴンを徹底的に磨いたこともあります・・。

人間関係で仕事を辞めたい・・となると、また全く別なアプローチが必要に思います。こちらもまた私は経験豊富です。また近々整理してみたいと思います。

ここまでのお付き合い有難うございました。
辞める前にもう一度トライしてみることをお勧め致します。

参考文献・引用書物・・
「人生を楽しむための30の法則」心理学博士・旅行作家小林静観著
「プロジェクトX 料理人達 炎の東京オリンピック」NHKプロジェクトX制作班著
「帝国ホテル厨房物語」村上信夫著 を、参考にし、引用しています。
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# by qqbh8530 | 2012-05-11 17:00 | よりよい人生の為に
レストラン、宿泊客の会席料理サービス。
そのお客様はレジにいた。確かデザートはまだお召し上がり頂いてないはずだ。

私「お客様、デザートがございますので、どうぞお召し上がりください。お席の方へどうぞ」
お客様『もう、いいよ、いらないよ。ここはどうなっているんだ!何もかもが遅すぎるよ。時間の感覚がおかしいんじゃないのか?全くずれている』

私「申し訳ございません。よろしければお部屋の方にデザートをお持ちします。せっかくですのでぜひお召し上がり下さい」
お客様『あぁいい、もういいよ!おかしいよここは』


今回のミスは、会席料理のコース終盤、お客様のお膳にはまだ料理が少々残っている。デザート提供はもう少し時間をおいてもよさそうだ・・と私は勝手に思い込む。そこで一言お客様に声掛けすればよかったのに、そのまま他のテーブルのサービスにまわる。やるべきことは多々あり、夢中でやっているうちにいつの間にかかなりの時間が経過してしまう。結局デザート提供が遅れて、結果的にはお客様を<ないがしろ>にした形となり、怒らせてしまった・・という状況だ。


リッツカールトンの高野氏の言葉を思い出す。
<1つのクレームの裏には、10のクレームが隠れている>

デザートの提供が遅すぎたこと・・以外にも、そのお客様には、小さな不満はいくつもあったかもしれない。
私自身の、お客様への言葉かけや対応を振り返る。
誠実であったか?明確であったか?お客様の気持ちを汲んだ対応であったか?すべてはお客様のために・・であったか?

思いつく改善点
・料理提供のスピードに気を配り、提供するタイミングをお客様との対話の中で、時折り<軌道修正>していく。

・料理が遅れそうな場合は、あらかじめやんわりと説明しておく。さらに遅れそうな場合は謝罪+状況説明をしお待ち頂きながら、様子を見る。

・デザートをお出しするタイミングは、お客様に必ずお伺いする。たとえ料理が残っていても、テーブル全体の雰囲気や表情で、デザートを出すタイミングをそれとなくお伺いする。

<どこどこのテーブルの食事出しが遅れています。手の空いている方、対応お願いします>と、私が勇気を出してインカムで飛ばせば、より良いサービスが可能だったはずだ。自分が自分がという独りよがりの性格が出てしまったのかもしれない。


このレストランのティームの<信頼関係>は、強固だ。
ここは、助け合い、フォローし合う土壌はすでにできている。なぜ頼らなかったのか・・を強く反省する。
どんなサービスも、基本は<ティームワークサービス>なのだ。

一事が万事ではないことは重々承知の上で、以上のことを心がけて、今後のサービスに取り組みたいと思っています。

お客様・・、不愉快な思いをさせてしまってごめんなさい。心からお詫び申し上げます。またぜひお越しください。今度はきっとご満足のいくホテルライフをお過ごし頂けます。お待ちしております。
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# by qqbh8530 | 2012-04-28 12:46 | ウエイター

信頼関係について

このブログ「司会のウラワザ」は、<司会のコツは人生のコツ>と考え、より良い人生を目指して書いています。司会には直接関係のないことも書かれていますのでご了承ください。

アメリカ大リーグ、日本を代表する右腕ダルビッシュは、2回までに5点を失ったが、3回以降は粘り強い投球で無得点に抑え、打線が奮起したレンジャーズは11-5で勝ち、ダルビッシュは、勝利投手となった。

ダルビッシュは試合後こうコメントする。「(味方の)打線がいいのは分かっている。ゼロを並べていこうと思った」と3回以降は粘り、味方の援護を呼びこんだ。(以上は、4月11日付山梨日日新聞1面を参考にしています)

辛勝のデビュー戦、まだ強固とは言えないまでもティームメイトとの信頼関係が、このたびの勝利投手につながっているように思う。

転じて、信頼関係というは、何の仕事においても、予想以上のパワーを秘めている。

私が今山梨でメインで勤務しているホテル春日居のA主任と以前<クレーム処理>について語り合ったことがある。

A氏は言う。
「基本的に私は、部下がお客様を怒らせるようなことは、決してしないと確信しています。私はただ、お客様の言い分を受け止め、全部吐き出して頂く役目と思っています。」

部下を信頼する姿勢に頭が下がる。
上司に信頼されれば仕事への愛着度は増し、モチベーションもアップしよう。オーラを消し、カリスマ性も排除しお互いの信頼関係でティームをまとめていく。

こんなリーダーの在り方が、暖かくて、爽やかなホテル春日居の雰囲気を作っているように思う。
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# by qqbh8530 | 2012-04-11 18:07 | ウエイター

『10・10・10の法則』

このブログ「司会のウラワザ」は、<司会のコツは人生のコツ>と考え、より良い人生を目指して書いています。司会には直接関係のないことも書かれていますのでご了承ください。

帝国ホテル元顧問 藤居寛氏の『10・10・10の法則』を知りました。
致知2008年8月号 特集「人生を潤す言葉」より抜粋します。

抜粋ここから
『10・10・10の法則』
信用、すなわちブランドを構築するには、10年かかる。
しかし、そのブランドを失うのはたったの10秒なのです。
そして失ったブランドを盛り返すには、また10年かかるということです。

長い時間をかけて、作り上げたブランドも、たったの10秒で崩れます。
ですから、一瞬一瞬のお客様との出会いを、本当に大事にしなければいけないのです。
抜粋ここまで

私は、花瓶をイメージしました。
つい油断をして手を滑らせ、わずか数秒で花瓶を割る・・。
修復するには、その何十倍の時間を要する・・。

10年、10秒、10年という数字は、多い少ないの象徴でしょう。
司会の仕事にも、人と人との信頼関係にも十分応用できそうです。いかがでしょうか?
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# by qqbh8530 | 2012-03-30 21:42 | よりよい人生の為に
2月3日、お客様満足度6年連続第1位 ザ・リッツ・カールトン 前日本支社長 高野登氏の講演を聴講しました。タイトルは、「おもてなしってなんだろう?」。示唆に富んだ素晴らしい内容でした。整理してみます。パート2になります。

事例A

東京のホテルで、高野氏の講演会が開催されました。担当ウェイターは、演台にミネラルウォーターのペットボトルとグラスを用意します。
高野氏は、このよくある何気ない光景を切り取り、ホスピタリティについて語りました。

~講師のニーズは10人10色~
①ペットボトルのキャップを覆う透明なキャップシールを見て、ニューボトルであることが確認できてうれしい・・という講師
②キャップシールは、講演が始まってから自分(講師自身)で剥がすのは煩わしいので、事前に剥いでおいてほしい・・という講師
③キャップを外して、すぐ注げるようにしておいてほしい・・という講師
④喉がすぐ乾くタイプなので、あらかじめ、グラスに一杯だけ注いでおいてほしい・・という講師
⑤キャップシールだけ剥がして、キャップの詮はは開けないでほしい、あるいは一旦詮を開けて、またキャップを閉めておいてほしい・・という講師
まだまだあるかもしれません。

そのような10人10色の講師のニーズにどう対応していくか?
実は、ここに、<ホスピタイティ溢れるサービスができるか、どうか・・>のカギがあると言います。

演台に用意されたペットボトルとグラスを講師が見て、『あっ、悪いけど、お水、1杯だけ先に注いでおいてもらえるかな?』「はい、かしこまりました」とアクションを起こすのは、単なるサービス。


おもてなし溢れるサービスとは、講師が言う前に気が付いて提案するサービス・・。

例えば、
「演台には、ミネラルウォーターのペットボトルとグラスを用意させて頂きました。透明なキャップシールだけでもあらかじめ外しておきましょうか?」
『あぁ、有難う。最初は緊張して手が震えるので、助かるよ!』
「かしこまりました。他に何かお手伝いできることがありますか?」
『そうだなぁ、できれば先にグラスに1杯だけ、水を注いでおいてもらえると、もっと助かるよ。』
「かしこまりました・・」

対話を通して、お客様のニーズに寄り添い、スピーディーにアクションを起こす!
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# by qqbh8530 | 2012-02-16 18:57 | ウエイター
2月3日、お客様満足度6年連続第1位 ザ・リッツ・カールトン 前日本支社長 高野登氏の講演を聴講しました。タイトルは、「おもてなしってなんだろう?」。示唆に富んだ素晴らしい内容でした。整理してみます。

連泊のお客様がジョギングから帰ってきました。見ると玉の汗です。

対応A
お客様『のどが渇いた、お水をもらえるかな?』
従業員「あちらの自動販売機をご利用下さい」

対応B
お客様『のどが渇いた、お水をもらえるかな?』
従業員「かしこまりました。少々お待ち下さい」と言って、グラスに入った冷水を手渡す。

対応C
ジョギングから帰ってきたお客様に気付いた瞬間、駆け寄って「お疲れ様でした。冷たいお水でもお持ち致しましょうか?」と声を掛け、冷水と冷たいおしぼりを手渡す。


Cのような対応が身についているといいですね。
お客様から言われる前に、お客様の希望を察知し、アクションを起こす。

スピード感とタイミングがおもてなしの命!

続きはまた次回。
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# by qqbh8530 | 2012-02-10 18:10 | ウエイター

題材を生かす司会

5日ほど前の披露宴・・。

いよいよ新婦お色直し、介添え役は新婦のお姉さんです。
メインテーブルの前に新婦とお姉さんが並びました。私はここで、新婦のメッセージを代読します。



『お姉さん、ちょっと聞いて頂けますか?


 「お姉さんがやってくれたこと・・
・誕生会を開いてくれた
・初めての自転車を買ってくれた
・車の免許を取らせてくれた
・全国各地へ旅行へ連れて行ってくれた
・勉強しろと、参考書を買ってくれた
・家に早く帰るように叱ってくれた
・短大へ行くことを勧めてくれた・・
・就職し、痩せていく私にお弁当を持たせてくれた・・
忙しい両親の代わりに、面倒見てくれた姉に、いくら感謝しても感謝しきれません・・。」


お姉さん、もうすでにお分かりのように、今横にいる妹(新婦)さんからのメッセージです。』


私の立ち位置は、レクチャー台を離れ、新婦とお姉さんの真ん前、数メートルのお二人の顔の見える位置。ワイヤレスマイクを片手にメッセージを読み上げます。
呼応するかのように、お姉さんの頷く姿・・。
また「えぇっ?!、そんなこともあったけ?」といった表情なども、手に取るように分かります。

そこで、
『お姉さんは覚えてないかもしれませんが、新婦にははっきりと記憶に残っています』と締めくくり、ふと新婦を見ると、涙があふれておりました。



①二人の顔の見えるところまで行ってコメントしたので、お姉さんもしっかり聞いてくれた
②新婦から預かっていた長文の内容を、削って削ってシンプルにしたので、お姉さんにストレートに伝わった

以上の2点が功を奏し、感動的なシーンになったように思います。もっと言えば、たまたま新婦とお姉さんの「思い出の絆」という、感動的な真実(題材)があったからこそであります。

司会者は、その題材をしっかり生かすよう(内容が伝わるよう)に、文をシンプルにしたり、二人の見えるところでコメントする等の、<コミュニケーションの環境>をしっかりと整備していかねばなりません。

この当たり前のような作業を、サボってしまうと、せっかくの素晴らしい題材も、よくある風景と化し、パターン化し、おそらく感動は呼び込めないように思います。

良い題材を生かせるかどうか・・、
新人の方々の参考になるでしょうか?
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# by qqbh8530 | 2012-01-31 13:32 | 司会

奥の深い司会

分け入っても分け入っても青い山 山頭火
とても惹かれています。

この山を越えれば、明るい視野が広がる・・
しかし、越えても越えても、目の前には、また大きな山が現れる・・。

一切の欲望や執着から脱却しようと、山に入った山頭火ですが、山々の緑は尽きず、いつまでも執着心がまとわりついてきたようです。


まるで、奥の深い司会の世界のようです。

司会者として目立ちたい・・、うまく見せたい・・
我欲と戦う私が、山頭火の内面に重なります。
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# by qqbh8530 | 2011-12-24 13:35 | 司会

目立たない司会こそ・・

私の司会の師 JTプロダクションの鶴賀二郎氏はこう言っていた。
20年も前のことだ。

「披露宴が終わって、お客様から『司会が良かったね!』と言われたらまだまだだ。
『いい披露宴でしたね!』と言われたら、司会者として喜んでいいぞ」と。

言わんとしていることは重々理解しているつもりでいた。
「目立ちすぎるな!主役は新郎新婦だ、そして登場者だぞ・・」

あれから20年、
私も50の大台を過ぎ、司会生命もあとどれくらいか・・と思うような年頃になって、初めて、鶴賀氏が言わんとする意味を・・、今度は確かに・・実感している。

先日、こんなことがあった。

私と共に結婚式を作り上げているソリストの結婚式。
明るく聡明な彼女が自らプロデュースした披露宴だ。
司会者として心がけたのはただ1つ。
彼女の作り上げる世界を、司会者として邪魔しないように・・。

当日は、彼女の新郎への思い、母への思い、友人への思い・・見事に繁栄された感動的な披露宴だった。
司会者としてのコメント量は、いつもの半分くらいであったであろう。
それは、彼女に<力>があったからだ!

彼女が作り出す雰囲気を邪魔しないように・・、
そして、それに呼応するかのように、今度は列席者が作り出すイメージ・・
それを邪魔しないように・・邪魔しないように・・そう心がけて必要最小限の司会をした。

披露宴が終わった。
出席していたベテランの司会仲間が、私にこう言った。
「司会者ってあんまり意識されないのね・・。私達って自意識過剰なのかしらネ」

私は、(仲澤さんの司会良かったわ!)の一言が、内心は欲しかったが、
でも、それでも、
いや、だからこそ嬉しかった。
鶴賀氏の言うことはこういうことだったのかと・・。


井上陽水のコンサートのバックバンド、そのリードギターの今野氏は、(陽水さんの世界を邪魔しないように邪魔しないように・・)と、最大限の配慮と謙虚さと思いやりを持って、静かにそしてエキサイティングにギターを弾いている。

司会者は、そういう感性を持ってこそ、本当のプロと言えるのではないだろうか。
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# by qqbh8530 | 2011-11-18 21:58 | 司会

仕事の本質は?

私のかかわっている全日本ブライダル協会山梨県支部http://www.bridal-yamanashi.com/pg116.htmlは、今、ホームページの拡充や「ココ山梨の未来を考える会」の立ち上げなど、山梨全体の活性化を目指して活動しています。
その先輩、S氏の手記が目に留まりました。

ブライダルドレスショー開催の際、<結婚式?(はてな)カウンター>を開設したところ、相談に来たカップルの相談内容に驚いたそうです。

抜粋ココから
『驚くほど、普通の質問、当たり前だと思うことの相談、結婚式を挙げる場所や、来賓交通費や・・などなど、結婚を考えているカップルは、何もかもが?で驚くばかりでした。
エッ其処からなのと、日頃ブライダルにかかわって慣れすぎていることに少し反省した私です。』抜粋ココまで。

司会も長くやっていると、何もかもが<当たり前>になってきます。その目線で、お客様に対応すると、解釈や感覚のずれが生まれ、大小さまざまな摩擦が生じます。
やはりS氏の指摘するように、<慣れすぎている私>を常に自覚し、お客様目線で対応なければ・・と私自身も再確認しました。関連記事はココ
http://qqbh8529.exblog.jp/7693794

以前、ラジオ放送についての記事が、朝日新聞に掲載されていました。
<ラジオ放送で、放送する側は、努力すればするほど、達成感や自己満足度も大きい事と思いますが、放送の本質は、あくまで聴衆者側にあります。そこを見失ってはいけないと思います
上記要点を関連付けると<仕事の本質は相手側にある!>と言ってもいいでしょうか?
とても大切なことだと思いました。
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# by qqbh8530 | 2011-09-01 11:24 | 司会

ベストを尽くす司会

さぁ、いよいよブライダルシーズンの到来、私も人前式や司会の仕事が少しづつ入ってきています。
私や知人司会者の体験談やクレームなどを、このブログを通してご紹介しながら、新人の皆様が少しでも、心のギアをシフトアップできるよう書いてみたいと思います。

6月の記事で、打ち合わせ時の情報を、進行表の裏面に書いた為、うっかり見落とし、本番でミスをした話を書きました。詳しくはコチラ→
http://qqbh8529.exblog.jp/13695708

その内容を見て、日ごろから真摯にアクティブに婚礼司会に臨んでいるMさんという司会者からメールが届きました。Mさんとはよくメールで、婚礼司会について討論する仲間です。同じBMCAhttp://bmca.jp/のメンバーでもあります。Mさんに許可を得ましたので、抜粋して掲載させて頂きます。

抜粋ここから・・
このシチュエーションはまるで自分にも起こりうることとして受け止めました。防止策はもっとあるように思います。

私なら打ち合わせ当日に、整理し、まとめます。
そして留意事項は赤ペンかもしくは蛍光ペンでわかりやすくしておきます。

そして必ず、本番の前日にお二人とお電話で最終打ち合わせをし、進行だけでなく、紹介方法、留意事項、などを確認しあいます。
そうしたら、当日こういうミスが起こることはなくなります。どんなにきちんと打ち合わせ直後に整理していたとしても、やはり人間なので、日にちがたつと忘れてしまうこともあります。 直前打ち合わせはかなりよいです!!(これを徹底するようになってからミスしたことがありません。)

どんなに完璧に準備した!と思っても、小さな見落としがあったりすることに気づきますし、打ち合わせでお二人が言い忘れていて【追加で○○も紹介してくださいね!】というアイテムの発見があったりと、、何より新郎新婦も司会者も安心して当日を迎えることができます。直前に確認しあったことを当日見落とすことはまずありません。 

今回の週末に行われた披露宴でも、直前打ち合わせがあったからこそ、お二人も喜び、盛り上がったことがありました。
本番1週間前に打ち合わせし、いつものごとく、打ち合わせの最後に、もう一度流れを二人にレビューし、留意事項等も確認したうえで、帰宅後もしっかりまとめました。準備万端だと思いました。

そして、本番前日、最終進行確認、留意事項確認をしていたところ、新婦が、【あっ、ひとつ追加でぜひ紹介してほしいこと思い出しました!!当日はく私の靴は、ゲストの○さんがデザインし、私のために特別に作ってくれたものなんです。そして、ネイルも○さんが作ってくれたんです。これをどこかで紹介してくださいね。】とおっしゃいました。

そして、本番。
新婦にメインテーブルの脇に立っていただいて、靴とネイルを皆様に見ていただくとともに、そのお二人をそれぞれ紹介し、一緒に写真撮影し、コメントもいただきました。
皆様から、【えーーっすごい!】という感嘆の声が沸きあがり、デザイナーのゲストの方も新婦もとても嬉しそうでした。

そして披露宴終了後、お二人から、【直前にいろいろ言ったのに、わがままをたくさん聞いてくださり、本当にありがとうございました。嬉しかったです。】という言葉もいただきました。
抜粋ここまで・・


いかがでしょうか?念には念を入れて、出来ることはすべてやる・・ベストを尽く彼女の姿勢に頭が下がります。
技術以前にこういう姿勢を習慣化したいものです。この習慣化がよりよい司会者になるための近道だと思います。
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# by qqbh8530 | 2011-08-30 19:42 | 司会

進取の気概

先日、ラジオの仕事で、山梨県内でただ1台だけの、移動図書館の取材をしました。
トラックを改造したバス仕様の移動図書館で、約4000冊を積んで、甲府市内33ヶ所を月2回巡回します。
ユーザーは多く、小中学生、主婦、おじいちゃん、おばあちゃん達です。中にはヘビーユーザーと呼ばれる人もおり、なかなかの盛況です。

人気の秘密は、常に人気作家の小説やベストセラーを取り揃えていること。また同乗している司書が、本選びから生活相談まで、親切丁寧に温かく対応している事などが挙げられます。

さらに、4000冊の本は、1年半以内に総入れ替えとなります。
スタッフ全員が、<常に新しいものを提供したい>と本気で思っているのです。

そういった<進取の気概>が、このような素晴らしい移動図書館を支えていることを知り、意識的に努力することの大切さを、取材を通して学びました。

思えば、
30代~40代にかけて、ほんとうによく自己啓発系セミナーに通いました。
仕事を休み、結構高額な受講料を支払い、借金までして通いつめました。
兄は、わざわざんお金をかけて、そういうところに行かなくても、生活の中で十分学べるのに・・とずっと言っておりました。
この年になってやっとその意味がわかったような気がします。

司会の仕事をしながら、
ウェイターの仕事をしながら、
ラジオの仕事をしながら、
しかもお金を頂きながら学ぶことが出来る、成長できる・・。

なんだかやっと、何かがふっきれたような気がしています。
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# by qqbh8530 | 2011-08-27 19:30 | よりよい人生の為に
とても刺激的なセミナーに行ってきました。
タイトルは、
(株)GEN元気UPセミナー
 崖っぷちの覚悟~レースクイーンから国際カーレーサーへ、目標達成するまでの道のり~ です。

講師は、
日本人女性初の国際F3参戦を果たし入賞した、レーシングドライバー 井原 慶子さん です。

もっとも興味深かったのは、井原氏と対談したゴルフのタイガー・ウッズが、井原氏の質問に対して出した答えです。

井原氏は、ウッズにこう聞きます。

井原「感情のコントロールは?」
ウッズ「10歩 歩く間に全部吐き出す。次の10歩以内に、BUT(しかし)・・と言って、感情をニュートラルにし、最後に必ずいい言葉で締めくくる」

つまり、
最初の10歩で、「ばかやろう!何やってんだ!畜生!くそくらえ!」とすべてを吐き出し発散し、次の10歩で最高のプレーをイメージし生まれ変わる・・という決め事をして、感情を引きずらないようにしているということです。

井原氏はテニスのマリア・シャラポワにも同じ質問をしました。
シャラポアは『ミスしたあと、絶対に白線を踏まないことにしている。踏まないように・・と考えた瞬間、嫌な感情を横に置くことができる』と。

どちらも「決め事」をして、習慣化させ、感情をコントロールしています。


次に興味深かったのは、レーシングドライバーのトレーニングの過酷さです。

起床後、20キロのマラソン、100キロのサイクリング、午後は筋トレ2時間、その後100メートルを25本泳ぎきる・・365日のうち、300日はこういった地味なトレーニングに明け暮れるそうです。
そんなに体力を付けなくても・・と思いました。が、

1000分の1秒を争うカーレーサー、1ミリ単位でアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作し、80キロにも及ぶクラッチを1レース1000回以上踏み、コーナーでは体重の5倍から6倍の重力がかかるそうです。
それに耐えうる為の、必要なトレーニングだそうです。

それにしてもそんな過酷なトレーニングを300日も続けるという、その意欲は、いったいどこから来るのか・・?
次回はこの『モチベーション維持』について、学んだことをお伝えします。
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# by qqbh8530 | 2011-06-23 23:20 | 司会

司会のできる立派な人間

プロ野球西武ライオンズ左腕菊池雄星氏(花巻東高出身)を育てた名監督、佐々木洋監督の言葉に目がとまりました。

佐々木氏は「うちのモットーは野球選手を育てるのではなく、 野球ができる立派な人間を育てることです」と言っています。
挨拶を徹底する先生、基本を徹底する先生だそうです。

佐々木監督に「花巻東は菊池雄星のワンマンチームだ」と言われてから、菊池雄星選手以外のメンバーは、自分たちに何が足りないのかを考え、あいさつ、ゴミ拾いなど野球とは関係ない基本的なことをやり直したそうです。
その佐々木監督に指導を受けてきた菊池選手も、「人の嫌がることを率先してできなければエースになれない」とトイレ掃除を続けているそうです。

花巻東高のホームページの中に、「小を積み大と為す」という文字も見つけました。


実は私も、常々「うまい司会者を育てるというより、徳性を備えた司会者を育てたい」と考えていました。
上記の『自分たちに何が足りないのかを考え、あいさつ、ゴミ拾いなど野球とは関係ない基本的なことをやり直しました』を参考にして、私達司会者も、新人ベテランの区別なく、基本的なことをきちんとやって、『より良い司会者』を目指したいものです。

私にとってはその原点は、掃除の道に賭ける鍵山秀三郎(イエローハット相談役)氏です。彼の言葉に「凡事徹底」があります。花巻東の「小を積み大と為す」と共通しています。

靴をそろえ、椅子をしまい、後輩にも率先して明るく挨拶する・・司会とは関係のない凡事徹底が、人間力のある司会者を創ると信じて止みません。

技術論ばかりでは全くの片手落ちです。何の世界もそうかも知れません。
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# by qqbh8530 | 2011-06-06 23:23 | 司会

悔しい失敗

人前式の司会。
いつも以上に緊張感を持って、集中して進行しました。
列席者の反応も良く、自分で言うのもなんですが、なかなか引き締まった良い人前式に仕上がったと思いました。

ところが・・

式終了直後、介添えさんが私のところに駆け寄ってきて、『新郎さんが、「指輪のことを言ってくれなかった」とおっしゃっていますが?』
私は、一瞬、何のことか分からず、「特に聞いていませんが・・」とつい答えてしまい、それでもすぐに、打ち合わせ資料を取り出し確認したところ、背筋が凍りました。

人前式進行表の控えの裏面の下の部分に、(ぜひ紹介して下さい)と言っていた、指輪についてのメモが走り書きで残っています。

動揺しました。
すぐに新郎新婦に謝罪しました。
そして披露宴の中で紹介させてほしい旨打診し、了解を得ました。

大急ぎで、披露宴の司会者に事情を話し、お願いしました。その司会者はすぐに新郎に、指輪のコメントの内容や言うタイミングなどを確認して下さいました。


という事で、
せめてこのブログを読んで下さっている司会者の方々には、私の犯したようなミスは、ぜひともしないで頂きたい・・ただ、ただその思いで書いています。

失敗の要因は明確です。
1つ目は、メモを裏面に書いたこと
2つ目は、忙しさにまぎれて、打ち合わせ1週間後に資料整理したこと・・です。これではプロ失格です。

このような失敗の防止策は以下の通りです。
①メモは裏面に書かない
②メモをする場所をきちんと決めておく
③司会資料は、打ち合わせ後3日以内に必ず整理すること(私のように忘れっぽい人は2日以内あるいは当日に必ず整理すること)

改めて原点に戻らねばなりません。
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# by qqbh8530 | 2011-06-01 21:16 | 司会

意味もわからず一生懸命

NHKの新番組<仕事ハッケン伝>を見ました。
お笑いコンビ ペナルティのワッキーが、<ギョウザの王将>に修行に行きます。
覚えなければならない知識量の多さ、異業種の体の動き、スピードに追いついていけず、翻弄され、次第にワッキーも弱腰になっていきます。

リーダー格の社員がこう言います。
『目の前にあることを意味もわからず、それでもとにかく一生懸命やること』とハッパをかけました。
その瞬間、私は訳もわからず涙がこぼれました。

1週間の修行が終わり、リーダーは「彼は素直、心のスポンジにどんどん吸収していく姿を見れた」と承認しました。

仕事に臨む真摯な姿、真剣勝負で生きる彼らの姿勢に、爽やかな刺激を受けた内容でした。
忘れたくない・・そんな思いで早速アップしました。
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# by qqbh8530 | 2011-05-12 22:55 | よりよい人生の為に
落ち込む時、元気が出ない時は誰にだってあります。
私もここのところ、しばらくそういう状態が続いています。
体重も大分減ってしまいました。

精神科医の越知啓子さんのお薦めの方法を試しています。
あまり科学的とは思えませんが、彼女の本を数冊読むうちに、なんとなく肌が合うようになり、今ではすっかり信じてやっています。

1部分を抜粋してみます。
抜粋ここから・・・
最強の言霊~すべてはうまくいっている~ 越知啓子(精神科医)

人生で感じる問題は人それぞれですが、是非皆さんに試して頂きたいワークがあります。

それは、最強の言霊「すべてはうまくいっている!」を言いながら「カニ踊り」です。
やり方は簡単。
両手でピースサインをつくって、「すべてはうまくいっている!」と言いながら、右に2回、左に2回と横歩きするのです。

クリニックに初診でいらした方や、講演会、セミナーでも必ず最後はこの「カニ踊り」で締めくくります。
これは、沖縄に移り住んだ時、カニが朝日を燦燦と浴びながら歩いている姿を見て思いつきました。

「うまくいっている」と言い続けると、潜在意識は既にそういう状態にあると認識して、どんどん「うまくいっている」状況をつくり出していくのです。ぜひお試しあれ!            ・・・抜粋ここまで


居酒屋てっぺんの大嶋啓介氏の提唱する「本気でじゃんけん」は、勝っても負けてもガッツポーズします。
勝ったら、「ヤッター、勝ったー!」とジャンプしてガッツポーズ。
負けても「ヤッター、負けたー!」とジャンプしてガッツポーズします。

その意味は以下の文から理解できそうです。

ビジネス界、スポーツ界共に一流の成功者の能力開発に携わってきたサンリ会長西田文郎氏曰く、
『ミスをした時、あるいはピンチに陥った時、どういう行動を取るかものすごく重要です。
以前東レのバレーボール部の指導に行った際、例えばスパイクを決められ1点取られても、「あぁ決められた」と天を仰いだり、「ドンマイ」と肩を叩いたりといった動作を一切禁止しました。

要は相手に決められても「よし!」とか、「ハイタッチ」とか、「ガッツポーズ」をしろ!と指導しました。
そうすると自分達は「これはマイナスじゃない、まだまだいける!」と脳が錯覚し、動作によってツキの流れを呼び込むのです。

一流選手はこのことを本能的レベルで理解しています。イチローとか松井は、三振しても「あーあ」みたいな弱気な動作は絶対とりません。』


落ち込んでも、元気が出なくても、それでも「すべてはうまくいっている!」と、ピースサインの両手を挙げて、踊ります。
寝る前に踊って潜在意識に働きかけます。今日でこのワークも3日目。

偶然か必然か、いくつか変化を実感しています。
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# by qqbh8530 | 2011-04-26 23:20 | よりよい人生の為に

チャレンジ

ラジオ番組のレポーターの仕事を頂きました。
胃が痛くなるほど緊張しました。
取材現場へは3回足を運びました。かなりの情報が集まり、整理するのに半日かかりました。

本番です。
結果は最悪でした。
7分枠のところなのに、倍の15分しゃべってしまいました。ディレクターが、まきを入れているのに気が付かない・・。
レポート内容はあちらこちらに乱れとび、一体何を伝えたいのか分からずじまい。
そこには、準備した情報の、全部を言おうとする自分がいました。

ショックです。
私の司会の信条は<シンプル イズ ザ ベスト>です。一体どこにいってしまったのでしょうか?

放送後、SディレクターもメインパーソナリティのYさんも、真摯にダメ出しをして下さいました。
言葉を削る勇気、タイムコントロール・・、多くの課題が見えてきました。

気持ちを立て直します。
今日は大きな前進です。今後の留意点が明確になったからです。
伝えること、表現することの難しさを肌で感じつつ、手探りの中、1週間後の第2回目にチャレンジです。
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# by qqbh8530 | 2011-04-07 01:02 | 司会

被災地を思う

番外編 被災地を思う
震災から17日。三寒四温は夢のまた夢、春はまだまだ遠く恨めしい。
避難場所の体育館、底冷えの辛さに耐える人々。
「あぁ、何て神様は非情なんだ。せめて被災地だけでも、春を呼んで下さい・・」。


*500人のボランティアの募集に、3000人の応募があった。
*避難所では、小学生がグループを作り、自主的に「肩たたき」のボランティアを始めた。
*東京では、タクシー待ちの長蛇の列に、「しているだけで、少しは暖かいから」とマスクを配る女性達がいた。
ささやかな、ゆえに尊い人々の心根。


こんな記事があった。
『夜が明ければさらなる被害が確かめられよう。生命、財産、故郷の町並み。失われたものの大きさに打ちのめされる人たちとの絆を失うまい。こんなときにつなぐための手が、私達の心にはある』(2011/3/12朝日新聞天声人語抜粋)

僕は、
私は、
俺は、
一体何ができるのだろう?

「急がない」「控えめに」という震災支援もあります・・という広告を見る。
ふと、思う・・。
(一人ひとりのほんの小さな心がけが、やがて千となり、万となり、億となる・・。
あの恐ろしい大地震のエネルギーをはるかに超える「絆」というエネルギーが、必ずや被災地を救うに違いない・・)

早く早く少しでも早く暖かくなぁれっ・・、神様、お願い!

祈ることは私にもできる。
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# by qqbh8530 | 2011-03-27 17:27 | よりよい人生の為に

緊張感再考

日テレの桝太一(ます たいち)アナウンサーの記事に目が留まりました。(朝日新聞3月20日19ページTVダイアリー)
生放送の緊張感について言及しています。

『入社以来5年間、多くの先輩方から対策を教わりました。今、私は二つの考え方を大切にしています。
1つは「人が緊張するのは、自分を自分以上に良く見せようと背伸びするからだ」という考え方。
もう1つは「緊張しなくなったらアナウンサーとして終わりだ」。
相反するようですが、どちらも真実だと私は感じています。
4月1日の情報エンターテイメント番組<ZIP!>の初回。間違いなく緊張します。背伸びせず、しかし向上心を忘れず。程よいバランスの緊張で迎えられたらと思っています。』

AかBか、どちらが真実か・・ではなく、AもBも真実と思う・・という素直な柔軟な思考に、私は惹かれました。

司会者新人のころ、過度の緊張病の私に、師の鶴賀二郎氏は、「緊張しなくなったら司会者は終わりだよ」と諭して下さいました。
「背伸びするな!本質に迫ろうとする努力を惜しむな!程よい緊張感は、質の高い集中を生むんだよ!」と、教えて下さいました。

今、桝氏の言葉は、司会の師鶴賀氏の言葉とダブって聞こえています。
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# by qqbh8530 | 2011-03-21 22:10 | 司会

ムカデさんに学ぶ

司会をやっていて、あるいはウェイターをやっていて、ちょっと意識をしたとたん、うまくいかなかったりリズムが狂ってしまうことが、ままあります。

「ごきげんよう」の司会の小堺一機氏の好きな言葉に
<・・枝にとまった小鳥が、下を歩くムカデに話しかける。
「ムカデさん、すごいね、なんでいっぱい足があるのにうまく歩けるの?」
するとムカデの足がからまった・・>というのがあるそうです。

小堺氏は言います。
『ふだんできていることも、意識したらできなくなるってことなんですね。自分の実力以上のものを、見せようとしないことって大切ですよね』と。(朝日新聞3月5日b5から一部引用しました)

ムカデさんは、(おいら、もっとうまく歩けるよ!)って張り切りすぎたのかもしれません。

いずれにしても目指すところは、何か言われても、あるいは何か意識しても、<望ましい方向に、体が勝手に動き反応するレベルまで肉体化していくこと>なのかもしれません。

何か考え事をしていても、赤信号では自然にブレーキを踏んでいます。
「アッ、赤信号だ!ブレーキ踏まなきゃ・・」と意識した覚えは全く無くとも、足はブレーキをしっかり踏んでいる・・、そういった感じでしょうか?

ムカデさんにならないよう、修行が必要です。
改めて発声・発音・活舌、司会の技術、そしてこころ磨きを意識して取り組みたいと思います。
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# by qqbh8530 | 2011-03-20 10:21 | 司会
司会をやる上で参考になる記事を見つけました。転載してみます。

転載ここから~
ゲストに耳を傾け20年。

フジ系で放送されている「ごきげんよう」(月~金午後1時)が、スタートから20年を迎えたそうです。
司会は小堺一機氏。司会をやれと言われたのは28歳。
始まってからも、亡くなったプロデューサーの横澤 彪さんに『いつになったら面白くなるんですか?』ってさんざん言われたそうです。
汗をかき、お客さんに笑ってもらおうと懸命なのに・・空転しました。

そんな時、萩本欣一さんと堺正章さんが(小堺の司会ぶりについて)同じような批評をしていることを人づてに聞きます。
『ゲストは、あんなに面白いことを言っているのに、あいつは何で聞いていないんだ?』と。

小堺は言う。
『そうか!と思って聞いたら面白いんですよ。なんだこんなに材料があったのか!って。それをもらって返したら、お客さんがワーッて笑うようになったんです』

以下省略
~転載ここまで。朝日新聞3月5日beテレビ欄より転載<若干仲澤による加筆・省略(文意はそのまま)等があります> 


 時同じくして、たまたまNHKラジオで、「平尾昌晃のカラオケ教室」という番組を聞きました。
平尾氏が、素人の歌い手(生徒)を短時間でレッスンし、見事な唄い手に変身させます。

その日は丁度、アラフォーの生徒の女性が、NHKのスタジオで小柳ルミ子の「京のにわか雨」にチャレンジしました。大正琴が切なく旅情をかきたてるとても素敵な唄です。」http://www.youtube.com/watch?v=ek4qsA5zT4Q
「♪雨だれが ひとつぶ頬に 見上げれば お寺の屋根や 細い道を濡らして にわか雨がふる・・」

そこまで生徒が歌った時、平尾氏は唄を止め、生徒に問いかけます。

「今唄っている時、あなたはどこにいましたか?NHKのスタジオにいませんでしたか・・?京都に行ってください!京都にあなたはいるのです。そこでこの唄をもう一度歌ってみましょう」
この一言で、彼女の唄ががらりと変わったように聞こえました。


耳を傾ける
その場にいること

なにかつかめそうな気がします。
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# by qqbh8530 | 2011-03-18 22:24 | 司会
番外編です。
東北地方太平沖地震・・目を覆うばかりの津波の惨状・・。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。また不安な気持ちで、1日1日を送る被災者の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

今は亡きお世話になった大好きだった先輩の母さんが、岩手県は一ノ関に一人で生きています。足腰が弱り、日々の生活に難儀をしています。

また、私の後輩の家族が宮城県仙台市にいます。土砂崩落で200人が非難のニュースを見た時、いてもたってもいられなくなりました。

岩手にも仙台にも、何度もなんども電話しました。携帯へ、固定電話へ・・。全く通じません。
災害用伝言ダイヤルがあることを思い出しました。

携帯電話を使いました。まずは後輩、仙台の4人家族の安否確認です。最初に数字の171を、プッシュします。
「こちらは災害用伝言ダイヤルセンターです」と出ます。

私は、「無事かどうか連絡下さい」と録音しようと思い、ガイダンスにしたがって「録音」の操作したところ、「被災地の方の録音を優先しますので、しばらくたってからおかけ直し下さい」と案内がありました。何度やっても同じ状況。結局、録音は諦めてしまいました。
ところが、そのあと以外な展開がありました。

仕方なく、もう一度171へかけ直し、今度は「録音」ではなく「再生」の手続きをしてみました。
すると実家のお母さんの声でしょうか、2件ほど録音された内容が再生され、そのあと「お伝えする伝言は以上です。伝言を追加して録音する場合は、数字の3のあと#を押して下さい」との案内がありました。私はだめもとで、案内どおりに操作したところ、伝言の録音ができました。


まとめてみます。
・被災地以外からメッセージ録音より、被災地からのメッセージ録音の方が最優先されます。(当然のことですよね)
・一度やってみると様子が分かって、いざという時安心です。

お陰様で、仙台の4人家族も、岩手の先輩のお母さんも無事でした。
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# by qqbh8530 | 2011-03-12 22:52 | よりよい人生の為に
司会人生を振り返りますと、本当によく間違えました。
オープニングの開演の辞では、よりによって両家名を間違えました。
新郎新婦の名前を間違えたり、日にちや順番を間違えたり・・
どれもこれも、「つい・・」とか「うっかり・・」とかの単純なミスです。

間違えたことを悔い、自分を責めてばかりでは仕方ありません。
間違えやうっかりミスを、少しでも少なくする・・自分なりの方法を見出さなければなりません。その方法をしっかり構築できれば、それはその人にとっての「司会のウラワザ」です。


ある司会者は、両家名や新郎新婦の名前を、大きく色分けして書いたものを、レクチャー台の、いつでもすぐに見られるところに貼っていました。

私も進行表にはもちろんのこと、進行表以外のすべての資料にも、新郎新婦の名前を、資料の上部と下部の自分で決めた定位置に書き込んでいます。
新郎はブルー、新婦はレッド。
ただ水性のサインペンはいけません。
以前レクチャー台のグラスを倒し、資料に水がかかり、あっという間に紙面はにじんでしまい、大いにあわてたことがありました。


本来なら新郎新婦の名前くらい、しっかり暗記し、常時瞬時に口をついて出るようでなければなりません。が、私は、松村(まつむら)さんを村松(むらまつ)さんと言ってしまったり、幸男(ゆきお)さんを(さちお)さんとうっかり言い違えてしまったりするミスを、なぜかよくやってしまうのです。
幸男 と書いて(ゆきお)とルビをふっても、それでもなぜか(さちお)と間違えてしまうのです。小学校の大好きだった先生の名前が幸男(さちお)だったからでしょうか?

そこでそういった間違いを少しでも防ごうと、最近では さちお とひらがなで大きく書いて、小さく漢字で(幸男)とルビをふっています。コレで大分間違いは少なくなりました。私だけのウラワザです。


自分で自分の弱みは素直に認め、その弱みがあまり目立たないようにする・・そんな努力は、これからもそしていつまでも続けていきたいと思っています。
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# by qqbh8530 | 2011-03-11 23:29 | 司会

よりよい人生をめざして                       


by qqbh8530